codymoon blog

ギタリスト森川トモヲのブログ

ほんとどうでもいい話なんですが
タバコをやめました。
煙の出るやつをやめて、効率よくニコチンだけを吸い込む類の舶来ものに切り替えました。
その禁煙に2ヶ月ほど成功中。

切り替えてみてなにか生活習慣的なものが変わるかなぁ、と期待していたらば。
特に変わったことはありません。


ただ一つだけ、嗅覚が鋭くなりました。
異様に。
もとより敏感だったところに、プラスαの力が備わったみたいでして。
これが日常生活で不便・不便。


世の中は奇妙キテレツな臭い、臭いがあふれているものですから
その一つ一つが気になるのならないのって。
電車の中とかなれない場所とか、最初の頃は戸惑いがあったのですが
最近は面白くなって来たので臭いの分析能力をもっと挙げてみようと模索中です。


とある地下室のカビの臭いと、食器用洗剤の芳香剤の臭いの構成要素に似ているものが含まれるなぁ、と思って。材料をググってみてつながりを見つけて大元は同じものなのにどうしてこういう使われ方をしているのか。人はどうして臭いに欺かれるのか、なんてのを調べていると時間がいくらあっても足りないぐらい面白いです。


嗅覚っていうのは、特に記憶と密接な感覚ですから、他の感覚と同様イマジネーションも刺激するので
作曲の方でも影響があったら面白いかな、と。


現在新曲を仕込み中のaeronautsさんにも良い影響が出てくるかもしれません。
乞うご期待です(笑)


aeronautsのライブ
kansa君を迎えてまだ新曲披露とまではいきませんが
良い感じに仕上がってきたライブをお見せできる日が5月にも、ちらほら。


ぜひとも覗いてもらいたいものです。はい。

【aeronauts 5月の疾風的スケジュール】

2019/05/04 Sat.
MUSIC DAY 下北沢、風が吹く。吹く。
下北沢club251
前売¥2500 / 当日¥2800(1D別)/先得先行販売チケット¥2000
Open13:00 / Start13:30
w/バスクのスポーツ/aeronauts/晴とワ/パキラ/三宅遥/Konore(bandset)/奢る舞けん茜/オクヤマグナムとエモリボルバー/icelandblue/Bugrava/CIVILIAN SKUNK/他 
※下北沢CLUB251, 440(four-forty) 2会場往来自由 

2019/05/11 Sat.
『Response & RHAPSODY presents〜RHAPSODY3周年記念ライブ』
下北沢RHAPSODY
前売り2,500-/当日3,000+別途1,000分drink(スナック付き)
OPEN 19:00〜/START 19:30〜
w/ Response/南波政人
Food:CAFE de Response (ODGE's Coffee & MIDUHO FOOD) 
展示:ヒカル画伯
チケット予約

2019/05/31 Fri.
TAPE ME WONDER presents 「ホントの名前はマサルくん」
新高円寺Club Liner
前売り2,000-/当日2,300- open 18:00 start 18:30
W/TAPE ME WONDER/The JFK/Hasta La Vista Babies 
チケット予約


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なかなか現実としてとらえるのには時間がかかった。
思い出や記憶が、ふと重たく背中にのしかかる瞬間もあるけど朝になったらふりはらって。

今はもう、これからのaeronauts、これからの音楽活動について、で目一杯なので
ちょっと考えていることをまとめよう。


★★

昨年の暮れ
休みたいって聞いて
休みなよって言って
辞めるかってなって
辞めなよってなって
残りの3人でどうするか顔を覗いたときの2人の顔はなかなかでした。
頼もしいなぁ(笑)

自分はといえば辞めるほど辛い活動をしてるつもりもなく
辞めるほど何かが尽きたわけでもなく
彼がブログで言っていたように
彼のアウトプットが滞りだして、バンドの速度が少し落ちて、それでもまだまだ、と
動ける人で練りつづけた結果がアルバムSurrenderだったりするので
あぁ、なんだこんな風にもっともっと新しくまっすぐにつくれるじゃないか
と思い始めた矢先だった。

aeronautsからの大事なお知らせ
http://aeronauts.jugem.jp/?eid=678

リーダーとして甘々で失格かもしれないけど、結果オーライだし
だいたいタイミングというのはそういうものかもしれない。

おかげで自分の芯にある音とか像みたいなものは、とてもハッキリとしてきた。
だからそれが枯れるまではやりたいし、枯れる気もぜんぜんしない。

彼というメンバーを失ったことは大きいけど
何かを失いそうで必死に手を伸ばしつづけたことは無駄ではなかったらしい。
前作のEP、新譜を聞いてくれた人にはわかるかな、って勝手に思ってる。

寂しいっちゃ寂しいけど。
手元になにもない寂しさとはまた違う。
むしろ感謝するべきかな。

感謝といえば
まだまだ鼻息荒いメンバー二人と
音のことを相談したらすぐさま親身になってくれるバンドマンやライブハウスの人たちと
今回のジャケットを一緒に考えてくれたo-miみたいなアーティストと
そして普段支えてくれている家族と
それからもっとたくさんのいろいろのおかげで
前に進めているんだなぁ、と思っています。

何かを創るのは一人ではできないからね。

ってことで、好評で噂の新譜「Surrender」をよろしく。
これが売れないと、次の作品、ネクストaeronautsに進めないのよ!(笑)

KTRG-1009_w800



aeronauts2018レコーディング ラウンド2
無事に終わりました。

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本日は歌にギターなどなどDay。

今回の制作は國ちゃんとハリーの下北沢LANDRUTHスタジオにて
Responseから岡部ことODGEと一緒にバイブレーションを育くみつつ
相棒エンジニア三浦氏とガッツリやってます。

12月のワンマンまでに小アルバム的なのつくらないとね。
それもしっかりとしたやつを。
20年もバンドやってると、前に進んでいること。音が生きていることしか存在証明になりませんから。


制作はまだ続きますが、ちょっと

作曲と「飢え」の関係

去年出したEPに続き、バンドの曲の作り方が少し変わってきている。
バンドマジック待ち、ミラクルショットの風待ち的ではなくて
森川の頭の中にあるメロディと曲想を細かく伝えて、拾ってもらって
ケツを叩かれ励まされながら曲のアレンジを考えて、イメージと選択肢を伝えて
また、メンバーにヒアリングして方向を確認して、運良くまとまればやっとバンドの曲となる。

そんな感じ。

できあがったラフMixを聞くと、本当に作りたかった音に一歩近づけたなぁ、と嬉しくなると同時に
自分の作ったメロディ、フレーズがどれもこれも似通っている部分が多くて驚く。
っていうか似すぎやろ(笑)

「なんで俺はこんなに同じコード、同じフレーズ、同じ着地点のための盛大な寄り道が必要なんだ?」

そりゃ一抹の不安はあるけど仕方がないことはもう知っている。

「だって、それしかやりたくないんですもの。」
「だって、そうじゃない音を出しても自分が自分であると思えないんですもの。」

なんていうと芸術家っぽいけどそんな高尚な話ではなくて。
要するに飢えているんだと思う。

ずっとこのコード感、メロディでその偏執的に曲作りをしてきているのに
まだまだ足りない。
まだまだそれに飢えている。

いつかは足りて満足して飽きるものなのかもしれないけど。
今はその時じゃない。

生きるためには食べることが必要で、つまり飢えは必要なことと考えると
創作にも同じように飢えがあってそれが創作的な衝動を呼ぶ。

これって大事だなぁ〜
と当たり前のことをとても大切な時間のなかで気づけたことに
独りごちて満足している夜なのでした。



新譜完成までまだ少しありますが、お楽しみにどうぞ。

おしまい

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