経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

 ようこそ「経済ニュースゼミ」へ。当ブログにアクセスして頂き、ありがとうございます。私は2004年以降、一般の方々に経済ニュースを分かりやすく解説する仕事をしております。経済のニュースは難しいことが多いですし、それに誤解を呼びそうな報道も多いからです。皆様が、このブログをお読みになって、ご自分で考えることができるようになることを望んでおります。当方へのご連絡先は、次のとおりです。seiji+cj9.so-net.ne.jp (+を@にして下さい)

 トランプ氏の大統領就任まであと2日を切りました。

 どんな大統領就任式になるのか、どんなスピーチを行うのか、世界が注目しているのです。

 ところで、本日、米国の公共ラジオ放送であるnprのニュースをチェックしていたら、今回のトランプ氏の大統領就任式は米国の歴史上58回目のものであるとされていました。

 へー、58回目ね…何気なく読み過ごしていたのですが…後から考えると、トランプ氏は45代目の大統領であることを思い出したのです。

 これはおかしい!

 そうでしょう? そう思いませんか? 45代目の大統領なのに大統領就任式としては58回目に当たるだなんて。

 あれっ、そこの貴方、当然みたいな顔をしていますね。

 そういう方は、本当に凄い!

 そうなのですよね、今までの大統領のうち2期務めた人が何人もいるので、大統領の数としては45人目であっても就任式は58回目に当たるということなのです。


 まあ、それはそれとして、トランプ氏は就任式でどんなことを喋るのか?

 トランプ氏の最近の自画自賛のフレーズは…

 I will be the greatest jobs producer that God ever created.

 「私は神が創造した最大の職の製造者になる」

 要するに、製造業を復活させ、中国やメキシコに奪われた職を取り戻すことが自分の使命だ、みたいなことを言っているのですから、やはりそのことがスピーチの柱になると思うのです。

 となると、相変わらず中国は為替操作をしているとか、中国やメキシコの製品には高い関税をかけるとか、NAFTAの再交渉をするとか、或いはドルは高すぎるというような話が中心になると思われるのですが…

 まあ、しかし、そのような専門的は話では人の心を打つことはないでしょう。

 それに、そうした保護主義的な政策によって米国経済が復活するなんて信じている人は、実際には少数派に過ぎないということもあります。

 さらに言えば、ドルが強すぎるなんて言っても、では、ドル安政策に転換するのかと、問われると、恐らく何も言えなくなってしまうのではないでしょうか?

 というのも、ドルの価値の低下を容認するということは、米国への資本の流入をそれほど歓迎しないということにつながるので、そうなると米国の株価が下落する恐れがあるからです。

 そしてまた、ドルの価値が低くて、どうして米国が再び偉大な国になったと言えるでしょうか?

 そうでしょう?

 矛盾ばかりが目立ってしまうのです。

 
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 トランプ次期大統領が、ドルは強すぎだと発言したことで、これまでのドル高の流れに変化が生じているように見えます。
 
 先日、ご紹介したウォールストリートジャーナルのインタビューでの発言ですが…

 Our companies can’t compete with them now because our currency is too strong. And it’s killing us.

 「米国の企業は中国の企業と競争できない。我々の通貨が強すぎるからだ。そして、それが我々を苦しめている」

 確かに、米国の経常赤字は最悪期ほどではないにしても、長年に亘って一向に縮小する兆しが見られず、トランプ氏でなくても、ドルが強すぎると言いたい気持ちになるのはよく分かります。

 しかし、その一方で、強いドルを歓迎してきたのはアメリカ自身なのです。

 何故かと言えば、強いドルのお蔭で海外からの資本の流入が続き、それが株高の大きな立役者になってきたからなのです。

 要するに、強いドルには抗しきれない魅力があるということなのです。

 但し、その一方で、マイナス面もある、と。

 トランプ氏が言うように、強いドルが米国の輸出企業の競争力を奪い、多くの失業者を生み出したのも事実。

 つまり、どっちかの道しか選べない、と。或いは、どっちつかずの道しかない、と。

 しかし、そのような冷静で、客観的な考察なんかできないのがトランプ次期大統領。

 ひたすら国民の情緒に訴えることしかしないのです。

 でも、ロンヤスの時代からドルの価値が高すぎるなんて議論があったのです。

 ロンヤスといっても、ロンという通貨が安いという意味ではありません。レーガン大統領と中曽根康弘総理の時代ということです。

 つまらないダジャレで申し訳ありません。

 あの頃から米国の双子の赤字が意識されるようになり、そして、ご承知のようにプラザ合意などもあった訳ですが…米国の経常赤字が改善することはありませんでした。

 あれだけ円高になったのにですよ。

 ということは、仮に中国の人民元の価値が上がったところで、結果は同じだということが容易に想像がつくのです。

 いずれトランプ氏の人気は落ちると思っていましたが、いずれどころか大統領就任前に既に期待は大きく萎んでいるようにも思えるのです。

 トランプ大統領誕生まであと3日。


 

 トランプ氏は、言うだけ番長のようにしか見えないという方、クリックをお願い致します。
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 宅配ボックスをご存知でしょうか?

 それとも、アマゾンで買い物をしたことがあるかと聞いた方がいいでしょうか?

 本当に便利な世の中になったものです。

 昔だったら、地方に住む人は、買いたい本が地元の本屋さんにおいてなかった場合、本屋さんにその本を取り寄せてもらうなど面倒な手続きが必要だったですよね。その上、実際に本が届くまで相当の日数がかかったものなのです。

 それが今は、アマゾンに注文を出したら、翌日には本が届くのです。しかも、送料無料で。

 電車やバスを使って都心の大きな本屋さんに買いに行くより安く本が手に入るのです。

 買うことができるのは本に限りません。いろんなものが扱われているのです。

 但し、そうして直ぐ配達してくれるシステムにはなっているのですが、自分が家にいない場合には、再び配達してもらわなければなりません。

 それはそうですよね?

 しかし、宅配ボックスを利用すれば、再配達の必要がなくなるのです。

 日経のニュースです。

 「インターネット通販の拡大で深刻化する物流業者の人手不足や交通渋滞を解消するため、官民が受取人の不在時にも荷物を預けられる宅配ボックスの普及に取り組む。政府は4月から設置費用の半額を補助する制度を新設し、業者が駅やコンビニに宅配ボックスを設置するのを後押しする。」

 どこの役所の所管になるのかと言えば…

 国土交通省と環境省などの所管で、2017年度に5億円の予算が計上されている(案)とのことで、5億円程度のことで、そう目くじらを立てることもないと言われれば、それまでなのですが…

 でも、そんなことに国が口を出すというか、金を出すのか、と言いたい!

 だって、宅配ボックスは、既に大型のマンションなどでは設置されていることが多く、その上、今や個人用の宅配ボックスも販売されているのです。また、コンビニで受け取ることができるサービスもあるのです。

 その上、そうやって通販ビジネスがさらに盛んになれば、既存の小売店の売り上げ減に結びつく訳ですから、このような補助金を設けるということは、国が一方のビジネスを応援する結果になってしまいます。

 環境省がこの補助金に関与する理由としては、再配達の必要性が少なくなれば、その分、CO2の排出削減になるからと言っていますが、そうやって通販ビジネスがさらに便利になると、それによって通販を利用する人の数も増える訳ですから、結果としてCO2の削減になるかどうか分かりません。

 今から20年ほど前、一度、我が国でも補助金の仕組みを少なくしようという取り組みが始まったかに見えた時期があったかと思うのですが…今やその頃とは様変わり。何にでも補助金を出そうという風潮が強まっているのです。

 それに、この宅配ボックス設置への補助金は、組織ぐるみでおかしなことをしていた佐川急便に対しても恩恵を与えるものになることを忘れてはいけません。

 悪いことをしたら、補助金をもらえた、なんて最低だと思います。




 役人や役所は、黙っていると、こんなつまらない補助金を考え出すものなのです。つまらん仕事はするな、と思った方、クリックをお願い致します。
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 トランプ次期大統領の人気にも大きな陰りが見え始めています。

 なんといっても、大統領の就任式をボイコットする議員が何名か出そうな気配なのですから。

 それに国民の不支持率も50%を超えているのです。

 ハネムーン期間なんてどこへやら、という感じですね。

 マーケットの方も、トランプ相場なんて呼ばれていたのに…すこし雰囲気が変わってきているようなのです。

 グラフをご覧ください。

米国債利回り 2017-1-16


 残存期間10年の国債の利回りの推移を示していますが、トランプ氏勝利後上昇していた名目利回りが一転、低下し始めているのです。そして、経済成長の期待を示しているとも言える、実質利回りも、明らかに低下しているのです。

 その一方で、名目利回りから実質利回りを差し引いたブレークイーブン・インフレ率の方は、少しも下がってはいないのです。

 つまり、インフレ気味にはなるだろうという予測はそのまま!

 要するに、インフラ投資などでインフレ気味にはなるだろうが、実際の経済成長はそれほど期待できないというところなのではないでしょうか?

 ということで、トランプ氏の経済政策に対する期待が萎んできているのですが…私は、今週の大統領就任式をきっかけとして、さらに評価は下がるものと思っています。

 だって、めちゃくちゃでしょ?



 こんなトランプ氏と最初に会談することができたと喜んでいた安倍総理は、一体なに?と思った方、クリックをお願い致します。
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 トランプ次期大統領が、ウォールストリートジャーナルのインタビューで中国を為替操作国に認定することに関して、次のように発言しています。
 I would talk to them first.

 「先ず中国側と話をしようと思う」
  彼は、大統領に就任したら中国を為替操作国に認定すると言っていたのですが、大きくトーンダウンしているのです。

 つまり、いきなり為替操作国に認定することはせず、先ずは中国側と話をしたいのだ、と。

 現実が少し分かってきたのでしょうか?

 でも、次の発言を聞くと、必ずしもそうではないような気がします。
 Certainly they are manipulators. But I’m not looking to do that.
 
 「間違いなく中国は為替操作国である。しかし、そうしようとは思わない」
 自分の認識の間違いを素直に認めないところが、トランプ氏らしいところ!

 こんなことも言います。
 Instead of saying, ‘We’re devaluating our currency,’ they say, ‘Oh, our currency is dropping.’ It’s not dropping. They’re doing it on purpose.

 「中国は、『我々は通貨の価値を切り下げている』とは言わずに、『我々の通貨の価値は落ちている』と言う。価値が低下しているのではない。中国は意図的にそうしているのだ」
 まあ、そうとでも言わないと今さら格好がつかないからでしょうか。
 Our companies can’t compete with them now because our currency is strong and it’s killing us.

 「米国の企業は中国の企業と競争できない。米国の通貨が強からだ。そして、それが我々を苦しめている」
 まあ、こうしてトランプ氏は相変わらず中国を批判する訳ですが…では、トランプ氏が米ドルの価値を低下させるような政策を選択するのかと言えば、はなはだ疑問に思えてくるのです。

 というのも、トランプ氏は、以前からFRBの金融緩和策を批判していて、利上げをすべきだというようなことを言っていたからなのです。緩和策のせいで株価はバブルの状態にあると言っていましたよね。

 それにアメリカを偉大な国に復活させるというのが公約である一方、ドルの価値が低下することは却ってアメリカが衰退しているように見えてしまうのです。
 

 結局、トランプ氏が約束したことの多くは実現できないだろうと予想している方、クリックをお願い致します。
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 コンプロマットという言葉をご存知でしょうか?

 知っているという人は、世の中の出来事になんと敏感なこと!

 知らない人は?

 でも、殆どの人はまだご存知ないと思います。

 Kompromat と綴ります。

 どんな意味なのでしょうか?

 ヒントをあげましょう。ヒントはトランプ。

 トランプ氏がCNNやバズフィードに対して怒っていますよね。

 それがヒントです。

 Wikipedia には次のような説明がなされています。

 Kompromat is the Russian term for compromising materials about a politician or other public figure.

「コンプロマットとは、政治家や有名人などの不名誉な情報を意味するロシア語である」

 Such materials can be used to create negative publicity, for blackmail, or for ensuring loyalty.

「そうした情報は、悪いイメージを植え付けたり、脅迫したり、或いは手なずけて忠誠を誓わせたりするために使用される」

 Kompromat can be acquired from various security services, or outright forged, and then publicized by paying off a journalist.

「コンプロマットは、スパイ活動から得られたり、或いは、でっち上げた上で記者にお金を支払って公開させることもある」

 Widespread use of kompromat has been one of the characteristic features of politics in Russia and other post-Soviet states.

 「コンプロマットが幅広く広まっているのが、ロシアや他の旧ソ連諸国の政治の特徴である」
 
 もうお分かりですね? トランプ氏が、2013年にモスクワを訪問した際、リッツカールトンホテルに滞在し…スイートルームに宿泊したらしいのですが、その部屋はかつてオバマ大統領が泊まった部屋であり、そこで彼の異常な性癖を示す行動が確認されたという情報が飛び交っているのです。

 それが、トランプ氏が握られたと思われるコンプロマット。

 しかし、コンプロマットは真実であることもあれば、でっち上げであることもあるので、実際のところはどうであったかは分かりません。

 しかし、問題はそれだけではなく、トランプ陣営がロシア政府からヒラリークリントンなどの情報を定期的に受け取っていたことが事実なのかということもあるのです。

 いずれにしても、もし、トランプ氏が何らかの弱みをロシア側に握られているとしたら、米国民の安全と利益は大きく損なわれてしまうことでしょう。

 そんな疑惑が囁かれるトランプ次期大統領。

 そうした疑惑をトランプ氏はどうやって晴らすのでしょうか?

 我が国の安倍総理は、そんなトランプ氏の弱みを握るプーチン氏をウラジーミルと呼ぶ関係なのです。




 トランプ政権は長く続くことは難しいのではないかと思う方、クリックをお願い致します。

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 トランプ次期大統領が、CNNとバズフィードに怒っています。

 何故怒っているかと言えば、バズフィーズが、元英国情報当局者とみられる人物が書いたトランプ氏とロシアの関係について記述した文書を公開したりしたからです。

 35ページにわたる文書だと言われていますが、どんなことが書かれているのでしょうか?

COMPANY INTELLIGENCE REPORT 2016/080

US PRESIDENTIAL ELECTION: REPUBLICAN CANDIDATE DONALD TRUMP’S ACTIVITIES IN RUSSIA AND COMPROMISING RELATION WITH THE KREMLIN

「米国大統領選:共和党のトランプ大統領候補者のロシアでの活動とクレムリンとの不名誉な関係」

Summary

「要約」

・Russian regime has been cultivating, supporting and assisting TRUMP for at least 5 years. Aim, endorsed by PUTIN, has been to encourage splits and divisions in western alliance

「ロシア政権は、少なくても5年間トランプ氏を手なずけ、そして支援してきた。その目的は、プーチンに承認されているものであり、西側陣営の分断にある」

・So far TRUMP has declined various sweetener real estate business deals offered him in Russia in order to further the Kremlin’s cultivation of him. However he and his inner circle have accepted a regular flow of intelligence from the Kremlin, including on his Democratic and other political rivals

「これまでのところ、トランプは彼をさらに手なずけようとするロシアからの不動産関連の申し出には応じていない。しかし、彼とその仲間たちは民主党や他のライバルの機密情報を定期的にロシア側から受け取っている」

・Former top Russian intelligence officer claims FSB has compromised TRUMP through his activities in Moscow sufficiently to be able to blackmail him. According to several knowledgeable sources, his conduct in Moscow has included perverted sexual acts which have been arranged/monitored by FSB

「前ロシア機密情報調査官は、ロシア連邦保安庁(FSB)が、トランプのロシアでの行動はそれを理由に彼を脅かすこともできるほどのものであるということをネタにしてトランプを籠絡した、と主張する。幾人かの情報通によれば、トランプ氏の行動にはFSBにより仕組まれ、そして監視された下での変態的な性的行動があるとされる」

・A dossier of compromising material on Hillary CLINTON has been collated by the Russian Intelligence Services over many years and mainly compromises bugged conversations she had on various visits to Russia and intercepted phone calls rather than any embarrassing conduct. The dossier is controlled by Kremlin spokesman, PESKOV, directly on PUTIN’s orders. However it has not as yet been distributed abroad, including to TRUMP. Russian intentions for its deployment still unclear

「ヒラリークリントンの疑惑に関する書類一式が、ロシアの情報機関によって長年に亘りチェックされている。それらは、不名誉な行動というよりも、彼女のロシア訪問の際に盗聴された会話や電話の内容からなる。それらの書類は、プーチンの命令でロシア政府の報道官のぺスコフの管理下にある。そして、トランプを含めまだ海外には渡されていない。ロシアの目的は不明である」

Detail

「詳細」

1.    Speaking to a trusted compatriot in June 2016 sources A and B, a senior Russian Foreign Ministry figure and a former top level Russian intelligence officer still active inside the Kremlin respectively, the Russian authorities had been cultivating and supporting US Republican presidential candidate, Donald TRUMP for at least 5 years. Source B asserted that the TRUMP operation was both supported and directed by Russian President Vladimir PUTIN. Its aim was to sow discord and disunity both within the US itself, but more especially within the Transatlantic alliance which was viewed as inimical to Russia’s interests. Source C, a senior Russian financial official said the TRUMP operation should be seen in terms of PUTIN’s desire to return to Nineteenth Century ‘Great Power’ politics anchored upon countries’ interests rather than the ideals-based international order established after World War Two. S/He had overheard PUTIN talking in this way to close associates on several occasions.

「2016年6月に、情報源のAとB、1人はロシアの上級外務官僚であり、また1人は情報機関の幹部であり、ともに政府部内で現在も活動している者たちであるが、その彼らが私の信頼すべき同僚に語ったところによれば、ロシア政府は米国の共和党の大統領候補であるトランプ氏を少なくても5年間、手なずけたり支援してきたりしてきた。情報源Bは、このトランプ作戦は、プーチンの命令によるものであると主張する。その目的は、米国内の分断と大西洋を挟んだ米国と欧州の同盟関係の分断の種をまくことにある。欧米の同盟はロシアにとって敵対するものなのである。情報源Cは、ロシアの金融担当の官僚であるが、トランプ作戦は第二次大戦後に確立された理想に基づく国際秩序ではなく、19世紀の、諸国家の利害に根差した政治力学に回帰したいというプーチンの願望に沿ったものであると理解すべきだ、と言う。彼または彼女は、プーチンが側近に対して何度かそのようなことを話したのを小耳にはさんだ」

2.    In terms of specifics, Source A confided that the Kremlin had been feeding TRUMP and his team valuable intelligence on his opponents, including Democratic presidential candidate Hillary CLINTON, for several years (see more below). This was confirmed by Source D, a close associate of Trump who had organized and managed his recent trips to Moscow, and who reported, also in June, that this Russian intelligence had been “very helpful”. The Kremlin’s cultivation operation on TRUMP also had comprised offering him various lucrative real estate development  business deals in Russia, especially in relation to the ongoing 2018 World Cup soccer tournament. However, so far, for reasons unknown, TRUMP had not taken up any of these.

「具体例として、情報源Aは、ロシア政権がトランプとそのチームに対して、民主党の大統領候補であるヒラリークリントンを含め、彼の政敵の機密情報を数年間に亘り流していたと言う。そのことは、トランプ氏の側近で、トランプ氏の最近のモスクワ訪問の日程を調整した情報源Dによって確認され、彼は、ロシアの提供した情報が役に立ったと述べている。ロシア側のトランプを手なずける作戦は、大儲けができる不動産開発の取引、特に2018年のサッカーのワールドカップ開催に関連した取引を申し出ることによって行われた。しかし、これまでのところ、理由は不明だが、トランプ氏は申し出を受けていない」

3.    However, there were other aspects to TRUMP’s engagement with the Russian authorities. One which had borne fruit for them was to exploit TRUMP’s personal obsessions and sexual perversion in order to obtain suitable ‘kompromat’ (compromising material) on him. According to Source D, where s/he had been present, TRUMP’s (pervberted) conduct in Moscow included hiring the presidential suite of the Ritz Carlton Hotel, where he knew President and Mrs OBAMA (whom he hated) had stayed on one of their official trips to Russia, and defiling the bed where they had slept by employing a number of prostitute to perform a ‘golden showers’ (urination) show in front of him. The hotel was known to be under FSB control with microphones and concealed cameras in all the main rooms to record anything the wanted to.

「しかし、トランプのロシア当局との関係は別の側面も持っていた。1つ成功したのは、トランプの不名誉な事実を引き出すために彼の異常な性的な嗜好を悪用した作戦であった。情報源D、彼または彼女は現場に居合わせたが、そのDによれば、トランプのモスクワでの変態的行為には、オバマ大統領夫妻がロシアを公式に訪れた際泊まったリッツカールトンホテルのスイートルームを借りて、そこで彼の前で何人かの売春婦にゴールデンシャワー(放尿)をさせることによって大統領たちが休んだベッドを冒涜することが含まれていた。そのホテルはFSBの管理下にあることが知られており、すべての主な部屋にはマイクとカメラが備え付けられており、彼らが望むものを何でも記録することができた」

4.    The Moscow Ritz Carton episode involving TRUMP reported above was confirmed by Source E, who said that s/he and several of the staff were aware of it at the time and subsequently. S/he believed it had happened in 2013. Source E provided an introduction for a company ethnic Russian operative to Source F, a female staffer at the hotel when TRUMP had stayed there, who also confirmed the story. Speaking separetely in June 2016, Source B (the former top level Russian intelligence officer) asserted that TRUMP’s unorthodox behavior in Russia over the years had provided the authorities there with enough embarrassing material on the now Republican presidential candidate to be able to blackmail him if they so wished.

「モスクワのリッツカールトンの話は、情報源Eによって確認された。彼または彼女は、そのとき、ないしはその後、数人のスタッフがそのようなことがあったことを認識していたと言う。彼または彼女は、その出来事は2013年に起きたと信じている。情報源Eは、情報源Fのために働くロシア人を紹介した。トランプがそのホテルに滞在したときにいた女性のスタッフであり、彼女もその出来事を確認した。また、それとは別に、情報源B(前ロシアの情報機関の幹部)がトランプの長年に亘るロシアでの異常な行動は、もしロシア側が望むのであれば、それをネタに現在共和党の大統領候補となっている彼をゆすることができるほどのものであると断言した」

5.    Asked about the Kremlin’s reported intelligence feed to TRUMP over recent years and rumours about a Russian dossier of  ‘komromat’ on Hillary CLINTON (being circulated), Source B confirmed the file’s existence. S/he confided in a trusted compatriot that it had been collated by Department K of the FSB for many years, dating back to her husband Bill’s presidency, and comprised mainly eavesdropped conversation of various sorts rather than details/evidence of unorthodox or embarrassing behavior. Some of the conversations were from bugged comments CLINTON had made on her various trips to Russia and focused in things she had said which contradicted her current position on various issue. Other were most probably from phone intercepts.

「ロシア政権が近年トランプ氏に機密情報を流していたこととヒラリークリントンの不名誉な書類についての噂について聞かれて、情報源Bはファイルの存在を認めた。彼または彼女は、それがFSBのK部門によって長年に亘ってチェックされていると信頼すべき同僚に打ち明けている。彼女の夫のビルクリントンが大統領であった時代まで遡り、それらは主に異常な行動というよりも盗聴された様々な会話からなっている。彼女がロシア訪問の際に語ったもので、彼女の現在の立場と違うことを言っている発言が集められている。他は、殆ど電話の盗聴によるものである」


6.    Continuing on this theme, Source G, a senior Kremlin official, confided that the CLINTON dossier was controlled exclusively by chief Kremlin spokesman, Dmitry PESKOV, who was responsible for compiling/ handling it on the explicit instructions of PUTIN himself. The dossier however had not as yet been made available abroad, including to TRUMP or his campaign team. AT present it was unclear what PUTIN’s intentions were in this regard.

「この件について、さらに情報源G、ロシア政権の幹部であるが、その人は、クリントン関係の書類は、広報官のぺスコフが一手に管理していると言う。彼はプーチンの直接の指揮下にある。クリントン関係の書類は、トランプを含め、海外にはまだわたっていない。この件に関するプーチンの意図は不明である」

20 June 2016

 ここで紹介したのは、35ページに及ぶ文書の一部です。

 ここに書かれていることのどこまでが事実で、どこが違っているのでしょうか?




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 いや、トランプ次期大統領の記者会見は、大変なことになってしまいましたね。

 トランプ氏らしいと言えば、そのとおりなのですが。

 先ず、経済政策について、トランプ氏が語ったことはと言えば…

 これまで言ってきたことの繰り返しで、全くと言っていいほど新しい情報はありません。


 ・最も多くの雇用を作り出す大統領になる

 ・米国外に工場を作る企業には高い国境税をかける

 ・米国の通商協定は完全な失敗だ

 ・中国や日本、メキシコなどと貿易不均衡に陥っている


・We’re going to create jobs. I said that I will be the greatest jobs producer that God ever created. And I mean that, I really — I’m going to work very hard on that. We need certain amounts of other things, including a little bit of luck, but I think we’re going to do a real job. And I’m very proud of what we’ve done.

「我々は仕事を創る。私は、神が創造した最大の職の製造者になると言った。本気だ。そのために一生懸命に働く。他にもやるべきことはある。運も必要かもしれない。しかし、本当の仕事をやるつもりだ。私は、これまでやってきたことに誇りを感じている」
 
・You’re going to pay a very large border tax. So if you want to move to another country and if you want to fire all of our great American workers that got you there in the first place…

「高い国境税を支払うことになる。もし、他の国に移転したいと思うのであれば、もし、雇用している偉大な米国民の労働者を解雇したいと思うのであれば…」

・I want to bring the greatest people into government, because we’re way behind. We don’t make good deals any more. I say it all the time in speeches. We don’t
make good deals anymore; we make bad deals. Our trade deals are a disaster.

「我々は他国に比べて遅れているので政府に有能な人材を送り込みたい。このままでは良い取引ができない。そのことを私はいつも言っている。拙い取引ばかりだ。悲惨なものだ」

・We have hundreds of billions of dollars of losses on a yearly basis — hundreds of billions with China on trade and trade imbalance, with Japan, with Mexico, with just about everybody. We don’t make good deals anymore.

「我々は、毎年何千億ドルもの損失を被っている。中国との貿易収支が何千億ドルもの赤字になっているのだ。日本やメキシコとの間でも不均衡が生じている。誰とでもだ。このままでは良くならない」

 Japan という文字も現れていますが…これで米国の製造業が復活するとはとても思えません。

 いずれにしても、一番注目を浴びたところはと言えば、CNNの記者と間の応酬であったと言っていいでしょう。

QUESTION: Since you’re attacking us, can you give us a question? Mr. President-elect —

「貴方は我々を攻撃しているが、質問させてもらえますか、次期大統領」

TRUMP: Go ahead.

「次、どうぞ」

QUESTION: Mr. President-elect, since you are attacking our news organization...

「次期大統領、貴方は我々のニュース会社を攻撃しているが…」

TRUMP: Not you.

「貴方ではない」

QUESTION: Can you give us a chance?

「話す機会をもらえますか」

TRUMP: Your organization is terrible.

「貴方の会社は酷い」

QUESTION: You are attacking our news organization, can you give us a chance to ask a question, sir? Sir, can you...

「貴方は我々のニュース会社を攻撃している。質問させてもらえませんか」

TRUMP: Quiet.

「黙れ」

QUESTION: Mr. President-elect, can you say...

「次期大統領、質問を…」

TRUMP: He’s asking a question, don’t be rude. Don’t be rude.

「彼が質問しようとしている。失礼だ」

QUESTION: Can you give us a question since you’re attacking us? Can you give us a question?

「我々を攻撃しているのだから、質問をさせて欲しい。質問を認めないのですか」

TRUMP: Don’t be rude. No, I’m not going to give you a question. I’m not going to give you a question.

「失礼だ。質問は認めない。質もは認めない」

QUESTION: Can you state...

「言うことはできないの…」

TRUMP: You are fake news. Go ahead.

「インチキニュースだ。次、どうぞ」

QUESTION: Sir, can you state categorically that nobody — no, Mr. President-elect, that’s not appropriate.

「誰も、どんな次期大統領も、それが適切でないときっぱり認めることはできないのでしょうか」


 こんなやり取り、本当に信じられません。

 先が思いやられますよね。

 ハネムーン期間中は新政権の批判は控えられるなんて見方がありましたが、メディアのなかには早速批判を始めるところがあるのではないでしょうか。


 以下、蛇足です。

 この会見の模様についてTBSのひるおび!が報じていました。

 恵さん曰く、「黙れっていうのは、英語で何と言うのですか?」

 元共同通信の春名さんは次のように答えます。

 「シャラプです」

 でも、この会見の場で言ったのは、そうではなかったですよね。

 さて、何と言ったのでしょう。

 Quiet! が正解です。



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 日本時間の明日午前1時に、トランプ氏が大統領選後初めての記者会見に応じるとされています。

 どのような会見になるのか、世界的に大変注目されています。

 貴方も関心があるでしょう?

 ありませんか?

 トランプ氏の考えていることは、ツイッターで分かっているから?

 でも、だからこそトランプ氏の真意というか…いろんなことを質問してみたいという気になりませんか?

 ただ、トランプ氏としては、鋭い質問が浴びせられるだろうということを予期して、失言しないように慎重な受け答えをすると思うのですが…でも、そのうちに地が出てしまい、とんでもない展開になることも予想されるのです。

 いずれにしても、記者たちからはどんな質問がなされるのでしょうか?

 私だったら、次のようなことを聞きたいと思います。

(1)中国を為替操作国に認定することについて

 トランプ氏は、かねてより中国が人民元の価値を不当に操作し、自国の輸出に有利になるようにしていると主張しているが、この2年間ほどは、むしろ人民元の価値を維持するために介入を行っている。それでも中国を為替操作国に認定するつもりなのか?中国が米国の最大の債権者である事実をどう考えているのか?

(2)個別企業の経営に口を挟むことについて

 米国の自動車メーカーのみならず、トヨタのメキシコにおける工場建設について、トランプ氏はツイッタ―で批判しているが、大統領になってもそのようなことを続けるつもりなのか? 市場経済原理を信奉する米国のリーダーがそのようなことをすべきなのか?そのようなことが認められる法的根拠があるのか?

(3)大型減税について

 トランプ政権になったら大型減税が実施されると予想されているが、大型減税を実施しても恩恵を受けるのは主に富裕層と大企業であって、トランプ氏を支持したラストベルトの失業者たちが恩恵を受けることはないと思うが、如何か?

(4)インフラ投資について

 インフラ投資を行なうための財源をどうやって確保するのか? 連邦政府の借金が増えることになっても構わないと考えるのか? また、現在、雇用水準は相当に回復しており、そのような状況下で財政出動する理論的な根拠はあるのか?

(5)ドル高について

 トランプ氏は、米国の産業の復活を目指していると理解しているが、トランプ氏が次期大統領に決定して以降、むしろドル高が続いている。今後、ドル高を是正する気持ちはあるのか? それとも強いドルが好ましいと考えるのか?

(6)ロシアとの関係について

 トランプ氏はロシアと仲良くすると言っており、また、ロシアへの経済制裁を支持する人々をバカだと罵っているが、今後、対露経済政策をどうするつもりなのか?ロシアに接近することで、欧州勢の支持が失われてもいいと考えるのか?

(7)メキシコとの国境の壁建設について

 メキシコとの国境に建設する壁の費用について、トランプ氏は、メキシコ側に支払わせると言っているが、メキシコ側がそれを支払うとは思えない。どうやって支払わせるつもりなのか?

(8)保護主義政策について

 トランプ氏は、中国やメキシコからの輸入品に高い関税をかけることやNAFTAの見直しを主張しているが、そうなるとマイナスの影響を受ける産業がある他、米国民の生活が苦しくなることが危惧されるが、そのことをどう考えるのか?


 まだまだ、質問したいことが尽きませんが…

 いずれにしても、これらの質問に関して、一つひとつ納得のいく回答をするのは非常に困難でしょう。

 都合の悪い質問になると、私は、そんなことを言ってはいない。真意は違うなんて、はぐらかしてしまうのでしょうか?

 怖いもの見たさというか、興味が尽きません。



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 日本政府が、釜山の総領事館前に少女像が設置されたことを「極めて遺憾である」とし、駐韓国 大使の一時帰国や日韓通貨スワップ取り決め協議の中断など対抗措置を取ったことに対し、韓国側が反発しています。
 最大野党「共に民主党」の禹相虎(ウサンホ)院内代表

 「安倍に10億円を返そう」「(安倍首相は)韓国が日本を相手に詐欺をしたかのように言うが、韓国外相がこれに抗議すらできない、こんな屈辱がどこにあるだろうか」
 野党第2党「国民の党」の朱昇鎔(チュスンヨン)院内代表

 「加害者である日本が被害者である韓国政府に、それも我が領土にある少女像を撤去しろというのは盗っ人たけだけしい」」
 そうそう、少女像を自由に設置し続けるというのであれば、10億円を返すのがスジ。それはそのとおり。でも、仮に10億円返したとしても、大使館前や領事館の前に像を建てるのは喧嘩を売っているようなもので、許される行為ではありません。

 韓国人の少女像設置は、悲惨な経験をした慰安婦さんたちを慰めるのが主な目的というよりも、日本を敵視する姿勢を世界に示すのが目的としか見えません。

 いずれにしても、「我が領土にある少女像を撤去しろというのは盗っ人たけだけしい」という批判は当たりません。

 でも、そうやって日本を非難するのは、そうすることによって支持率が上がるからなのですよね。ということは、反日的な考えを持った国民が相当数いることも確かなのかもしれません。

 但し、ネットユーザーの意見を見てみると、日本を敵視する意見が多くみられる一方で、現実的な意見が見られない訳でもありません。

「中断してもらって結構。どうせ何もないし。国が滅びても、もう失うものはない」

「日本の圧力に負けてはならない。日本に頭を下げる公務員は売国奴だ」

「高高度防衛ミサイル(THAADミサイル)配備で中国に敵視されて、少女像設置で日本に敵視されて…」

「通貨スワップ必要ない。日本と交渉するな」

「日本との通貨スワップなし。中国とも関係が悪い。一体どうするんだ」

「少女像を撤去すべき。国益にとって良くない」

「一部の国民が国をだめにしている」

「日本は、自分達が犯した犯罪を世界に知られるのを極度に恐れています。韓国政府や韓国社会は、あんな日本の行動について無視すればいいです」

「まだ韓国が自分の植民地だと思っているのだろうか?」

 私は、日韓通貨スワップ協定に関しては、韓国がどんな態度を取ろうとも反対なので、韓国が自重するから通貨スワップの方はなんとかお願いすると言われても困ってしまうのですが…

 でも、どうしても通貨スワップのような手段が必要だというのであれば、民間ベースでやればいいと思います。つまり、当たり前の金利や手数料を支払って、民間銀行からクレジットラインを供与してもらう、と。

 最後に、通貨スワップの責任者がなんと言っているかと言えば…
 
 宋寅昌(ソン・インチャン)企画財政部国際経済管理官(次官補)
 「今後日本が望むなら通貨スワップ協議を再開することができる」

 日本が望むなら、と言っています。苦しいですね。



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