7/9(火)、田口史人氏の「出張円盤レコード寄席・釧路編~沖縄のレコード~」終了しました!

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1959年に沖縄で誕生した「マルフクレコード」に始まり、70年代まで続いたレコードの全盛期を、沖縄の風俗・経済・本土との歴史などを絡めながら語っていただきました。

今回おもに紹介されたのは、沖縄で制作され県内だけで消費された沖縄ローカル盤。
沖縄ローカル盤はシングルなら約1700タイトルあるそうですが、田口さんはそのうち約1500タイトルを集めたというのですから、その情報量たるや…。

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レコードから流れる音楽を絶賛する一方、その陰に隠れた大人の事情も並列で語る田口さん(それ言っちゃっていいんですか!?みたいな事も…)。
流行り廃り、売れる売れないには何かしら理由があることも、レコード寄席の回を重ねるうちに少しだけわかってきた気がします。

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力強い歌、繊細な歌、流麗な歌、いろいろ聴かせていただきましたが、スタッフSが強く印象に残ったものを3曲ご紹介。

「むる判からん」/高安六郎
メロディーは沖縄民謡、でも伴奏はビッグ・バンド・ジャズ。歌うのは沖縄芝居の役者・高安六郎ですがこれが強烈なダミ声。
田口さんの制作本「沖縄はレコの島」では「沖縄のハウリン・ウルフ?!」と書かれています。

「ゴーゴー・チンボーラー」/屋良ファミリーズ
ジャズやポップス調の沖縄レコードはいくつかありますが、R&B調は珍しいそうです。
三線などの伝統的な楽器は使われておらず、ハモンド・オルガンが印象的。高安六郎が沖縄のウルフならば、こちらは沖縄のブッカーT&MG'Sでしょうか。

「ジンジン」/喜納昌吉&チャンプルーズ
1977年に本土デビューした喜納昌吉&チャンプルーズのセカンドアルバム「BLOOD LINE」からのシングル曲。
ライ・クーダーをゲストギタリストに迎えたテンポの速い曲で、もはやメロディック・パンクのよう。フェスで演奏したら間違いなく盛り上がりそうです。

ネットで検索したら見つかるかもしれませんので、興味のある方はぜひ。


年に2回沖縄に通い、定点観測のように沖縄を見続けてきた田口さんが肌で感じる「今」の沖縄の話も、とても興味深いものでした。

笑ったり、驚いたり、深く頷いたり。今回も刺激に満ちた時間を過ごしました。


トーク終了後はこちらもお楽しみの物販。
特大のスーツケースに詰め込まれてやって来た商品の数々!
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「これ何ですか?」「あ、それ持ってる」「こんなのもあるよ」
駄菓子屋に集まった子どものように、次々と商品を手に取るワクワク顔の大人の皆さん。
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店主、豊文堂K店長、スタッフSもお小遣いの限りに買いましたよ!

来年もぜひ釧路に来ていただきたいと思っています。
まだまだ聞きたいテーマがたくさんありますから。

田口さん、ご来場の皆さん、色々とお世話下さったYさん、ありがとうございました!!

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(記・スタッフS)