マニラ首都圏の交通渋滞問題を解消する対策として、8月に来比した韓国ソウル市長は「地下鉄」を推奨したと伝えられています。


首都圏の幹線道路EDSAの特にラッシュ時の渋滞は昔からの問題で、近年は若干の解消は見られるものの、問題が完全に解決される見通しはなさそう。


交通通信省が17日に初めて、地下鉄を建設する考えを示しました。


参考: 交通通信省、マニラ首都圏に地下鉄建設を検討

http://www.coco.ph/news/daily-news/1472-is-metro-manila-ready-for-subway-along-edsa.html


EDSAを通る高架鉄道MRT3は、ラッシュ時に大混雑しているようですが、車両台数が少ないことが一番の原因だというのは周知の事実。ヨーロッパから新たな車両を輸入するとかしないとかというニュースが報じられています。


その上、故障が多く停電や落雷による電力不足を理由に運行停止することも。


現在ある高架鉄道でも問題が頻繁に発生するのに、地下鉄を運営することができるのかという疑問があります。


地下鉄建設は、他の旅客輸送システムを建設するのとほぼ同じコストで出来ると報告されていますが、洪水対策はコストに含めているのかが、また疑問。


慢性化する交通渋滞と同じように問題となっているのが洪水問題。


集中豪雨や降り続く雨によって洪水が発生する地域は決まっています。なのに、いつまでたっても問題は解消されません。


雨季になっては解決策を講じているように穴を掘り、乾季になったら忘れたようにその穴を埋める。


現在首都圏で必要なのは地下鉄ではなく、潜水艦だ!と訴える多くの市民の冗談は、冗談に取れないほど、実はリアルな問題。


これから調査を進め、実現化に向けて計画を進めていくのでしょうけれど、果たして建設はいつスタートするのか。


期待せずに待ちましょう。


(Atsushi)