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初の2000m超え!美ヶ原ヒルクライムに挑戦!


6月の始め、縁あって長野県の美ヶ原に連れて行って頂きました。

誘ってくださったのはハルヒル試走にも連れてってくださったぞうじるしさん。
再びライドに誘って頂けるなんて、光栄なことです。
ありがとうございますm(_ _)m。

美ヶ原といえば、毎年7月あたりに行われる「ツール・ド・美ヶ原」で有名ですね。
ぞうじるしさんはこれに参加するということで、試走にご一緒させていただきました。


今回は急登、そして絶景でも有名な美ヶ原ヒルクライムのレポートをまとめます。


美ヶ原とは

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長野県のほぼ中央に位置し、県下最大級の国定公園(39,857ha)の一部を成しています。

標高2034mの頂をもつ美ヶ原最高峰「王ヶ頭」を筆頭に、山上は平坦な台地状で、松本市、上田市、長和町にまたがり、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、鹿伏山(1,977m)、武石峰(1,973m)のピークを含めて標高2000m付近に広がる一帯を「美ヶ原高原」と呼んでいます。

―美ヶ原観光連盟 http://www.utsukushi2034.jp/e822629.html


ルート

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この度は「ツール・ド・美ヶ原」のルートに乗っ取り
長野県松本市から美ヶ原スカイラインを経由し走りました。

松本市野球場駐車場前〜浅間温泉街〜美鈴湖〜武石峠〜美ヶ原高原駐車場(天狗の露路)
全長21.6辧標高差1,270m、平均勾配5.9%のコース
スタート後間もなくの名所?「激坂」が難所でありながら、この坂へのアタックを魅力とし全国から多くの参加者が集います。 ゴール手前のレンゲツツジの群生は圧巻、また 国内ヒルクライムのパイオニア・全日本マウンテンサイクリングinル乗鞍の会場・乗鞍岳の全景を望むことができます。

―ツール・ド・美ヶ原公式HP コース概要より

さて、このルートは平均勾配6%と数値上はキツくなさそうですが、それは終盤がほぼ平坦だから
前半は勾配10%〜20%が当たり前に続き、以降も終盤まで8%を超える勾配が続く非常にキツイ登りでした(_ _;)。
これが約17kmは続きます。地獄かな?(地獄です)

難易度は間違いなく春に走った榛名山ヒルクライムより上。
そして私にとっては初めての2000m級ヒルクラのチャレンジになります。


ゴール地点は高度1884mですが、そこから徒歩で軽いトレッキングが出来れば
標高2000m超えの王ヶ頭まで行くことも出来るようです(要シューズ)
今回は時間的な問題からパスしてます。

美ヶ原といえばビーナスライン経由のアクセスも有名みたいで、複数の楽しみ方がありそうですね。

準備

カスタマイズキューシートをGARMINに導入

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登るからには本気出して頑張りたいので。
Ride With GPS」を利用してキューシートをカスタマイズしたルートデータを作成しました。
GARMINに導入することで
  • 頂上まであと何km
  • このポイントから急勾配
  • ここまでで半分
  • ここからつづら折り
などなど、走行中役に立つ情報を表示させるようにできます。

※執筆時現在「Ride With GPS」のキューシートカスタマイズサービスは有料化されました。


レポート

ローディの朝は早い。トランポで埼玉から長野県へ・・・

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早起き峠をなんとかクリアし、待ち合わせの場所へ。
菖蒲がキレイでおじいちゃんカメラマンが早朝にも関わらず撮影してました。

ぞうじるしさんに迎えに来て下さり、車載していざ長野。
毎度大変お世話になります。


現地に到着

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高速乗って2時間以上。やっぱり長野はいと遠い。
自転車を組立て、着替えて、身体と心の準備です!

手前がぞうじるしさんのロード、KUOTAのKHANマッドブラックカラー。
全体的にブラックで纏めたマット塗装が大人なかっこよさ、コンポが眩しい輝きを放ってます><。


美ヶ原ヒルクライム スタートです!

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撮影場所の「松本市野球場駐車場」からスタートラインを映したところ。
実質ここがスタート地点です。

普通の市街地に見えますが、突き当りを右折するといきなり登りスタート。
浅間温泉街を抜け林道に入っていきます・・・!


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こ の 青 看 板 が 地 獄 へ の 入 り 口

浅間温泉街を抜けるとすぐにキツイ林道がはじまります。

いきなり勾配20%とかやめてください(死)

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というわけで林道入り。
急激に勾配が上がります。いきなり8%〜9%になったかと思えば、ずっと13〜15%という地獄がやってきて、走り始めてわずか1.3km地点に20%超えの勾配が

なんだこのヒルクラ初心者殺し!?

この急勾配は2km続きます。
聞けば本番のツール・ド・美ヶ原でもこの序盤で脚を着いてしまう人がちらほら居るとか。
なんて恐ろしい登りなんだ。。。。!

ワイ、あまりの急登続きにビビる

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キツイ林道を黙々と登っていきます。
スタートからゴールまでの全長は約21.6kmで、終盤の平坦区間までは登り約17km。

序盤にごっそり脚を削られてしまい、「脚着き無しでちゃんと走りきれるだろうか・・・」と不安になってきてしまいました。だって体感ではずっと8%以上の登りが続くんです。

そして勾配がきつすぎるので負荷に耐えられず、腰が痛くなります。
体幹の敗北。


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そんな心理状態が反映されたのか、それとも単なる寝不足なのかはわかりませんが、心拍数が上がってくれません。頑張ってみても大体80%HRRまでしか出てくれません。


今年のハルヒルは健闘し常に90%HRRを維持しつつ55分台でゴールできたので、同じ調子で走ることが出来れば少なくとも1時間半は切れるのではないか?と考え目標にしていました。
しかしこの調子では。。。達成できるかな。。。?

標高が高くなると、キレイな景色がちらほらと!

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あぁつら・・・あとどんくらい登り続ければええんや・・・。
GARMINを見てみると、えぇ・・・あと半分・・・うせやろ?(^O^)

初見の上り道は、GARMINの数字や距離を追っていると心が折れやすいです。

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しかし登る内にちょこちょこと視界が開ける場所があります。
結構高いところまで登ってきているようです。

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途中北アルプスが一望できるところもありましたが、写真には収められませんでした。
正直登りながら写真撮るのはキツすぎます(~O~;)。

今思えば、写真を撮るくらいならもっとペダル踏めや。と、思います

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途中高原植物かな?花が咲いていました。
これは「レンゲツツジ」という高山植物です。オレンジ色がキレイな花が房咲きしてます。
画像検索してみるととても美しいですよ。⇒「レンゲツツジ

美ヶ原にはこのレンゲツツジが群生していて、ちょうど7月のはじめ頃になると頂上付近も満開になるのだそうです。冷涼な気候と雨が多いのがマッチするのでしょう。
ちなみに有毒植物です。


ただ「キレイな花が咲いている」では寂しい。
その植物に対して少しでも知識があると、一段と美しく、興味深く見えるものです。

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奥にうっすら見える山陰は北アルプス群と思われます。

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ところどころ開けたところがあり、そこから垣間見える景色は中々。
でも美ヶ原はこっからが本番なんだよ・・・!


急登を登りきった先は絶景は絶景が広がります

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とにかくキツイ登りを耐え登っていると、雰囲気が変わってきました。
広葉樹がなくなり、特徴的な針葉樹が目立ちます。
絶景まであと少しな気配です。頑張ってペダルを踏みました。



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針葉樹林を抜けました。
標高約1800m。そこは芽が動きはじめたばかりの草原がなびく、美ヶ原の絶景です。


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これですよ!これが美ヶ原!!
樹林のない美しい尾根道が広がります。
約17kmのキツイ登りを耐え抜いた者に与えられる絶景です。
この区間約4kmは平坦・下り基調です。一気に走り抜けます。


ただし所々にキツ目のカーブがあり、絶景に目線を取られがちです。
事故りやすいので十分注意しましょう。

脚着き無くなんとかゴール!

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やりました。
そして疲れた。

高山独特の薄く涼しい空気、澄んだ青空が心地よいです。
2000m級ともなると低山とは違い頂上は雰囲気が違います。

とりあえず脚着きなく、この日出せる力は出して登りきりました。
写真撮ってたんだから余裕あるだろというツッコミはあります。
でも当時の私はあれが限界出力です(ヽ´ω`)。


utukushigahara

タイムは1時間35分台
。目標より5分もオーバーです。
大会記録を参照してみると半分より下位です。

STRAVAのランクでも全体の半分位の順位です。
心拍も平均81%HRR(平均171bpm)です。

21kmという距離で長時間高心拍数に耐える力が足りない。
結果がわかると悔しい。


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ゴール地点(美ヶ原高原駐車場)はこんな感じ。
登山口でもあるので観光客だけでなくハイカーも見られます。
そして王が頭方面にラスボスの城の如くそびえ立つ電波塔が強烈な存在感を出していますね。


残念なのはこの場所には特に記念撮影に向くような道標等が無いこと。

可能であればここから徒歩でこの奥に登り、王が頭まで行けるといいですね。
私も機会があれば是非行ってみたいです。


頂上は絶景が一杯!!  - フォトギャラリー -

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美ヶ原高原駐車場での撮影ポイントはココ。
駐車場入り口左手隅にあります。

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北アルプス方面。
曇ってますが肉眼では雪をかぶった北アルプスが見えてました。

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電波塔は特徴的過ぎてたくさん撮ってしまいました


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下山を開始し、絶景を振り返り写真を取りながら帰路につきます。
6月で標高も1800mありますから、草の芽が動いて間もないです。

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森林限界高度(本州中部では2500m)ではありませんが、草原が広がります。
ここに樹林が広がらないのはどうしてなのでしょうね?

空が近く、走っていてとてもすがすがしいです。

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車のCMで見れる素敵な道を自分が走る爽快感は格別です。

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頂上の撮影スポットは定番らしく、季節や曜日によっては順番待ちするかもしれません。


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ぞうじるしさん。
彼の「ツール・ド・美ヶ原」ベスト記録には勝てませんでした(ヽ´ω`)。

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遠くの草原に牛が放牧されています。

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のびのび生活できていていいですね。乳牛なんでしょうか?

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個人的にとても気に入ってる2枚。ぞうじるしさん。


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この素晴らしい区間、永遠に続いてほしいと思えるほど素敵です。
二車線で走りやすいですが、前述した通り絶景に脇見運転しがちな上、コーナーがキツいところで事故が頻発しているそうですので、他者との事故も含め十分注意して走りましょう。

走行を振り返って

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天候に恵まれた美ヶ原ヒルクライム

このシーズンの美ヶ原は雨模様や曇り空が多いらしいです。
今回は幸運なことに良く晴れてくれました。頂上付近はちょこっと雲がかかりましたが、美しい景色を青空の下で望めることが出来てとても幸運でしたね。

遠征前日までの睡眠問題

今回の遠征において、帰宅後すぐにお薬飲んで速攻で寝ました。
しっかり寝れたはずでしたが、登攀中は心拍が上がりませんでした。
⇒私の場合、睡眠不足状態だと心拍が上がらない事が多い。
前日までの睡眠負債の影響があったかもしれません。

おまけに帰りの車内では運転してくださってるぞうじるしさんを横にウトウト。。。
(大変失礼いたしました_| ̄|○)

私の場合、睡眠負債をゼロに近づけ、前日もしっかり眠らないと全力が難しいのかもしれません。
規則正しい生活。。。難しいです。

ツールド美ヶ原のコースは上級者向けと思う

ツールド美ヶ原の登攀コースは、やはり上級者向けのように思います。

全長21.6km。実質17kmの急登です。
ハルヒルを凌駕する勾配に耐え、目標タイムを目指すには相当な気力が必要に思います。

一方、走り切るだけを目標にするなら、なかなかチャレンジし甲斐のあるコースといえます。
めちゃくちゃキツイ登りを脚着きなくクリアしたあとの絶景は格別でした。

高山ヒルクライムの素晴らしさの片鱗に触れられたライドだと思います。
また、いずれチャレンジしてみたいです。



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自転車 : ANCHOR RS8
走行距離: 20.46km
平均時速: 12.7km/h
走行時間: 1:36:55
獲得標高: 1312m