October 17, 2013
★ フルオーダー ダイヤ ステーション ネックレス ★
顧客のI様が
フラワーモチーフのブレスレットをご覧になり、
「これがネックレスだといいのに」
とおっしゃったことから出来上がりましたネックレス
このようなネックレスの場合、
一番の問題はモチーフがひっくり返らないようにすること
メーカーさんとお話をして、
一度トライアルでつくってみましょうということになり
モチーフがひっくり返らないよう
チェーンとの接続位置を上部にしたのですが
首を動かすとどうしてもひっくり返ってしまいます
フラワーモチーフがセンターに1つですと
問題は無いのですが、3つだとダメなのです
①裏にV&Aのようにシェルを入れる。
②モチーフの地金を分厚くし、安定させる。
という方法があったのですが、
I様は、
「じゃあ、ひっくり返っても良い様に
裏側にもダイヤを入れてしまえば良いのでは!?」
とおっしゃるのです
一番良い方法ですが、
お値段が上がってしまいますので、
お薦め出来ずにおりました。。。
I様はそれでもダイヤの方がとおっしゃいますので、
ならば裏はピンクゴールドにしましょうということで
出来上がりましたのが
下のネックレスです
K18 ホワイトゴールド & ピンクゴールド
ダイヤ 1.74ct 全長 45cm
首台が小さいので、
ホームベースの様な形になってしまいますが
実際に着けると、綺麗に丸く収まります
どの写真もクリックして頂くと拡大表示になります。
上下の写真が、
最初にご覧頂いたブレスレットです
ご覧になられたブレスのフラワーモチーフは、
センターに一つだけでした
センターにセットされたダイヤは少し大きめ、
光が当たると全体がご覧の通りの煌めき
左が表のホワイトゴールド、右が裏のピンクゴールドバージョン
ホワイトゴールドを表にするのと、
ピンクゴールドを表にするのとでは
随分と雰囲気が変わります
2色を張り合わせ(ロウ付け)ますと
厚みも倍、K18の重さも出ますので落ち着きが良く、
上の写真のように
表に出す地金の色を自在に変えることが出来ます
よくある覆輪留めダイヤステーションは、
上の写真のように
表裏の地金の枠穴の大きさが違い
裏側のダイヤの見える面積が狭い場合が多いものです。
こんなにダイヤが隠れてしまうと
輝きが鈍くなってしまい、
裏側が表になると明らかに表側との違いが出てしまいます
おつくり致しましたネックレスのダイヤステーション部分、
左上の写真が表、右上の写真が裏です
写真のように枠穴の大きさを同じにすることで
ひっくり返っても表裏遜色無く綺麗に輝くようになります
ネックレスのあずきチェーンは
表面にカットが入っているため、光が当たると反射してキラキラ
I様は出来上がりを
大変楽しみにされていらっしゃいました
ご覧になられて
「あぁ~素敵! すご~く綺麗!! やっぱりつくって良かったわ」
と大変お喜び頂けました
2色使いなので応用範囲も広く、
これからの季節、ニットの上にお着け頂いても
とても映えると思います。
可愛らしさと豪華さを兼ね備えた
素敵なネックレスに仕上がりました
商品につきましては
お気軽にお問い合わせくださいませ
cocospringvalley.jewelry@gmail.com
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