2011年08月
2011年08月20日
1978 Original Tire&Wheel !!
というわけで、今日はビンテージタイヤのメンテナンス、と、言葉はかっこよいが、早い話天気がええので洗剤でたわしで洗ったという話だ。1978NCRが新車でデリバリーされた時のミシュラン製レーシングタイヤ、ブランニューだがさすがにクラックも出ている、78NCRに乗らなくなったら、オリジナルタイヤに付け替えデスプレーする際には必需品でもある、チューブもオリジナルなので、これもリフレシュである。向かいの親父が、今日は自宅の表で、タイヤやら、チューブやら引っぱり出しているので、パンク修理屋でも始めたのか?といった顔をしている、パンク修理はしませんちゅうの!!と何やら滑稽な場面でもある、暑くて晴天なので、短時間でドライ状態になったところで、店じまいである。ホイールも1978NCRの新品カンパニョーロだ、コンペテションホイールの特徴は、スポーク部分が細いこともあるが、サイズ表記がないことである、もっとコアなモデルは、10/78***とか製造年月日が入っているものは、ファクトリーバイクに多く見られ、大方カンパニョーロ表記浮き文字のみが入ったものがコンペテションホイールとなる。重量もフロント4KG,リア5KGで持つと本当に市販のカンパと比べると非常に軽くできているのである、ということで、今日のビンテージタイヤ屋は店じまいである。
終わり
2011年08月19日
750SHORTER メインベアリング
ようやく少し秋かなっといった空気が差し込むようになってきた、今日は、組み込み前にメインベアリングの紹介である、左上2枚の写真は、ヨーロッパで撮影されたワークスユニットの写真、ベアリングの写真がありおそらく普通ではなんでこんな写真あるんだろう?となるだろう、実はSHORTERメインベアリングは、数値にして1mmと1/100薄く加工して組み込むのであるおそらくそれをこの写真は言いたいのであろうが、このエンジンを扱った人間じゃないとわからない部分でもある、なんで薄いのか?クランクの設計ミス?(違うだろう)なんか理由もありそうだが、設計者はもういないわけで、こんな謎に包まれたところが、ワークスユニットには多々あるとだけ言っておこう、我々はそれを忠実に再現するのみである、スタッドボルトも特殊加工転造仕様の強度あるものを投入されているのが写真でもわかる、やはりスタッドは重要なきもの一つであることは言うまでもない、ステンとかチタンとか聞くが、何考えてんだろうということに結果としてはなる話でもある。というわけで、73SHORTERの重要な部分、数値までも紹介したが実際ここまでの回転域で走らせるところまで来るにはかなりに時間がかかったとだけ言っておこう。というわけで、シェイクダウン(何回目?)も近くなってきた、自分自身とても楽しみなことである。 終わり
2011年08月17日
750SHORTER-OH
さてという感じで、いよいよコンプレッド作業が始まった、自分にとっては、宝石磨きや、はたまた今はやりのブラックアウトのロレックス作りではないが、納得できる水準までなったケース内部の宝石軍団である、クランクもサイド磨きなおし、鏡面この上なしと言った感じだ、ケーススタッドホール加工もじぐを使ってのご覧の精度、マシニング師のM氏の仕事は言うまでもない、M氏とは、マツオカのMではなく、マツオカの友人が経営するマシニング工場の社長のM氏である、かれこれ、あれやこれや無理ばかり聞いてもらってはいるが、どれもこれもさすがに精度はこの上ない仕上がりである、こんな感じで近辺で協力者がいろんなセクションで多数大勢いるので、いろんなプロゼクトもなしえていることだとつくずく思う、本当にありがたいものである、おそらく持ち込めば、またか?と思いながら、男儀で仕上げてくれるところは感謝以外何物でもない、ということで、フロントマグハブセクション、ヘッドは、DLCカムも投入され、残すは、エクゾーストくらいとなってきた、何しろ、2年前のオートポリスで、バリバリにエンドがクラックだらけである、ハイテン鋼の0,5MMエンドパイプはすでに用意されている、インナーも磨き込み今度は良いと思われるが、やっぱひびはいるだろうな、といった感じの厳しいエクゾーストサウンドである。次回くらいは、最終編に近いものになるだろう。 つずく
2011年08月15日
750SHORTERサスペンション加工
750SHORTERリアサスペンションは、ベースなるものはチェリアーニ305mmサスペンション今となっては残った部分はボトムケースくらいだ、オリジナルがチェリアーニなのでやはりこの部分はこだわりを残したいところである、アッパーや、エンドも今回スプリングに合わせすべて作製、ブッシングはピロボールマウント仕様、ボトムとカラーにオリジナルはかなりガタがありそこら辺を詰めてばっちり作り上げたものボトムもクリアランスにむらがあるため、最後は手削りにて仕上げているのは、勿論MR-マツオカである、インナーシャフトも硬質で太いものを使用、インナーセクションもスペシャル構造となり、シム調整で減衰変更が容易に変わる仕掛けである、フレーム側もヘリサートを入れ、上も下も簡単に外せる仕掛けである、とかなりあれこれ変更したが、最後はコース上に持ち込んで調整や、はたまた変更が出てくるであろう、これでだいたい理想的な足回りや、シャーシになりつつあると思われる。盆も今日で最終、とにかく車は多いし、暑いしといった感じだが、これから日差しもだんだん秋っぽくなるであろうから、そうなるといよいよしめたものである。さっきマグネシオニューパーツインフォが入ってきたので、間に合えばまだまだ投入したい、また900MHR−SS関連のけっこうマニアックなマグネシオパーツも、作ったようなので、こちらも楽しみなものである。
つずく
2011年08月14日
750SHORTER ハブ軽量加工
今日は、ハブセクションの軽量化と行こう、フロントはビックサイズのベアリングにアルミカラー&シャフト、削り込んだローターに、マグネシオハブブラケット、リアも肉抜き、アルミカラー&シャフトで、おおよそ1KGオーバーの軽量ができた、純正パーツは鉄製で案外重くあまり精度もよくない、勿論スタンダードに比べ、特に精度や、強度も上がっているのでさらにいいのは言うまでもない、ベアリン部もすべて新品に交換し、オメガグリスで組みあがるというものである、ケース加工は、オイルの落ちる穴を少増やし、形状やバリをさらにきれいにしたもの、叉ギアのこの部分のベアリングは、オイルがかかりにくく傷みやすいので、OH時には毎回交換したいベアリングでもある、NCR-EGはここにケースアッパーから斜めにオイルラインがあり、このベアリングを、リアカムフオルダーから降りてきて冷やすという仕掛けになっている、この穴のサイズがマジックのようで、大きすぎるとNGだと思われる、最後まで今回これを肉盛りして増設も考えたが、1973−EGということにこだわりからやらなかった部分でもある、つずきはEG編に入る。 つずく
2011年08月13日
DLC&ビクロマート
暑い夏、今年も盆が来た、幹線道路は渋滞でおまけに暑いと来ると、どこにも行きたくない感じだが、といっていると、待ちに待っていたものが続々と到着してきたではないか、暑さも少々ぶっ飛びといった感じだ、マグネシオパーツは写真のようにビクロマート防製処理を国内でやってもらった、もともとの処理したものを一度おとしての再加工なので仕上がりは少し曇り気味だが、次回はウエットブラストで処理してから加工するといいように思える、というより、マシニングのみの未処理で送らせて、国内でビクロ加工をするとそれらしいものになると思われる、現在、ベベルハウジングや、その他もろもろを作製中というところなので、今後マグパーツは充実すると思われる、近年のマグネシオは、一昔前のものと違い強度もあり耐久性もいいものである、マシニング精度もよく我々も使用して今まで不都合はなかった、つずいてDLC加工、前回も紹介したが、近年メーカ市販品にも使用されているようだが、F-1テクノロジーから始まったといっても過言ではない、表面処理である、何といっても表面強度、摩擦係数の低さは現在、耐久力も含め他にないと言った感じだ、現在DLCは、マツオカのFACTORYのすぐ近くででき、工場も協力的である、ただなんでもそうだが、どこもここも打てばいいものではなく、実践されてリザルトのあるパーツを我々も吟味して加工し実戦投入である。今でも特にピストンピンの材料と、DLC加工の議論はF-1では延々とつずいているようだ、とにかくコース上でバンバン何時間も走らせて、普段ちびるところが、ほとんど傷さえ見られないというすごさは、実感できている、おそらくフリクションも目で走っているときは確認すらできないいもののほとんどないに等しいものなのだろう、したじは写真のように鏡面にしてその上からかけるのがベストのようである、ここですごいのが、鏡面で表面は正確に言うと段差はあるのだろうが、DLCを表面にかけるとガラス状のほんとの鏡面になることである。出来上がったパーツを近くでまじまじと見ると。黒が少ムラガできているのだがそれはしたじのわずかな凹凸の関係である、ピストンピン、シャフト関係はお勧めである、今回は鏡面ロッカーアームを、DLCシャフトで支え、DLCカムで駆動すると言った仕掛けでアッパーベベルのカム側のみDLC加工である、その他ミション関係もご覧の通りだ、最後にセレクターパーツを加工したがこれがフリクションが全くないとまではないが、組んでレバーを手で押すとスイスとうごくといった代物に変わったのである、これは正直自分としてもすごいと思ったものでもある、とか何とか言っていたらとことんつずきそうなのでこれくらいにして、尚DLC加工も持ち込みで加工もできる、詳しくは、マツオカR&D 092-931-2717に問い合わせしていただければOKだ。というわけで、EGもけっこうなペースで組みあがっているので、盆明けから、EG編を紹介しよう。 つずく
2011年08月03日
750SHORTER 2011/8/3
昨日のつずきで、作業はつずくといった感じだが、今日は、ローターインナーを、耐熱ペイントをせっかくここまでしたので施した、ペイントドーナツ型プレートなるものを上からかぶせ塗そうするのである、くそ暑い上に、仕上げはトーチで焼き付け、表で作業をしているとこりゃもうローターの上でカルビーでも焼いておまけにビールでものむしかないという感じの、九州の真夏日である、しかしここは忍耐で頑張るしかない、とか何とか言っているうちに、少々涼しくなり、夕立でも来そうな感じだ、近年、世も、天気も本当に異常さを感じるのは、ほんとに肌に来るものさえある、新聞でも世界経済が破たんしそうな記事が連なり、一体どうゆうことになるか本当に心配にもなる、しかし今は、自分自身井上ヨウスイのかさがないではないが、ペイントが乾かないと言った冗談くらいの話だ。ハブセクションは写真のようにインナーのシャフト、カラー等すべてジュラで作製したもので、フロントが約600G、リアとローターの肉抜きも合わせ約1000G強の軽量化である、また精度も出ているのでさらにいいことは言うまでもない、サスペンションの動きも良いようだ、この後リアサスアッパー取り付けホールにヘリサートを打ちボルトを切削して、ラチェット1本ですぐに外せる仕掛けである、ファクトリーレーサーは往々にしてこの辺は、どのメーカーBIKEも作りこまれている、勿論作業時間の短縮等を狙って作りこまれる内容である、というわけで暑さもここまで来ると早く秋になれと言った感じの一日だったが、つずきはいよいよエンジン編に入る、DLC加工も面白いものを工場よりもらったので、今度紹介するとしよう。 つずく
2011年08月02日
750SHORTER続編
というわけで750SHORTER続編はつずくといった感じだが、とにかく暑くて頭がボーとする毎日である、とはいえバイクに乗ったり、車に乗ったりと忙しい毎日であるが、調子こいて飛ばしていたらスピード違反で6年ぶりに捕まったという情けないもの、ジャンバーをきて変装した詐欺師のような面パトがいるからたまらない、なかなか考えたものである、並んだ時一応は確認してそれからのこと、けっこう切り返しても、おっさんけっこう付いてきてやるじゃないと思いきや、赤色灯が回り出したじゃないの、ここは左足で一発フルボトム、追突されるかの勢いだが、ぎりぎりトップスピードから21kmオーバーぎりぎりまでこぎ着いたと言った感じだった、しかし参ったが少々面白さもあった、とか言っていたら怒られたらいかんのでこれくらいにして、今回は、デスク板のさらなる軽量加工と、リアサスペンションの取り付けおよび、減衰調整をやった、実際リアは走行してみないとわからないが、しっかりした内容になったのでけっこう期待できる仕上がりだ、おそらくフロントも調整する感じになるであろうと思われる、白いジュラコンは、マツオカ製、ストロークセンサーである。来週くらいから、すべてのEG-PARTSも仕上がり、いよいよ組み立てである、この辺は、細かに紹介してみようと思う、またマグネシオビクロマート加工ももうすぐ上がる予定で、この辺も少々楽しみでもある、今日はこれくらいでまた、、、つずく