NFSのコラム

 はじめまして、NFSです。NFSとは(名もなきフリーライター志望)の略です。将来、フリーライターとして興味ある分野に関するコラムを著名なメディアで活躍するための練習としてのコラムを載せていくブログです。  ネットという広大な海の片隅でかすかに聞こえる程度の独り言ですが、少しでも耳を傾けて何かを言っていただけるとありがたいです。

アイムユアーズ

 大好きな競馬の予想と回顧はG1レースを中心に載せていきます。また、基本的にサッカーコラムを多く載せていきます。芸能、政治、他のスポーツに関しては興味の強い事柄に関して載せていく方針です。

北東重賞 回顧

 思ったよりも頭数の揃わなかったクイーンSにいつも通りフルゲートとなったアイビスサマーダッシュと、夏の両重賞に対する位置づけは大きく異なってしまったか。やはり、クイーンSは函館開催が嫌われてしまった格好か。それでも結果を残せばいいわけで。

 まずはクイーンSから。クィーンズバーンが距離を考慮してか思ったよりも飛ばさなかったこともあり、スローペースの競馬に。そんな中で二番手から楽に競馬を進めていたアイムユアーズが昨年に引き続きクイーンSを連覇した。昨秋から勝ち味に遅かったが、厳しい相手の競馬だったということを考えれば、ここでの巻き返しもあり得ない話ではなかった。夏はもう一戦しても問題ないだろうが、秋に向けてじっくりとマイル戦線で戦っていくべきか。3歳馬だが、マイル適性の高そうなアユサンも含めて手塚厩舎が牝馬マイル戦線を引っ張っていくか。
 2着には最低人気だったスピードリッパー。勝ち馬と同じファルブラヴ産駒でファルブラヴ産駒は洋芝適性が十二分にあるので、そこに気付けた人が高配当を掴めたか。洋芝で競馬をするのならば、要注目だ。
 3着には小回り巧者のオールザットジャズ。洋芝経験は気になるところだったが、得意の小回りコースで一瞬の切れ味を使うことが出来たか。馬体が大幅増ということで、必ずしもここが必勝というわけではなかったか。いつもどおり、いい競馬はするが勝ち切れないというのがこの馬のあるべき姿か。
 期待したマルセリーナだが、終始包まれる苦しい競馬に。それでも直線を向いたところでコースは空いたのだが思ったよりは伸びきれなかった。結局のところ洋芝適性がマイナスに働いた格好か。

 続いてはアイビスサマーダッシュ。夏の電撃戦は例年通り外ラチに馬が殺到する迫力のある一戦に。現役屈指のスピードでスタートダッシュを決めたハクサンムーンが勢いそのままに押し切って見せた。斤量も56キロということでそこまで重たい斤量ではなかったことも、この馬のスピードを活かせたか。
 セントウルS次第かもしれないが、サマースプリントの優勝に向けて大幅有利だ。もう一戦使えば目の前の5千万は確実だ。しかし、休み明けで出てくるロードカナロアに一矢報いる最大のチャンスがあるのはまた事実。陣営の決断やいかに。
 2着フォーエバーマークはハクサンムーンに競りかけたことで、馬の力を最大限に発揮できたか。夏は牝馬の定義よろしく押し切れるかと思われたが、最後はハクサンムーンの格にしてやられてしまった。また、3着にはこれまた牝馬のリトルゲルダが入った。条件戦勝ちの勢いそのままに結果を残した格好だ。まだ4歳だし上昇の余地はあるか。
 本命にしたパドトロワであったが、さすがに59キロが響いたか。ハイペースの後ろで楽な競馬が出来たように見えたが、追い出してからは思ったよりも伸びなかった。夏は高齢馬が有利かもしれないが、こうも重たい斤量だと厳しかったか。
 北東の両重賞の予想は見事に惨敗。まったくフジテレビの競馬中継が安藤勝己の忘れ形見に気が付いたから、変な呪いが重なってしまったか。まぁ、また来週ということで。

 今回のコラムはここまで。夏もようやく中盤戦。色々とひと段落し、無茶をすることなくやることをきちんとやりきりたいものだ。実りある夏に意味のある夏に。今回のコラムは以上です。

マイルチャンピオンシップ 展望

 そういえばこのコラムも丸二年を迎えたということを思い出した。世界も身の回りも大きく変わり。少しだけだけど大人になれている気もしている。気のせいかもしれないし、退化しているかもしれない。だとしても前に進まなくてはならない。
 閑話休題。安田記念よりはメンバーは揃ったかもしれないが、それでもG2クラスのマイル王者決定戦。少なくとも古馬勢は勢いのある三歳馬に感謝をしなくてはならない。

 遠征適性 ジンクス レヴェルなど様々な問題を抱えている馬が多い。希望的観測も混ざっているだろうが、三歳牝馬のレヴェルを信じてアイムユアーズを本命としたい。
 古馬との戦いは牝馬限定だが夏の札幌で経験済み。牝馬限定戦の古馬対戦と男馬が混ざっての古馬対戦は別物であるが、経験済みは経験済み。それにG2クラスのメンバーならば、古馬の壁を乗り越えるかもしれない。三歳牝馬とマイルチャンピオンシップとなると、キョウエイマーチにダンスインザムードとG1ホースでないと2着に入るのは厳しいかもしれない。ただ、アイムユアーズが持つ安定感とマイル適性に賭けてみたい。
 相手筆頭にはついに最内枠に入った武豊跨るサダムパテック。マイルチャンピオンシップとは縁遠い武豊だが、全G1制覇を達成してさっさと引退させてやりたいというJRAなりの配慮があったのかもしれない。馬自体は力ある馬だ。ただ、天皇賞で馬券候補にした理由として休み明けしか走らないということがあった。京都は未勝利勝ちがあるので苦手ではないが、休み明け二戦目が気になるところ。マイル適性と枠の利点に賭けてみたい。
 さらに安田記念を勝ったストロングリターンも抑えておきたい。毎日王冠は及第点の内容だし、関西での勝ち鞍もある。続いて、女王杯を制したレインボーダリアに先着したドナウブルー。京都適性はもちろんのこと、春のヴィクトリアマイルのように、来週走る妹にいい流れを持ち込んでほしいもの。最後に渋った馬場でペースを飛ばすシルポートの後ろで自由に競馬が出来るコスモセンサーも抑えたい。馬券は5頭の三連複ボックスで。

 スワンS組の呪いは素直に受け止めたい。充実一途のグランプリボス 京都巧者のダノンシャークら惑星がそれにあてはまる。流れで行ける京都1400Mとは違って、一呼吸置く京都1600Mでは決定的に競馬スタイルが違う。だからこそ、スワンSがこのレースに結びつかないのだろう。
 勢いのある3歳を代表して人気を背負うファイナルフォームだが、遠征競馬に疑問を抱く。ここは様子見したい。同様に遠征競馬の脆さみせたレオアクティブも馬券対象外に。

 今回のコラムはここまで。馬場回復が最大の不確定要素になりそうだ。強い馬が次につながる強い勝ち方をしてくれれば、このレースは額面通りにG1と言っていい。そうなるか果たして。日々の研鑽を積んで、未来ある明日を築き上げたいもの。今回のコラムは以上です。

クイーンS 回顧

 今までより少し早めの開催となったクイーンS。3歳牝馬にとってこのレースは必勝なのかそれとも叩きなのか。その疑念が予想の難しい一戦となった。ただ、予想のし甲斐がある一戦であったことは付け加えたい。

 秋に向けてアイムユアーズが叩き台と思われる一戦を制した。古馬との戦いでも安定感を維持しただけでなく、全力を出さなくとも勝てた点は評価したい。また、24キロのプラス体重も大半は成長分であったことを証明できた。ファルブラヴ産駒は息の長い活躍をすることもあり、秋だけでなく来年以降の活躍にも大きな展望が開けた。
 秋華賞に向けてジェンティルドンナ ヴィルシーナに割って入れるかが気になるところ。器用さを見せられた点は京都小回りコースへのアドヴァンテージになる。ただ、相手もアドヴァンテージはある。血統的に京都適正があるジェンティルドンナ。器用さと自在性ならば負けていないヴィルシーナ。彼女らと共に3歳牝馬は2強から3強へ。魅力的な世代となりそうだ。
 2着には人気薄のラブフール。札幌適正はもちろんのこと、高速馬場をアテにした先行馬がハイペースを作り上げたこともあり、この馬向きの展開となった。洋芝と小回りレースにてこの馬が出てきたら要注意ということで。
 3着にも3歳馬。ミッドサマーフェアは怪我明けということで判断が難しいところだが秋に向けて最低限の結果は残せたと見ていいだろう。秋はさすがに秋華賞だろうが遠征競馬と府中適正を考えれば府中牝馬Sでもいいのではないか。可哀想なのは、ここを叩き台として出走したこと。ただでさえ故障明けということで判断が難しいのに叩き台ということで、余計に判断が難しかった。まぁ、これもまた予想するうえでのファクターということで。

 札幌巧者であるレインボーダリアだが、さすがにレヴェルの高いメンバー相手には厳しかった。オールザットジャズは見せ場はあったものの洋芝適正がなかったがための敗戦と見るべきか。また、本命にしたコスモネモシンだがプラス20キロがマイナス効果に。きっちり絞って出直しか。フミノイマージンはさすがに斤量が重たかった。

 今回のコラムはここまで。強ければ何でもいいのか。勝てれば何でもいいのか。確かに勝者が正義だと前回のコラムでも書いた。それに異論はない。だが、強いのが分かっているなかでテンプレートな戦い方をしていて楽しいのかと考えたくなる。嫌われ者の池添君だがオルフェーヴルの乗り替わりにはさすがに同情した。勝ちたいのは分かるが人として曲げてはいけないこと。貫くべき信念を守る人こそ出来た人間ではないだろうか。今回のコラムは以上です。

桜花賞 回顧

 無事に咲き誇る桜のもとで行われた桜花賞。思ったよりもペースが遅くなかったこともあって、全ての馬が現在の持てる力を発揮できたといってもいい。力勝負だったからこそ清々しい競馬となった。

 レヴェルが低くとも男馬相手に重賞を勝った実力はさすが。ジェンティルドンナが混戦の桜花賞を見事に勝利した。レースは戦前の予想に反して平均ペース。ジェンティルドンナは中団から競馬を進めて末脚を溜めた。スローペースだったら届かない位置。だが、平均ペースを見越して、この馬に一番あった競馬を進めた岩田騎手の判断は褒めるべき。ついでに言えば、最後は有力馬同士の叩き合い。結局は現役騎手の中で一番追える岩田騎手の腕力がモノを言ったというべきだろう。時には無茶苦茶な追い方で嘲笑される岩田騎手。それでもこういった力勝負においては彼の豪腕が冴え渡る。
 母系は短距離戦線で活躍馬を排出しているダンシグの血統。ディープインパクトも一時よりはマイラー色が薄れたが、完全に抜け切ったわけではない。力強い勝ち方だったので、オークスに期待したいところだが、大手を振ってオークス本命というわけにはいかない。

 2着には大魔神こと佐々木主浩氏が所有するヴィルシーナ。こちらはスローペースを見越して前目で競馬を進めた。予想コラムにて私が思い描いたとおり、4角先頭から押し切りを図る競馬。坂で脚が止まりかけたが、坂を上りきるともう一度伸びを見せた。最後は叩き合いに敗れたが、展開がこの馬に完全に味方しなかった中において、連を確保できるのは強さの証。クイーンカップを制したことや今回も強さを見せたこともあり、オークスで一番人気になるのはこの馬だろう。
 3着にはアイムユアーズが入った。近年、桜花賞にて上位優先馬を輩出できていなかったフィリーズレビュー勝ち馬だが、ここまでの安定感がモノを言った格好だ。3頭の叩き合いにおいて、最後は距離適正が露呈した格好ではないかと思う。短距離にて活躍馬を輩出しているファルブラヴの子供だけに、オークスを目指すのは難しいだろう。未だ主役が定まらないNHKマイルカップにて強い競馬を見せて欲しいものだ。

 一応は人気を背負ったジョワドヴィーヴル。4角で外に持ち出してこの馬が目指した競馬はできたと見ていい。ただ、デビュー以来最低の馬体重のせいか、600標識辺りから仕掛けても反応は鈍かった。休み明け叩いて2戦目だし、希望通りの枠で希望通りの競馬が出来たわけだ。それでこの結果なのだから、単純に力がないと見てもいい。もっとも、体が戻ってくれば再考の余地あり。脚質的にも血統的にも府中が苦手なわけがない。一応は脚を使っているので、オークス戦線から完全に脱落したわけではない。
 同じく人気を背負ったサウンドオブハートは上位から離された4着。最後はさすがに休み明けがたたった格好か。遠征続きだったこの馬だが、オークスにしろNHKマイルカップにしろ久々の関東での競馬になる。休み明け叩いて2戦目のこの馬もまた見限るのは早計だ。
 抑え候補として注目したパララサルーは調整失敗が響いてマイナス14キロでの出走。それでも、勝ち馬に次ぐ上がりを見せたので、この馬も次に期待すべきだろう。
 というように、今回の桜花賞はオークスを見据える上でのふるいになることが出来なかった。上位馬も突き抜けた競馬ではなく、力を発揮できなかった馬も明確な理由がある。こういう年はフローラステークスやスイートピーステークス組の方が信頼できたりする。例年以上に大混戦のオークスとなりそうだ。

 今回のコラムはここまで。まさかまさかの2週連続の的中。しかも、今回は馬券を買わない展望コラムではなく、馬券を買う予想コラムでの的中。おそらくはこのコラムを始めて初めての的中だ。ヴィルシーナの脚が止まった瞬間はひやりとしたが、もう一度脚を伸ばしてくれた。馬連なのでそれで十分だ。この勢いで皐月賞も当てたいもの。今回のコラムは以上です。

桜花賞 予想

 今年は例年より寒さが厳しいこともあり、全国的に今週が桜が見ごろ。火曜日に日本中を襲った春の嵐が襲ったが、桜は満開でなかったこともあり、桜吹雪になったのは西日本の一部であった。
 今週は牝馬クラシック第一弾の桜花賞。近年は桜の開花が早くなったこともあり、満開の桜の下での桜花賞が行われるというのは難しいこと。だが、今年は快晴のおまけつきで満開の桜の下、桜花賞が行われそうだ。

 波乱となったチューリップ賞。それに反比例するかのように、人気どころが素直に結果を残した他の桜花賞トライアル。チューリップ賞でよもやの敗戦を喫したジョワドヴィーヴルはスーパースターの資質を持ち合わせているため、一応抜けた人気となっているが上位陣の実力差は今のところ横一線といったところだろう。
 休み明けぶっつけ本番が勝ち負けできない皐月賞とは違って、改修後の桜花賞では休み明けぶっつけ本番でも十分勝ち負けになる。08年2着のエフティマイア 09年2着のレッドディザイア 昨年の桜花賞は3月のトライアルを使わなかった2頭による決着だった。

 必ずしもトライアル偏重というわけではない近年の桜花賞。今回も3月のトライアルを使わなかった馬が来ると見て、悔しいけれどヴィルシーナを本命とした。
 クイーンカップの内容は力強さを見せた王道競馬。2着には今年の牝馬クラシック戦線において、いろんなところに顔を出しては善戦しているイチオクノホシだけに、この馬もメンバー上位の実力があると見ていい。リフレッシュして本番に望めるため、疲れを気にする必要もないし今回が遠征競馬というわけでもない。いい状態で本番に望めそうだ。また、前で競馬が出来る点も魅力。自分で競馬が作れる上に、馬場の内側が荒れてきていることを考えると、馬群の外から4角先頭押し切りという競馬が予想できる。馬連の軸で勝負したい。

 相手筆頭には順調一途のアイムユアーズ。フィリーズレビュー組が本番で馬券にならないのは前に書いた話。だが、阪神JF好走組の中でもっとも順調なこの馬を抑えないわけにはいかない。また、前からも中団からも競馬が出来るという自在性も評価したい。
 もう1頭はジェンティルドンナ。確かにシンザン記念のレヴェルは低かった。チューリップ賞の内容にも不満はある。しかし、ヴィルシーナを蹴ってまでこの馬を選んだ岩田騎手の判断力は買いたい。また、チューリップ賞前には熱発があったため、満足な調整が出来なかったとの事。レヴェルは低くとも男馬相手に重賞を勝ったこの馬を外すわけには行かない。
 抑えておきたいのはパララサルー。アネモネS組は桜花賞で馬券になることはめったにない。だが、中山競馬場において直線一気で3連勝を挙げた末足は評価したい。広い直線となる阪神の外回りがこの馬に適している可能性もある。一気の大逆転があってもおかしくない。

 ジョワドヴィーヴルにとってここは試金石。チューリップ賞の惨敗を叩きと見るか限界と見るかが難しいところ。阪神JFを制しチューリップ賞を勝てなかった馬は少ないわけではない。08年のトールポピーに10年のアパパネが近年の例だ。アパパネはそれでも桜花賞を勝ってみせたが、この馬は今日の阪神牝馬Sもそうだったが、トライアルはまったく走らないという特殊な馬だ。ジョワドヴィーヴルもまた特殊な馬なのか、それともトールポピーのようにここまでの馬なのか。私は所詮トーセンレーヴの妹というのがこの馬の限界だと考えた。G1だと人気に応えられない福永騎手というのも気になるし、馬券対象からははずした。
 もう1頭の有力馬であるサウンドオブハート。コンビは戻って松岡正海騎手。元々そういう話だったのだから、武豊騎手からの乗り替わりは仕方のないこと。だが、いくら近年の桜花賞が休み明けでも通用するからといって、3ヶ月の休み明けで通用するかといわれると難しい話。この馬を取り上げる必要もないだろう。

 今回のコラムはここまで。先週の産経大阪杯は1 2 3着を順番どおり的中することが出来た。その勢いを今回のレースに注ぎたい。それにしても、壁をこずいて怪我をしたハナズコールの回避は残念だった。チューリップ賞の末脚は見事だったし、近年のトレンドから外れた血統だっただけに活躍が見たかったもの。まぁ、短距離戦線で活躍しそうな血統だけに、短距離戦線での活躍に期待だ。今回のコラムは以上です。
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