経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2006年06月

 日米首脳会談が行なわれている。

小泉

 どういう訳か波長の合うお二人である。まあ、一国の
トップともなるといいたいことも言えない毎日だから、お
互いに気兼ねなく話すことのできるつかの間のチャン
スかもしれない。

しかし、小泉首相の乾杯のスピーチを聞く限り、二人の
間で会話が成立するとはあまり思えないのだが‥。

 だけど、この二人には言葉の壁など存在しないのかもしれない。フィーリングが
合えばそれでいい。

 小泉首相は臆面もなく、I want You , I need You, I love You. を繰り返してい
る。少なくとも、一国のリーダーともあろう人が、そういう言葉を人前で繰り返すこ
となどなかなかできることではない。そういう意味では尊敬に値する。

 また、ブッシュ大統領は、小泉首相のそういうキャラクターを知っているため
か、プレスリーが若き日に過ごしたグレースランドにそろって訪問したいと事務方
に提案したのかもしれない。

 しかし、その提案を聞いた事務方は気を失いかけたとか。

 そういう二人だから仲良くなれるのですね。見習わないと‥。

 でも、WTOの交渉を見るまでもなく、日米で利害が対立している事項も多く、本
当の意味で友好関係が成立しているとは思えない。

 

 それはそうと、ブッシュ大統領は、小泉首相がもって言ったお土産を歓迎した。
件の牛肉輸入再開である。ブッシュ大統領はどのように喜びを表現したのだろう
か。

 I want to thank you for opening your markets to U.S. beef.

I think the Japanese people are going to like the taste of U.S. beef.

As a matter of fact, I had a good slice of beef last night,

and you told me you did, as well, and you look like you're

feeling pretty good.

 米国の牛肉に市場を開放してくれて感謝したい。日本人は米国の牛肉の味を
好きになると思うよ。実は、昨夜、美味しいビーフを食べたのだけど‥、君も食べ
たと言っただろう。そういえば、調子よさそうに見えるよ。

 

 この人たちが世界をリードしていることを認識しなければならない。

 

 

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 今日は、横田めぐみさんの夫と言われるキム・ヨンナム氏の発言に日本中が
注目した。

 キム・ヨンナム氏は、「海水浴場に一緒に行った先輩らの暴行を逃れようと木
舟に乗ったが、潮に流されていたところ、北側の船に救助され、北へ行くことにな
った」と述べています。

 そうです。慈悲深い北の人々のお陰で救出されたのです。

 でも、それは1978年の出来事ですよね。昭和53年のことです。それが何故今と
いう感じです。なんか浦島太郎みたいですね。

 でも、キム・ヨムナムさんは白髪はなかったので、北では鯛やヒラメの舞いはな
かったのかもしれません。

 

 ただ、いずれにしても、めぐみさんは死んだことになっています。しかも鬱病だ
とか。

 これだけ言われても日本政府の反応は、ほんに貴方は屁のような‥、というも
のです。

 今回も、安倍官房長官は、「日本に生還した拉致被害者が言っているように、
北朝鮮では自分たちの考えを述べることができない。そういう環境での証言だと
頭に置かないといけない」と当たり前のことを言っていますが、そんなことは安倍
様から言われなくても日本人は気が付いています。

 

 政府に必要なのは、行動に移すことです。

 拉致家族の人たちが経済制裁を、と言っているのに何を躊躇する必要がある
というのでしょう。

 

 でも、何故、北はめぐみさんを帰さないのでしょうか。権力者の寵愛の対象にで
もなっているのでしょうか。

 しかし、最も恐れるのは、めぐみさんが、待てど暮らせど救出に来てくれないど
ころか、拉致が明らかになっても自分たちを見捨てるかのような祖国に愛想を尽
かしてしまったという可能性です。

 そこで、めぐみさんは、日本なんかに帰るものかと決心して、北朝鮮に居座って
いるのかも知れません。

 なんでもいいから、めぐみさんは元気でいて下さい。

 北も、早くめぐみさんを返して下さいね。

 

 経済制裁を行なうべきだと考える人は

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 産みたい子の数が2.5人を割るとあります。

 国立社会保障・人口問題研究所が27日に、「結婚と出産に関する全国調査」の
結果を公表したことによって明らかになったものです。

 

 この記事を見ると、「あれっ」という気がしますね。

 しませんか?

 だって、一組の夫婦が2.5人の子供を産めば日本の人口は増えていくからで
す。少子高齢化もこれで歯止めがかかる訳ですから‥。ねっ、変でしょ。

 そうですね。これはあくまでも産みたい子供の数ということで、理想数を調査し
たものです。

 

 では、実際に産みたいと考える予定数はいくらかと言えば、2.11人だということ
です。

 やっぱり少し変な調査結果だと思いますか?

 2.11人産めばやっぱり、人口は減らずに済みそうですね。

 そうです。この調査は夫婦に聞いたものです。独身者は含まれていません。で
すから、合計特殊出生率の1.25を大きく上回っているのです。

 

 それはそうと、産みたい子供の数がこの数十年間で減ってはいますが、合計
特殊出生率の落ち込み度合いと比べると、はるかになだらかであることが分りま
す。

 となると、我が国の少子高齢化の問題の最大の原因は、結婚をしない男女が
増えていることに求めるべきということになるのでしょうか。まあ、中には結婚しな
くても沢山子供を産む人もあるかもしれませんが‥。

 

 ただ、いずれにしても産みたい子供の数が減ってきているのも事実です。

 では、何がその理由になっているかと見てみると、「お金がかかりすぎる」という
のが第一の理由で、6割以上がそう答えています。確かに子育てにはお金がか
かるかも知れませんが、その気になれば、子供は育てられる筈だと思います。そ
して、貧乏でも自分を産んで育ててくれたことを子供が大きくなって知れば、きっ
と親孝行の子供になると思うのですが‥。

 子供のない私が言っても、説得力はないでしょうか。

 その次は、「高年齢で産むのがいやと」あります。まあ、それは仕方ないでしょ
う。三番目は、「育児の負担に耐えられない」。そして、5番目の理由は、「健康上
の理由」とあります。結局、この3つは、高年齢ということと深くかかわっていると
いうことです。

 順序が逆になりましたが、4番目の理由は、「仕事に差し支える」とあります。こ
の理由は頂けませんね。確かに仕事も面白いかも知れませんが、「仕事に差し
支える」という答えには心の貧しさを感じてしまいます。

 仕事に差し支える、仕事で忙しい‥、そう言えば、「忙しい」という字は、心が亡
くなったと書きますね。

 6番目が、「欲しいができない」で、これは残念。7番目は、「家が狭い」。8番目
が「夫の協力が得られない」となっています。

 

 最近の夫婦はそういうことを感じているのかなどと思いつつ、調査を行なって研
究所のホームページを訪れ、調査結果の詳細を見てみました。

 ところが、産めない理由には、さらに続きがありました。なんと、9番目の理由
は、「子供が伸び伸び育つ社会環境でないから」というものでした。

 

 皆さん、どう思いますか。

 確かに、そう言われると、今の世の中真っ暗という見方も出来そうです。でも、
いくら真っ暗闇でも、親がその気になって子供に愛情を注げば、子供はいい方向
に育つと思いますが。

 

 ところで、皆さん、この調査いつ行なわれたと思いますか?

 実は、この調査は昨年6月に実施されているのです。対象は7,976組の夫婦で
す。確かに、集計と分析の必要がありますから、1〜2週間で結果を出せというの
は酷な気もします。しかし、1年というのはあまりに時間がかかりすぎです。

 要するに、政府は少子高齢化に歯止めをかけるのが最優先事項のように言っ
てはいますが、肝心の担当部局には、熱意がないということです。熱意があるの
であれば、数ヶ月で結果が出る筈です。

 1年後の今頃になって結果が出るのは、早く結果を出さないと、人事異動時期
を跨いでしまうからという霞ヶ関の事情からでしょう。

 

 

 調査結果の集計に時間がかかりすぎるとお思いの方はクリックを!

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 社会面のニュースでは、相変わらずというか中年のおじさんの理解を超えた事
件が続発しています。

 いとも簡単に他人の命を奪ってしまうものですね。その一方で、極刑が課せら
れることは極めて希であるため、刑罰の持つ抑止力は極めて限られてしまいま
す。

 

 ところで、村上氏が釈放されましたが、保釈金は5億円だとか。ホリエモンが逮
捕されて以来、我が国では、「金儲け」に対する批判が強まっていますが、世界
を見回すと、やはりカネの力がモノを言うようです。

 世界二位のアルセロール(ルクセンブルグ)という鉄鋼メーカーが世界最大のミ
タル(オランダ)による買収提案を受け入れ、合併することになったとあります。

 26日、合併で合意し、ミタル会長とアルセロールのキンヒ取締役会議長が握手
している様子が報じられています。

 ミタル会長は、満面の笑みです。それに対しキンヒ議長は、少し複雑な表情を
しているようにも見えます。

 この姿は、ホリエモン率いるライブドアとフジテレビ側が和解をしたときの風景
を思い出させます。

 

 さて、世界最大の鉄鋼メーカーであるミタルが2位のアルセロールを買収するこ
とになりましたが、合併後どの位の規模のメーカーになるかと言えば、なんと、粗
鋼生産量で年間1億1千万トンの規模だということです。これは、日本全体の年間
粗鋼生産量に相当します。新日鉄と比べれば3倍の規模だということです。

鉄鋼

 独占の弊害をさんざん教え込まれた中年にとって
は、こうした巨大企業が誕生することの弊害を先ず考
えてしまいますが‥、ただ、弊害が大きいということ
は、それだけ企業にとってはメリットが大きいことの裏
返しでもあるかも知れません。

 そういう事情があるから両者は合併を望んだのかな
と思いつつ新聞を読んでみると、今回の合併は、ミタル
が無理やりにアルセロールを合併しようとしてきたとさ
れています。(日経新聞、6月26日)

 

 なんでも、今年1月にミタルは、アルセロールを買収する提案を行なったとあり
ますが、アルセロールは即座に買収提案を拒否しています。

 「ミタルは質より量を追求する企業」「企業文化が相容れない」などと、アルセロ
ール側は批判を繰り返してきました。

 そして、ミタルから買収されないように、5月にはセルベスターリ(ロシア)との合
併を発表しています。

 しかし、そうした作戦もアルセロールの一部の有力株主からの理解を得られ
ず、結局、アルセロールの提案を呑まざるを得なかった模様です。

 

 では、ミタルはどうしてアルセロールの買収を希望したか。

 それは、ミタルは、インド生まれのラクシュミ・ミタル会長が1976年にインドネシ
アで設立した比較的若い企業であって、その後買収を繰り返し大きくなってきた
企業なのです。このため、規模こそ大きいが、自動車向けの高級鋼材などの技
術は劣っていたとされています。

 一方で、アルセロールは、フランス、スペイン、ルクセンブルクの鉄鋼3社が合
併して2002年に発足した企業であって、自動車鋼材の世界シェアは15%もある
技術力に優れた企業です。

 このため、アルセロールの技術力に目を付け、ミタルは買収を思いついたので
しょう。急拡大したもののコンテンツに欠けるライブドアがテレビ局に目を付けた
構図とダブって見えます。

 

 いずれにしても、資本の論理で、大が小を呑み込みたいというインセンティブが
働くのは理解できることですが、あまりにも巨大化し、競争相手が存在しないよう
な状態になってしまうと、その巨大企業は自ら崩壊する危険性も潜めています。

 

 日本の企業には、規模の大きさを求めるよりも、技術力による競争力の維持
に力を注いでもらいたいと思います。

 我が国には、規模だけ大きくなった銀行や保険会社がいくつも存在しますが、
最近の不祥事を見る限り、規模の追求には大きなリスクが伴っていることが察
せられます。

 

 規模の追求を優先すべきではないと考える人はクリックを!

 ラクシュミ・ミタル氏は、楽趣味・ミタル氏ではありません。

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 ゼーリック米国務副長官が辞任するらしい。長官が辞めると言うのなら大きな
記事になるのも分かるが、副長官クラスでも結構注目されているみたいだ。

 ところで、国務副長官と言えば、日本人にとってはアーミテージ氏の方がはる
かにおなじみかもしれない。ウエイトリフティングで鍛えた凄い身体をしていた。
田中真紀子大臣がアポをどたきゃんした相手でもあったと言えば思い出す人も
多いかもしれない。

 そのアーミテージ副長官は、日米関係を重要視していたように見えたが、ゼー
リック副長官の方はといえば、中国をステークホルダーと呼び、もっぱら米中関
係の強化に力を注いでいたようだ。日本の外務官僚とは会おうともしないと言わ
れていた。

 まあ、その代わりブッシュ大統領と小泉純一郎総理とは仲が悪くはなさそうだっ
たのでよしとするか。

 ただ、仲がよいということと意思疎通が出来ていたかは別問題で、小泉総理の
イギリス仕込みの英語も大統領には通じていないようにも見えたのだが‥。

 まあ、小泉総理は、グリーンスパン議長に会えば、「グリーンスパンというよりも
ロングスパンだね」と言うし、経済学のマンキュー教授については、「マンキュー
だかサンキューだか知らないが‥」と言った人なので、米国人には理解の範囲を
超えていたのかもしれない。

 それはともかく、ゼーリック国務副長官は辞めてどうするのかといえば、ゴール
ドマン・サックスに転じるらしい。ちょっと待てよ、ゴールドマン・サックスといえば、
財務長官に就任が予定されているポールソン会長がいるインベストメントバンク
ではないのか。

 ウォールストリートは、今やお金の世界だけでなく政治の世界も掌中に収めた
ということなのであろうか。

 そのウォールストリートであるが、6月5日にバナンキ議長が、インフレ警戒発言
を行なったときには相当の拒否反応を示したが、その後は、マーケットとFRBの
間の意思疎通が巧くいっているようだ。

 なんでも、今月末近くの利上げのみならず8月の利上げも相当織り込んでいる
ようだ‥、と思っていたら、それどころか、JPモルガン・チェースは来年央には、
FFレートは6%まで上がると予想しているらしい。今が5%なので、後4回も利上げ
が行なわれるということか。相当にインフレ懸念が強まっているということだろう
か。

 となると、一旦は円高ドル安の方向に振れた為替相場も、もう1年間ほどは円
安ドル高を維持するというのであろうか。

 ただ、そうなると米国の経常赤字は一層大きくなり、年間8千億ドルどころか1
兆ドルの赤字になってしまうかもしれない。問題は深刻化するばかりである。

 しかし、いくら米国の経常赤字が大きくなろうと、ウォールストリートには影響を
与えないらしい。そうなると、どうしても双子の赤字の問題を解決しようというイン
センティブが働かないのかも知れない。

 

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 村上ファンドを巡る騒動も日銀総裁との関係にまで及んでしまったが、村上氏
のインサイダー取引を巡る報道も少し落ち着いてきた。

 しかし、凄まじいバッシングであった。ダーティーなことをしていたと言えばそれ
までなのだが、ダーティーなことをしてもそれほど世間の注目を集めない輩もい
る。

 今回、村上ファンドを巡りこれだけの大騒ぎになったのは、やはり放送業界が

大きく村上ファンドと関わっていたからであり、この際テレビ局側はリベン

に出たと考えると大変分り安い。

 

 そもそも村上氏は、通産省のサービス産業課にいた頃、メディア産業の実情を
知る立場にあったとされている。

 それだけなら、何も驚くことはないのだが、その時にフジテレビとニッポン放送
のねじれた資本関係を知ったというのである。

 ねじれた資本関係とは何か?

 これはもう御存知の方も多いが、あのフジテレビは、ラジオのニッポン放送の
子会社なのである。かつては、ニッポン放送がフジ株の51%を保有していた。と
いうことは、ニッポン放送の株を大量に保有すれば、あのフジテレビを保有する
ことを意味するのである。

 但し、かつてはニッポン放送もフジテレビジョンも上場はされておらず、両者の
株を取得することは困難であった。従って、今回のような買収騒動もかつては起
こりえなかったのである。

 ニッポン放送の株が上場されたのは1996年のことで、東証2部銘柄だ。その一
方、フジテレビジョンの上場はその翌年の1997年で、東証1部への上場だ。親会
社が東証2部で、子会社が東証1部というのも奇妙なものだ。この時の上場の理
由は、新社屋の建設費とされているが、別の狙いが込められていた。

 これも知っている人は知っているが、フジサンケイグループは1992年にクーデ
ターが起きているのである。そしてグループの鹿内氏が追放されたのである。し
かし、鹿内氏は、ニッポン放送株の1割以上を保有し、フジテレビを実質的に保
有していたため、鹿内氏の影響力を弱めるために、上場し増資をすることが必
要になったのである。結果、鹿内氏のニッポン放送株の保有割合は1割を切り、
また、ニッポン放送のフジ株保有割合も3割程度に下がったのである。

 しかし、いずれにしてもニッポン放送がフジテレビを保有するという関係は変わ
らないまま、これらの会社が上場されるということによって、買収されるというリス
クを負うことになるのである。

 村上氏は、1999年に通産省を退官し、村上ファンドを設立する。そのときに、今
話題になっている福井総裁の村上ファンドへの1000万円の拠出が行なわれてい
るのである。

 村上氏の名前がニッポン放送の株主名簿に登場するのは2001年3月のことだ
という。量的緩和政策が採用された頃だ。それはともかく、それ以降、村上氏は
放送業界に直接かかわりを持つようになる。そして、2003年春には、ニッポン放
送の経営陣に面談を求め、いろいろな提案をするようになる。そして、その後も
ニッポン放送株を買い集める。

 そして、2004年6月、ニッポン放送の株主総会で経営陣を追求したのである。
そうです、中年のおじさん、おばさんなら知っている「亀アンド鮟鱇」の名で深夜放
送のパーソナリティーをやっていた亀さんが、ニッポン放送の社長さんになってい
たのである。

 その亀渕社長を村上氏が追及したのである。しかし、亀渕社長は、そうした追
及をかわしてしまう。

 このままでは、折角練り上げたプランがカネを産まないと村上氏は考えたので
はないか。

 村上氏は、作戦変更が必要になった。そして、フジテレビを保有できるというお
いしい言葉で、ホリエモンを釣り上げたのである。

 ホリエモンは、ライブドアの拡大にやっきになっていたが、実は、ポータルサイト
の内容もヤフーのモノマネみたいなものであまり中身がなく、また、そんなにどん
どん儲かる商売でもなかった。そこで、何としても、コンテンツが欲しかったので
ある。ホリエモンはテレビの時代は終わるなどと強がりを言っていたが、実はフ
ジテレビの持っていたコンテンツが欲しかったのである。それさえ手に入れること
ができたら、ライブドアをもっとでかくすることができるのではないかと。

 一方の、村上氏は、大量に集めたニッポン放送の株をライブドアに売却するこ
とができたら、大儲けができるというシナリオで、ここで両者の利益が一致した。

 しかし、その一方、買収される側に立たされたニッポン放送やフジテレビは、買
収される惨めさを味合わされた。恐らくとんでもない怨念が残ったのではないか。

 しかし、その経営陣たちも、かつては鹿内氏を追い出したという経験を持つ。

 それはそうと、そこで味をしめた村上氏は、次なるターゲットとしてTBSに狙いを
定めた。そして、今度は楽天の三木谷氏と組んでTBSの買占めに動いた。当
然、TBSもそうした行為に拒否反応を示す。

 

 と、こうして見てくると、当初は、ホリエモンや三木谷氏に注目が集まっていた
のだが、シナリオを描いていたのは村上氏だったということだ。

 村上氏は、子供の頃から株をやっていただけあって、どうやったらカネが集ま
るかを動物的な嗅覚で知ることができるのであろう。

 放送業界は買収されかかったという視点で考えると被害者であり、だからこ
そ、村上ファンドの違法な行為が明らかになるや、叩けるだけ叩いたということ
だ。恐らく、二度と自分たちを買収しようなどとは思うなよ、という意味を込めての
バッシングであったと思う。そう考えると村上氏を巡る放送局の報道姿勢がよく
理解できる。

 ただ、買収の対象になるということは、マスメディア集中排除原則や外資規制
の名の下に強力に保護され、美味しい利益を経営陣たちが享受しているのであ
る。

 砂糖に蟻が群がるというだけの話である。

 

 

 楽天は、今後どのようになるのでしょう。心配だという人やそうでないという人も
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 小泉総理の任期が実質的に終わろうとしている。

 国会も終わり、後はポスト小泉だ。小泉総理自身、この際、権力闘争を体験し
てくれと党内の議員に向かって発言している。

 

 小泉総理就任以来5年の年月が過ぎ去ろうとしているということだ。

 思い起こすと、大変な不況を経験した後景気回復も経験したから、それなりの
実績はあったのかもれない。

 

 しかし‥、である。

 世の中、全くおかしくなったのではないか。

 その象徴が、「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」の発言だ。

 島倉千代子の「人生いろいろ」だったら、そこに人生の哀愁を感じるけれども、
小泉総理の「人生いろいろ」が許されるならば、良いことをしようと胡散臭いこと
をしようと、正に無責任ということだ。

 

 確かに、小泉総理は、民主主義が踏みにじられている中国などに対し対峙の
姿勢をとり、国民の中にはそれを支持する声も聞かれ、小気味よくも思われた。
しかし、小泉総理が、「いろいろ」発言をしたことによって、世の中のモラルは一
段と低下したのだ。

 

 勿論、世の中のモラルの低下が小泉総理の責任ばかりだというのではない。
或いは、世の中のモラルの低下が小泉総理の発言に投影されたのかもしれな
い。

 しかし、いずれにしても、世の中とんでもないことになっているのである。どこが
おかしいかは、今更一つひとつ説明しなくても、国民の多くは気がついている筈
である。

 

 しかし‥、そのモラルの低下を喰い止める兆しが見えてこない。

 与党の総理候補者と目される人の中に適格者がいないとは分っても、それで
は野党のなかに総理としての適格者が見当たるのか。

 今後もモラルの低下が続き、耳を覆いたくなる事件が続くのか。

 

 小泉総理が就任したとき、「なんたってアイドル〜」と小泉今日子の歌を口ずさ
んでいた。そして、つい最近、小泉今日子の「なんたってアイドル〜」がまたCMに
使われている。

 今度は、もっと中身のあるアイドルが出てきて欲しい。

 しかし、アイドルに中身を求めるのは所詮無理な願いなのか。

 

 

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 この前のオーストラリア戦のショックからまだ抜けきれない日本国中だと思う
が、今日のニュースによれば、国際サッカー連盟(FIFA)の広報部長が14日、
日本がオーストラリアに1―3で敗れた試合の後半に誤審があり、日本がPKを
得るはずの場面があったと話したとある。

 へー、誤審が。

 13日までの1次リーグの14試合でPKがない理由を問われて、この試合だけ
がPKとなるべきだったと記者会見で答えたと。

 な、な、な、なんと、それほんまですか、と思わず大阪弁になる。

 ジーグラー部長は1―1の終盤にケーヒルが駒野を倒した場面に言及し「あれ
は主審の明らかなミスだった」と話したと。

 

 そんなこと、今発表してどうなるの?

 試合が無効になるわけでもないじゃん、とも思う。

 

 しかし、日本中は、このニュースにかすかな希望を見出したのではないか。

 あのWBCで日本チームが優勝することができたのは、あのデービッドソン球審
が誤審をおかしたことが、日本チームを奮い立たせるきっかけになったからだ。

 夢よ、もう一度といきたいものだ。

 

 ところで、本日の参院予算委員会で、日銀の福井総裁が、村上ファンドに1000
万円拠出していたことについて陳謝したという。

 「世間をお騒がせし申し訳ない」と。

 また、福井総裁は、精算後に利益が発生した場合「私の利益のために使うつも
りはない。国民がどんな角度から見ても納得してもらえる使い道に振り向けた
い」との考えを示したと。

 しかし、日銀総裁就任時に解約をしなかったことについては、あくまでも問題な
く日銀の内規にも抵触しないとつっぱねており、政府もそれを支持している。

 であるならば、利益が出ても自分のために使えばいいものを‥、と思う。

 『自分のために使わない」というのは、自らの行為が好ましいものでなかったこ
とを認めたからではないか。

 だとすれば、福井総裁、小泉首相は、自らのこれまでの発言が「誤審」だったこ
とを認めた方がよい。

 その上で、福井総裁には、厳重注意なり減給なりの処分を与えるべきだ。

 その上で、福井総裁が辞任すべきかどうかは、それこそ総合的に判断すれば
よいことではないか。

 

 「誤審」を認めるべきなのは小泉さんであって、FIFAが簡単に誤審を認めるの
は頂けないとおもうのだが、それによって日本チームに希望の明かりをもたらし
てくれるのであれば歓迎すべきなのか。

 

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 みなさん、お元気ですか。

 先日のオーストラリア戦は、ガッカリ! でした。疲れがどーっと出た
人もいたと思います。

 ところで、サッカーだけでなく、株価も、ドーッと下げました。なんと年初
来高値から20%の下落です(6月13日終値までですと、19%の下落率で
す)。

 だけど、株価の方は、本日少しだけ反発しました。実体経済が悪くな
いので、このまま一本調子で株価が下落するとは思われません。

 さて、サッカーの方はどうでしょうか。

 このまま、一本調子で負けてしまうのでしょうか。それとも、野球のよう
にもうダメだというところから立ち上がることができるのでしょうか。

 私、思うのですが、この前のドイツ戦のときは、ジーコ監督は控えめな
発言をしていましたよね。

 そうです。あの控えめがいいのです。

 その点、お調子者のTBSの朝ズバでは、日本勝利のシミュレーション
動画まで作ってしまい、日本の緊張感が弛緩したのです。

 いうなれば、TBSは、視聴率アップのために日本サッカーを危機に陥
れたのです。と言うと、少し言いすぎでしょうか。

 

 今度のクロアチア戦が最後だと思わないといけません、などと言いつ
つ‥、FRBはどうなったかと言えば、ああ、思い出しました。

 

 6月5日に、バナンキ議長がインフレ警戒発言をし、株価の下落を招き
ました。

 そして、FRBのバナンキ議長に対しての批判が盛り上がったのでし
た。例えば、ウォールストリートジャーナルは、6月5日付けで、「言うこと
が変わりやすく、多くの投資家が彼を好ましく思っていない」と酷評しま
した。

 また、「インフレ懸念を和らげ、利上げ打ち止めを宣言するまで株価は
下がり続ける」という意見も聞かれました。

 ところが、その後打って変わってFRBに好意的な意見が続出していま
す。

 例えば、ウォールストリートジャーナルは、「1970年代の例はインフレ
高進は、株価にとっても、利上げよりずっと害が大きいことを示してい
る。FRB議長は強硬だが必要な姿勢を示している」と議長発言を評価
する姿勢に転じています。

 何が起こったのでしょうね。

 FRBの姿勢に賛意を示したのはウォールストリートジャーナルだけで
はなく、米国のUSA TODAY も「ブッシュ政権は減税や財政支出拡大
など依然として電気ショックに近いほど経済刺激策をとっている。インフ
レは懸念の一つであり、バナンキ議長がこの問題で日和見的な姿勢を
とる理由はない」ともしています。

 さらに、英フィナンシャル・タイムズ紙も「議長が言うようにエネルギー
価格上昇がインフレ高進に直結することを防ぐ最良の方法は一般の長
期的インフレ見通しに歯止めをかけることだ」と述べています。

 

 FRBが少し盛り返しているということでしょうか。

 或いは、本当にインフレ懸念が大きくなっているということでしょうか。

 

 我が国においても、ゼロ金利解除を急ぐと、政府サイドから袋叩きに
合いそうですが、予断を持たず冷静に判断することが必要だと思われ
ます。

 そのことは、日銀総裁が村上ファンドに拠出していたこととは関係なく判断されるべき事柄です。

 

 

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 日銀の福井総裁が村上ファンドに1000万円拠出していたことが本日明らかに
なった。

福井総裁

 参議院の財政金融委員会で問い詰められたようだ。

 しかし、村上ファンドにしてみると、1000万円の拠出
などゴミみたいなものではないかと思ったのだが‥、拠
出したのは、1999年の秋のことで富士通総研時代のこ
とだというから、村上ファンドの初期の頃の話なのだろ
う。

 福井総裁は、拠出金から得た利益に関しは、「あまり
大した額ではない」としているが、そういう問題ではない
と思う。

 また、福井総裁は富士通総研時代に、村上ファンド
のアドバイザーだったらしいが、村上容疑者の逮捕について「出発点と最終着地
点の大きな落差は大変遺憾なこと」と語ったともされている。

 しかし、この答弁何かずれていないか。

 ところで、与謝野大臣は、この件について何と言っているか。

 他の閣僚に比べたらバランス感覚がすぐれ良識もあると思っていたのだが、
「何ら問題はない。総裁になる時に、どう始末するかは福井総裁の問題。不適切
という根拠は見出せない」と述べたという。

 解せない。

 私が言いたいのは、今や拝金主義の代表のように言われ日本中の集中砲火
を浴びている村上氏と関わりを持っていたということを問題にしているのではな
い。

 日銀総裁という金融政策の機密情報を有するものが、株や債券の取引に関わ
ることはインサイダー取引を禁ずる法の趣旨に反するのではないかということ
だ。

 

 ただ、福井総裁が拠出したのは、富士通総研にいたときの話だから、そのこと
までとやかく言うのではない。

 何故、日銀総裁に就任する前に解約しなかったかということだ。

 福井総裁は、「数ヶ月前に解約を申し入れ、6月末で精算される」と言っている
が、この釈明もにわかには信じがたい。仮にそうであったとして、今度は、何故
数ヶ月前に解約を申し入れたかが問題となる。

 やはり、ホリエモン逮捕のあと、村上氏にも捜査の手が及ぶことを予感したと
いうことだろうか。

 繰り返すが、村上氏との関わりというよりも、日銀総裁ともあろうものが、間接
的ながら株取引にかかわったということが問題なのだ。

 

 福井総裁は、米国のバナンキ議長とは違い、株価の下落についてよくコメント
してきた。少し前には、日本の株のPERが高くなりすぎ、その調整が行なわれて
いるなどとも述べていた。

 株価について日銀の総裁や財務大臣がいちいちコメントすることは好ましくな
いのだが、もともと福井総裁は株が好きだったということか。

 福井総裁は、先日「市場が暴れるリスクは常にある」と述べていたが、今回の
ニュースを聞いた国民の方が暴れたいくらいだ。

 

  福井総裁の釈明は納得いくと思いますか?

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