十五粒目「身体にいいってホント?」

July 31, 2007

最後の一粒 「地球規模でキュン!」

 どうだった? 珈琲にまつわる話は尽きないけど、そろそろ終わるね。
それにしても、なんだって全世界で、こんなにも多くの人が珈琲を指示するんだろうね。
地球規模の貿易では石油の次に多いらしいよ。

 思うに、お酒やタバコ、珍味類(蟹ミソ、くさや、ブルーチーズ等、クセの強いもの)
などと同じように、成人になり、大人の生活(!?)の中で、
ある日気づいたらハマっていた、
っていう感じなのかなぁ・・・

 でもそんな中で、珈琲っていうのは、成人じゃなくても、子供の頃から、
「コーヒー牛乳」が給食に出て嬉しかったり、
期末テスト前日の徹夜アイテムだったり、
恋人とのデートで飲んだ味が、甘酸っぱかったり、
はたまた破局の場面(!?)でホロ苦かったり、
出会いと別れ、友との語らい、文化祭の打ち合わせ・・・などなど。

 場面は変われど、その時飲んでたものが、珈琲だったりする。
つまり珈琲は、青春時代の思い出たちまで連れてきちゃうからもう大変。

 人間の五感の中でも、「嗅覚」は特に潜在意識の深〜い部分まで
すり込まれてるらしいんだ。
だから、道を歩いてて、何かの香り、匂い、を感じ、なんだかわかんないんだけども、
心がキュンとしたり、ザワザワしたり、落ち着いたり、することあるよね?

 珈琲の香りや味には、そういった、潜在意識の深〜い部分を呼び覚ます働きが
あるような気がしてならないんだ。
 そしてそれが、我が国だけじゃなくて、全世界の人が、
おもいおもいの青春時代やら、多くの場面やら、喜怒哀楽の感情やらを、
珈琲を飲むことで、地球規模でキュンとなってるなんて、随分と素敵だよね?

 さてと、じゃあ飲もうか、おいしい珈琲を。

赤澤珈琲研究所 代表 赤澤 智

coffeebunmei at 21:34│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 白楽在住の学生   October 31, 2017 17:20
5 最初から最後まで、楽しく読ませて頂きました。
私は珈琲に苦手意識を持っていましたが、この記事を読んで興味が湧きました。
今度、珈琲文明さんにお邪魔して珈琲を味わってみようと思います。
素敵な記事を、ありがとうございました!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
十五粒目「身体にいいってホント?」