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あらゆるチューブに対応できる簡単チューブパッチ

【ロードバイク】初パンク経験、修理作業と失敗から学んだこと

従来のクリンチャータイヤ用チューブがパンクした際は、ヤスリがけ、パッチ、そしてゴムのりを使用した修理が一般的でしたが、現在ではゴムのりを廃した樹脂チューブパッチを使用するのが主流です。
ゴムのり無しで修理ができる分手間が省け時間短縮に繋がり、ゴムのりのムラによるパッチ剥がれの心配が要らないからです。初心者、上級者問わず当たり前のように使用されています。

今回はイージーパッチの中で恐らく最もシェアの高いと思われる「Panaracer イージーパッチキット RK-EASY」について徹底レビューします。

キット内容&Amazonでの価格

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キット内容は以下の4点
  • プラスチックケース
  • イージーパッチ取扱説明書
  • 紙やすり(正確には布やすり)
  • イージーパッチ*6
取扱説明書にはイージーパッチの詳しい特徴や使用方法が記されている。紙やすりは恐らく200番台と粗め。イージパッチ6枚=パンク6回分。プラスチックケースは余分に大きく、サドルバッグやツールケースに入れる際には邪魔になる。ミニパック等に必要分だけ納めて収納するのがオススメ。

Amazonでの価格は¥295(2015/09/10現在)

税+送料込みでAmazonではくっそ安い。パッチ一枚あたり50円以下
ただし「合わせ買い対象商品」でAmazon.co.jpでの買い物合計額が¥2,500以上にならないと送料無料にならないので、別の買い物際についでに一緒に買うのがオススメです。

Panaracer イージーパッチの利点

  1. Amazonでの購入価格が非情に安い(パッチ一枚あたり50円以下)
  2. あらゆるチューブ素材に対応
  3. ゴムのりが必要なくコンパクト
  4. ゴムのり式パッチと比較して手間も時間も掛からない
  5. 恒久修理で修理したチューブは使い続けられる
  6. 軽い
あらゆる点で従来のゴムのり式パッチより優れている上、他社製品としてもコストパフォーマンスに優れます。
個人的にゴムのり式パッチを持つメリットは殆ど無い気がします。
またこれといったデメリットもありません。
しいて言えばかなり大きいパンク穴には対応出来ない、といった程度です。

あらゆるチューブ素材に対応

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↑剥離紙に連なったイージパッチはミシン目があるので一枚単位で切り離し可能

クリンチャータイヤ用のチューブの素材はブチルゴム製が一般的ですが、他にもラテックスやウレタンなど、より繊細な素材もあります。Panaracerのイージーパッチは様々なチューブ素材に対応し、付属の取扱説明書には以下のように記してあります。
●この商品はブチル/ラテックス/ウレタン製チューブやR'AIRに使用できます。

―取扱説明書より抜粋
【ロードバイク】タイヤチューブ Panaracer R'AIRを買いました

恒久修理なので修理したチューブは使用し続けられる

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↑剥離紙裏面。英語で端的に使用方法が記されている。

ゴムのり式パッチと同様応急修理ではなく恒久修理です。
イージパッチにより修理を行ったチューブは再びパンクしない限り使い続けることが出来ます。貧乏者には優しい。きちんと圧着が出来れば高圧にも耐えます(推奨700kPaまで)。

使用方法

使用方法については取扱説明しより抜粋します。
正しい使い方
1.パンク穴周囲をパッチの大きさより5mm程度の大きめに紙やすりで軽くこする。
2.こすった部分の削りかす、汚れ、水分などを乾いた布で完全に拭き取る。
3.パッチの剥離紙を剥がし、パンク穴をパッチの中止に来るようにセットして貼る。
4.貼り付けたパッチの中心部より空気を押し出すようにして指で軽く押さえる。
5.空気の漏れがないか確認する

―取扱説明書より抜粋
各項目には更に細かいポイントが記されてますがここでは割愛。

パンクしたチューブを実際に修理してみた。

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【ロードバイク】初パンク経験、修理作業と失敗から学んだこと

以前リム打ちパンクさせてしまった同社「R'AIRチューブ」を実際にPanaracerイージーパッチで修理します。
上記の仕様方法にてヤスリがけ、ゴミ等の除去の後パッチの貼付けを行いました。

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修理後はこんな感じ。この画像ではまだ空気がパッチ内に残っているので出来栄えとしては△。
このあとしっかり空気を抜いて圧着させました。

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タイヤ外で膨らませるとパッチを中心に変形する。パッチ外郭に接着剤はみ出てるがこれで問題なし。なおタイヤ内ではタイヤによってチューブの膨らみが押さえつけられるのでチューブの変形は殆ど起こらないと考えられる。タイヤ外でチューブを膨らませすぎるとパッチが剥がれるので真似しないでね。

パッチ装着により当然チューブ本来の100%の性能は発揮できなくなることは考える必要もないが、パッチそのものの重量は1g未満の為、重量バランスは殆ど狂わないです。

イージーパッチ使用上のコツ

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  • チューブに対して対角線上に貼る
  • チューブ貼付け面に凸部分がある場合はヤスリがけでしっかり平らにならす
  • ヤスリがけは一方向ではなく縦横斜めにヤスリがけする(円を描くようでもOK)
  • タイヤパウダーなどをまぶしてる場合は濡れた布等で拭き取り乾かす
対角線上に貼るのはパッチを剥がれにくくする工夫。
ヤスリがけはパッチがしっかり貼り付けるためと、パッチ内に空気が入らないよう平らに均すため。
タイヤパウダーは接着が弱まる要因なので絶対に取り除く。軽い水拭きがオススメ。

【ロードバイク】タイヤパウダーはベビーパウダーで代替可能

イージーパッチを使用する上での注意点

1.ラテックスorウレタン製チューブはヤスリがけを行わない

ラテックス製やウレタン製チューブは極めて薄く、繊細な素材なためヤスリがけは行わない。

2.2mm以上の大きさの穴またはバルブ付近には使用しない

説明書では2mm以上の穴(恐らく直径)には使用しない事になっている。しかしバースト等の場合にはこれくらいの穴が空くこともある印象。そしてそれくらいの大きさなら普通に使っても問題ないと思う。バルブ根元はパッチを上手く圧着できないのでそこからパンクした場合は寿命と思ったほうが良い。

3.パッチ接着面には手を触れない

接着面は強力な分、手を触れると著しく接着力が落ちるため手で触れることは極力避ける。
もしパッチ装着後接着力不足などで空気漏れが起こってしまった場合は諦めて新しいパッチを使うこと。

4.圧着は指で行う。工具を使わない

圧着は指の力で十分です。タイヤレバーなどを使って無理に圧着しようとするとパッチを痛めて失敗の原因になります。指で中心から空気を抜いていけばOK。

5.水濡れには要注意

ツールケースやサドルバッグの中に収納する際は水濡れ厳禁です。接着面がダメになります。

付属ケースはやたら大きいので、100均のミニパックなどを使用推奨

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付属プラスチックケースの大きさは縦×横×高さ=5.5cm×4cm×2.5cmとムダに大きい
収納するツールケースやサドルバッグが大きいならそのままでも構わないですが、コンパクトに小袋等に収めるのがおすすめです。

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自分の場合は普段このように取扱説明書にパッチとヤスリをサンドイッチして、絆創膏やバルブアダプターと一緒にミニパックに収納してサドルバッグ等に入れています。

今は手元に無いので画像は適当なラップパックによる収納ですが、100均で売っている名刺サイズのビニルパックの使用がサイズ的にベストです。
パッチは一度に6つも所持する必要は無いので2〜3個程切り離して装備し、残りは付属のケースにいれて保存するのが良いでしょう。

応用:タイヤの補強にも転用可能

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Panaracer イージーパッチは取扱説明書に記述は無いので推奨できませんが、タイヤの裏面にも貼り付けられるのでパンクしそうな箇所や、カットされてしまった箇所を補強するのにも応用できます

自分の場合はパンク防止ベルトが露出してしまったタイヤの裏面に補強としてパッチを貼り付けました。

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パンク防止ベルトよりもはるかに分厚いため補強用としてもかなり信頼できます。
おかげでこの箇所が原因となったパンクは現在までありません。

イージパッチの大きさの範囲内なら、タイヤのサイドカットなどにも応急処置的に対応できます。
より深刻なタイヤの損傷にはパークツールのタイヤブートを使用しましょう。



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