まずは、ありがとう。
名古屋から始まった猿犬ツアー。

今回で見納めだった彼ら

2012-10-16 20:07:09 写真1

Short film No.9

好きなんよね。このバンドのかなりの部分が。
最後(活動休止)なのはさみしすぎるけど、猿犬で一緒にできたのはうれしかった。

前にも書いたけど、今年は知り合いでに休止・メンバーが脱退するバンドが多い。

寂しい、勝手に。

裏山に作った隠れ家で遊んでいて、友達が一人、また一人と帰って行く。

「帰るなよー。一緒に秘密基地つくろって言ったやん。」

誰も居ない秘密基地なんて、意味がない。
腹が立つから、いっそぶっ潰して何にもなかった事にしてやろうか。
いや待てよ、よく考えたら、誰も言ってない。
ずっと一緒、なんて誰も言わない。
僕が一人で勝手に思っていただけかもしれない。

楽しいときほど一瞬で、辛いときほど長く感じる。

辛いことってなんだろうか。
誰も居なくなることか。
音楽ができなくなることか。
なんにも感動しなくなることか。

歳をとるとだんだん「渇き」みたいなのが平気になって来る。そのぶん他人の渇きをどうにかしたくなったりする。
お節介だったり、冗長の賜物だったり。

まぁ、こんなものか。


◆◆

猿犬は今年も充実したツアーをかませそうです。昨年は震災があってツアーがあった。がむしゃらに行けるところに行って、出来る限りをやった。
だから、あんまり周りが見えて無かった。

今年は違う。猿犬は育ったのだと思う。どこに行っても不思議に独特の空気に染まる。
あの夜もトップの溶けない名前君から、ラストのThe Welk君まで、そういう空気感。


簡単なようで、難しい。
貴重なようで、実は当然。

ライブハウスがあって、バンドが居て、音楽が鳴るのなら、すべてのアーティストとオーディエンスは猿犬のような空気で楽しめたらいいと思う。
せっかくチケット代を払い、またそれを貰うのなら、当然のことだと思うんだな。

そうだ、僕らはそんな当然のことがなかなか手に入らないん時代に生きているんだ。

なんてね。


旅は週末に再開します。
次は大阪→伊那
お楽しみに、そしてありがとう。




後で聞いた話なんだけど、The Welkのギターの彼は、何度か過去の猿犬に遊びにきてくれていたらしい。
なんだ、最初から言ってくれたら良かったのに。
本当すまない。
すまないので、また遊んで下さいな(笑)