うにゅほとの生活を書き連ねた日記

2022年01月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます 


ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
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172 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/01/16(日) 21:07:41 ID:KDGZxq9M0

2022年1月1日(土)

「──……は、ふ」
あくびの止まらないうにゅほを膝に乗せながら、時刻を確認する。
「七時過ぎか」
「はつひので、みえるかな……」
「どうかな」
チェアから腰を上げ、カーテンを開く。
夜が白々と明けていた。
だが、
「……くもってる……」
「あー……」
顔を見合わせる。
「残念だったな……」
「……うん」
「頑張ったのにな」
うにゅほの髪を手櫛で梳きながら、軽く慰める。
「んー……」
眠いのか、かくんと首を傾けて、うにゅほが言った。
「でも、よふかし、たのしかったから……」
「たしかに」
「◯◯も、たのしかった?」
「楽しかったよ。俺にとって夜更かしは日常だけど、今日は××がいたからな」
「うへー……」
くすぐったそうに笑ったあと、また大きなあくびをする。
「さすがに寝ようか」
「うん……」
寝る前の歯磨きは、とっくの昔に済ませてある。
うにゅほが、自室の寝室側へ向かい、
「うしょ」
何故か俺のベッドに腰掛けた。
「どした」
「いっしょに、ねよ……」
「珍しいな」
「おしょうがつだもん……」
「まあ、いいけど。やたら寒いし」
それに、普段は揃うことのない就寝時間が、珍しく合っているのだ。
こんな機会は滅多にない。
「はい、枕」
「ありがと」
「奥行って」
「はーい……」
シングルベッドにふたりは狭いが、眠れないほどではない。
羽毛布団を引き上げると、うにゅほが俺の右腕を抱いた。
温かい。
いっそ熱いくらいだ。
「おやふみ……」
「ああ、おやすみ」
アイマスクを目元まで下げて、目を閉じる。
うにゅほと同衾するのは初めてではない。
だが、やはりどきどきはするものだ。
眠りが浅く、一日中ずっと生あくびを噛み殺すことになったのは言うまでもない。
なお、うにゅほは安眠できたらしく、元気いっぱいだった。
さすがである。





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2022年01月02日

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155 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2022/01/01(土) 20:49:07 ID:WgCFb7n20

2021年12月16日(木)

「ぐあい、どう?」
「んー……」
うにゅほが額に手を当てる。
「あつい、ような」
「なーんか、だるい」
「かぜかなあ」
「風邪かも」
「たいおんけい、もってくるね」
「ああ」
体温計を腋の下に挟むことしばし。
電子音と共に文字盤を確認すると、今日は37℃あった。
「……風邪みたい」
「やっぱり」
「外出なんて、さしてしてないのに……」
「さむくなったから、かも」
「抵抗力が落ちたのかな」
「そうかも」
「かもかも」
「もー……」
うにゅほが、俺の頬を優しくつねる。
「ごめんごえん」
謝ると、すぐに手を離してくれた。
「きょうもね、ねたほういいよ」
「寝るのはいいけど、腰が痛くなるんだよなあ……」
「こし、もんであげる」
「起きたら頼むよ」
「うん」
「マスクして寝ようかな。××に移したくないし」
「ねぐるしくない?」
「多少は」
「わたしがするね」
「……なんか、悪いな」
「わるくないよ」
「××にばかり負担をかけてる」
「そうかなあ……」
「そうだよ」
「うーん」
しばし思案し、うにゅほが言う。
「わたしがかぜひいて、こしいたかったら、どうする?」
「腰揉んであげるけど」
「わたしがますくしてねたら?」
「……俺が着けるって言う」
「ね」
完全に論破されてしまった。
「わかった、お願いするよ」
「うん」
こうして、日のあるうちは寝て過ごした。
早く風邪を治したいものだ。





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2021年12月17日

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139 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/12/16(木) 16:12:34 ID:pAcp/eRU0

2021年12月1日(水)

明日は弟の誕生日だ。
さしてこだわりもないため、早めに外食をする運びとなった。
場所は、行きつけのステーキハウスだ。
満足行くまで食べて帰宅したあと、うにゅほが言った。
「◯◯、つかれてる……?」
「え、なんで?」
理由に見当がつかず、思わず目をまるくする。
「くろこしょう、ざーってこぼしてた」
「ああ……」
先程、俺が見せた失態だ。
「あれ、ペッパーミルの底がちゃんと閉じてなかったんだよ」
「そなの?」
「たぶん……」
特別におかしな使い方をしたわけではないから、そのはずだ。
「あと、たつとき、いすばたーんってたおしてた」
「ああ……」
先程、俺が見せた失態パート2だ。
「あれは、単純に、尻が引っ掛かっただけで……」
「ほんとに?」
「本当に」
「なら、つかれてない?」
「疲れて──は、いないと思う」
「ぐあいは?」
「具合も悪くないよ」
「なら、よかったけど……」
うにゅほが、ほっと息を吐く。
「なんか、しんぱい、しすぎちゃった。ごめんね」
「謝らんでも」
「うるさかったかなって」
「今回はたまたま大丈夫だったってだけで、本当に具合が悪いときもあるだろ」
「そだけど」
「俺は、心配してもらえて嬉しいよ。××は心配性だから、それはそれで心配だけどな」
「しんぱいしょう、かな」
「事あるごとに心配してるだろ」
「そうかも……」
特に、俺のことばかりだ。
うにゅほに心労をかけていることを自覚しなければならない。
「……ごめんな、体弱くて」
「あやまらなくても」
「心配ばかりさせてる」
「つらいの、◯◯だから。だから、つらかったら、いつでもいってね」
「……わかった」
うにゅほの前では、無理をする必要はない。
弱音があれば、吐けるだけ吐けばいい。
俺たちは、そういう関係である。





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2021年12月02日

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123 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/12/01(水) 02:09:48 ID:2ff2zivY0

2021年11月16日(火)

「◯◯、◯◯」
「んー」
「そろそろ、うもうぶとんだそ」
「昨夜寒かったもんな……」
「うん……」
十一月も中旬だ。
もう、冬と言って差し支えない。
「おとうさんとおかあさんは、もうだしたって」
「(弟)は?」
「しらない」
「寒がりだから、とっくに出してそうだな」
「そうかも」
重い腰を上げ、押し入れへと向かう。
「××は、夏布団のカバー外しておいて」
「わかった」
押し入れから羽毛布団とカバーをふたりぶん取り出し、自室へと運び込む。
「わ、すーごいもこもこ」
「これ、絶対あったかいわ」
去年も使っていた羽毛布団だが、夏布団と比べると質の違いが際立つ。
「ねるの、たのしみ」
「むしろ暑いかもしれない……」
「かも」
「じゃ、カバー掛けるか」
「うん」
布団カバーをベッドの上に敷き、羽毛布団を中に押し込んでいく。
「ふー」
「あとは、ずれ防止の紐かな」
「うん」
「じゃ、一緒に入ろう」
「わたし、みぎしばるね」
「俺は左で」
ふたり並んで上半身を布団カバーに押し込み、ずれ防止紐を結束していく。
手早く結んだあと、右を見る。
「──…………」
カバーを透かす明かりに照らされて、うにゅほが一所懸命紐を結んでいるのが見えた。
「なんかさ」
「?」
「よくわからないんだけど、青春感ない?」
「せいしゅん?」
「手出して」
「はい」
うにゅほが、こちらに手を差し出す。
その手に指を絡ませた。
「こう、狭いところでふたりきりって感じが」
「……ふふ」
くすりと笑って、うにゅほが繋いだ手に力を込める。
「そうかも」
「だろ」
しばらくのあいだ、布団カバーに頭を突っ込んだまま、他愛のないことを話し続けていた。
ちなみに、ずれ防止紐は、布団カバーを裏返せば簡単に結ぶことができます。





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2021年11月17日

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107 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/11/16(火) 19:20:08 ID:1gpjPV9Y0

2021年11月1日(月)

「……××さん」
「はーい」
「たいへんな発見をしてしまいました」
「なにー?」
「これ見て」
「?」
うにゅほがディスプレイを覗き込む。
「すいっちがあれば、リビングがカラオケルームに……」
「Switchでカラオケができる」
「!」
「自宅で歌い放題」
「え、いいの?」
「いいらしい」
「いいんだ……」
「昔から、家庭用カラオケ自体はあったからな。こんなに手軽ではなかったけど」
「……でも、いえでうたうの、ちょっとはずかしいねえ」
「わかる」
目の前で歌うのは恥ずかしくないが、漏れ聞こえてしまうのは恥ずかしい。
不思議なものだ。
「まあ、今からカラオケするよーって言っとけば、それほど小っ恥ずかしくもないとは思うけど」
「だね」
「××は、家でカラオケしてみたい?」
「うん。いって、こんでたら、まつし……」
「土日は特にな」
「いえでできるの、すごいとおもう」
「じゃ、専用のマイク買っちゃおう」
「かっちゃお」
調子に乗って、Amazonでマイクを注文する。
「おかね、どのくらいかかるの?」
「マイク?」
「カラオケだい」
「三時間で三百三十円」
「そのくらいかー」
「二十四時間で五百五十円」
「あれ、やすい」
「三十日間で千五百四十円」
「え、ずっと……?」
「九十日間で三千八十円」
「さんかげつかん、うたいっぱなしでも、さんぜんえん?」
「それは死ぬけど……」
「おうちでカラオケ、やすい……」
「人件費も場所代もかからないしな」
「たしかに」
「あとは、外に歌声が漏れなければ完璧だ」
「まど、ちゃんとしめようね」
「ああ」
家でカラオケができるなら、声の調子が整えやすい。
歌も上手くなって一石二鳥である。
マイクが届くのが楽しみだ。





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2021年11月02日

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90 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/11/01(月) 19:53:45 ID:RJFuO2y.0

2021年10月16日(土)

うおの目治療用のテープを貼って、三日が経過した。
「さて、剥がすか」
「おー……」
うにゅほが、真剣な表情で俺の足の裏を覗き込む。
「そんな真面目に見なくても……」
貼り直すたび凝視されると、いまいちやりにくい。
粘着力の強いテープを剥がすと、うおの目のあった場所が真っ白にふやけていた。
「しん、どこだろ」
「芯ごとふにゃふにゃになってて、よくわからないな……」
「えー……」
「それっぽいところ、適当に掘るしかない」
「しかないの」
「しかない」
「けが、しない?」
「痛くない程度にすれば、大丈夫みたいだよ」
「そか……」
ピンセットがないので、毛抜きを消毒する。
「××、見ないほうがいいんじゃないか?」
「──…………」
うにゅほが、首を横に振る。
「みる」
「いいけど……」
毛抜きを用い、柔らかくなった角質を除去していく。
中央付近をあらかた取り去ると、あとには小さな穴だけが残った。
「……しん、とれた?」
「わからん……」
もともと小さなうおの目だから取れた気もするし、さらに奥に残っている気もする。
「うおの目の治療なんて、初めてだし」
「そなの?」
「そうなの」
「いたくない?」
「痛くはないかな。ただ、このまま放置していいのか不安ではある」
「さびお、はる?」
「貼っとくか」
「とってくる!」
患部に絆創膏を貼り、しばし様子を見る。
このまま完治してくれればいいのだが。





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2021年10月17日

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73 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/10/16(土) 16:53:50 ID:zJ.bwf5c0

2021年10月1日(金)

「ぶえー……」
デスクに突っ伏しながら、資格試験のテキストを鼻先でめくる。
やる気がすこぶるないのだった。
「……イブラヒモビッチ」
「?」
「誰だっけ、イブラヒモビッチ」
「なまえなの?」
「名前」
「そなんだ」
「誰だっけなー……」
そんなことを呟きながら、溜め息をつく。
「やっぱ、勉強やめようかな……」
カッコつけて頑張ると言ったくせに、根性のない男である。
「やめるの?」
「迷い中……」
「がんばらなくて、いいよ。うかってもこまるしょ」
「そうなんだよなあ……」
受けるのならば、受かったほうがいい。
それは確かだ。
だが、筆記に受かれば、今度は技能試験がある。
これで終わりではないのだ。
「やめ、る、かー……?」
「うんうん」
「でもなあ……」
「やる?」
「……うーん」
追い込めば、恐らく受かる。
だからこそ悩ましい。
「勉強しても受からないのなら、こんなに迷わなかったのに……」
手応えはある。
だからこそ気忙しい。
「──よし!」
「きめた?」
「コインで決めよう」
「えー……」
「表でも、裏でも、出たほうに従う。××は証人な」
「わかった」
周囲を見渡すが、コインはない。
だから、手近にあったペットボトルのキャップを手に取った。
「これでいいや」
「いいのかな……」
「印刷部が上を向いたら、やる。裏返しだったら、やらない。一発勝負だ」
うにゅほが、こくりと頷く。
「それ!」
デスクの上に、キャップを放り投げる。
キャップは一度跳ねたあと、ティッシュ箱に当たり──
「──…………」
「──……」
立ったまま、止まった。
「……これは?」
「──…………」
デスクに突っ伏す。
「もう、どうでもいいや……」
すべてのやる気を失った俺は、またしばらくうだうだするのだった。





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2021年10月02日

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57 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/10/01(金) 01:27:36 ID:wMP.aaj.0

2021年9月16日(木)

カレンダーを見て、ふと気付く。
「──あれ、来週祝日多い?」
「ほんとだね」
「何の日だろう」
目を凝らす。
「……20日が敬老の日で、23日が秋分の日か」
「あきだねえ」
「秋だなあ」
秋らしいこと、ひとつもしていないけれど。
「××」
「はい」
「秋と言えば?」
「あきといえばー……」
しばし思案したのち、うにゅほが答える。
「いも!」
「焼き芋?」
「やいても、ふかしても」
「いいよな、芋……」
食べたくなってきた。
「あと、くり」
「栗もいいな、栗。コンビニスイーツに栗モノが出てくる時期か」
「たのしみだねえ……」
「なんか、甘いものばっかじゃない?」
「うん」
「読書の秋とか、スポーツの秋とか」
「さいきん、としょかんいってないね」
「行ってないなあ……」
「スポーツは、えあろばいくしてる」
「夏からずっとだけどな」
「あと、なんのあき、あったっけ」
「あー……」
なんだっけ。
「食欲の秋──は、言ったも同然だよな」
「いも、くり、たべたいねえ」
「──あ、芸術の秋は?」
「げいじゅつ……」
うにゅほが小首をかしげる。
「げいじゅつ、よくわかんないね」
「絵を描くとか」
「◯◯みたいに?」
ホコリをかぶった液晶タブレットに視線を向ける。
「俺も、一年くらい描いてないから……」
「げいじゅつのあきだよ」
「芸術ってほどでもないし」
「げいじゅつって、なに?」
「……よくわからないな」
「うん」
俺たちは俺たちで、俺たちらしく秋を楽しもう。
そんなことを思うのだった。





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2021年09月17日

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41 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/09/17(金) 03:19:27 ID:PwVSYfuE0

2021年9月1日(水)

九月である。
九月になってしまったのである。
「まだ暑いけど、夏が終わったって感じ……」
「わかる……」
「夏が終わると、あとは下り坂って感じがする」
「くだりざか?」
「春と夏が上り坂で、秋と冬が下り坂」
「あー」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「わかんないけど、わかるきーする」
わからないのか、わかるのか。
「あれだよね、あかいかんじ」
「赤?」
「なつは、あか」
「暑いから?」
「たぶん……」
「俺は、紅葉のせいで、秋が赤いイメージだな」
「あきは、しろかなあ」
「秋が白なのか……?」
「うん」
どうしてだろう。
「じゃあ、冬は? 俺は、冬が白なんだけど」
「ゆきで?」
「うん」
「わたし、くろ……」
「黒……」
「なんか、くろいイメージ」
「えーと、春は?」
「◯◯は?」
「まあ、ピンクかな。桜色」
「わたしも」
「そこは合致するんだ」
「おそろい」
春は桜色。
夏は赤。
秋は白。
冬は黒。
なんだか不思議なイメージだ。
季節を表す色って、人によってここまで違うのか。
うにゅほにとって世界がどう見えているのか、なんだか気になる午後だった。





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2021年09月02日

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24 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/09/02(木) 04:25:33 ID:14aaf7TI0

2021年8月16日(月)

カレンダーを眺めながら、遠い目で呟く。
「お盆休みが、終わっていくんやなって……」
「あしたから、しごとだね……」
「墓参り入れたら六日も休んどいてなんだけど、もっと休みたかった」
「かいしゃ、おやすみ、もっとくれたらいいのに」
「週休五日でもいい」
「いいね」
「給料は据え置き」
「ふえてもいい」
「それは贅沢言い過ぎでは……?」
「いうだけただ!」
「たしかに」
「しゅうきゅうむいか!」
「月収一千万円!」
「なつやすみ、はんとし!」
「冬休みも半年!」
「ずっとおやすみだ」
「何もせず月に一千万円もらう人になってるじゃん」
「ほんとだ」
「でも、そういう人もいるんだろうな」
「すごいね……」
「よく石油王と友達になりたいって言うけど、これちょっと失礼だよな」
「しつれい?」
「石油王のこと、お金を得る手段としてしか見てないじゃん」
「あー」
「四次元ポケットだけくれって言ってる人と同じ」
うにゅほが小首をかしげる。
「おなじ……?」
「──…………」
しばし思案する。
「微妙に違うかも……」
「ちがうかも」
「お金欲しいな」
「ほしい」
「××、たくさんお金あったら何したい?」
「◯◯に、つきいっせんまんえんあげたい」
「ありがとう」
「いえいえ」
「他には?」
「ろうごにとっとく」
「今から……?」
「うん」
「××、物欲ないよな」
「あんまし……」
本当にお金がたくさんあったら、うにゅほは何をするのだろう。
気になるが、そもそもお金がないのだった。





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2021年08月17日

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8 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/08/16(月) 17:18:29 ID:9.btetLY0

2021年8月1日(日)

「ふへー……」
トイレから帰ってきたうにゅほが、冷蔵庫を開く。
冷えた麦茶をグラスに注ぎながら、呟くように言った。
「きょうも、あちーねえ……」
「最高気温は?」
「うと、たしか、さんじゅうさんど」
「やべえな」
「やべー」
「エアコンが快適過ぎて、外出られないよ……」
「ほんとだね」
うにゅほが、俺の座るパソコンチェアをぐるりと半回転させ、膝の上に腰掛けた。
「はい」
「はい」
チェアを元の向きに戻し、再びマウスを手に取る。
「最近、YouTubeばっか見てるなあ」
「どうが、たくさんあるもんね」
「すべての動画を視聴しようと思ったら、人生の一回や二回費やしても到底足りないらしいからな」
「え、すごい」
「しかも、毎秒増えていくから、永遠に追いつかない」
「やべー」
「宇宙の膨張速度を彷彿とさせるなあ」
「?」
うにゅほが小首をかしげる。
「宇宙は、光速を超える速度で膨張してるって話」
「そなの?」
「物体は、光速を超えて運動することはできない。これは知ってるだろ」
「うん」
「今から頑張って宇宙の果てを目指そうにも、果ては光速以上の速度で離れていくから、決して辿り着くことはできない」
「あ、ゆーちゅーぶとおなじだ」
「似てるよな」
「なるほどー」
「辿り着けないほど遠くに、別の宇宙があるって考え方もあるぞ。多元宇宙論っていうんだけど」
「へいこうせかい?」
「とは、ちょっと違う。宇宙のインフレーションが今も続いていると仮定して──」
さして興味もないであろう宇宙の話を、うにゅほは真面目に聞いてくれる。
それが、とてもありがたかった。





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2021年08月02日

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2021年7月16日(金)

車から降りた瞬間、上から下から熱気が襲い掛かった。
「あッつ……」
「はちー……」
慌ててコンビニの店内へと逃げ込む。
「ヤバいな、今日」
「さんじゅうにど、だって」
「ええ……」
いくら夏とは言え、それにしたって暑い。
「アイス買い込んで、さっさと帰ろうか」
「うん」
自分たちと家族のぶん、大量にアイスを仕入れに来たのだ。
スーパーマーケットへ行ったほうが断然安いのだが、暑くて億劫だったのである。
「まず、BLACKだろ。これは外せない」
「たくさんいる」
BLACKアイスを適当にカゴへ放り込む。
「スーパーカップも人数分は欲しいよな」
「いる」
エッセルスーパーカップを五個入れる。
「チョコモナカジャンボとバニラモナカジャンボも当然いるし……」
「わたし、バニラモナカすき」
「チョコモナカジャンボはアイスミルクだけど、バニラモナカジャンボはアイスクリームなんだぞ」
「?」
うにゅほが小首をかしげる。
「分類の話。アイスクリームはアイスミルクより乳脂肪分が多くて、濃厚なんだ。チョコを抜いただけじゃないってこと」
「だからおいしいのかな」
「人によって好き嫌いはあるけど、俺もバニラモナカジャンボのほうが美味しいと思う」
「ね」
「××、あと欲しいアイスはある?」
「うーと……」
うにゅほがアイスケースを覗き込み、ある商品を手に取った。
「とうきびアイスにしましょう」
「あー、美味いよな。素朴で」
正式名称は、北海道とうきびモナカ。
とうもろこしの形をしたモナカの中に、素朴なバニラアイスが入った一品だ。
コーンパウダーを使用しているためか、どこかとうもろこしの風味が感じられ、美味しい。
「これ、北海道限定なのかな」
「かも」
「入れろ入れろ」
「はーい」
総計三千円ぶんのアイスを購入し、帰宅した。
しばらくアイスには困るまい。





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2021年07月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます 


ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
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974 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/07/16(金) 12:59:12 ID:7JkZkDQc0

2021年7月1日(木)

「◯◯ー」
「どした」
「ベッドのうえのほん、かたづけていい?」
「あー……」
 思案し、答える。
「まだ読んでるから」
「……ぜんぶ?」
「全部ではないけど」
「きて」
「はいはい」
チェアから腰を上げ、寝室側へ向かう。
「ほん、おおすぎて、せまくなってるよ……」
「──…………」
改めて見てみると、無数の本のおかげで枕が端に寄っている。
「ねてるとき、せまそうだよ?」
「片付けるか……」
「そうしよ」
ベッドに積まれた本を、まとめて片付けていく。
漫画、小説、雑誌、ハードカバー、なんでもござれだ。
読みたくなって持ってきて、読み終わらないまま新しい本に手を出すから、こうなる。
「これ、なんさつあるのかな」
「数えてみようか」
「うん」
数えてみた。
「……にじゅう、にさつ」
「思ったよりあったな……」
「わるいくせだよ」
「はい……」
言い訳のしようもない。
「××も寝る前にベッドで本読むけど、たいてい一冊だけだもんな」
「うん」
うにゅほのベッドの枕元には、メイドラゴンの最新刊がぽつんと置かれている。
「よんだらかたづけるから」
耳が痛い。
「わたし、あんましどうじによめない……」
「そうなんだ」
「◯◯、よく、へいれつによめるね」
「集中力がないだけのような気がする……」
「そかな」
「わからんけど」
ひとまず、ベッドの上は片付いた。
またすぐに積み重なるような気がするけど、覚えているうちは気を付けよう。





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2021年07月02日

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958 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2021/07/01(木) 18:02:05 ID:wLSdQM8Y0

2021年6月16日(水)

「──あッ、つ!」
暑い。
やたらに暑い。
汗がだくだく出てくる。
温湿度計を覗いたところ、29℃を記録していた。
暑いはずだ。
「エアコン、きかないねえ……」
あまりの暑さにエアコンに助けを求めたのが、十分ほど前のこと。
普段であれば涼風が届く頃合なのだが、
「……壊れてないよな」
ふたりで耳を澄ます。
「うごいては、いる……」
「動いてはいるな」
稼働音はする。
風の流れる音も聞こえてくる。
「すこし待つか」
「うん」
だが、現実は非情である。
十分後、温湿度計の文字盤には29.3℃と表示されていた。
「これは、おかしい」
「うん……」
「嫌な予感がする」
「どんなよかんか、わかる」
「当ててみて」
「だんぼう」
「正解」
自室の寝室側へ向かい、エアコンを確認する。
「あつ!」
「正解……」
「やっぱし……」
「誰だ、暖房なんて入れたのは!」
うにゅほが俺を指差す。
「はい」
「なんか、まちがえるとき、あるよね」
「たいていはその場で気付くんだけど……」
リモコンを操作し、冷房に変える。
十秒ほどして、冷風が溢れ出した。
「ひやー……」
「これで、なんとか生き返るな」
「ほんと、なつだね」
「一時的な暑さかと思ってたけど、このまま七月に入りそう」
「うん」
夏は好きだから、そう悪い気はしないけれど。
熱中症には気を付けよう。





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2021年06月17日

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2021年6月1日(火)

セブンイレブンでずんだ団子を売っていたので、おみやげに購入した。
「これ、なに?」
「ずんだ」
「ずんだ」
「ずんだ団子」
「ずん、だだん」
「ずんずんだだん」
「ずん、だだん」
「ずんずんだだん」
「いえー」
「いえー」
ふたりはなかよし。
「なんか、なまえはきいたことある」
「どこで?」
「とうほくずんこ……」
「そうそう。ずんだずんだ言ってる、あのずんだ」
「へえー」
うにゅほが、興味深げにずんだ団子を見つめる。
「いろわるいね」
「まあ……」
たしかに、色味はよくない。
「昔食べたずんだのおはぎは、もっと明るい色だった気がする」
「そなんだ」
「ずんだって、何からできてるかわかる?」
「わかるはずがない」
力強く否定されてしまった。
「枝豆。粗く潰してペースト状にするんだ」
「あー」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「そんないろしてる」
「色の明るい枝豆を使ったら、綺麗な黄緑になりそうだろ」
「うん、おいしそう」
「これだって美味しいよ」
たぶん。
「ほら、ひとくち食べてみ」
「あー」
ずんだをひとすくい、うにゅほの口へと運ぶ。
「どうだ?」
「なるほど……」
「美味しい?」
「おいしい」
「どれどれ」
ずんだを絡めて、団子をいただく。
枝豆の懐かしい味がした。
「うん、美味しい」
「えだまめ、あまくてもおいしいね」
「この粗さがいいんだよな。歯ごたえあってさ」
「わかる」
食べようと思えば食べられるが、作らなければ機会がない。
そんな食べものは、案外多い気がする。





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