2010年06月

2010年06月18日

1974 750SS カラーの話

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今日は、グリーンフレームと呼ばれる、いわゆるグリーンカラーなるものを解説してみよう。写真は、過去レストアした車両についていた、フックがカットされたオリジナルカラーの純正スタンドだ。フラッシュで撮ったものと、ないものだけでもすでにこんなに変わるのである。顔料については、ブリティシュグリーン系のソリッドカラーに、アルミのいわゆる銀粉を混ぜたものである。現在のメタリックとはおおよそかけ離れた色彩感覚だ。おそらくベースがラッカーのようなので、アルミと、ラッカーの退色が、絶妙なIMOLAカラーとなっていると思える。メタリックなど、ルーペで見ても見えない代物である。下にある写真は、伝説の船外機カラーだ。当時余ったグリーンに、銀粉を混ぜて、船外機に塗っていたものがこれそのもので、その後余ったペイントが、1974−750SSに使われたという。まさに、色、退色加減も同じである。その下の、500GP初期タンクもオリジナルカラーで、当時、シングル時代や、それこそスパッジアーリライディングスクールBIKEなどには、頻繁に使われた、このグリーンカラー、自分からみると、アズーリブリティシュグリーンこれが何とも言えないイタリアならでの色彩だ、おそらくこのグリーがベースになったソリッドカラーと思える。いずれにしても、この奇妙な純正色は、作者は何の意図もなしにおそらくできたものであろうが、DUCATIファンにとってはおおよそ計り知れない今日ではエキゾチックな伝説カラーでもある。今日までいろんなレストア車両を見てきたが、残念なことに、パーフェクトな色合いが出ているものには1−2台くらいしかお目にかかったことがない。これもやはり、最低現物サンプルがないとまったくもって出来ない芸当である。我々も、現物あってもなかなか苦労したものでもある。

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2010年06月17日

1974 750SS-EG PARTS 純正エンジンとは

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2日続けての掲載になる、週末から、来週頭に来客予定があり、掃除をしているといろんなものが出てきた。今日は、1974 750SSのエンジンとはなるものを、紹介してみよう。まず、目に飛び込んできたコンロッドが、すなわち、純正のコンロッドだ。これは以前自分のエンジンをOHしたときに取り換えたものだ。純正品は、3SETくらいストックがあったので、すんなり交換できたものだ。まず、GT,Sのものとは、根本的に材質が違う。プレスメタルのかなり高質なものだ。当時450デスモレーシングにも、おなじものが使われた。ビックエンド側は、ダブルウエーブ加工、スモール側は、リブなしで軽量されたものだ、スモールのオイルホールは、4か所。さらにセンターにギリギリまで、フライスで抜かれて厚みは、1,2MM−1,5MMといったペラペラなものだ、重量も、2本と、GT、Sの1本と変わらないくらいに超軽量品である。現在純正品は入手不可能だ。イタリアでほぼ同じものを作っているが、スモールがわにも、ダブルウエーブリブがつく、いわゆるレーシングオプション純正品と同じデテールになる。過去によく本物だと聞き、エンジンの中身をみると、コンロッド大胆部分がシングルウエーブの、DUCATIと文字があるものが出てくるが、これはまったくもって、いわゆる偽物である。痛んで交換歴がありといっても、高額だが当時はパーツがあったはず。次に、下の写真のクランクのように、このロッド重量でダイナミックホールが1個とかしかないものも、GT,Sのクランクということである。クランク、コンロッド、ピストンがSSに至ってはまずスペシャル品であり、この部分が重たくまた、ダイナミックもろくすっぽ取れてないなら、ある回転域でバイブレーションが出たりするものだ。実際多く見てきたのも事実である。また、クランクケースは、オプションのオイルクーラーが付けられる、ラインに目クラボルト、がしてあるケースが本物である。また金型に見えるが、砂型ケースである。(70年の砂型GTケースとはまた別のもの)74年以降のSにもこのケースは使われたが、すぐオイルクーラーがつけられるような加工はされていなかった。よく、こんなものも当時たったようですよとか濁した話も聞くが、イタリアで確認したところ、ファクトリーの生き字引もってして、そのほかの仕様はないときっぱりしたものだったのだ。ヘッドも、プラグの向こうの縦のリブが4本あればいいが、2本で両サイドが太ければ、スクエアーケースヘッドが乗せられているということである。また、スプリングヘッドをデスモに加工したものは、オープニング側のロッカーシャフトホールに型があるものが多く何回バルブタイミングをとっても調子が出ないというものは、その辺の、肉眼では分からない摩耗、その他、アッパー、ロアーのこれもよく確認できない編摩耗が、引き起こすいわゆる贋作の悲劇といったところであろう。世界的に人気のある1974−750SSだが、この辺がちゃんとしてないとみんな目が肥えてきて、知識も付けているので、なかなかいい評価はもらえない、また、フレームNO,EG-NOは、ボローニアでも現在資料があり、本物か偽物か、はっきりわかる時代でもある。プリペアーはしてきたが、ちゃんとした方法で、純正品を使用し、管理して楽しんできたバイクはやっぱり放つオーラも違うものである。仮に売買されても結構な金額がするもの、構成されるパーツで明暗も変わる。また、エンジンをかけて回したり、試乗すると一目瞭然で自分は大体分かるものである。さらに贋作に30%くらいオリジナルパーツをつぎ込んで、昔レースをしてた車両とかも、疑わしいものが多い今日でもある。私が購入するなら、疑う余地のないバイクを仮に法外な金額でもおそらく買うだろう。また、今までそうして買ったものがほとんどだ。曇り空のバイクはストレスがたまるし、買わないほうが本当にいいと思う。叉そんなBIKEはなかなか表で今日売りに出ることが少なくなったものだ。なお、750SSに関して、質問に対して極力お答えするようにしている。判断材料になればとも思う。まず、国内にあるものは、大体把握している。たとえば、本物だけれど、ここと、ここが違うなど、、、また、あれは偽物など。まとまった金が動くバイク故その辺ははっきりしていきたいものである。また、贋作が横行すると何の世界もより一層、本物が評価され引き立つものだ。

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2010年06月16日

BIMOTO DB-1 RACING OH

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というわけで、6月も早くもなかば、梅雨に入る目前で、湿気バリバリ、熱いしもう、シュウマイになった気分だ。頭に芥子を塗れば芥子チンキが効いていいかもしれない。などと、冗談話から始まったが。DB-1エンジンOHもいよいよ後半戦だ、腰下は、しっかり出来上がり、後はケースを合わせれば、大体OK状態になった、クランクシャフトや、メタルクリアランスやら、少々厄介ではあったがほぼ解決および、完結である。ヘッドは、ファクトリーで、カムフオルダーベアリング、オイルライン、ヘッドめくらボルトから、オイルが出たのであろうため、多量のデブゴン処理を、おそらくコースピッドで、現場対策をした感じで、汚い感じなので、すべて落とし、もう一度徹底的に仕上げているため、少々時間がかかっている、肝心な部分はもう仕上がっているので、見てくれ美系の美学といったところだろう。ここで、クロスギアのギアを見ていただくとしよう。中央にある、5スピードギアをよく見ると、1−4の刃数が荒く違うのが分かる。これで絶妙な、あのギアレシオが出来上がっているわけだ。こんなところが、本当に当時80年代のファクトリーの仕事ぶりが伝わるところだ。オイルフィルターは、冷却するように、ケースが削られ露出するようになっている、ここにマグネシオ製ブラケットがつき、オイルクーラーへ回りこむ仕組みだ。ケースNOは、DM650L#612034#このNOは、BIMOTAに紹介しても、ヒストリーが分かる、650EGをDUCATIは作り、この時61,8mmストローククランクにして、レギュレーションをとったモデルであり、エンジンである。ある意味、650SLはホモロゲ的なバイクだ、実際車両も少ない。この650Lユニットを積んだ750TT-1は、当時マン島や、初期のDAYTONAに使われた、ユニットになる。その後、レースでワールドチャンピオンとなり、市販モデルとして750Lユニットが作られたということである。リアサスペンションのOHももうすぐ終わり、梅雨が明ければ、いざシェイクダウンと行きたいところである。現在シュウマイにならないように、ロードで夜、自転車でトレーニング中であった。なんか今度は自転車にはまりそうで、本も見ない、PRO−ショップに行かないを決めている。はまればきっとまずい展開になるに違いない。非常にまずい感じだ、、、   おわり

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