経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2007年02月

 今朝ワイドショーをみていたら、ニュースが入ってきましたという。何のことかと
思ったら、日経平均が急落していると。どうしてかというと、NYダウが暴落した流
れを受けてのことだという。何でも、前日比416ドルも下げ、下げ幅は2001年9月
の同時テロの時以来の大きさだという。

 では、何故NYダウが急落したかといえば、何でも中国株が急落したからだとい
う。上海の株価指数が8.8%も急落したと。これは凄い下げ方だな、などと思った
が、それでは何故上海で急に株価が下がったのだろうかと疑問が湧いてきた。

 まあ、中国のことだから舞台裏でいろんな情報が飛び交っているのだろうかな
どと勝手に想像していた。

 ところが、少しインターネットでチェックしていると、グリーンスパンの発言がどう
も影響を与えていることがわかった。

 前FRB議長のグリーンスパン氏が、月曜日に香港の講演会で「今年の末頃に
米国経済は不況に陥る可能性がある」と発言したという。

 グリーンスパン氏は、FRB議長を辞めてからも経済に関しいろいろコメントを与
え、常に注目される存在であるが、これまでは、どちらかといえば強気の発言を
繰り返してきた。ところが、ここにきて、急に慎重な発言になったので、市場が敏
感に反応したのだ。

 グリーンスパン氏は、「景気拡大が長引けば長引くほど、不可避的に次の不況
のマグマが蓄積される」という趣旨の発言をしたとされる。

 一般論からいえば、そのとおりであるが、それでも、それほど具体的な悲観材
料があるわけでもないのに‥、と思ったが、実は、火曜日に商務省が発表した1
月の耐久財受注額が、前月比7.8%も減少したとあった。

 市場の予想をはるかに上回るもので、グリーンスパン発言とこの耐久財受注
額の減少が絡み合って、株価の下落につながったと思われる。

 

 それにしても、耐久財受注額という1つの経済指標だけで、それほど悲観的に
なる必要もないと思うのだが‥。

 信念とは関係なく投資判断を行う投資家が増えているので、今回のように下げ
は下げを呼ぶという現象が置きやすくなっているのだろうか。それとも、プログラ
ム売買という仕組みのせいで、売りが売りを呼んでいるのだろうか。

 

 でも、投資家のなかには、今回のグリーンスパンの発言と株価の急落にFEDが
反応し、金利引き下げを行えば、また、株価が上がるであろうと期待する向きも
あるとか。

 

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 2月も、残すところ3日ですが、外を歩くとすっかり春の陽気です。

 近所の公園の亀も甲羅干しをしています。近所の公園というのは福岡市にある
舞鶴公園で、昔平和台球場があったところです。

 今はドーム球場ができたので、平和台球場のことや西鉄のことを覚えている人
が徐々に減ってしまうのが少し残念です。

 

 ところで、昨日、というか本日午前2時頃でしょうか、滅多に聞かないラジオをつ
けたら、西鉄の稲尾さんが出演して昔の話をしていました。ラジオ深夜便という
やつです。

 巨人との日本シリーズで、3連敗後の4連勝は語り草ですが、稲尾さんが3連敗
してもうだめかと思ったが、せっかくパリーグ代表になったので1勝くらいして‥、
と語っていました。

 また、長島さんよりは少し先輩なのか、長島さんと初めて勝負したときの模様を
懐かしく語っていました。長島さんの表情をみると何を考えているのか全然分か
らなかったと。普通の打者は、どんな玉を投げてくるのだろうかとか、いろいろと
表情に出るらしいのですが、さっぱりわからなかったと。

 長島さんが頭の中で何を考えているかを2−3日考えていたらしいのですが、そ
のうち、長島選手というのは何も考えていないのではないかということに思い至っ
たと言っていました。何も考えず、臨機応変に対応するのではないかと。

 相手が何も考えていないの、投手の自分が事前にあれこれ考えて投げても通
用しないのではないか。それで、投げるその瞬間までどんなボールにするか考え
ないことにしたと。そして、玉を放す直前に感じたまま投げたと。そうしたら、長島
さんに打たれないようになったと‥。

 

 へーっ、年間40勝以上した名投手は、かつてそんなことを考えていたのかと大
変感銘しました。

 それに、長島さんは、長島さんなのですね。

 

 もう春ですね。

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 利上げが行われても円はむしろ安くなり、株価は上昇した。本当にマーケットは
怖いものだ。誰がこのような事態を予想しただろうか。少なくても、米国の自動車
メーカーは、全く予想しなかったに違いない。さもなくば、日銀の金利引き上げ決
定に歓迎の意を表明することなどなかったからだ。

 では、どうして円安は起こったのか。

 それは、今回利上げが行われたが、次回の利上げは当面は行われることはな
いという思惑が強くなる一方、依然として内外金利差は大きいため、暫くは金利
差に着目した投資に専念できると考えたからだ。

 東京外為市場での取引量のうち今や2割は個人主体の外為証拠金取引で占
められているらしいが、個人投資家は、金利差を背景とした円安基調は変わら
ないと思っているようだ。

 

 いずれにしても米国の自動車メーカーは、何とも言えない表情をしているに違
いない。何故利上げしたのに円安になるのかということに不信感を抱き、政府が
また口先介入をしているのではないか、などと疑っているかもしれない。

 

 ただ、次回の利上げは当面はないという市場の見方は正しいのであろうか。確
かに7月に参議院選挙を控え、動きづらいという要素はあるが、絶対のものでは
ない。

 福井総裁は、今回の利上げに関し、これまでの金利が低くすぎたからと、金利
正常化論を盛んに振りかざした。

 今回政策金利は0.25%引き上げられ0.5%になったが、かつての米国のFFレ
ートのボトムが1%であったことと比較しても、相変わらず異常に低いと言わざる
を得ない。ということからすれば、いつなんどき再度の利上げが起こるとも限らな
いということであろう。

 

 市場は、内外金利差にのみ目を奪われて、円売りドル買いの勢いが強くなって
いるが、米国の貿易赤字は、減少することをしらないということを忘れてはいけな
い。

 円は、ユーロに対しても安値を更新しているが、欧米の円安批判が、今後一層
強まることが予想される。

 

 利上げが円安と株高を招くとは思わなかったという方は、クリックをお願いしま
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 利上げをしても、株価は18000円台を回復したので、日銀はほっとしていること
であろう。その一方、中川幹事長や安倍総理は、そんなものなのか、と感じてい
るに違いない。

 そうれはそうとして、前回の金融政策決定会合と今回とで、それほど時間も経
っておらず、ましてや景気が急に良くなっているとも思えないのに、どうして利上
げを決定することができたのか少し考えてみたい。

 先ず、経済指標から。経済指標で利上げを後押ししたのは、06年10〜12月の
実質GDPが年率4.8%も増加したことだ。確かに、それだけみると力強い。しか
し、多くの関係者が認めるとおり、それは7−9月期の反動という面が強く、本当
に景気が急回復していると見ることはできない。景気ウォッチャー調査をみると、
現場の声としては、景気は若干であるが下降気味であるからだ。

 それに肝心の消費者物価(昨年12月)の上昇率は、僅か0.1%の上昇に過ぎな
い。利上げが、もっぱらインフレを回避し、景気を息の長いものにしようとするた
めのものであるならば、今利上げをしなくても‥、とも考えられる。

 しかし、それでも福井総裁は、利上げをしたかった。

 何故なのか。

 福井総裁は、かねがねフォワードルッキングということを言ってきた。金融政策
といっても、それが効果を表すには相当の時間がかかると。金融政策は、自動
車の運転のように、ハンドルを切りさえすればすぐ方向を変えるというものではな
く、大型客船の舵を切るようなものだと考えているということだろう。

 まあ、そういう考え方は分からないではない。しかし、そうであるならば、今後物
価が上昇する可能性が大きいことを立証できなければいけないが、それは少々
難しいのではないかとも思われる。

 

 実は、福井総裁は、そもそもこれまでの0.25%の金利水準が異常に低すぎると
考えていたということのようだ。

 福井総裁は、昨日の会見で、「仮に低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続
するという期待が定着するようになる場合には、行き過ぎた金融・経済活動を通
じて資金の流れや資源配分にゆがみが生じ、息の長い成長が阻害される可能
性がある」と述べている。

 また、「極めて低い金利水準という言葉を使わなくなるまでは正常化のプロセス
だと思って頂いていい」とも述べている。

 それならそうで、もう少し早くそうした考え方を説明すべきではなかったのだろう
か。それとともに、極めて低い金利ではない水準とは、どの程度なのかも示す必
要があるのではなかろうか。

 

 いずれにしても、金融政策決定会合のメンバーの多くが、これまでの金利水準
は、「異常に低い」と考えていたのであれば、どのような経済指標が出てこよう
が、利上げに賛成するのは理解できるところだ。

 しかし、前回1月の会合で、利上げを支持したのは3人ではなかったのか。それ
以外の人で、今回賛成に回った人は、やはり政治的なプレッシャーを考慮したと
いうことではないのか。

 

 いずれにしても、今回、利上げが実現できたのは、政府与党が、牽制球を投げ
なかったことが何よりも効いていると思う。

 では、どうして与党、特に中川幹事長は急に黙ってしまったのか。

 恐らく、黙らざるを得なかったということである。そして、黙らせることができるの
はアメリカだけだということだ。

 何度も繰り返すかもしれないが、米国の民主党が、円安批判を強めていること
が影響を与えているのだ。表向き、ポールソン財務長官や、バナンキ議長は、円
は、極めて競争的なマーケットで価格が形成されていると日本に理解を示す発
言をしているが、イラク派兵問題で共和党が意見を通すには、他の面で民主党
と妥協する必要があるのである。それが、日本に対する為替での配慮要請とい
うことではないのか。

 それに、少し前までは、利上げに真っ向から反対していた財政当局も、最近で
は余り発言しなくなっている。これも、海外で円安を批判する声が強まっているこ
とと無縁ではない。

 本日、アメリカの自動車メーカーが、日銀の利上げ決定に歓迎の意向を示した
というが、そこに全てが凝縮されている。

 

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 チェイ二ー副大統領が来日した。安倍首相とも会談しているようであるが、久
間防衛大臣とは会う予定はない。

 

 この時期、上院の議長でもある副大統領が来日した目的は何であるのだろう
か。

 日本のマスコミは、あまり関心がないようだ。チェイニー副大統領の来日の件
を報道するよりも、そのまんま知事のことを報道する方が視聴率を稼げるからで
あろうか。

 

 我が国のお役人であれば、年度末の出張ということがあるかもしれない。2月と
いうことで、本年度も後1ヶ月であり、予算は全て消化しないといけないからだ。し
かし、アメリカは、10月から年度が始まり、翌年の9月までである。

 

 我が国のマスコミが伝えるところによれば、北朝鮮の問題について、日本は、
拉致問題の解決が先決であることを伝え、チェイニー副大統領もそれを承知して
いるということが伝えられている。それ以外の件については、特に報じられていな
い。

 本当に何のための来日か。

 何にもなくて来日するはずがない。何にもなくて来日するのであれば、もっと和
やかな感じで、しかも事前にもっと受け入れの準備が整っていたはずである。

 だが、来日は、 all of sudden  なのである。

 チェイニー副大統領は、日本政府の要人と会談をしたようだが、それが今差し
迫って必要なこととも思えない。むしろ、横須賀基地の軍人さんを鼓舞することの
方が意味があったとも思える。

 

 いろいろ、想像できるのであるが、今回のチェイニー副大統領の来日は、ブッ
シュ政権の現状を正直に物語っているのだ。

 ブッシュ大統領は、レイムダック状態。

 何とか打開したい。

 ブッシュ政権の最優先課題は、イラク派兵。

 それに否定する米国の民主党。

 それだけならば、止むを得ないと思うブッシュ大統領だろうが、これまで、ポチ
と思っていたあの日本が、正確に言えば、日本の防衛大臣が、イラク戦争の正
当性を否定している。これは何としてもタガを締めなおさなければいけない。つい
でに、米国の民主党が主張しているように、円安もどうにかしなければいけな
い‥。

 円安問題は、それほど念頭になかったのかもしれないが、来日したら、明日、
日銀が、金融政策決定会合で決定するという。であれば、米民主党のご機嫌を
とる意味でも、金利引き上げを後押しした方がいい。

 このようにチェイニー副大統領は考えたのではないか。

 いずれにしても、副大統領は防衛大臣とは会談しなかった。少しは発言に気を
つけろ、というアメリカの気持ちが伝わったはずだと。ついでに、円安も少しは改
められるであろうと。

 

 ただ、日本人の立場からみると、納得はいかない。チェイニー副大統領が来日
しても、多くの日本人は何の反応も示していない。それは、チェイニー氏が、日本
のことを本気で考えていないからではないか。

 

 小泉前総理は、アメリカを訪れプレスリーの歌を歌った。それは滑稽であった
が、アメリカのことを愛しているという証になった。

 

 アメリカ人で、日本のことを好きなのはベーブスペクター以外にはいないのであ
ろうか。

 

 やっぱりアメリカは、完全にレイムダック状態になったのか。クリックをお願いし
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 昨日から金融政策決定会合が開かれているが、どうやら利上げが決定される
見通しのようだ。何故ならば、0.25%の金利引き上げが提案された模様であるか
らだ。

 前回1月の会合では、利上げが見送られ、欧米のマスコミは、結論は支持する
ものの政治的圧力に屈したというイメージを与えたことはまずいと、日銀を批判
するものが多かった。

 経済指標を眺めると、今回もそれほど大きな変化が起きていない。そうなると、
今回も利上げは見送られる可能性もあるのだが、利上げを巡る関係者のトーン
も少しずつ変化していることを見逃してはいけない。

 まず、日銀法の改正も辞さないと脅かしを続けていた中川幹事長が、今回は
全く発言していない。

 谷垣大臣時代には、真っ向から反対していた財務省も、昨今は発言を控えて
いる。否、G7との関係で、円安に誘導しているという批判を浴びたくないために、
あからさまに利上げに反対することができなくなっているのではないか。

 それに円キャリートレードの副作用というリスクにも気がつき始めているのかも
しれない。

 19日の関係閣僚会議で、渡辺大臣は「金融政策運営で為替の影響は考慮しな
いのか」と福井総裁に質問し、それに対し総裁は「金融政策は主に国内の経済・
物価情勢をみて判断している」と述べ、為替とは切り離す姿勢を示している。そ
のこと自体は、従来からのスタンスと変わりはないのであるが、ドイツやフランス
或いは、アメリカの民主党を中心とする円安批判も、今回の利上げ決定に大き
な影響を与えているということは間違いないのではなかろうか。

 

 政府や与党が、利上げを認める理由の一つは、仮に今後景気が悪くなったと
したら、日銀に全責任を被せることができるという読みがあると言われてる。

 

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 金利引き上げが見送られたときは、悪しからず 13:15分時点

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 中川発言の後、テレビ局は収録分のビデオテープを随分回して確認したみた
いですね。

 

 その結果、おしゃべり政治家が判明!

 

 久間防衛大臣、よう喋ってまんな。やっぱ九州弁ですか。ほんと、阿倍さんが
着席してもしぇべってまっせ。さんまもビックリ!

 

 それに執り仕切り約の塩崎官房長官も、よう喋ってます。

 後、マークし忘れていた松岡農水大臣も高市大臣とぺちゃくちゃ。割と気が合う
のでしょうか。

 それから、閣僚ではありませんが、根本補佐官。当選回数が5回で、年齢も上
だからといって、「あべちゃん」と呼んではいけませんよね。

 

 ということで、確かにお友達内閣の様子が臨場感を持って伝えられました。

 

 と同時に、中川発言の持つ意味が一層明らかになった気がします。中川氏は、
自分勝手な発言をし目立とうとするような者は、内閣を去るべきだなどと言ってい
ましたが、一番目立つ行為をしているのは中川氏ではないのでしょうか。

 それに、安倍政権のグリップが効いていないというようなことを言えば言うほど
一番迷惑を受けるのは安倍さん自身なのですよね。

 安倍さんは、何でこんな発言が出るのかと聞かれ、「中川さんに訊いてくれ」と
言っていますが、小さな親切大きなお世話と思っていることでしょう。

 

 で、結局、何故中川氏がこのような発言を敢えてしたかといえば、それは本人
の威張りたがり屋シンドロームの他に、実際に政権を動かしているのは自分な
のだ、ということを世間に示したかっただけなのではないのでしょうか。要するに
総理に相応しいのは自分だと!

 仮に、総理に忠誠を尽くせという発言の後、多くの閣僚たちが大人しくなったと
仮定してみて下さい。それは、決して、安倍さんに敬意を示したということではな
く、中川幹事長に恐れをなした結果であるに過ぎません。

 

 

 でも、いずれにしてもお友達内閣の雰囲気は変わる気配はありません。

 ダレ切った日本を象徴しているようでもあります。

 

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 中川幹事長の発言がまた注目されています。マスコミは、「総理に忠誠を誓え
と発言した」と早速報じています。

 ふむふむ‥、何やら興味が湧いてきそうです。

 でも、その前に事実確認。実際には、何と言ったのか。

 「閣僚・官僚には、首相に対し絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められるの
ではないか。首相とかつて仲良しグループであったかどうかは関係ないと思いま
す。首相が入室した時に起立できない政治家、私語を慎めない政治家は『美し
い国づくり内閣』にふさわしくないと思います」

 「自分が目立つことを最優先させる政治家は、内閣・官邸から去らなければい
けない」

 18日、仙台で講演を行った際、このように発言したということです。

 確かに「絶対的な忠誠」と述べていますね。

 ということで、マスコミの報道は概ね正確のようですが、「閣僚が忠誠を誓うべ
きは国民に対してであって、総理に対してではないはず‥」などという反応が多
いようで、イマイチ面白さと鋭さが欠けますね。

 ところで、首相への忠誠はさておき、安倍さんが入室してきたときに席を立たな
いとか、おしゃべりを止めないというのは、誰のことでしょう。折角なのだから、名
指して欲しいですよね。ミーハーな市民は、そういうところを突っ込んでもらいた
い。

 ということで、いろいろチェックしてみたのですが、はっきりこの人というのが分
からないので、想像してみました。

 先ず、仲良しグループということでは、

 塩崎官房長官と菅総務大臣。

 菅総務大臣は、地味な風貌ながら、北朝鮮関係でNHKに命令したりして、安
倍さんに尽くしているように見えますが‥。まあ、私としては、やっていることには
賛同できない点も多いのですが、安倍さんに逆らっている風には見えません。

 塩崎官房長官。日銀出身で、ええ格好しいと思われている印象があります。そ
れに根回しはやらないということで‥。この人も、安倍さんに逆らっている風には
見えませんが、ひょっとしたら馴れ馴れしすぎて、その点が、中川氏には気に入
らないのでしょうか。

 それに、中川氏は、徹底して日銀をコントロールしようとしていますが、その点、
日銀出身の塩崎氏とは、相容れないものがあるのかもしれません。

 後、安倍さんを敬っていないとすれば、それは年長者の大臣ということになりま
すが、そうなると、

 麻生外務大臣、伊吹文部科学大臣、久間防衛大臣、尾身財務大臣ですが、皆
さん、それぞれ自由に発言をなさっています。

 アメリカとの関係をこじらせている久間防衛大臣が筆頭だと思いますが、ただ
解せないのは、どうしてあのようなベテランがアメリカをコケにする発言ができる
のかということです。内心は、そうだ、そうだと賛同する人も多いでしょうが、閣僚
の一員でしかも防衛大臣の発言内容とは思えません。そこまで発言するのであ
ったら、日米同盟も根本から見直すと言ってくれると、なおありがたいのです
が‥。誤解のないように言っておきますが、すぐさま同盟を破棄せよなどというこ
とではありませんよ。

 麻生さんも、少しトーンは落ちますが、米国を刺激しているのかもしれません。

 伊吹さんは、教育改革で、あまり安倍さん寄りの考え方をしていないのでしょう
か。

 尾身大臣は、金融政策に関し、中川幹事長とは一歩距離を置いた発言をして
いるようですが、それほど波風が立っているとは思えません。

 

 あっ、そうそう、一人忘れていました。柳澤厚生労働大臣。でも、この人、自民
党の評判を落としたかもしれませんが、安倍さんに逆らっているとは思えません。

 まあ、中川氏本人から誰のことか聞いてみたいものですが‥。

 

 

 ところで、中川氏は、どうしてこんな発言を公の場でしたのか、というのが私の
最大の関心事です。

 というのは、このような発言をすれば、内閣の面々は、マナーも持ち合わせて
いないということを公に認めることになって、却って選挙対策上のマイナスではな
いかと考えるからです。仮に、本当にマナーがなっていない人がいたとしても、そ
うであれば、その人たちに個人的に注意をすればいいのではないかと思われま
す。

 それを、どうして公開の場で、ああいう発言をするのかと。

 となると、理由が2−3想像されます。

 第1の推理は、中川氏が単なる怒りんぼさん、だということです。怒りんぼさん
で、偉そうにするのが大好きだということです。これが本当の理由だとすれば、中
川氏は、感情的になって発言したということになります。

 まあ、日銀に対する牽制発言の数々をみても、この「偉そうにしたい症候群」が
理由かもしれません。

 第2の推理は、個別に大臣に注意しようとしても聞く耳を持たないので、敢えて
ショックを与えたということです。最近の相次ぐ閣僚の失言などによって安倍内閣
の支持率は低下を続けていますが、それを是正するには、敢えて公の場で発言
し、大臣たちにショックを与えないと直らないと踏んでいるのかも知れません。

 第3の推理は、内閣支持率低下の中で、挽回を図るために内閣改造に持って
いくための布石なのではないかということです。内閣を総辞職するためには、そ
れなりの理由が必要になりますが、国民がそれを望むような雰囲気に持って行
こうとしているのではないかということです。

 

 しかし、それにしてもね‥、という感じがします。

 確かに、安倍さんは若いので、年長の大臣は伸び伸びというか、勝手気ままに
発言しているのかもしれませんが、一番かって気ままに発言しているのは、あん
たじゃないか!と思っている人が、大勢いますよ。

 

  中川氏の発言は、自民党幹事長にもっと忠誠を尽くした方がいいよ、という意
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  本日の日経のトップニュースは、大丸と松坂屋の統合の話だ。解説を読
んでいると、大丸と松坂屋は、所在地にダブりがないところがいいらし
い。配置図をみると、大丸は西日本に多く所在し、松坂屋は東の方に多く
所在している。

 

 アサヒビールとサッポロビールの資本提携も感心を集めている。なにし
ろビール会社であり、非常に身近に感じるからだ。この話には、スティー
ル・パートナーズというファンドが絡んでいるというが、その手のファン
ドにはどうしても拒否反応が働いてしまう。これも日本人だからだろう
か。

 

 ところで、6カ国協議の話も取敢えず峠を越したようだが、世の中の
人々はどのように考えているのだろうか。テレビでは取り上げることが多
いが、どうも突っ込みに鋭さがない。

 

 金曜日と土曜日のテレビ番組で、6カ国協議がどのように取り上げられ
たか、振り返ってみたい。

 

 といっても、テレビ番組を全部見ているわけではないので、番組表の見
出しをチェックしてみることにした。

 

 先ず、テレビ朝日系列だが、朝8時からのスーパーモーニングでは、
「走る電車内での大胆凶行」、「東国原知事が議会と初対決」、「叶姉妹
の次女が持ち逃げ?」とあるが、北朝鮮の文字はない。しかし、夜の報道
ステーションをみると「金正日政権元最高幹部
6カ国協議を一刀両断 北
朝鮮にだまされるな」とある。そういえば、見た憶えのある顔の北朝鮮の
おじさんが、警告を発していた。ニョンビョンの核施設だけを止めても意
味がない、他にも幾つか存在していると。へー、そうなのか‥、そうだろ
うなと思ってしまう。

 

 他のテレビ局は、6カ国協議の文字は見えてこない。日テレ系列で、
「金総書記
65歳の誕生日、北朝鮮で何が行われる」とある。そういえば、
誕生日を祝う様子が放送されていた。今年は、昨年と違って国民に大盤振
る舞いだそうだ。
6ヵ国協議で巧くいったからだろうか。

 

 で、その大盤振る舞いの内容だが、5日間の連休用として家族ごとに食
用油
500グラム、砂糖1キロ、卵5個、酒1本などが与えられたとのこと。
ああ、何と貧しいことか!

 

 日にちが変わって、本日土曜日のテレビだが、テレビ西日本というロー
カル局が作成している番組で、
CUBEというのがあるが、「舛添が6カ国
協議を一刀両断」とある。「一刀両断」というのが、昨夜の報道ステーシ
ョンのタイトルと似ているのだが‥。それはいいとして、舛添氏は、地元
に帰って来るたびにこの番組に出演しているが、大したことは言っていな
い。今日も、「対話と圧力と政府は言いながら、対話を重視してこなかっ
たことがいけなかった」とだけ言っていた。これが「一刀両断」なのか。
政治学者なのだから、経済問題でピンボケなことを言ってもいいが、外交
問題では、うなるようなことを言って欲しい。

 

 それにしてもこの番組、6カ国協議の話は、ほんの数分程度で、後は、
天草の海にサンゴが生息し、生態系が変化していることを長々とやってい
た。内容的には、そっちの方が興味深く新鮮であったのだが‥。それにし
ても、
6カ国協議の総括があの程度では、そもそも、テレビ局側に、北朝
鮮の問題を扱う意欲と材料に欠けていることをまざまざと見せ付けられた

思いだ。

 

 金曜日、土曜日と最も注目されたのは、東国原知事の所信表明演説のよ
うだった。宮崎県民は、傍聴のため沢山集まっていたが、そのまんまウォ
ッチャーとしては、いささか東国原氏の魅力は薄れてきている。

 

 それにしても、テレビは「対決」の文字を強調する。長野県の田中元知
事のことがよっぽど頭に残っているのだろう。宮崎でも、対決してくれた
方が視聴率が稼げると踏んでいるのだろうか。

 

 しかし、そのまんま知事は、対決などみじんも考えていないという様子
だ。裏金問題や談合問題を口にはしたものの、それはあくまで選挙対策用
であって、彼が真に重要視しているのは、宮崎県の活性化なのだ。そし
て、そのために自分の特徴を生かし、宮崎のセールスマンになると公言し
ているのである。

 

 だから、別にそのまんま知事を批判する必要もないのだが、どうも副知
事の選任にしても、知事公舎問題にしても手際が悪すぎる。今頃になっ
て、持永氏を断念した理由について、「彼は単身赴任の予定であって、土
日は東京に帰りたいと言っていたので相応しくないと感じた‥」と言って
いたが、そんなことを今頃言って、という感じである。

 

 それに副知事就任予定の総務部長に、敬語を使った喋り方をしたりし
て、変だぞー!

 

 そもそも、副知事などしばらく空席でもいい、俺がやる!と言って欲し
かった。そういえないのは、役所勤めの経験がないため、自信がないから
だろうか。

 

 いずれにしてもそのまんま知事の売りは、「宮崎どげんかせんと」とい
う宮崎弁を使い、真剣に訴える姿だけだ!

 

 そのまんま知事が、職務に慣れてきて、余裕が出てくると、県民の支持
率が落ちてしまう気がする。その意味では、県議会とも緊迫した関係を維
持した方が、支持率維持のためにはいいのだろうが、元々芸能界育ちで、
汚いことも知り尽くしているので、県議会と対立する可能性は少ないと思
うのだが‥。

 

 そのまんま知事は、とくダネに出演していたが、サスケ議員に対し「所
詮県会議員どまりだ」と発言したことに関して質問されていたが、そのま
んま知事は、「そんなことを言ったのでしょうか」と記憶にない様子であ
った。

 

 東国原氏以外では、叶姉妹の次女の失踪というのも気を引いた。そもそ
もあの姉妹には次女がいたのかと。後は、東京マラソンで、浅草の一部が
陸の孤島状態になるだとか、藤原紀香の結婚式が話題になっているよう
だ。

 

 夜の番組では、昨日、仲居正広のキンスマでジャガー横田夫婦の真実と
いうのをやっていたが、いかにも
TBSという感じの番組だった。何にもい
うことなし!

 

 日テレの幸せってなんだっけでは、光ゲンジの諸星くんが出ていた。細
木数子がブロードウェイで成功するは無理だと言っていた。キンタマを握
って泣いた夜もあるだろう、と言っていたが、回りの出演者は、その言葉
にのみ反応していた。それにしても、細木氏は、どれほどの調査スタッフ
をそろえて、占い相手の過去や現在を調査しているのだろう。

 

 フジテレビ系列の太田総理は、全く見ず。ハケンとか格差社会を扱って
いたようだ。

 

 

 ところで、もう一度6カ国協議に話を戻すと、本日土曜日のNHKの週刊
子供ニュースでは、「どうなったの? 
6カ国協議」をやるという。見る
価値があるかもしれない。

 

 新聞を見ていると、週刊新潮の宣伝があったが、そこでは、「冗談じゃ
ないヤクザ国家北朝鮮に日本が
6000億円援助だなんて」とある。どんな内
容なのだろうかと思ってしまう。

 

 北方領土4島問題と拉致問題の全面解決ができるのであれば、それくら
い出してもいいと思うが‥。こんなことを言っても、誤解しないで欲しい
のは、何も好き好んで出すと言うわけではなく、他に手段がないと痛感す
るからそのように言っているだけなのだ。

 

 ついでに週刊新潮の見出しを紹介すると「十二単衣 戒厳令 藤原紀香
挙式のここが見所」とかある。週刊文春では、「長嶋茂雄 
70歳 豪邸 
ひとり暮らし なんで星野なんだ!」、「安倍首相 最後の頼みはやっぱ
り小泉」、「金正男 マカオ出現のウラで流れる金正日 重病説」、「安
倍総理が弔問で名前を間違えた」、「小中学生
Tバック写真集が年300
部 娘をハダカにして稼ぐバカ親たち」とある。

 

 Tバックの写真集ですか? 知らん買った、もとい、買ってない、知ら
なかった。

 

 ところで、さんまちゃん、ようテレビにでてますな。土曜日の今日だけ
でも、再放送分を入れて
3本。「踊る!さんま御殿!(再)新婚辺見えみ
りにリカコが大暴言」 再放送分ですけど、辺見えみりはいい! 
5時か
らは、さんまのまんま。 
11時からは、恋から騒ぎ。

 

 

 何と多くの情報が一日に、自分の脳を通り過ぎて行くことか。

 

 しかし、拉致問題は、日本人として解決しなければならない。

 

 そうだ!そうだ! と思う方はクリックを

 

   

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 Bank of England のキング総裁が円安に関し、発言している。

 キング総裁

 この人が、キング総裁ですか。

 何やら、イギリスの紳士という感じがしますね。1948年生まれ
というと58歳ということですか。趣味が、オーケストラとかクリケッ
トですか。益々イギリスらしい。

Bank of Englandこれが、Bank of England ですね。

通称、Old Lady  ですか。

 

 まあ、イングランド銀行のことはさておき、この前は、英国のフィナンシャルタイ
ムズが、日本政府に対し、保有している外貨準備を取り崩し、為替介入をしては
どうかときた。円が高くなるはずだと。

 ということで、世界の目は冷たいななどと、思っていたら、このキング総裁は、
最近のドイツやフランスの発言を念頭において、円安批判は理解に苦しむと発
言したとのことである。

 へーっ、まっとうなことをいう人がいるものだと思う。

 少し詳しく発言をチェックしよう。

 「日本に国内景気を弱める円高政策を求めることは理解に苦しむ」

 「過去10年間、G7は日本に景気浮揚のため低金利を求め続けた」

 「(低金利の結果である)円安に文句をいうのはおかしい」

 

 こういう発言をしてくれると、英国紳士が立派に思えてくる。

 ところで、米国では民主党を中心に円安批判が強まっている。昨年の貿易赤
字が7635億ドルと過去最大となったことなどを背景とし不満が高まり、日本や中
国が為替操作を通じ通貨を安値に誘導していると批判している。

 まあ、中国が為替操作をしているのは周知の事実であるが、日本まで巻き添
えにしなくても‥と思ってしまう。ひょっとしたら、日本と中国の違いが分からない
のだろうか。

 ただ、ここにきて、民主党の円安批判に微妙な変化が出ている。

 つい先日までは、日本は、口先介入で円を安く誘導しているというものだった。

 これは、ポールソン財務長官などが、日本政府は、2004年の春以来介入は一
切行っていないと説明していることに対する反論の意味があるのであろう。

 つまり、介入は行っていないといっても、口先介入を行い、それは実質的には
介入と等しいと。

 しかし、ポールソン長官は、日本の為替市場は、競争原理が働いていると弁明
してくれている。

 

 まあ、そういうことがあるからかもしれないが、米国の民主党は、最近、日本が
外貨準備を取り崩し、円高になるように為替介入を行うようにすべきだ、とまで言
うようになった。これは、正に先日のフィナンシャルタイムズ紙の受け売りだ。介
入があろうとなかろうと、円安はおかしという主張なのであろう。

 

 何やらじわじわと民主党の発言力が強まりそうな気配であった矢先に、冒頭の
キング総裁の正論が出てきた。と思ったら、FRBのバナンキ(バーナンキ)議長
が、「円の価値は自由で開かれた市場で決まっている」と言明している。

 

 ということで、米国では、円安を巡って国論が二分している感じであるが、自動
車産業が斜陽で、また、貿易赤字は拡大の一途、そして、保護主義的政策を擁
護する発言が強まるなかで、何やら不気味な予感がする。

 

 Bank of England のキング総裁の発言には、賛同できると思う方は、クリックをお
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