経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2007年01月

 1月30日の日経夕刊には、1面トップに、「鉱工業生産、最高を更新」とありま
す。何と、昨年12月の鉱工業生産指数は、前月比0.7%上昇し3ヶ月連続で過去
最高を更新し109.5(2000年=100)となったとのことです。

 新聞の紙面には、グラフも掲載されています。

 もちろん、最初は鉱工業生産指数の推移を表したグラフで、最近は右肩上がり
になっています。

 その下に、完全失業率のグラフが掲載されています。こちらは山のような形に
なっていています。そうですね。完全失業率は、5%台の半ばまで上昇した後、着
実に下がり続けています。もっとも、最近は、3%台突入を目前にしながらも、そ
の壁を突破できずにいますが‥。

 さて、その下に3番目のグラフが掲載されています。「消費は力強さを欠く」と書
かれています。季節調整済みの実質消費支出のグラフで、2005年の水準を100
とした指数は、最近では100を割り、均してみると右肩下がりであるように見えま
す。

 そうです。消費活動はあまりぱっとしないということのようです。

 総務省は、30日に家計調査の結果を発表していますが、1世帯当たりの消費
支出は、340,959円だとか。これを物価変動を除いた実質ベースでみると、前年
同月に比べ1.9%のマイナスになっており、前年同月比がマイナスになっている
のは12ヶ月連続しているということです。

  シェー、そうだったざんすか。

 そんなに消費は落ち込んでいた

 ざんすか。

 前年同月と比べて、この1年間途切れることなくマイナスが続いているというこ
とは、消費が力強さに欠けると解釈せざるをえないかもしれません。

 しかし、では、どうして調査結果を、小さく扱っているのでしょう。

 日経新聞は、消費はそんなに弱いはずがないと信じている‥、つまり、統計に
信頼性がないとでも考えているのでしょうか。

 

 その統計とは、家計調査です。

家計調査

 

私が、家計調査と申します。

全国の約9千の世帯が協力してくれています。

家計簿をつけさせてごめんね。

 

 

 

 

  実は、以前から家計調査というのは、あまり評判がよくないのです。調査の中
身は極めて細かく、他国に例をみないような調査であると言われているのです
が、サンプル数が少ないことなどから、調査結果のブレが大きいことが指摘され
ているのです。

 そうしたこともあり、近年、いろいろ改良がなされているようなのですが、既に述
べたように、集計結果は、いつも消費の弱さを示すようなものなので、新聞なども
あまり深く関わりなくないかのような態度をとっているのです。

 

 でも、この統計がおかしいと明確に立証できない以上、この統計の結果も、そ
れなりに読者に伝えるべきではないかと考えます。

 そうでないと、せっかく協力してくれた全国9千世帯の人々が浮かばれないとい
うものです。

 私は協力したことがありませんが、毎日毎日家計簿をつける作業が6ヶ月も続
くのですよね。そこまで、国民に協力を仰ぎながら、信頼性がいまいちなんて言
われると、卒倒しそうです。

 

 で、今回の消費支出1.9%減というのは、非常に悪いニュースなのかと思って、
チェックをしてみたのですが、実は、そういう受け止め方ばかりではないようなの
です。

 昨年7月から12月の消費支出を挙げてみましょう。

                前年同月比(名目比)

 18年7月  292,328円   ▲0.8%

 18年8月  292,087円   ▲3.3%

 18年9月  273,194円   ▲5.2%

 18年10月 294,693円   ▲1.8%

 18年11月 282,860円   ▲0.3%

 18年12月 340,959円   ▲1.5%

 

 何が言いたいかといえば、7-9月と10-12月を括って比べると、10-12月の方が、
前年同期比の落ち込みが少なく済んでいるということです。要するに、前年比マ
イナスが続いているが、そのマイナス幅は縮まっているということなのです。

 

 ただ、これは以前解説したことですが、前年同月の比較では、足元の動向が
分からないので、前月との比較が有効になります。ということで、前月と比べたい
ところなのですが、単純に前月と比べれば、季節要因が邪魔をして実態が見え
にくくなってしまいます。

 ということで、季節調整をした実質消費指数を挙げてみます。

           前月比

18年7月  97.0   ▲1.7%

18年8月  96.4   ▲0.6%

18年9月  94.5   ▲2.0%

18年10月 98.4     4.1%

18年11月 98.9     0.5%

18年12月 97.7   ▲1.2%

 

 実は、前年同月で見る限り、12ヶ月連続で前年同月水準を下回っていたので
すが、足元の動きでみると、10月、11月と2ヶ月連続で、前月の水準を上回る動
きを見せていることが確認できます。

 12月は、再び前月比がマイナスになっているので何ともいえない面があります
が、季節調整をした指数でみると、最近、回復の兆しが窺えるということができる
かもしれません。

 統計の結果をどのように解釈するか、大変に難しい問題ですね。

 

 いずれにしても、家計調査の結果も、少し詳細に見てくると、我々の経済に対
する理解度が相当深まるように思われます。

 

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マクロ

 

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書いてあります。

庶民的タッチで書いています。

でも、レベルは高いです。

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 安倍内閣の支持率が38%になったとか、不支持が支持を上回ったとか騒がれ
ています。あれだけ人気が高かったのに、どうしたことでしょう。

 それに比べ、今やテレビに出づっぱりの東国原知事ですが、師匠のたけしも羨
ましがる人気ぶりです。

 

 安倍首相の人気がないことの理由は、彼に親しみが感じられないからです。安
倍さんが北朝鮮の拉致問題解決に熱心であることは、そのとおりなのでしょう
が、それ以外のことでは、どれだけ本気になっているのかと思ってしまいます。

 安倍さんの国会答弁を聞いていても、これでは、人気は出ないなーと思ってし
まいます。

 幾つか例を挙げましょう。

<最重要課題について>

 小沢一郎民主党代表が、生活維新こそ最重要課題だと言ったのに対し、

 「国民の働き方、暮らしの向上、教育の再生、憲法を頂点とする戦後レジーム
の大胆な見直し、いずれの課題にも正面から全力で取り組んでいく」

 どうして、こんなに分かりにくいのでしょうか。

 小沢一郎氏の「生活維新」なんていう表現も、若者には受けないと思います
が、「戦後レジーム」などと言われても、日本人の半分は、その意味が分からな
いと思います。それに、憲法を頂点とするというのは、当たり前のことで、蛇足と
いうものではないでしょうか。

<中小企業対策>

 中小企業対策については、次のように言っています。

 「地域支援を活用した中小企業取り組み支援、再チャレンジする起業家への
支援、不動産担保や個人保証に過度に依存しない融資などで、中小企業の頑
張りを力強く応援していく」

 前半の部分は別として、「不動産担保や個人保証に過度に依存しない融資な
どで、中小企業の頑張りを力強く応援していく」とありますが、「過度に依存しな
い?」という感じです。一体、担保や保証人は要るの、要らないの?となってしま
います。それに融資は政府がしてくれるの?

 原案を書いた金融庁のお役人さんが聞いたら、余りの正確な言い振りに感激
してしまうでしょうが、その代わり、国民の支持率低下に大きく寄与した気がしま
す。

<財政再建>

 「極めて厳しい財政状況の下、国民負担の最小化を第一目標に、歳出歳入一
体改革に正面から取り組む」

 言っている内容がどうのこうのという訳ではありません。国民がテレビで見てい
る訳ですから、「厳しい財政状況の下‥」などという言い方は止めてもらえないで
しょうか、とう感じです。

 似たような表現は、「財政健全化に向け、成長なくして財政再建なしの理念の
下」とか、「対話と圧力という一貫した考えの下」とかいうのもあります。

 いずれにしても、役人が作った作文のままという感じです。

 当初、多くの国民が安倍さんに望んだのは、安倍さんが首相になって、自分が
信じるところを国民に率直に語ることではなかったのでしょうか。

 しかし、実際に首相になっても、安倍さんの語る言葉は、全く親しみを感じるも
のではなく、空虚さばかりが漂っています。

 

 では、今や大人気のそのまんま知事の話しぶりをチェックしましょう。

 そのまんま様、どうぞ。

そのまんま

   「宮崎はこんままでよかっちゃろ
かい?」

 「宮崎をどげんかせんといか
ん!」

 「何とかせんといかん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 地方の方言を使っているからいいとかいうのではなく、東国原知事の発言に真
剣さと誠実さを感じるのです。

 

 そうした感動を感じたからこそ、宮崎県民の多くは東国原氏の投票したので
す。

 

 国民の多くも、安倍さんと感動をともにしたかったに違いありません。

 総理の仕事が理屈どおりにいく事ばかりではなく、建前でものを言わなければ
いけないケースも多々あるであろうことは分かります。

 

 しかし、もう少し、率直に話しかけることをしてはどうでしょうか。

 

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ミクロ経済

 

 分かりやすーく書いてます。

 庶民感覚というのでしょうか。

 でも、レベルは高いです。

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 先週、昨年12月の消費者物価指数が発表になりました。「消費者物価指数は
0.1%の上昇」となり、日銀の利上げ観測がやや後退したとあります。

 確かに、0.1%の上昇では、殆ど上昇していないに等しいと言え、利上げの必要
性はないとも言えるでしょう。

 ところで、0.1%の上昇というのは、いつと比べてのことでしょう。次の3つから選
んで下さい。

(1)前月

(2)1年前

(3)3ヶ月前

 

 答えは、(2)の1年前です。

 我が国において、物価上昇率を考察する場合には、前年同月比を見ることが
一般的なのです。因みに、米国においても、前年同月比(原指数の比較)が発表
されていますが、前月比を見ることが一般的なようです。

 

 何故、そのような違いが発生しているかという理由はさておき、前月と比べる場
合には、注意すべきことがあります。何か分かりますか。

 それは、季節的要因によって物価指数がゆがめられることがあるので、そうし
た特殊な要因を除去する必要があるということです。例えば、衣料品の価格は、
季節の初めには高く、季節が終わりに近づくと値下がりすると言われます。

 このように季節要因を除去した指数を、季節調整済指数といい、元の修正を施
さない指数を原指数といいます。

 ということで、前月と比べる場合には、季節調整済指数で比べないと、本当の
比較ができないと考えられます。

 

 では、我が国の06年12月の消費者物価指数(季節調整済み)は、前月と比べ
てどうだったのでしょう。

 生鮮食品を除く総合
         季節調整済指数   前月比     
平成17年7月   99.9    0.0
平成17年8月     99.9          0.0
平成17年9月       99.9          0.0
平成17年10月   100.0          0.1
平成17年11月     99.9        -0.1
平成17年12月   99.9          0.0

平成18年1月     100.1          0.2            
平成18年2月     100.0         -0.1             
平成18年3月     100.1          0.1             
平成18年4月     100.0         -0.1            
平成18年5月     100.1          0.1             
平成18年6月     100.1          0.0             
平成18年7月     100.1          0.0             
平成18年8月     100.2          0.1             
平成18年9月     100.1         -0.1             
平成18年10月    100.1          0.0             
平成18年11月    100.1          0.0             
平成18年12月    100.0         -0.1   

 実は、12月の消費者物価指数を11月と比べれば

(季節調整済み指数で)、0.1%の低下になっている

のです。

 05年12月と比べれば、新聞発表であったとおり0.1%の上昇(原指数でみても、
季節調整済指数でみても、偶々0.1%の上昇)となっているのですが、前月と比
べると、0.1%の低下なのです。

 

 従って、これがアメリカの新聞であれば、「12月は、消費者物価は低下」となっ
たところでしょう。

 

 では、12月の消費者物価指数は、上がっていると考えるべきなのでしょうか、
それとも下がっていると考えるべきなのでしょうか。

 

 私は、最近の動向としては、物価は下降していると捉えるべきだと考えます。し
かし、既に述べたように、我が国においては、前年同月と比べるのが慣例となっ
ているので、足元の動きが見逃されることがあるのです。

 

 少し分かりにくいかもしれないので、扱う数字を、皆さんの体重に置き換えまし
ょう。

 みなさんが、一生懸命、ダイエットをしているとします。

 1年前の12月には58キロあったのが、06年11月には53キロ、そして、06年12月
には54キロになったとしましょう。

でぶ

 貴方は、どのように判断しますか。

 確かに、1年前と比べれば、ダイエットに成功している
ように思えます。しかし、06年の11月と12月を比べれ
ば、53キロから54キロへ若干増加しています。

 となると、正直なところ、ダイエットが後退と感じるか
もしれません。しかし、他人に対しては、そんなことおく
びにも出さず、1年前と比べれば、随分やせたのだよと
言うかもしれません。

 

 1年前と比べて、相当に体重が減ったというのは、間違いではありません。しか
し、最近の動きとしては、11月から12月にかけて、むしろ体重が増加しています。

 最近の動向に注目するのであれば、後者の事実をしっかり認識すべきと考え
ます。

 

 以上のようなことを踏まえると、消費者物価が12月に0.1%上昇したと理解する
のは、必ずしも適切でないことが分かります。

 

 なお、前年同月と比べるときに、季節要因を除去することをしないのは、1年の
うちの同じ時期の比較であり、ともに同じ季節要因の影響を受けているので、季
節調整が自動的になされていると考えることができるからです。

 

 

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 いじめ問題に関する特別番組を、先週(金曜日)NHKでやっていた。

 ただ、この特別番組は、NHKの福岡放送局製作のようで、一部地域のみの放
映のようだった。ということで、ご覧になっていない人が殆どであろう。

 ところで、この番組には、先生、教育委員会関係者、父兄などが、それぞれの
立場で思いのたけをぶつけていたので、議論がヒートアップし、結構引き込まれ
た。

 番組の中で、結構燃えていた人は、くらたま、こと、倉田真由美さまである。

倉田真由美

 くらたま様は、福岡出身で、お子様とご両親が
福岡に住んでいるので、出演していたのであろう
か。

 いずれにしろ、子供がいじめにあった事態を想
像し、少し興奮気味であった。

 

 

 

 

 

 何故、そんなに興奮するのかといえば、教育評論家の、尾木直樹氏が、適切
に対応すれば、いじめはなくなると発言したからだ。

尾木直樹

 

 

 

 

 

 

 そんなに簡単にいじめがとまるのですか?とクラタマは、執拗に食いつく。

 私自身も、いじめが簡単になくなると思えないので、くらたまに賛成したいところ
であったが、尾木氏の考え方の詳細が分からず、消化不良気味であった。

 

 それにしても、いじめ問題が世間の注目を浴びるようになったのは、昭和60年
ごろのことだと思うのであるが、それから、若干の波はあるものの、いじめは収
まる気配はない。

 何かいじめをなくす有効な方策がないものであろうか。この番組の中でも、いじ
めをなくす方策について議論がなされていたが、いじめに対して、罰則など、厳し
く対処すべきだという意見は少なかった。

 私などは、いじめを行う子供には、厳しく接しないといけないという立場なので
あるが、先生や評論家の意見を聞くと、いじめを行う子供こそ、いろいろな問題
をかかえていて大変なのだと言う。

 それは、そうかも知れない。ただ、そのようなことに今頃気がついていること事
態が、あまーい。

 先生たちは言う。「いじめを行う子供たちをしかりつけても、問題の根本的な解
決にはつながらないと」。

 そんなことも分かっている。

 しかし、根本的な解決も大切だが、いじめられる子供が少なくなるような努力が
必要なのだ。

 

 ところで、我が国では、どうして、いじめに対し厳罰で臨むことが支持されない
のであろうか。

 いくつか理由があると思うのであるが、その一つは、いじめを行うものは、多数
派であって、いじめられる被害者は一人ないし、少数派ということである。

 我が国の場合、聖徳太子の昔から、和を以って尊しとされている。つまり、正し
いか、正しくないか、というような価値判断によるのではなく、みんなが支持してい
るかどうか、が価値判断の尺度になるのである。

 たけしの「みんなで渡れば怖くない!」というやつである。

 いじめ事件の具体的事例をチェックしていくと、先生もいじめの一員であったと
いうようなケースがあるが、みんながいじめを行う雰囲気の中では、みんなと同じ
ような行動をとらないと不安になってしまうのだろうか。

 

 いじめ問題とともに企業の不祥事も止まるところを知らないように見えるが、そ
うした不祥事も単にモラルの低下が起こっていること以外に「みんなで渡れば怖
くない」という意識と、自分だけが仲間と違う行動をとるのは難しいという事情が
働いているようだ。

 このように、企業の不祥事といじめ問題には、共通の要素が含まれている可能
性がある。

 

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マクロ経済学

 

 ゆうパックの「翌日配達」という広告は誇大表示だということで、公正取引委員
会は、日本郵政公社に再発防止を求める排除命令を出したのですが、みなさん
ご存知ですか。

 えっ、知らない?

 あややが宣伝しているやつです。

あやや1

こんな、ポスターですが、この左側に「ゆうパックは、翌日配
達!!」と書いてあるのです。

 

 

 

 

 

 次のには、ちゃんと書いてありますね。

 あやや2

 翌日配送とちゃんと書いてあります。

 というか、ちゃんと書いてあるから問題なのです。

 上のポスターのように書いていなければ、文句を言
われることもなかったのですが。

 何が問題なのかと言えば、ゆうパックで、小包を送った場合、本当に翌日にち
ゃんと着くか、ということを公取は問題にしているのです。

 ただ、この点、ゆうパックのパンフレットには、「人口カバー率84.5%」と正確に
書いてあるということです。何も100%とは言っていないらしいのです。であれば、
公取が目くじらを立てることはないかもしれません。

 しかし、公取は北海道から発送した場合、翌日に配達できる地域がどのくらい
あるかを問題にしているのです。

 「人口カバー率」といいます。

 これは、翌日に配達可能な地域の人口が全国の人口に占める割合を示してい
ます。

 この人口カバー率が、北海道の場合は、8%に過ぎないということです。北海道
にいる人が小包を送った場合、同じ北海道内であれば、翌日に配達可能かもし
れませんが、それ以外ですと、翌々日以降の配達になるということです。

 沖縄については、さらに人口カバー率が低く僅か1%であり、九州南部は48%
であるということです。

 ということで、北海道の人や沖縄の人にとっては、「翌日配達」と言う言葉は、
殆ど意味をなさないということになります。

 東京や大阪はどうでしょうか。これらの地域では、人口カバー率は、90%を超
えているそうです。

 

 では、ここで問題です。

 北海道から東京に荷物を送る場合や、沖縄から東京に荷物を送る場合に翌々
日以降の配達になるということは、逆に東京から北海道や沖縄に荷物を送る場
合にも、翌々日以降の配達になるはずです。

 にもかかわらず、どうして東京などの人口カバー率は、90%を超えているので
しょう。

 

 分かりました?

 そうです。

 東京や、その近郊には人口が多く集中しているので、人口カバー率でみると、
高い数値となるだけの話です。東京から沖縄や北海道に荷物を送るときにも翌
日に届くことはないのです。

 

 ただ、誇大表示を行っているということは、それだけ競争に晒されているという
ことであり、その意味では、効率化が進んでいる証でもあります。

 

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 給食代の未納の問題がよく報じられるようになった。

 ワイドショーが好んで取り上げる。

 納めることができないのが、貧乏な家庭であれば、関心を集めることもないで
あろう。しかし、給食代を納めない家が、お金持ちで外車を所有していたりする
ので、ワイドショーのネタになりやすいのである。

 では、何故払わないのか。

 ・義務教育だから給食代はタダにすべき。

 ・子供は給食はまずいと言っている。

 で、全国でどの程度の未納が発生しているかと言えば、2005年度に公立私立
の小中学校で22億3千万円、人数で9万9千人分の給食費が未納だという。

 で、そうした未納の結果、給食の中身が十分なものでなくなる事態も生じている
という。

 

 こうした事態に、テレビのワイドショーは、そうした親のモラルの低下を嘆くこと
しきりである。

 しかし、である。それだけで終わってよいのであろうか。

 確かに、第一に責められるべきは、そうした無責任な親である。しかし、同時
に、そうした事態に対し何ら有効な手段を講じることができない学校側も責めら
れなければならない。何故ならば、そうした事態に甘い対応をすることによって、
世の中のモラルの低下を一層助長してしまうからである。

 

 では、どうしたらいいのであろうか。

 ここは、経済学的に考えてみよう。

 我々人間は、インセンティブに反応するというのが、経済学の大原則である。

 

 まず、何故、給食費の未納が起こるかといえば、給食費を納めなくても給食を
食べさせてくれるからである。

 NHKの放送も、受信料を払わなくても見ることができるので、払わない人が増
えているのである。

 NHKの受信料支払いを拒否する人は、NHKの経営が間違っているからとか、
不祥事が多発しているからと、もっともらしいことを言うが、そんなことがあろうと
なかろうと、払わなくても見ることができるので払わないだけである。それに、払
わないからといって、罰則があるわけではなし、これだけ多くの人が払っていない
ので、恥ずかしいという思いをする必要もない。

 話を給食費に戻すが、払わないのであれば、給食を食べることができないよう
にすべきだ。NHKの場合、受信料を払わないと、見ることができないようにする
には、いろいろと技術的な操作が必要になり、すぐに実行することができない。し
かし、給食の場合には、実は、払わないひとには食べさせないことが簡単にでき
る。食べさせなければ、未納の問題は発生しないのだ。

 そんなことをすると、ある子供たちだけ、給食が食べられずかわいそうだ、いじ
めの対象になってしまう、などという声が聞こえそうであるが、それは大きな間違
いである。

 自分たちの親が給食費を払わないのに、自分たちは給食を食べることができ
たという体験を与えてしまうことこそ、その子供たちを駄目にしてしまうのだ。

 だから、給食費を払わない子供たちには給食は食べさせない。それがいい。

 それに、給食を食べることができない子供が突如クラスに登場したときに、他
の生徒がどのような反応を示すかも興味深い。そこで、他の他の子供たちが、
自分たちの給食を分け与えるかもしれないし‥、或いは、他の子供たちが、携帯
で、未納の親に次々に電話をかけ、「どうして払わないのですか」と質問攻めに
するかもしれない。

 それでも親が給食費を払わないというのであれば、それは、親が親の義務を
果たしていないということで、そうした親を厳しく問いただすべきだ。それでも、払
わなければ、親権剥奪!

 いずれにしても、お金を払うインセンティブ(或いは、ディスインセンティブ)を与
えることが必要なのである。

 

 このように、インセンティブをかませると、人間はよく反応することになる。

 もっとも、お金持ちの家庭の場合、給食を食べさせないという措置に対して、学
校にいる我が子に、ケータリング・サービスを利用し、料理を届ける可能性もあ
るので、そうした事態にはどのように対処するか、事前によく対策を練っておく必
要がある。

 

 

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 ミクロ経済経済学を勉強しようかなという人は、この本を読んでみて!

サービスを享受しながら費用の負担を免れる人をフリ
ーライダーといいます。

公共財の場合、フリーライダーの問題が発生すること
になりますが、給食は、公共財ではないので、給食代
を徴収することが可能なのです。それにも関わらず未
納が、このように多数発生しているということは、学校
側の対応のまずさを示していると考えるべきです。

 

 ひがしこくばる氏が実際にどのような人なのか分からないので、支持すべきか
どうか迷ってしまうという人も多いのではないか。

 確かに、たけし軍団の一員ということであの額の広いお顔はよく存知上げてい
る。しかし、その程度だ。ああ、そうそう、かとうかずこ様と結婚したということでみ
んなから羨ましがられていた。その程度だ。

 しかし、選挙の結果は大勝利だ。

 それに、選挙後に明らかにされた彼の演説を聞くと、演説というには程遠いか
もしれないが、宮崎弁で、時にお笑いネタも交えながら、しかし、最後にはまじめ
な口調で、宮崎を変えたいと、そして、県民の皆さんには歴史の目撃者になって
欲しいと切々と訴えていた。

 彼が知り合いのタレントに頼めば、どれだけでも東京からタレントが応援に駆
けつけたかもしれない。しかし、彼はそういう手法を採らなかった。敢えて一人で
行動し、県民との距離感を縮めることに努力した。

 彼の作戦は、まんまと当たった。

 さて、そんな東国原氏を支持すべきかどうかだ。

 かとうかずこ様を幸せにすることができなかった男が宮崎県民を幸せにするこ
とができるのか、そんな疑問も沸き起こる。

 公用車がどうのこうのとか、知事の机や椅子が立派過ぎるとか言われても、単
に人気取りのジェスチャーに見えてしまう。

 あの田中真紀子元外務大臣も、宿泊先のホテルの部屋が立派過ぎるとか、お
っしゃっていましたし。

 

 しかし、東国原氏、県職員を前にした挨拶で、裏金というものがあるのであれ
ば、申し出て欲しいと率直に述べていた。そして、自分は、内部通報だとか、そう
いうものは嫌いだとも言っていた。

 単に、人気を意識した人であれば、裏金を申し出て欲しいなどと、最初の挨拶
で言うはずがないと確信した。では、何故、彼は、裏金の問題などを取り上げた
のか。

 私は、そこに、彼の使命感を感じた。宮崎を変えたいというのは、うそではない
のではないか。従来のやり方を変えたいというのは本当のことではないか。

 それに、内部通報制度などは好きではないというのも、現実をよく分かっている
と推測される。単純な理想主義者であったり、形だけの改革者であれば、内部通
報制度のようなものをもっと強化したいというはずである。しかし、彼は日本人の
メンタリティをよく承知しているのである。

 

 知事の真意がわかるにつれ、県職員の中にも彼の支持者が徐々に増えてくる
ことが十分予想される。まあ、それによって、談合などが完全に払拭できるかど
うかは別にしてもだ。

 

 東国原氏は、女好きかもしれない。否、そうに違いない。

 しかし、女好きであるということは、男として、極めて普通の感性を持っていると
いうことだ。

 

 いずれにしても、役人を前に、裏金があるのであれば、申し出て欲しいなどと言
ったトップがこれまでにいたかどうか。

 大臣に就任して、自分が所管する役所の職員を前に、裏金があれば出して欲
しいなどと言った大臣がこれまでに、いたかどうか。

 

 これは、ものすごく勇気のいる行為だ。

 そのようなことができる者は、そうそういない。それに使命感の証でもあろう。

 

 ということで、東国原氏を

応援する!

 

 東国原氏を応援するという人は、クリックをお願いします。

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 そのまんま東氏が、宮崎知事選で勝利し、知事となった。

そのまんま東

  昨日(22日)のインタビューでは、「明日は登庁さ
れますね」と訊かれ、「作業服で登庁してもいいかと
訊いたら、記念写真の撮影があり、スーツでお願い
すると言われた」などと言っていた。

 そして、本日の登庁の模様をテレビで観ていた
ら、ネクタイ姿であるが、上着だけは作業服を着て
登庁し、その後は、背広姿になっていた。そこに彼
の信念というか、考え方が示されていたのだろう
か。

 その後、知事室で質問されていたが、「自分には
こんな立派な机は必要ない」というようなことも言っ
ていた。

 まあ、机が立派かどうかなど、あまり県民は関心がないので、そんなことよりも
真に県民のためになることをやって欲しいと願っている。

 

 ところで、そのまんま東氏が圧勝したことは、マスコミを始め、政界にとってかな
りのサプライズとなっているようであるが、彼のことをよく観察していると、それほ
ど偶然のできごととは思えないということがわかってくる。

 というのは、彼は芸人であり、しかも、お笑いを飯の種にしていたので、如何に
して聴衆の関心をひきつけるかに関しては、他の候補者に比べ抜きん出ていた
からである。

 それにただ面白いというだけでなく、宮崎弁で語るまじめな話がまた受けるの
である。

 役者やのう!

 

 ここでそのまんま東氏のことについて、おさらいをしておこう。

 世の中に数多くあるブログのなかには、「田中康夫ほどの骨や信念があるとは
思えません。横山ノック同様、「議会の言いなり」となり、最終的には「淫行で辞
任」と予想します」というものさえあるが、そういう予想が当たりそうかどうかは、
彼の足跡をたどることで、少しは判断がつきやすくなると思うからである。

 

 先ず、彼のプロフィール(そのまんま東氏のホームページから)

 

本 名:東国原 英夫(ひがしこくばる ひでお
生年月日:昭和32年9月16日  血液型:B型
出身地:宮崎県
身 長:171cm  体 重:59kg
バスト:86cm ウエスト:78cm ヒップ:80cm
足のサイズ:25.5cm
趣 味:マラソン,大学
特 技:ハンドボール
運転免許証:普通自動車

 

 うーん、3サイズが書いてあるが、ヒップが80cmとはどういうことだ。これは小さ
すぎる。これは虚偽記載ではないか。身長が171cmもあって、ヒップが80cmしか
ないなんて‥。もしかして、それが本当だとすれば、そのことが離婚の背景にあ
ったのだろうか。

 県民はこのことについて承知していたのであろうか。もし、承知していたら、や
はり彼に投票したのであろうか。

 それから、趣味がマラソンというのは知っていたが‥、趣味が大学とは、どうい
うことか。

 ははー、早稲田大学に、入学したことか。それも最初は早稲田の第2文学部に
入学、卒業した後、また、政治経済学部に入学している。ただ、政経学部は退学
(中退)となっているが‥

 しかし、それだけではない。実は、そのまんま東氏は、高校卒業後直ちに専修
大学経済学部に入学しているのである。そして、4年後にはちゃんと卒業というこ
とになっているのだが‥。

 まあ、プロフィールはそれくらいにして、少し経歴をみてみよう。これもそのまん
ま東氏のホームページから。

 

1957年(S32年) 9月16日 宮崎県都城市生まれ 
  
1964年(S39年) 4月 都城市立大王小学校入学
  
1968年(S43年) 4月 都城市立東小学校に転校
  
1970年(S45年) 3月 同校卒業
同 年  4月 都城市立妻ヶ丘中学校入学
   
1973年(S48年) 3月 同校卒業
同 年  4月 宮崎県立都城泉ヶ丘高校入学
 ハンドボール部に所属。2年連続インターハイに出場
  
1976年(S51年) 3月 同校卒業
同 年  4月 専修大学(経済学部)入学
  
1980年(S55年) 3月 同大学卒業
同 年 12月 CX「笑っている場合ですよ! お笑い君こそス ターだ!」でチャン
ピオンになる。
  
1982年(S56年) 3月 ビートたけし(ツービート)の一番弟子となる。
同 年 10月 二番弟子の大森うたえもんと漫才コンビ「ツーツーレロレロ」を結
成。
  
1983年(S58年) 9月 ツーツーレロレロで、NTV「お笑いスター誕生」で金賞
受賞。  同時期に「たけし軍団」を結成。
  
1986年(S61年) 12月 たけし&たけし軍団フライディ襲撃事件。
 その謹慎中、『ビートたけし殺人事件』を執筆。
  
1987年(S62年)  9月 拙著『ビートたけし殺人事件』がベストセラーに。翌年、本著がTBSでドラマ化。女優かとうかずこと共演。
  
1990年(H2年) かとうかずこと結婚。一男一女をもうける。
  
1994年(H6年) 初マラソン(オーストラリア・ゴールドコーストマラソン)参加
 
  
1998年(H10年)10月 渋谷イメージクラブでサービスを受けていたことと後輩
に暴行を加えたことにより、自主謹慎。 謹慎中、自己猛省と自己の価値観を変
革すべく、猛勉強。
 
〜 1999年(H11年)10月 
  
2000年(H12年) 4月 早稲田大学第二文学部入学
 早稲田宮崎県人会サークル等に参加
  
2004年(H16年) 3月 同大学卒業
同  年  4月 早稲田大学政治経済学部入学
  
2006年(H18年) 2月 かとうかずこと離婚
   
2006年(H18年) 3月 早稲田大学政治経済学部退学

 

 

 ここで注目されるのは、2つ。

 一つは、お笑いのコンテストで、チャンピオンとか金賞に輝いている実績であ
る。やっぱり、スター性を備えているのである。

 それから、もう一つは、不祥事。

 これについては、そのまんま東氏の釈明記事を見てみよう。

 

 1.いわゆる「渋谷イメクラ事件」について

 1998年5月頃に、僕は後輩達と酒宴で盛り上がった後、渋谷のイメクラに行
った。

 後日、突然、警察から任意の事情聴取要請がありました。それは、僕等が入っ
た店が未成年の従業員(女性)を使っていて、青少年健全育成条例並びに児童
福祉法違反の容疑で摘発されたらしかった。どうやら僕がサービスを受けた女
性は、未成年の女性だったみたいでした。そこで、その女性がその店で働いてい
たことを証言して欲しいということでした。

 勿論、僕は、彼女が未成年であることなど知りませんでした。店では、その女
性は「20歳」となっていました。しかし、僕は警察に協力しようと思い、出頭し、サ
ービスを受けたことやそのときの状況を包み隠さず正直に話しました。それだけ
です。
 別に逮捕された訳でもなく、有罪になった訳でもありません。世の中には、誤解
されている方々がまだまだいらっしゃるような気がします。酷いのになると、「東さ
ん、貴方は、昔、婦女暴行したんだって?」と問われ、思わず固まったこともあり
ます。

 警察からは「ご協力有難うございました」と言われ、それで聴取は終わりまし
た。ほどなく、そのことがマスコミに洩れ、「淫行事件」として大々的に報道される
に至りました。これは事実「淫行」でも何でもありません。

 勿論、芸人とは言え、そういう店に出入りしたことは、社会人としてまた公人とし
て不適切だったと自覚し反省しました。

 僕は、事務所のスタッフ等と話し合い、テレビに出る公人としてそして大人の社
会人として、世間に対して少なからず悪影響を与えたことを考慮し猛省し、テレビ
出演を自粛し、自主謹慎という形に我が身を処しました。

 これらが、真相です。

 

 

2.いわゆる「後輩暴行事件」について
(これについての詳しい事実関係も拙著『どん底』に書いている)

 自主謹慎中だった1998年12月、かつてたけし軍団の後輩だったH君から雑
誌『フライディ』に告発があった。いきなり週刊誌である。

 内容は「僕から、1年半前に暴行を加えられたので、その謝罪と賠償を求める」
といったものだった。その賠償額は500万円。

 確かに、僕は、そこ時点から一年半前の軍団の忘年会の席上で彼を一発蹴っ
た。それは事実であった。しかし、それには理由があった。彼は普段からの言動
が問題視されていた人物だった。遅刻、普段の仕事態度の悪さ、軍団の後輩達
への虐め、師匠の舞台衣裳を勝手に売却した疑い、高額の使い込み疑等々、
その素行不良には枚挙にいとまがなかった。

 僕は、軍団の先輩として、集団の規律や規範を乱す彼に反省の態度や意志が
見えないのを正すため、一発蹴った。僕は、暴行を加えたことを正当化している
訳ではない。いかなる場合でも、暴力が許されることではないことは十分認識し
ている。

 彼は、その後、事務所を解雇された。

 それから、1年半後、彼は僕を訴えた。僕に蹴られて、1年半働けなかったらし
い。500万円の損害賠償をしなければ、刑事告訴をするという内容だった。これ
はもう恐喝・脅迫に等しいと判断した。僕に限らず、有名人に対して、刑事告訴
や週刊誌にリークすることをネタに高額の金を要求するような行為は断じてまか
り通るべきではないと思う。週刊誌にリークされ、イメージ等が悪くなると困るとい
う保身から、こういう輩に屈して要求を下手にのんでしまうと、彼らは図に乗り、
その要求はエスカレートする。しかもこの場合、要求は僕に対してだけでなく、事
務所や他の軍団のメンバーに及ぶ可能性があった。

 僕は、要求をキッパリ断った。金を取れないと分かった彼は、破れかぶれで刑
事告訴した。そして、僕は警察から暴行容疑で取り調べを受けた。どんな事情が
あるにせよ、蹴ったことは事実だったので、僕はそれを認めた。

 数週間後、僕は、暴行容疑で検察に書類送検され、略式起訴で罰金を払っ
た。


 マスコミには、大きく「そのまんま東、後輩に暴行!」と報道された。

 これが、事の真相である。

 

 なるほど、そのまんま東氏は、釈明が巧い!

 政治家に向いている。

 

 ただ、彼の釈明だけを聞いても客観性に欠けるので、マスコミ報道等をチェック
すると、

 平成7年には不倫騒動があった。

 平成10年には、20代女性とのデート現場を写真誌が報道。

 イメクラ事件については、そのまんま東は常連であった。

 となっているので、まあ、そういう事件に縁がないタイプではないとお見受けす
る。

 

 それに、そのまんま東氏との離婚会見で質問されたかとうかず子さんは、「彼
が新しい家庭でうまくやっていけばいい」とポロリと発言した後、すぐに笑って否
定したが、結局、新たな女性の影をにおわせたことになったとある。

 

 それにしても、ヒップが80cmと記載して

いるのは許せない!

 

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 そのまんま東氏は、そのまんま、芸人でいた方がよかったと思う人は、クリック
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 今回の日銀の金利据え置き決定に対する海外論調が報告されている。

 おしなべて、大変批判的である。こういうのを酷評というのであろう。

 では、どういう点がいけないというのであろうか。利上げをすべきだったという意
見なのであろうか。そうでは決してないのである。利上げを見送ったことは適切
だったとしている。

 いくつか見てみよう。

 フィナンシャルタイムズ  「利上げ見送りは正しいが‥」

 フランクフルター・アルゲマイネ 「様子見をする十分は論拠はある」

 ニューヨーク・タイムズ 「利上げは時期尚早」

 

 このように、この時期に利上げをするのは適当でないとしているのである。で
は、何がいけなかったのか。

 

 フィナンシャルタイムズ  「事前に市場に利上げを示唆していたから政治的圧
力に屈したという印象を与え、中央銀行の信任が揺らいだ」

 フランクフルター・アルゲマイネ 「福井総裁は直前まで景気への自信を示すト
ーンを伝えており、それが信頼性を傷つける結果になった」

 ニューヨーク・タイムズ 「政治圧力に屈したのではないか」

 

 ということで、利上げ見送りは適当だったが、当初は利上げの姿勢を示してい
たため、政治的圧力に屈したことになり、それが日銀の信任を傷つけることにな
ったというものである。

 

 では、こうした海外の目からみると、今回どのような態度をとっていれば満点だ
ったかと言えば、

 

 そもそも、利上げはまだ行える状況ではないという考えを日銀は示すべきであ
った。そして、実際、金融政策決定会合において、その旨決定すべきであったと
いうことにある。

 

 確かに、私自身、この時期における利上げには説得力がないのでは、というコ
メントをしてきた。

 しかし、そうはいっても、委員のメンバーは、それぞれが、自らの経験と学識
と、信念の下に判断を下しているのであって、どちらが正しいかは簡単には判断
できないと言っていい。

 

 そうしたことを、海外のメディアも理解すべきではないのか。

 そうでないと、ただ記事にするために書いているに過ぎなくなる。

 高すぎる、低すぎるといつも文句ばかり言っている、欧米の童話に出てくるゴー
ルディロックスみたいなものだ。

 

 それに、政治的圧力に屈したといっても、海外でも同じようなものではないの
か。

 

 ただ、いずれにしても、これらの海外論調で分かるように、海外の関係者は、フ
ォワードルッキングの重要性を殆ど理解していないということだ。

 

 福井総裁を始めとする、利上げ論者が利上げの正当性を主張するのであれ
ば、フォワードルッキングの重要性をもっと分かってもらう努力をする必要がある
のではないか。

 

 ただ、そのフォワードルッキングの考えにしても、理屈では理解できても、現実
の経済指標と、自らが予想するシナリオのギャップについて、どのように折り合
いをつけるかという点では、苦労することが予想される。

 

 

 

 福井総裁は、政治的圧力に屈したと誰かが言ったら、「欧米か?」と言いましょ
う。

 余り、面白くなかったですか‥、そうですか。でもクリックをお願いします。

 

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 日銀の金融政策決定会合で、政策金利の据え置きが決まった。

 政策金利とは、銀行同士がお互いの資金の過不足をコール市場で調整し合う
際に課せられる金利のことである。小難しく言えば、無担保コール翌日ものとい
う。

 金利の引き上げとか引き下げと言えば、我々おじさん世代には、公定歩合が
すぐ思い浮かぶのであるが、公定歩合は、今や主役ではないばかりでなく、昨年
の7月から公定歩合という言い方はされなくなっている。

 それはさておき、今回の金利の据え置きは、6対3の多数決により決定されたと
ある。まあ、多数決なら、その結果を尊重すべきということになるのであろうか。

 それにしても、そうであれば、どうして今回の会合の前に、利上げが行われる
であろうというような報道がなされたのであろうか。

 そのような報道がなされるということは、親分である福井総裁にその気があっ
たからではないのか。

 福井総裁に心変わりがあったのであろうか。

福井

実は、福井総裁は、利上げを行いたかったので
はないかと思われるのである。

その根拠を示そう。

福井総裁は、記者会見で「見送りは自分の考え
か」と聞かれ、それに対し、一瞬ためらった後、
「基本的に違和感なく(見送り)提案を出したのは
事実です」と答えている。

金利据え置きが正直な気持ちであるのであれ
ば、ためらいなどあろうはずがない。

それに、福井総裁は、「そもそも金利水準は低す
ぎる」という考え方を持っていた。さらに、福井総
裁の金融政策に関する考えは、フォワードルッキ
ングの観点で行うべし、というものであって、それは、実際に物価が上がってから
対応するのではなく、将来を予想した上で対応すべしということいなるのである。

 であるので、福井総裁の考えからすれば、今回利上げを行うべしというのが正
直な考えと推測できるのである。

 そして、そうした考えは、今回の据え置き案に反対し、利上げ案を共同提案し
た3人にも共通のものであったのではないのか。

須田水野野田

 

 

 

 

 

 

 

  しかし、今回の会合が近づくにつれ、政府筋から金利引き上げに対する牽制
が強くなってきた。

 福井総裁は、当初は、今回利上げ案を提出すれば、委員会の多くは賛同してく
れると読んでいたのではないのか。

 だが、政府筋の牽制は強くなるし、次々に発表になる経済指標にも力強さに欠
けるものが多く、委員会の多数の賛同を得ることが困難であるという票読みをし
た結果、やむなく据え置き案を提示したのであろう。

 これが、据え置き決定のことの顛末であろう。

 しかし、だからと言って、金利を引き上げるべきであったと考えるのは早計かも
しれない。

 それは、金融政策決定会合の「基本的見解」で、次のようなくだりが見られるか
らでもある。

 「物価の現状をみると、国内企業物価は、国際商品市況の反落が影響し、足
元では3ヶ月前比でみて弱含んでいる」

 既にコメントしたように、06年の国内企業物価は、日経が報じるように、前年比
3.1%上昇しているのは事実なのであるが、この何ヶ月間は前月比でみて低下し
ており、インフレ懸念が弱まっている事実が確認されるからである。

 それでもなお、金利を引き上げるべきだったと主張するのであれば、現在の金
利水準が引き過ぎることを説明しなければならない。

 

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 おまけ

 福井総裁は、フォワードルッキングの考え方をもっと世間に宣伝するはずであ
ったのが、あの村上ファンドの件で、それどころではなくなってしまったのですよ
ね。

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