うにゅほとの生活を書き連ねた日記

2024年07月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます 


ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
http://neargarden.web.fc2.com/



148 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/07/15(月) 23:24:27 ID:p5yTkYhM0

2024年7月1日(月)

カレンダーを、一枚めくる。
「七月か……」
「しちがつだー」
「早いなあ。2024年も、もう半分過ぎたのか」
「なんか、すーごい、いろいろあったね……」
「(弟)にがんが見つかって、入院して、手術して、退院して。これだけでも情緒が大変だった」
「ほんと、ほんと」
「他に何あったっけ?」
「うーと……」
うにゅほが、頭を左右に動かしながら思案する。
「おかあさん、にゅういんした」
「えっ」
「え?」
「したっけ……?」
「したよ!」
「そうだっけ」
「ぽりーぷ!」
「あっ」
「おもいだした?」
「大腸内視鏡検査で」
「そうそう」
「完全に忘れてたわ……」
「(弟)のにゅういんで、うわがきされたのかも」
「そうかも」
「あと、だんしゃりした」
「したした」
「すーごいうった……」
「断捨離したおかげでやる気が湧いて、部屋もすっかり見違えたよな」
「うんうん」
「エクササイズも始めて、もう一ヶ月経ったし」
「いいことと、わるいこと、はんはんくらい?」
「(弟)のがんが悪いこととしてでか過ぎるから、1:2くらいじゃないか……?」
「そうかも」
「いいこともあれば、悪いこともある。当たり前だけどな」
「うん」
今年も残り半分だ。
いいことの割合が大きくなるように頑張ろう。





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2024年07月02日

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うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます 


ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
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132 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/07/01(月) 20:07:33 ID:kyA.j7RI0

2024年6月16日(日)

「ふゥー……」
十五分のエクササイズを終え、チェアに深く腰掛ける。
「おつかれさま」
「ああ」
「つづいてるね!」
「生活サイクルに組み込めたのがでかいな……」
物事は、始めるのがいちばん大変である。
次に大変なのは、日課にするまで。
いざ日課になってしまえば、継続するのはさほど難しくない。
「つぎ、わたしやるね」
「はいよー」
チェアごと移動し、スペースを開ける。
うにゅほが、YouTube動画を再生し、投稿者の動きに合わせてエクササイズを始めた。
「う、……しょ」
「──…………」
「♪~」
「──…………」
何故か、じーっと観察してしまう。
特にエロい動きなどがあるわけでもないのだが、なんとなく面白い。
最後に腹筋ローラーを二十回こなし、うにゅほが立ち上がる。
「ふいー!」
「運動したあと、気分いいよな」
「わかる」
たった十五分のエクササイズだが、やらないよりも遥かにましだ。
「今度、追加で足踏みもしようかと思っててさ」
「あしぶみ」
「散歩すんの面倒だから……」
「いみあるのかな」
「足は第二の心臓って言うだろ。歩くことで足の筋肉がポンプ代わりになって、血液の巡りがよくなるんだよ」
「あしぶみでも、なる?」
「たぶん……」
「じゃ、してみる?」
「もうすこし余裕が出たらかな。今から足踏みはだるい」
「たしかに……」
十五分のエクササイズにプラスして、五分間のその場足踏み。
気が向いた日に始めてみよう。





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2024年06月17日

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116 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/06/16(日) 17:25:44 ID:lnmn4mrc0

2024年6月1日(土)

「──……んがっ」
は、と目を覚ます。
パソコンチェアで寝落ちしていたらしい。
「あ、おきた」
「寝てた……」
「すーごいねてた」
「なんか今日、ヤバいくらい眠い」
「うーと」
うにゅほが、デスクから俺のiPhoneを手に取る。
そして、俺の顔を使ってFaceIDを突破し、睡眠管理アプリを開いた。
「やっぱし……」
「?」
「おととい、ごじかん。きのう、よじかん」
「あー……」
「だから、きょうねむい」
年齢を重ね、睡眠時間が誤魔化せないようになってきた。
徹夜は余裕でできるのだが、翌日、翌々日に、必ず揺り返しが来る。
それが今日だったのだろう。
「まだねむい?」
「そうだな……」
自らの眠気を探る。
横になれば眠れるような気はするが、今のように寝落ちをするほどではない気もする。
「三十パーセントくらい」
「むずかしいところ……」
「まあ、わざわざベッドで眠るほどじゃないかな」
「そか」
「エクササイズでもして、眠気紛らわせよう……」
「あ、わたしもする」
「順番な」
「はーい」
友人から紹介されたエクササイズ動画を見ながら、背中の筋肉を引き締めていく。
なんだかんだと毎日続けられているのだから、俺もうにゅほも頑張っているほうだろう。
毎日すべきことは、日課にしてしまえば楽だ。
逆に言えば、日課になるまでがいちばん大変だとも言える。
ひとまず、毎日のエクササイズを"当たり前"にするまで頑張っていこう。




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2024年06月02日

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99 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/06/01(土) 04:55:15 ID:5v8gCCvI0

2024年5月16日(木)

「◯◯、とどいたよー」
「おー!」
うにゅほが抱えてきたのは、長さ五十センチほどもある長い箱だった。
「これ、もにたーらいと?」
「そうそう」
YEELIGHTのLEDスクリーンハンギングライト、お値段は13,980円だ。
本当はBenQの製品が欲しかったのだが、高かったんだよな。
箱を開き、モニターライト本体を取り出す。
「これなに?」
うにゅほが手に取ったのは、ワイヤレスリモコンだった。
低めの円柱型で、ハンドクリームでも入っていそうな見た目をしている。
「リモコンだよ。押したり回したりして操作するんだ」
「はー」
うんうんと頷く。
うにゅほを見ていると、世の中は不思議なことだらけだと感じる。
43インチのメインディスプレイにモニターライトを設置し、リモコンで電源を入れる。
ふ。
モニターライトが光り始めた。
「ひかった!」
「──…………」
「──……」
「まあ、光ってるな以外の感想はないな」
「えー」
リモコンを適当に操作していると、モニターライトの背面が七色に輝き、白い壁をゲーミング仕様に変貌させた。
「こんな機能もあるのか……」
「おちつかない……」
一発ネタのような機能だ。
「まあ、しばらく使ってみて、本当に眼精疲労がよくなるかだな」
「おひるだし、よくわかんないもんね」
「そうだな。問題は夜だ、夜」
「うん」
日が沈んでからのモニターライトの使用感も、正直なところよくわからなかった。
ただ、手元が明るいのは悪くない気がする。
シーリングライトを消してみると雰囲気が出るし、まだ気付いていないいろいろな使い方があるかもしれない。
結局のところ、使い続けてみなければ効果が実感できない商品であることは間違いない。
一ヶ月後、モニターライトがなければ困るようであれば、買ってよかった製品だと公言していいだろう。
果たして。





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2024年05月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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83 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/05/16(木) 03:52:54 ID:z9r1sLLw0

2024年5月1日(水)

「ゔあー……」
自己嫌悪がひどかった。
具体的には伏せるが、すべきでないと誓ったことをあっさり破ってしまったのだ。
「なんで、こう、自制心がないんだ俺は……」
「……◯◯」
デスクに右頬を押しつけて悶える俺を、うにゅほがそっと撫でる。
「そういうことも、あるよ」
「××……」
顔を上げる。
「××のそれもよくない」
「え」
「××は俺に甘すぎる。ダメなことをしたら、叱らないと」
「それ、◯◯がいうの……?」
「大丈夫。自分でもどうかと思ってるから」
なお、大丈夫ではない。
「叱るとか、怒るとか、軽蔑するとか、負のリアクションがないから甘えてしまう……」
「けいべつしないよ」
「例えばだけど、俺が何をしたら軽蔑する?」
「えー……?」
うにゅほが、長々と思案する。
「おもいつかない」
「出先で漏らすとか……」
「それは、しんぱい」
「酒飲んで暴れるとか」
「すとれすかなあ」
「浮気するとか」
「──…………」
うにゅほが、スッと目を細めた。
「あ、それはないです。絶対」
「はい」
する気もできる気もしないが、絶対にやめておこう。
「ただ、そうだな。もし次に破ることがあったら、××に対して何かの償いをしよう」
「わたし、かんけいないけど……」
「償う相手がいないから、とりあえず対象になってくれ」
「いいけど……」
「次は破らないよう、頑張るから」
「うん、がんばって」
「もしものときは軽蔑してくれよな」
「むりだってば……」
うにゅほに軽蔑されたら、わりとなんでも止められる気がする。
でも、当の本人は優しすぎて難しいのだった。




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2024年05月03日

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67 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/05/01(水) 18:57:15 ID:jWbuw4560

2024年4月16日(火)

「──…………」
じ。
しばし天井の隅を見つめる。
次はデスクの下を覗き込み、さらに本棚を見上げた。
「?」
そうしていると、うにゅほが俺の顔を覗き込んだ。
「どしたの?」
「んー……」
「なんか、さがしてるの?」
「……まだちゃんと確認はしてないし、確信もないけど、小さな虫がいる気がする」
「え」
うにゅほが警戒態勢を取る。
「むしいるの?」
「さっき、一瞬だけ視界を横切ったような……」
「──…………」
周囲をぐるりと見渡したあと、うにゅほが肩を落として言った。
「ちいちゃいむし、みつからないよね……」
「そうなんだよ。探しても絶対に見つからない。たまたま出てきて視界に入るのを待つしかない」
「きんちょーる、きんちょーる」
「まだ、いるかわからないぞ」
「そなの?」
「見た気がするだけ」
「きー……」
「なんなら飛蚊症のせいかもしれないし」
「でも、まどあけてたし……」
「……そうだな」
キンチョールの缶を握り締めながら、うにゅほが俺の膝に腰を下ろす。
「みつけたら、いってね」
「わかった」
「わたしも、がんばるから」
夕食を終え、入浴を済ませ、くつろぎの時間を迎えても、虫は姿を現さなかった。
いつの間にかうにゅほも、キンチョールの缶をデスクの上に置きっぱなしにしている。
油断大敵という言葉はあるが、虫は一向に姿を現さなかった。
本当に見間違いだったのかもしれない。
それならそれで、まあいいけど。




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2024年04月17日

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51 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/04/16(火) 23:32:23 ID:sk13IQc60

2024年4月1日(月)

「◯◯……」
午後のけだるい時間を過ごしていると、うにゅほが自室に戻ってきた。
どこか悲しげに目を伏せている。
「どしたー?」
「となりのおばさん、しんじゃったって……」
「えっ」
ほんの一瞬、エイプリルフールという単語が脳裏をよぎる。
だが、うにゅほがそんな不謹慎な嘘をつくはずがない。
「……そっか」
「うん……」
「何歳だっけ。おばさんって呼んでたけど、とっくにお婆さんだよな」
「うーとね。きゅうじゅうななさい、だって」
「大往生か」
「そだね……」
祖母と仲の良い人で、当時はよく家に遊びに来ていた。
祖母が亡くなってからは縁遠くなってしまい、顔を見ることも少なくなっていたっけ。
「××は、なんか思い出とかある?」
「あるよ」
「へえー、どんなの?」
「はたけのおせわとかしてたら、ジュースとか、おかしとか、たまにくれた」
「そうなんだ。俺はもう、年単位で挨拶もしてなかったな……」
「そか……」
「いろんな人が、どんどん死んでいくな」
「……うん」
人は、いつか死ぬ。
弟ががんになってから、よくそんなことを考える。
俺も死ぬだろう。
うにゅほも死ぬのだろう。
だが、死ぬまでは生きるのだ。
死ぬまでの時間が長かろうと、短かろうと、自分の思うように生きることのできる自分でありたいと思う。
「××」
「ん」
「豆腐プリン、作るか。今日はココア混ぜよう」
「……うん、いいね」
純ココアをたらふく突っ込んだ豆腐プリンは、ガトーショコラみたいな味がしてすこぶる美味しかった。
また作ろう。





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2024年04月03日

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34 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/04/02(火) 03:22:27 ID:MTlZEYzY0

2024年3月16日(土)

「……◯◯、ねむいの?」
「んが」
はたと目を覚ます。
俺の膝の上で、うにゅほがこちらを振り返っていた。
「あー……」
「すーごいねてた」
「……昨夜、久々に深酒したからな。そのせいかも」
膝の上の温かさもあって、つい眠りに落ちてしまったらしい。
「おさけ、のんだんだ」
「××が寝たあとにな」
「わたしも、のみたかったかも……」
「あー……」
昨日、悪い知らせがあった。
うにゅほが就寝し、ひとりきりになって、なんだか眠れなくて酒に逃げたのだが、それはうにゅほも同じだったのかもしれない。
「えーと、なんか飲む?」
「◯◯、きのう、なにのんだの?」
「冷蔵庫にあったワイン」
「あー」
「全部飲んじゃった」
「ぜんぶ……」
「ビールならあったと思うけど……」
「わたし、ビールだめ」
「俺もダメ」
「じゃあ、だめだ」
「車庫の冷蔵庫になんかないかな。見てこようか」
「わたし、みてくるね」
「一緒に行こう」
「うん」
チェアから立ち上がり、ふたりで外へ出る。
寒い。
寒いが、決して極寒ではない。
春の訪れを実感できる気温で、心地よい。
ふたりで車庫へ向かい、冷蔵庫を開くと、大量のビールに混じってノンアルコールカクテルが一本だけあった。
「これしかないね……」
「ないならしゃーない。ふたりで飲もうか」
「ん」
自室へ戻り、ノンアルコールで晩酌をした。
深酒をして眠ると睡眠の質が悪くなるし、翌日にも響くので、これでよかったのかもしれない。





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2024年03月17日

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18 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/03/16(土) 23:50:27 ID:rotRkfGg0

2024年3月1日(金)

ぱたん、と単行本を閉じる。
「ワールドトリガーおもしれえー……」
「よみおわった?」
「読み終わった」
なんだか急に読みたくなって、一巻からすべて読み返していたのだった。
「新刊まだかな」
「いつだろ……」
「早く読みたいけど、体調悪くて休載してた人だしな。無理のないペースで連載続けてほしい」
「まんがか、たいへんだもんね」
「特に週刊連載はな。人間のする仕事じゃない」
「そんなに」
「物語を作る。絵を描く。これを同時に、概ね月刊連載の四倍の速度で続けるんだぞ。超人だろ、超人」
「たしかに……」
「とは言え、月刊連載陣が楽かって言われたら違うと思うけどな。そもそも漫画家って仕事自体がハード過ぎる」
「◯◯、できない?」
「できるわけない」
「でも、えーかけるし、しょうせつかけるし……」
「二十年くらい前に目指してれば、今頃なんとかなってたかもな」
「すごいしごとなんだね」
「すごい仕事だよ。尊敬する」
「そか」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「ワールドトリガー、わたしもよみなおそうかな。あたらしいの、にかんくらい、よんでなかったし」
「どうぞどうぞ」
「いま、なにしてたっけ」
「遠征選抜試験。チームバラバラにして組み直してさ」
「……?」
うにゅほが小首をかしげる。
「五人一組で閉鎖環境に入って……」
「ぜんぜんおぼえてない」
「……もっと前から読んでないんじゃないか?」
「そうかも……」
買うだけ買って新刊を読んでいないシリーズがそこそこあるので、潰していこうかな。
アニメ放映中のダンジョン飯とか。





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2024年03月02日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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3 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/03/01(金) 21:59:09 ID:0Vdxs3Sw0

2024年2月16日(金)

「◯◯、べーして」
「べー……」
素直に舌を大きく出す。
「あ、こうないえん、ちいちゃくなってる」
「おー」
「ちょこらびーびー、なかったのにね」
「なかったんだけどさ」
「うん」
「毎日飲んでるエビオスにビタミンB2入ってるから、そもそも飲む必要なかったんだよな」
「そなんだ」
「××も飲んどくか?」
「え、むり……」
うにゅほが首を横に振る。
思わず苦笑が漏れた。
「まあ、そうだよな」
うにゅほは錠剤を飲むのが苦手である。
一回三錠の新ビオフェルミンSですら頑張って飲んでいるのに、一粒がでかい上に一度に十錠飲む必要のあるエビオス錠はきつかろう。
「◯◯、よくのめるね。すごい」
「薬は飲み慣れてるからな。子供の頃から、ずっと」
「そか……」
そもそも、寝る前に飲む薬が十三錠もある。
ちびちび飲んではいられないのだ。
「錠剤飲めない人って、喉が狭いとかなのかな。正直よくわからん」
「わかんない。なんか、つっかかる」
「普通にメシは食えるわけだし」
「うん……」
「苦手意識なのかも」
「それはあるかも」
「でも、××はビオフェルミンで腸活頑張ってるもんな。偉いぞ」
「うへー……」
うにゅほが、てれりと笑う。
「まあ、効果はいまだによくわからんけど」
「でも、おなかこわしてないよ。ずっと」
「それはそうかも」
腹が下ることも、便秘になることも、ここ一年ほどはない気がする。
おおよそ快便だ。
予防になっているのかもしれない。
「意味があると信じて飲み続けるか……」
「うん」
「あとエビオスも」
「がんばって」
「はい」
やはり飲む気はないらしい。
新ビオフェルミンSは続いているのだし、いいか。





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2024年02月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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986 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/02/16(金) 18:47:26 ID:9vnVhVAc0

2024年2月1日(木)

「──……んー……」
自室の寝室側で、吐息混じりの声が聞こえた。
しばしして、髪がぐしゃぐしゃのうにゅほが起き出してくる。
「おはろー……」
「おはよう」
「ずっと、おきてたの?」
「起きてたの」
うにゅほがディスプレイを覗き見る。
「ちゃっと、じーてぃーぴーだ」
「GPTな」
「じーてぃーぴー」
「GPT」
「それ」
諦めた。
「小説のアイディア思いついたから、ChatGPTとブレストしてたんだよ」
「ぶれすと」
「ブレインストーミング」
「みんぐ」
「××、頭働いてないだろ」
「はたらいてない……」
寝起きだものな。
「ともあれ、小説のネタ出しみたいなことをしてたわけ」
「がんばってるねえ……」
よしよしと、うにゅほが俺の頭を撫でる。
「れも、ねたほういいよ」
「六時か……」
「うん」
「……切りのいいとこまでやっていい?」
「きりのいいとこ?」
「今、起承転結の転までプロットが立ったとこだったんだよ。このまま結まで行ってしまいたい」
「おわったら、ねる?」
「寝る。さすがに眠くなってきたし」
「なら、いいよ」
「ありがとう」
改めてディスプレイに向かったところで、パソコンチェアが回転した。
「うしょ」
うにゅほが膝に腰掛ける。
「どんなことはなしてたの?」
「気になるのか」
「きになる」
「じゃあ、ログ読む?」
「みして」
「はいはい」
ブレインストーミングのログを、うにゅほと共に読み返していく。
「……どうだ?」
「おもしろい、かも」
「完成したら最初に読んでくれるか」
「よむ」
果たして、いつ完成することやら。
まずは手をつけるところからだな。





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2024年02月02日

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2024年1月16日(火)

「──…………」
睡眠時無呼吸症候群の測定装置を取り付けたまま、のそりと起き上がる。
「あ、おきた」
「起きた」
「ねれた?」
「寝れない……」
うにゅほが苦笑する。
「だよね……」
簡易検査のときより機材が多い。
当然だが、さらに眠りにくかった。
「そくてい、できてるかなあ」
「さあー……」
「しーぱっぷ、かりれるかなあ」
「わからん」
「わからないだらけだね」
「人生、それはわからん。ただ働かなくてはいけないのだ」
「めいげん?」
「好きな漫画の台詞」
「へえー」
測定装置をひとつずつ外していく。
パルスオキシメーターを外すと、中指の先の皮膚がふにゃふにゃになっていた。
「××、ほらこれ」
「わ」
「長く絆創膏貼ってたりしたら、たまにこうなるよな」
「なる」
うにゅほが、つんつんと中指の先をつつく。
「これさ」
「?」
「そこらの壁でガ──ッ!て擦ったら、皮膚剥がれるのかな」
「やめて!」
「しないけど」
「こわいこわいこわい」
「ごめんって」
うにゅほを怯えさせてしまった。
気を付けよう。
「じゃあ、これ返しに行くか……」
窓の外を見る。
雪はやんでいるが、昨晩は豪雪だった。
「××、どうする? たぶん、死ぬほど道混んでると思うけど」
「?」
うにゅほが小首をかしげる。
「わたしいなかったら、◯◯、ひま……」
「それは、うん」
「いかないと」
相変わらずの俺至上主義である。
結局、夏場であれば往復三十分で済む道を、一時間半かけて踏破した。
冬は一生引きこもっていたい。





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2024年01月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
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953 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/01/17(水) 15:59:40 ID:1eMzYqSM0

2024年1月1日(月)

「……地震?」
「?」
座椅子でくつろいでいたうにゅほが、俺の言葉に周囲を見渡す。
「ゆれてる……?」
「こっちは揺れてない。本州で大きな地震があったんだって」
「そなんだ」
「元日早々、大変だよなあ」
「ほんとだね。だいじょぶかな……」
などと、のんきな会話を交わす。
この地震──令和6年能登半島地震が生半可な規模でないことを理解したのは、続報が次々入ってきてからだった。
最大震度7。
ビルが倒壊。
大津波警報発令。
市街地で大火災が発生。
「──…………」
「──……」
東日本大震災が発生したときのことを思い出して、血の気が引いた。
これは、よくあるただの大きな地震ではない。
震災だ。
「◯◯……」
うにゅほが、不安げに俺の腕を抱く。
俺は、うにゅほの髪を優しく手櫛で梳いた。
「大丈夫。みんな、東日本大震災のことを覚えてる。津波が来る前に避難するはずだよ」
「……うん」
「なんか、五年くらい前の地震を思い出すな」
2018年の北海道胆振東部地震だ。
丸一日停電したことを、今でもよく覚えている。
「ほし、みたね。きれいだった」
「あのときは、北海道全域が停電してたからな。天の川も、北斗七星も、よく見えたっけ」
「なつかしいな」
すこしだけ微笑んだあと、うにゅほが目を伏せた。
「あのじしんより、おおきいんだよね……」
「たぶん。それに冬だしな。みんな寒いと思う」
「うん……」
ここから何ができるわけでもない。
寄付だって始まってすらいない。
できるとすれば、こうして祈ることくらいだ。
これ以上、大きな被害が出ませんように。
心の底からそう願うのだった。





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2024年01月03日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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936 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2024/01/02(火) 20:28:13 ID:PHluRgf20

2023年12月16日(土)

「──……は」
目を覚まし、アイマスクをずらす。
すると、隣のベッドで横になっていたうにゅほと目が合った。
「おはよ」
「おはよう……」
壁掛け時計に視線を移す。
午後三時。
遅く寝て早く起きるうにゅほは、タイミングを見て二時間ほど昼寝をすることが多い。
昼食後、同じタイミングでベッドに入ったことを思い出す。
まさか、ずっと見てたとかないよな。
不安になり、確かめる。
「……ちゃんと眠れたか?」
「うん、ねれた」
「そっか」
ならよし。
たまたま同じタイミングで目が覚めただけらしい。
うにゅほって、ときどき信じられないことを当たり前のような顔でしてくるからな。
確認は必要だ。
「俺、いびき出てた?」
「ちょっとでてた」
「……悪いな。うるさかったろ」
「きーついたの、おきてからだから、だいじょぶ」
「ならいいけど……」
「けんさのけっか、いつだっけ」
「25日のクリスマス。サンタさんが診断結果をくれる」
「サンタさんが……」
「CPAPもくれると嬉しい」
「しーぱっぷって、くうきおくるやつだっけ」
「そうそう」
「ほしいんだ……」
「そりゃ欲しいよ。ちゃんと眠れるかもしれないし」
「……そだね」
うにゅほが、複雑そうに頷く。
「まあ、見た目はアレだけどな」
「なんか、しんぱいになる」
「わかるけど」
だが、それが必要な状態なのに、着けていないほうが明らかに問題だ。
上体を起こし、ベッドから降りる。
うにゅほも俺にならった。
「なんか見るか」
「みるー」
うにゅほを膝に乗せて、YouTubeを流し見る。
代えがたい日常である。





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2023年12月17日

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1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0

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920 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2023/12/16(土) 17:11:12 ID:TP1sGQVI0

2023年12月1日(金)

すっかり雪化粧を終えた窓の外を見て、呟く。
「入院してるあいだに、いつの間にか冬になったなあ」
「にゅういんしたとき、ゆき、なかったもんね」
「季節を跨いだ気分だ」
「してき」
「しかし、こう──」
両手を揉むように擦り合わせる。
「寒いな、かなり」
「てーつめたい?」
うにゅほが俺の手を取る。
「ほんとだ、つめたい」
「病院のほうがよかったこと、ひとつあるな」
「なに?」
「空調。暑くもなく、寒くもなく、常にちょうどいい室温だったからさ」
「あー……」
「戻りたくはないけど、あの快適さは正直惜しい」
「きょう、さむいもんね」
「かなり……」
完璧に調整された環境で快適に過ごしていた身には、冬の寒さはあまりに厳しい。
「たいいんして、どう?」
「最高」
「うへー」
うにゅほが、てれりと笑う。
「やっぱ家だな。ずっと××といられるし」
「うんうん」
「快適過ぎるPC環境。不満のない回線速度。部屋に入ってこない看護師。挙げればきりがない」
「たいへんだったねえ……」
「入院なんて、もう二度とごめんだな」
「しないでね」
「なるべく……」
「けんこうにきをつけてください」
「……はい」
「よろしい」
「つっても、××が入院する可能性もあるんだぞ。健康に気を付けてください」
「はい……」
「よろしい」
人間、健康がいちばんである。
なるべく長生きしたいものだ。




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