コルトレーン・ハウス

世界的ジョン・コルトレーン研究家【藤岡 靖洋】(Fujioka Yasuhiro)のオフィシャル・ブログです。

Coltrane Exhibition @ Grammy Museum

藤岡がプロデュースするロサンゼルス《グラミー賞博物館》の『Coltrane Exhibition』
【日時】
2017年11月16日(木)〜2018年9月23日(日)…10か月間
【場所】
米西海岸、ロサンゼルスの《グラミー賞博物館》
800 W. Olympic Blvd., Ste. A245
Los Angeles, CA 90015 USA
【内容】
20世紀最大のジャズ・ジャイアント、ジョン・コルトレーンにスポットを当て、50~60年代を公民権運動と共に疾走した稀代の名アーティストのすべてを展示。
特に、1966年来日時に語られたインタビュー、写真など全米初公開のレアアイテム満載。
【英文詳細】
http://www.grammymuseum.org/exhibits/current-exhibits/john-coltrane

PB170807
PB170830
PB170842A
PB170817A

映画『Chasing Trane』

全米公開の大好評を受けて、2017年11月17日(金)、全米でDVD/Blue Ray発売‼
CHASING-TRANE-posters
藤岡主演のこの映画は、長崎〜大阪〜東京ロケをフィーチャーし、ジャズジャイアンツ「コルトレーンの真髄に迫る‼
Amazon, Yahooなどで欧米版の予約開始されていますが、日本版は2018年発売予定。
https://www.facebook.com/ColtraneFilm/


Misty in Arashiyama, Kyoto from Chasing Trane

ちなみにDVDボーナストラックには、京都《嵐山:祐斎邸》(写真)
《室町:市原亀之助商店》などのロケもフィーチャー。
出演してくれた美女たちもここで大輪の花を咲かせています。
乞うご期待‼

東京大学大学院博士課程 講演会

日時
2017年11月16日(木)17:00 - 18:30(開場16:30 -)
場所
東京大学駒場キャンパス18号館ホール
備考
入場無料・事前登録不要
主催
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクト1「生命のかたち」
https://ihs.c.u-tokyo.ac.jp/ja/schedule/post/1_171116_coltrane/
 教育プロジェクト1「生命のかたち」では、11月16日(木)にコルトレーン研究家として世界的に著名な藤岡靖洋さんをお招きし、講演会を実施します。藤岡さんは40年以上呉服店の店主をつとめられる傍ら、ジャズの巨人ジョン・コルトレーンについて独自に研究を重ねてこられました。これまでコルトレーンの評伝や写真集など多くの著書をお書きのほか、英BBCや仏ARTE、NHKなどのドキュメンタリー制作や『Chasing Trane: The John Coltrane Documentary』といった映画制作への寄与、さらには来月17日よりグラミー博物館で開催されるコルトレーン展のアレンジなど、様々な企画へ精力的に関与されています。このたびは、コルトレーンの没後半世紀という機会に、この偉大なジャズ・サクスプレーヤーの生と制作、そして彼がジャズの歴史に残した遺産について、存分にお話しいただきます。ご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

 なお、本講演はAセメスター開講授業「多文化共生・統合人間学演習I」の一環として行われるものですが、プログラム生だけでなく、どなたでも登録なしに無料で入場できます。
ihs_e_1_171116_coltrane-thumb-540xauto-1844

立命館大学衣笠校舎で講演

平和教育研究センター「平和人権(連続)講演会」
第三回2017年12月6(水) 15:00〜17:00(14:30受付開始)
会場:立命館大学衣笠校舎、創思館カンファレンスルーム
講師:藤岡靖洋
演題:『ジョン・コルトレーン:平和と人権』
司会:出口雅久(立命館大学法学部教授)

連続講演、前2回の内容:
第一回2017年10月中旬13:00-14:30(予定)
会場:学而館GJ402 or 創思館カンファレンス or 中野記念ホール(予定)
講師:ヴェルナー・ケーラー(Dr. Werner Kohler) 大阪・神戸ドイツ総領事・平和人権連続講演会
演題:仮題「ドイツ・ヨーロッパにおける難民問題」

第二回2017年11月初旬15:00-17:00(予定)
会場:国際平ミュージアム会議室or 創思館カンファレンスルーム(予定)
講師:ペーター・ゴットバルト(レーゲンスブルク大学法学部教授・本学客員教授)
演題:仮題「紛争解決と人権−ドイツにおける民事鑑定の動向」
2017-1206 立命館大学

東京大学駒場キャンパスにて講演

2017年11月16(木)16:50〜18:50
東京大学 《駒場キャンパス》 18号館ホール(予定)
大学院(IHS)授業 「多文化共生・統合人間学演習機
「ジョン・コルトレーン没後50周年・・・生命の鼓動と音のかたち」
前回の東大講演は英語、今回は日本語です。
受講無料、予約不要‼‼ みなさん来てください!
https://www.facebook.com/yasuhiro.fujioka.75/posts/10211398540512989

Library of Congress

Such an honor having my Coltrane lecture @ Library of Congress, Washington DC last Tuesday (March 28, 2017) among many of Congressmen and women
Many thanks for arranging it, Kobayashi-san.
Photo: L-R;
Richard Englert, President Temple University, Phiadelphia
Ken-ichi Kobayashi, Embassy of Japan
Fuji
Larry Appelbaum, Library of Congress
Harry Snipper, Blues Alley
Dr. Andrew White whom I had lecture @ UDC together in 2009
P3280452ABP3280439ABP3280416AB
Library of Congress 2017-0328-1Library of Congress 2017-0328-3

Chasing Trane director John Scheinfeld

ジョン・コルトレーンのドキュメンタリー映画『Chasing Trane』
ハリウッド・スターのデンゼル・ワシントンがナレーション
クリントン元・大統領、サンタナらのインタビュー
ぼくは長崎〜大阪〜東京ロケで出演!
全米公開日
NYは2017年4月14(金)
ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴなど翌週から
【全米公開日】http://www.coltranefilm.com/?page_id=1408
http://variety.com/2017/film/festivals/john-coltrane-documentary-chasing-trane-release-date-1202010181/

【東京大学での講演ご案内】

藤岡は4月16(日) 4人英語演者のうち2番目
日時: Sat 15 & Sun 16 April 2017, 10 a.m. till 4.30 p.m.
場所:Collaboration Room 2 (コラボラーション・ルーム2)
4th Floor, Building 18(第18棟 4階)
Komaba Campus, The University of Tokyo
Meguro-ku, Tokyo 153-8902
For information on how to get to Komaba campus, here is an access page:
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/eng_site/info/about/visitors/maps-directions/
申し込み:Reservation is required, please email peter.cheyne@gmail.com in advance, and give your name and affiliation. State also which lecture or lectures in particular you would like to attend. 
(受講はピーター・チェーン先生にメール)
【藤岡講演要約】:https://imperfectionistaesthetics.wordpress.com/2017/01/12/yasuhiro-fujuoka/
全容は此処に掲載:https://imperfectionistaesthetics.wordpress.com/

2-day-flyer-imperfectionist-aesthetics-page-001
2-day-flyer-imperfectionist-aesthetics-page-0021

John Coltrane: Perfecting Improvisation

時:2017年3月24(金) 20:00〜
所:5C Cultural Center, NYC http://5cculturalcenter.org/
人:Yasuhiro Fujioka, Bruce Morris, Trudy Silver
題:コルトレーンの演奏に於ける「わびさび」美学
https://www.facebook.com/events/1403973389675079/
https://www.facebook.com/events/650001971869467/

Yasuhiro Fuji Fujioka A

「プロミスド・ランド=理想郷」

非暴力と言う至難の業を行使しながら公民権獲得に成功したキング牧師はその年ノーベル平和賞を受賞。1964年12月10日、ノルウェーのオスロでの授賞式典の日*1、コルトレーンはRVGスタジオに二日連続でこもり、『至上の愛』の発展系を模索していた。*2ベースが二人にティンバレス、コンガなど複数のパーカッションを加えた複合リズムを念頭に置いていたが、その日はレギュラーの黄金カルテット(コルトレーン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds))に、アーチー・シェップ(ts)アート・デイヴィス(b)を加えて録音した。
残念ながら満足な結果が得られずに発売を断念したが、2002年になってそのうち幾つかの未発表テイクのリリースは記憶に新しい。オリジナルLP盤に記された自筆ライナーノーツは、自身の懺悔*3と神への讃歌、友人知人へ感謝の念に溢れている。

ALS Deluxe Edition 314 589 945-2
A Love Supreme Deluxe Edition Verve Impulse! 314 589 945-2
英アビーロード・スタジオに保管されていたオリジナルマスター・テープにより格段に音質向上。1964年12月9日と10日両録音を世界初収録。

 『至上の愛』や日本公演で希求した「プロミスド・ランド」とは、どのようなものであったのだろう?
岩波新書『コルトレーン:ジャズの殉教者』でも、キーワードとして用いていた「プロミスド・ランド=自由が約束された土地=理想郷」。その語源を説明してみたい。
  旧約聖書の中に登場し、「モーゼが奴隷として苦しむヘブライの民をエジプトから連れ出し、エイブラハムの子孫に与える<自由が約束された土地=カナン>へ導く」を比喩している。モーゼ自身は、カナンを目前にしながらメリバの泉で神の命令を守らなかったことから、約束の地へたどり着くことを許されなかった。しかし、ネボ山(ビスガの山頂)から約束の地を見渡すことだけは神に許される。が、そこへ足を踏み入れることなくモーゼは亡くなる。
  マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が1968年4月4日暗殺される前日、最後の演説として知られる「私は、山の頂に登った」に出てくる目的地「プロミスド・ランド」は、人種間の平等を希求した「理想郷」なのである。

「Martin Luther King's last speech (Eng. Subtitles)」
https://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=pojmA6b1ZiY&NR=1

この演説ほど壮絶なものはない。
明日に(実際)死が迫っていることを予言するかのように「私は皆さんと一緒に、約束の地には行けない」と力強く語っています。演説後、後ずさりし椅子に倒れ込むのは、当日の体調がすぐれなかったにもかかわらず急遽演説の依頼を承諾し、即興で成したからと言われています。何度見ても涙が止まりません。壮絶な最期です。
  コルトレーンも64年の公民権法制定で「理想郷」を見たのだが、実際平等になるには、それから何年も要する。すなわちコルトレーンが実際「理想郷」に足を踏み入れる前に亡くなってしまうのは、モーゼの場合、キング牧師の場合、そしてジョン・レノンの場合(Imagineは1971年発売)と酷似している。
ベトナム戦争激化、東西緊張(共産圏、社会主義圏との軋轢)など世界情勢はボタンひとつで核戦争へと発展するかのような危険性をはらんでいた。そのような情勢の中、理想郷を目指して力いっぱい“地球の平和”を演奏して回った66年夏の日本。我々はコルトレーンの遺志を決して忘れてはならない。*3

資料映像:
*1 キング牧師、ノーベル平和賞受賞
Eyes on the Prize VI — Bridge to Freedom, 1965
https://www.youtube.com/watch?v=Ej2BCUIdUI4(1’41” – 2’10”)

*2 コルトレーン直筆楽譜の右上空欄には、「もう一人のホーン奏者、Trap Drums, 2 Bass, 2 Conga, 1 Tymbal」と言う書き込みが見える。拡大写真は、『コルトレーン・クロニクル(写真でたどる生涯)』藤岡靖洋著 DU Books 2011年 p 110 + 111
3.『コルトレーン・ジャズの殉教者』藤岡靖洋著 岩波新書2011年 p. 183~185
Profile (Japanese & English)
藤岡靖洋 URL
藤岡靖洋(Yasuhiro Fujioka)
Coltrane House

Facebook (English)
http://www.facebook.com/#!/profile.php?id=1646240019

Jazz Network Worldwide (English)
http://www.thejazznetworkworldwide.com/profile/YasuhiroFujiFujioka

Linkedin (English)
http://jp.linkedin.com/pub/yasuhiro-fujioka/1a/184/33b

4travel (Japanese)
http://4travel.jp/traveler/coltranehouse

Mixi (Japanese)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7927529

はてなダイヤリー (Japanese)
http://d.hatena.ne.jp/YasuhiroFujioka

『コルトレーン:ジャズの殉教者』(岩波新書):

https://www.iwanami.co.jp/book/b226090

書評:
http://d.hatena.ne.jp/loisil-space/20110330
livedoor動画検索
本ブログパーツの提供を終了しました
ギャラリー
  • Coltrane Exhibition @ Grammy Museum
  • Coltrane Exhibition @ Grammy Museum
  • Coltrane Exhibition @ Grammy Museum
  • Coltrane Exhibition @ Grammy Museum
  • 映画『Chasing Trane』
  • 映画『Chasing Trane』
Skype Me
  • ライブドアブログ