ミュージシャン山田章典のブログでっす

本日は有楽町プラネタリウムにてベートーヴェン。
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素敵な音楽家と五感を済ませて演奏するクラシック音楽はやはり楽しい。


最近ちょっと弓の使い方を変えてみてます。
楽器の正しいフォームって、体格や目指す音楽によって千差万別ですが、弾いているフォームが自分にとってカッコいいとか整っているとか、何か違和感のある動きが無ければ基本それを目安にしていてば大体大丈夫と僕は思ってます。
チェック方法としては演奏している動画だったり鏡を見たりして確認する事になります。
と言った、これらの事は「外側からの整え方」

逆に「内側からの整え方」というのもあって、
どういう音色と音価でどういう風にフレーズを歌わせるか、という考えを持って楽器に接してるとそれによって最終的にフォームも整います。
冒頭で言っていた弓の使い方ですが、今回はまさに内側からの取り組み。
あるフレーズに対しての理想の音色を実現するためのボウイング。なんか良い結果になりそう。


こんな感じで外側からと内側からの両方からの整え方を駆使して自分に合ったフォームを見つけて行きますが、これが時期によっても変わったりするのでまさに「沼」です。
理想に辿りついたと思ったら、1週間後はそうでもなかったとかw、そこが楽しいところでもあるんですけど。
こういうのってエレベでもコントラバスでも全ての楽器に共通する事と思いますが、きっとアスリートなんかも一緒ですね。



本日の現場が有楽町だったので、お仕事後は皇居をウォーキング♪
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都会のど真ん中にこんなに緑があるのはなんか不思議な気分。
気持ち良かったー。

超大編成の劇伴レコーディング。
時間やら順番の都合で、某バカでかいスタジオの隅っこのブースでひとりで弾くという少しシュールな状況。
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大きいプロジェクトの劇伴は大人数が入れ替わり立ち替わりで大忙し。僕一人なんぞのために時間をゆっくりかけていただくわけにいきません。
ある意味いつもの録音より集中力と度胸を使います。短い時間で良いテイクを残せる工夫も必要。

今日は良い演奏が残せたかな?
完成品を聴きたくてもこの類のお仕事は何のレコーディングだったのかを聞かずに帰ってしまう事が実は多い汗
お役に立てたのを信じるとします。


そういえば先日50歳の節目検診というのを受けて来ました(少々フライングですが)。
僕のようなフリーの音楽家は定期的な健康診断を受ける機会があまりないのでついほったらかしになってしまいます。
結果、見事に悪玉コレステロールが引っかかってしまいました汗
別に太ってるわけでもないし、無茶食いなんかもしないのに。。おそらく運動不足か。
それ以外の数値は(肝臓のγ-GTP含め)すこぶる良かったのは一安心ですが、運動不足をなんとかしなくてはという事でここ最近毎日ウォーキング&運動してます。
が、、急にやったもんだから腰を痛めてしまった笑
運動は普段から習慣づけ類事が大事ですね汗

努力もあってか、後日の再検査ではきっちり悪玉コレステロール値は平均に下がってました。
良かったけど、運動は続けよう。

昨年末、バイオリン谷直人氏と指揮者和田一樹氏と取り組んだヴィバルディの名作「四季」コンテンポラリーバージョン。
アレンジ作業は谷氏と二人三脚で行いました。
前代未聞の難題でしたが、本番も大成功に終わる事が出来ました。
一度のコンサートだけで終わらせるのは流石に勿体無いのでこれを形に残すべく、レコーディング作業をこの度いよいよ開始致しました。

基本的には弦楽合奏のスコアを変えない、というルールのもと、そこにピアノトリオを導入するという
僕的には今までの(アレンジャーとしての側面から見た)キャリアの中で間違いなく一番難しく、そしてやり甲斐のあるお題です。
でも今回も頼もしいグレイトな達人ミュージシャンが味方についてくれているので何も心配はいりません。
本日の初回録音から素晴らしいテイクがたくさん録れました。
流石とはまさにこの事。
嬉しい滑り出しです。

達人その1
谷直人!
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流石!

達人その2
青柳茉莉恵!
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流石!

達人その3
新村泰文!
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流石!

そんな達人たちに囲まれてめっちゃ幸せの
僕w
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タッピング(懐かしい)頑張ってる笑

初日、みんなたくさん弾きました。疲れました笑

多忙なメンバーの都合を合わせつつの録音ですので完成するのは少々先になると思いますが、
おそらく誰もやった事の無い、聴いた事が無い、凄い「四季」を皆さんにお届け出来るかと思います♪

バイオリニスト清野百香さんのライブ。
Vn &Voは清野さん、ピアニストに三枝伸太郎さん、ベース僕というトリオ編成。
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とても自由度の高いアンサンブルです。

事前のリハーサルも一応するにはするのですが、曲の進行を確認する程度で、細かくどういったアプローチをするとかはあまり決めません。
本番の空気感でおのずとアプローチが見えてくるのがナチュラルで良い感じです。
リハではコントラバスだったけど、本番で急遽エレベにしてみたりと。
決して適当ではありません笑
本番の空気感で見えて来るものもたくさんあるんです。
素敵なメンバーでこの編成ならではの自由なアンサンブルが楽しかったです。

ギターの大橋勇さんとお別れをして来ました。

古くはTMRでのサポート、六本木ピットインでのセッションを初め、数々のツアーやライブでたくさん音を重ねていただきました。

普段は口下手な大橋さんですが、ギターでは音で僕に沢山お話をしてくれました。
時には厳しく時には優しい、愛に溢れたギターを沢山浴びせてくれた。

大橋さんは「どんなギターを持っても自分のトーンが出せる」と自負してらっしいましたが。
僕にとってはやはり、、赤い虎目のValley Artsストラトを弾く大橋さんが絶品でした。
どこまででも歌うフレーズ、果てしなく美しい大橋さんのギターは僕の記憶の中に残り続けます。

大橋さんとご一緒した時間は僕の財産。
今の僕があるのは大橋さんのおかげです。
ありがとうございました。

心からご冥福をお祈り致します。

お馴染み案件。
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このプロジェクトもスタートしてわりと長い。
これまで録音した楽曲でも演奏的なチャレンジが毎回あり、自分的にも自信の持てるものばかりです。
是非皆さんに聴いていただきたいのですが、名前を明かせない案件なのでそこは残念。

ここの現場のベースはハイテクニカル(風w)とフレーズの存在感がテーマですので笑
本日はご機嫌に歪ませてご機嫌なスラップをかまして来ました!
ミュージシャンファーストな現場なのでクリエイティブという意味で僕的にはとてもありがたい。
色々提案しながら相談しながらがめちゃくちゃ楽しい!
素晴らしいメンバーと最高にカッコいいテイク&グルーヴになりました♪

本日は山梨まで足を運んで劇伴のストリングスレコーディング。
僕はコントラバス。

ここ山梨キングスウェルホールは海外より良質な木材などを持ち込んで造られたこだわりのホールらしい。
イタリアから取り寄せたらしいパイプオルガンも存在感たっぷり。
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所謂、小ホールなのですが、そうとは思えない豊かで品のある響き。
正直驚きました。
本日はダブカル+コントラバスでしたが、普段やる弦のアンサンブルの時よりある意味耳を澄まされる解像度の高い響きでした。
わざわざ山梨まで足を運んで録音する理由も納得です。

空き時間とかについついソロを弾きたくなってしまいますが、僕の下手っぴなソロを他の弦楽器奏者に聞かれては恥ずかしいのでやめておきました笑

本日の弦のメンバーは昔から知る仲良しチーム。
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演奏は勿論楽しかったのですが、もれなく酒豪のパリピ揃いなので笑、録音が終わった後も宴会で盛り上がった楽しい日でしたw

本日は雨。
コントラバスにてプラネタリウムでベートーヴェン演奏の日です。
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雨の日はプラネタリウムは混むんだそうです。
理由はわからないのですが、映画館なんかもそうらしいです。
そういう事で本日はお客さん多めでした。

プラネタリウムは作り的に音が響きにくい。
その上にお客さんが多いと音が吸われてさらに響かない汗
全員生音での演奏ですので、工夫して楽器を響かせます。
右手の使い方とか楽器と身体の使い方とか。
こういう不利な状況こそ勉強になる事は多い。

チェロの大岩くんと。
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歌心が素晴らしいチェリストで僕も毎度勉強させていただいてます!
同じ低弦同士、雨の日でも良い低音を響かせました♪

河村隆一さんの配信ライブ終了。
このライブシリーズは隆一さんのプライベートスタジオで行うのですが、ここは基本レコーディングスタジオなので音の環境はめちゃくちゃ良い。
しかも隆一さんが長年かけて集めた極上の機材ばかりなので、音質等、配信ライブの域を超えております。
楽器自体も隆一さん所有の名器をお借りして演奏します。
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フェンダー62年ジャズベースとフェンダーベースマン(こちらもヴィンテージ)。
少々使い古した弦から出るこの楽器の音色はまさにレコードで聴いたレジェンドトーン。
楽器に導かれてフレーズもどんどん湧き出て来ます。
What’s going onのようなモータウンフレーズをついつい弾いてしまいたくなる♪
ベーシストならこの気持ちをわかってくれるはず。

隆一さんのジャズベはまさに王道、キングオブジャズベース的なアナログ音色。
僕のはもう少しモダン寄り、明るくて速いブリブリなロック音色。
良い楽器って弾き手によって音色が育っていきます。
僕の持ってる64年ジャズベとは少々キャラクターの違うフェンダーを今回弾けたのは(堪能出来たのは)貴重な経験でした。

今度はいつこの楽器を弾けるのかなー。
楽器はいくら名器でも弾いてあげないと良くなりませんし、鳴りがサビついてしまいます。
ちょくちょくケースから出して鳴らしてあげてほしいものです(^^)

某ミュージカル「ボディーガード」でご一緒した方々と久々再会&Rec。
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左から、作編曲小澤くん、ギター成尾くん、僕。
お二人とも売れっ子でグレイトなミュージシャン。
またご一緒出来て嬉しい。
この日お初のドラム岡本さんも素晴らしいプレイ(^^)

本日は歪みスラップの曲があってテンション↑です♪
僕的2023年verのボードが活躍しました。
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ブリブリのカッコいい音で録れました。
つい先日の本番もこのボードでいきましたが、歪みもコンプなんかもこれで落ち着いた感あります。
ALBITのチューブプリアンプも2ch使用なのでここにウッドベースも地味に挿せちゃうという(ここからDIアウトで卓へ、アウトからはヘッドのリターン挿しへ)。
パワーサプライは電圧も細かく設定出来るポートが3つ!
我ながらいい感じ♪
暫くはこれでいくかなと。

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