（写真：こころんの概要説明に耳を傾ける参加者たち）
塙厚生病院の皆さん11名が11月25日、「こころんの農場の様子を見たい」としてこころんファームを見学に訪れました。
まず、直売カフェこころやに集まっていただき、こころんファームスタッフによる当施設の活動概要の説明があり、塙厚生病院の皆さんからは「自分たちも（デイケア内に）畑をもっており、ネギ、ブロッコリー、白菜、ハーブ、じゃがいも、オクラなど16品目を無農薬で作っている」との紹介がありました。
（写真：圃場見学の様子）
（写真：農場の説明をするこころんファームのスタッフ）
次にこころや裏の畑に移動し、実際に圃場やハウスを見ていただきながら、農場での作業や、作物の育て方などについて同スタッフが説明。
「こころんファームの利用者さんたちには、刈払機や耕うん機を使った農地の管理や、朝早くからの収穫などをしていただきます」
「ビニールハウスがあれば、雨や雪の日でも作業ができます。また、このビニールハウスも自分たちで組み立てたものです」
参加者からは「毎年同じ作物を作っているのか」「ビニールハウスでボイラーを使うと経費がかさむのでは」などの質問が出され、それに対しスタッフは「連作障害があるので注意している」「ボイラーは使わず、ハウスの中に小さなハウスを作るなどして対応している」と答えました。
（写真：ビニールハウスの様子。手前の山は鶏糞やワラを積んだもの。冬の間に発酵させ来春には圃場の肥料になります）
そして最後にスタッフは参加者たちに「疲れることに慣れて下さい。そうするとよく眠れ、よく食べられるようになります。そして疲れている他の人の気持もわかるようになるのです」
とし、「でも夢中になって疲れ過ぎないようにしてください」と語りました。
（写真：いただいたブロッコリーを添えたオムライス）
塙厚生病院の皆さんからは、自分たちの農場で「苦労して育てた」作物をたくさんいただきました。そして翌日のこころんでの昼食には、そのブロッコリーを添えたオムライスが振る舞われました。とても美味しかったです、ありがとうございました。
◆社会福祉法人こころん
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◆直売・カフェこころん
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