祭りのあとで 身につけておくこと 

2010年06月12日

価値観・人生観 

めんどうがりが
どういうわけだか見合いのお世話をしている。

ものの見方や考え方がよく似ているのではないか
そんな気がして話を持ち出したところ
近々当人どうしが会うことになった。

多少離れているので
都内のシティホテルのレストランを
ぼくが予約し
二人がテーブルで出会うというようにした。


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昨夜男性側から
そのレストランはキャンセルできないかと
メールが届いた。
あれこれとプランを立てるのが好きだから
お店もプランも
自分で決めたいということだった。


頼もしく思った。
ぼくは遠くから出かけていく女性側が
迷ったり戸惑ったりすることのないように
待ち合わせがうまくいくように考えてほしいこと
お店のキャンセルややりとりをやってほしいこと
ぼくは、こうすべきだという価値の押し付けを
するつもりはなく、二人で判断してやっていくのが
ベストだと思うこと
をメールに書いた。

お店を決めたり、デート?プランを考えたりするのは
彼のひとつのメッセージだ。
例えば、
そういうことは自分で進めようと思うこと
彼女と会って話しながら二人でプランを考えるという
彼のやり方や考え。

ぼくはそれに共感するし
周りも願っていることだと思っている。
いいタイミングでメッセージを発信してくれた。
そしてなかなかやるじゃんと思う。



娘2が父の日おめでとうという手紙をくれた。
ときどきくれる手紙には
迷うことが書かれていたり
ぼくが今まで言ってきたことを
振り返る気持ちがしたためられていたりする。

しばらく前に娘2に書いた手紙には
就職活動に早めに向き合うこと
そのためには自分の価値観や人生観を
考えてみること
などを書いたので
それについてどんな状況なのかが語られていた。
ひと言で言えば
とても難しい課題に手をこまねいている
ということだ。

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見合いの女性側にも
メールを差し上げた。
今後のスケジュールについて彼の方から直接
メールや電話がいくことを報告し
彼なりの楽しいプランにはそれなりの
メッセージが込められているということで
貴女の食べたいもの行きたいところを
聞いてコースを考えるそうだから
希望は率直に伝え、
貴女自身が楽しいと思えるような時間を
過ごすのがいいと思う。
貴女自身の価値観や楽しいと思うことを
はっきり伝えることが必要だと思う。
と書いた。

今、考え、悩んでいるかも知れない。

しかし本人以外は誰も決められない。


娘2は、価値観を見つけるということについて
ぼくの大学生活はどうだったかのかと
尋ねていた。

「家で家族そろって楽しく夕食を食べること」

夕食に家族がそろわなかったぼくの子ども時代の記憶。
人や社会のためにずいぶん頑張ってみた末
どうも没頭しきれない自分の醜態。
そんなひとつひとつの経験から
自分の気持ちに向き合って見つけた
小さな願い。
やっぱり大事にしたいと思うことが
それだった。


価値観なんて
まずはそうやって作っていけばいいんじゃないか。

何が食べたい?
うどんがいいな。


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見合いなら
高級フレンチなんて
どうして思ったんだろう。



coffee2cv at 18:09│Comments(0)TrackBack(0)

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