2005年05月13日

ピアニスト

B00006F1V7ピアニスト
イザベル・ユペール ブノワ・マジメル アニー・ジラルド ミヒャエル・ハネケ
アミューズソフトエンタテインメント 2002-10-11

by G-Tools


主人公エリカ。
40代、処女。
ピアニスト。
厳格で密接な関係の母有。
一人でポルノビデオ屋で鑑賞。

そんな彼女に、若く美しい青年が恋をする…


痛々しい、と痛い、が混ざり合った主人公が強烈。

キスをさせてもその先を許さない。
マゾ的性行為を長々綴った手紙を音読するようにせがむ。
青年と話していただけの、ピアノの教え子の手を怪我させる。
性行為しようとした途端に吐く。


愛というもの、人の愛し方を、教わってこなかったんだな、ってことが判るエピソードが満載。

エリカは毎晩母親と一緒に眠る。
他人を介在しない歪んだ育て方。
これは親が元凶。

だから突然白馬に王子様がまたがってやってきても、成す術を知らない。
そのかなしさ。

そしてその初めて自分に向けられた愛は、去っていくのもたやすい。

ラスト、無意識の中にあるような自傷行為に絶望を感じた。


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この記事へのコメント

1. Posted by カゴメ   2005年07月16日 20:10
おぅぅっ! ピアニストは衝撃的でした。
私、この作品を、「アレックス」、「アタメ、私を縛って」の三本立てで観てしまって(笑)、えらい疲れましたです。

ということで、私のレビュー、またトラバさせてくらさい。


2. Posted by リュカ   2005年07月16日 22:39
うわあ〜 カゴメさん、たくさんコメントありがとうございます。
とても感激です。

しかし、すごいラインナップでごらんになられたんですね〜!
さぞぐったりされたことでしょう(笑)。

そちらのレビュー見ました。
またまたひきこまれてしまいました。
こちらのレスを書き終わったらまたおじゃまさせてもらいます♪
3. Posted by 真紅   2007年09月27日 14:01
リュカさま、こんにちは〜。
ずっと以前、拙記事『隠された記憶』にコメントいただいたとき、リュカさまにオススメいただいたこの作品。
いや〜、強烈でした。物凄い歪んだ「愛のカタチ」でしたね。。
ハネケの冷たい視線が恐ろしかったです。
TBさせていただきました!ではでは〜。
4. Posted by リュカ   2007年09月28日 19:50
真紅さん、ご覧になられたのですね〜。
ハネケの冷たい視線、ビシバシですよね(笑)。
いやもう同じ女として見ていられないというか…。
哀れさと恐ろしさ、そして滑稽さも混じった凄い作品でした。
こちらからもTBさせてもらいます♪

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