慢性期療養型病院でも週末や祝日に熱や咳なんかの風邪や呼吸器症状で受診希望の電話をしてくる患者はちょくちょくいる。もちろん、こんな病院は週末は外来業務はやっていない。 療養型病院は大体において休日はレントゲン、血液検査などが一切できない不十分な体制なんだけど、それでも「当院に通院している患者はできるだけ受けて下さい」と書いているマニュアルがあったり、電話担当の守衛が「当院の患者は受けることが多いですよ」とホントかどうか怪しい事を言うところもある。

元々の通院の原因である持病が調子悪いのならば来てもらうのがベターだと思うけど、そうではない時は体制を整えて休日診療をしている当番病院へ行った方が良いと思う。これは診るのが面倒とか診療拒否とかそういうことじゃなくて、しっかり責任を持てる体制を整えている所へ行って適切な検査の上で治療を受けた方が良いと言うこと。

責任を持てない不十分な診療を挟んで紹介状を書くことで余計なお金がかかることは勿論、身体的にも最終的に不利益を被るのは患者自身なので、みんながこの辺をわかってくれたらお互いが幸せだと思う。