経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2007年10月

 トリック ア トリー 英語の発音を、カタカナで書くのは難しいものですね。

 でも、何を言いたいのかお分かりでしょ。

 Trick or Treat!

 そう、今日は、ハロウィーンです。東京のおしゃれな通りには、もう随分前から
かぼちゃのランタンが並んでいたことでしょう。

 米国では、ハロウィーンには、子供たちが仮装して近所の家を回り、お菓子を
おねだりするといいます。「お菓子をくれないと、悪さをすぞ!」といって脅かすと
か。

 まあ、これが小学校の低学年くらいまでならかわいくていいのでしょうが、大の
大人が仮装しバカ騒ぎをしだすと、知的水準の低さがまるみえです。



 でも、外国のことだから

  「そんなの関係ない!そんなの関係ない!」

 と思っていると、なんと、大阪で乱痴気騒ぎが起きているとか。

 29日夜、JR大阪環状線の電車にハロウィーンの仮装をした外国人ら約450
人が乗り込み、大阪環状線は最大約8分の遅れが生じたと報じられています。

 この仮装した外国人たちは、インターネットなどでの呼びかけで集まったとか
で、3〜5両目を占拠してしまい、そのせいで一般のお客さんは2時間以上乗れ
なかったとか。


 でも、これ、テレビではあまり報じていませんね。

 それに、5年以上前から同様の集団が同線に乗り込む騒ぎを起こしていると
か。まあ、切符を買って乗車する以上、仮装していても文句が言えないということ
なのでしょうか。



 子供の頃は、アメリカのものといえば何でもあこがれの対象になり得たのです
が、最近は、その醜さに気づくことが多くなりましたよね。

 外国のことにとやかくいうのもおかしいかもしれませんが、アメリカの人って、毎
回野球の試合のあいまに歌を歌っています。で、いつも「ゴッド ブレス アメリ
カ」です。時には、「なんて自分たちは自己本位なんだ」などと感じないのでしょう
か。どうして神様がアメリカだけ祝福するのかと。しかも、アメリカがいつも良い子
にしているから‥というのならまだしも。

 それに、「テイク ミー ツウ ザ ボールパーク」って、何年間歌い続けるのでし
ょう。確かに明るくいい歌かもしれません。でも、毎回、毎回。飽きることがないの
でしょうか。そういう風景をみると、これもある種の洗脳かなと思ってしまいます。

 
 それはそうと、trick or treat! ですが、11ヶ国の在日大使さんたちが、本日都内
で、与野党の国会議員に対し、日本による給油活動の継続を訴えたと。

 リーダーはアメリカのようですが、これ、よりによってハロウィーンに合わせてこ
んなことしたのでは、と思ってしまいますね。

 「油くれなきゃ、どうなるか分かってんだろうな!」と。

 そんな風に考えたら、少し怖い気もします。だって、第三次世界大戦なんていう
言葉が既に飛び交っているわけですし。



 それにしても、アメリカは、長い間「Trick or Treat 外交」を続けてきたのではな
いかと思ってしまいますよね。

 9.11が起きたからと言われればそれまでかもしれませんが、その後アフガニス
タンやイラクに侵攻し、石油利権を手に入れていると言われています。ミャンマー
も天然ガスが出ますし‥。

 日本は、石油や天然ガスが出なかったから、むしろよかったのかもしれません
ね。

 で、その石油ですが、このところ1バレル90ドル台で推移していますね。経済に
対し悪影響を与えるという声も出ています。

 こういうとき、いつも登場するのが、IEAですよね。国際エネルギー機関。今回
もIEA事務局長が「OPECなどが増産することが望まれる」と言っています。

 皆さんは、どう思いますか?

 確かに、ガソリンを沢山使うタクシー業界や運送業者さんにとっては、大変なこ
とだということは分かります。でも、そうしたことを別にするとどうでしょう。政府
は、一方では、京都議定書の目標である二酸化炭素排出量の削減が難しいと
悲鳴を上げているのですよね。

 経済産業省も、「家庭での省エネ国民運動」なるものを開始したようですが‥。

 でも、変ですよね。そんな国民運動なんて。どうも胡散臭い。国民が少しくらい
辛抱したところで、エネルギーの消費が減るとは思われません。それに、本当に
大切なのは、省エネではありません。もちろん、もったいない精神でエネルギー
を効率的に使うことは大切なのですが、もし、そのエネルギーが、太陽光発電や
風力発電から生まれたものでなれば、どんどん使っても地球の温暖化は進まな
いのですから。

 だから、大切なのは、省エネではなく、省石油・省石炭なのです。

 ねえ、そのように考えると、経済産業省は何をやっているのだ!となるでしょ。

 IEAの事務局長の田中伸男さん、経済産業省のご出身ですよね。

 

 アメリカに対し、Trick or Retreat(退却してよ)と言いたいものだとお感じの方は、
どうぞ、クリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ
 

このエントリーをはてなブックマークに追加

 メリルリンチのCEOが辞めさせられるとか。オニールさんといいます。

 メリルリンチといえば、ゴールドマンサックスなどとともにアメリカを代表するイン
ベストメント・カンパニーです。かつては、財務長官などを輩出していました。



 皆さん、ウォールストリートの経営陣と聞くと、どのような人を思い浮かべます
か。当然、アングロサクソンで、見た目紳士で、お金儲け大好きなイメージですよ
ね。

 でも、現在のメリルリンチのCEOは、アフリカ系アメリカ人なのです。何でも、ウ
ォールストリートで初のアフリカ系アメリカ人のCEOだというのです。しかも、彼の
おじいさんは、奴隷であったと。

 こんな話を聞くと、これこそアメリカンドリームではないかと思う人も多いと思う
ので、少し経歴をチェックしてみました。(米国のNPRの放送内容を参考にしまし
た)

 何でも1951年生まれだとか。ということは、今56歳くらいですか。
 幼いときには、車は当然ないし、水道もない、トイレも家の中にはなかったとい
います。でも、お父さんは学校に行けと言っていたとか。13歳のときに、お父さん
がゼネラルモーターズに就職したことが転機となったようです。彼も、GMの現場
監督などをしばらく務めた後、ハーバード大学に進みMBAを取得しています。そ
して、1986年にメリルリンチに就職しています。

 このとき、既に35歳になっています。最初はジャンクボンド部門だったといいま
す。

 ジャンクボンド‥、年配にとっては、もはや懐かしい響きさえあります。そのよう
な言葉が世の中に登場しまたね。

 そして、1990年代の初頭にはレバレッジド・ファイナンス部門を担当し、1998年
にはCFOにまで上り詰めます。入社後12年のことです。そして、2002年にトップ
の座であるCEOに就任したということです。


 よっぽどのやり手だったのでしょうか。

 彼は、numbers guy と呼ばれたようです。数字、つまり、バランスシートや損益計
算書上の数字を最大限に尊重したということなのでしょうね。

 実は、彼は、24000人もの社員をリストラしたといわれています。なんと全社員
の1/3にも当たるようです。それだけではなく、役員連中も多数首にし、さらに役
員向けの高級食堂や役員車も廃止してしまったとあります。

 結構、冷たいのですね。アングロサクソン人よりも厳しいかもしれません。

 しかし、そうした徹底した合理化のために、メリルリンチの経営内容は急激に
回復し、一躍ウォールストリートの寵児となるのです。

 「彼の礼儀正しさとその魅力には抵抗できない」とまで、評されるようになったと
か。


 で、彼は昨年48百万ドルの収入を得たということですから、日本円に換算する
と、なんと50億円以上も稼いでいるのですね。



 では、どうしてそのオニールさんは辞めさせられるのか。

 先日、メリルリンチが大赤字を計上したことが報道されていましたね。四半期
決算で23億ドルもの赤字になったと。理由は、あのサブプライムローン関連での
損失です。メリルリンチ93年の歴史で最悪の数字だったとか。株価も21%も下落
しています。これでは株主が黙っているはずがないということでしょう。


 こうして、数字ばかり追求してきた冷徹なアフリカ系アメリカ人のCEOは、結
局、自らが招いた悪い決算内容のために会社を追い出されることになったので
す。


 でも、ですよ。

 このことを私は言いたかったのですが、彼が手にする退職金、いくらだと思いま
すか?

  なんと2億ドル。日本円で200億円を超す金額です。

 まあ、それは会社が決めることですから、外部の人間がとやかくいう必要もな
いかもしれませんが‥、

 でも、数千億円もの損失を出しているのに‥、との思いを禁じえませんね。




 やっぱし、アメリカという国は、全然違うな、とお感じの方、クリックをお願いしま
す。

  ↓ ↓ ↓

 人気blogランキングへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 守屋前防衛事務次官の証人喚問が行われた。

 ご本人は、5年間で100回以上のゴルフ接待を受けたと認めた。でも、便宜供与
は行っていないと。

 それにしても‥、である。

 不可解なことが多い。

 この守屋氏という人、大蔵省バッシングの際、どれだけ多くの役人が処分を受
けたかを忘れたのであろうか。

 あの事件を境に倫理規定ができたのではないか。だから、それ以前にこの守
屋氏の事件が起きていたのであれば、それはそれほど驚く必要がなかったかも
しれない。

 あれだけ霞ヶ関を震え上がらせたのに、どうしてこんなにも接待を受けるような
ことをしたのであろうか。

 しかも、数回というのであればともかく、5年間で100回以上の、しかも奥さん同
伴で。そんなこと、誰だって気がつく筈でだ。もし、ばれたら‥ということを考えな
かったのか。

 そこのところが不思議だ。しかも、防衛庁の局長や事務次官という要職にあり
ながら、毎週のようにゴルフ場通いをして‥、防衛省というのは、そんなに暇なと
ころなのであろうか。



 この人が、接待を受けたことが判明したときにどのような事態になるかを的確
に予想ができなかった、或いは予想できたとして、接待を受けることを止めること
ができなかったという点で、役所の幹部としての能力を欠いていることが明らか
なのではないか。

 それに、毎週ゴルフ場に通うくらいだから‥、しかも相手はいつも同じ人だ。ゴ
ルフを通じて新たな情報を得ていたというようなこともなく、全く不勉強だったと言
わざるを得ない。





 こんな人が事務次官を務め、自分のことをマダム・すしとお呼びという人が大臣
を務める役所だったのですね。


 まあ、いずれにしても、これが天下りの問題点を雄弁に物語っています。

 それにもかかわらず、政府は本気で天下り問題を解決しようとはしていませ
ん。

 天下り問題が解決しない限り、日本の社会も、そして政治も向上は望めませ
ん。結果、日本の政治家が国際的に尊敬されることもないでしょう。当然リーダ
ーシップもとれません。

 諸外国からは軽くみられ、給油でもしてくれたら‥ということになるのではない
でしょうか。

 

  マダム回転寿司に、証人喚問をさせたらよかったのに、と思う方はクリックを
お願いします。
    ↓ ↓ ↓
   人気blogランキングへ
 

このエントリーをはてなブックマークに追加

 皆さん、アメリカのやらせ記者会見のこと、知っていますか。

 連邦緊急事態管理庁、フィーマ(FEMA)というところが、今回のカリフォルニア
の山火事への対応振りについて記者会見を行ったのですが‥、

 出てきた質問は、

 Are you happy with FEMA's response so far?

  (これまでのFEMAの対応振りに満足しているか?)

 I'm very happy with FEMA’s response.

  (うれしく思っているよ)

 みたいな質問ばかりだったとか。こういう優しい質問は、ソフトボール・クエスチ
ョンと呼ばれているみたいです。

 でも、アメリカの記者は、もっとずけずけ質問するのが普通ですよね。

 どうしてでしょう? やらせの質問だったのでしょうか。

 実は、この記者会見が告知されたのは、わずか15分前だったため、記者は集
まらなかったとか。

 この質問をしたのは、記者ではなく、FEMAの職員だったということです。

 やらせどころか、自作自演です。

 でも、何でこのような馬鹿みたいなことをするのでしょうか。FEMAによれば、記
者が集まらなかったからと弁解しているようですが、たった15分前に告知しただ
けでは、ひょっとしたら記者が集まらないことくらい想像がついたはずです。

 前回のハリケーン・カトリーナのときのFEMAの対応が悪かったものだから、今
回は、その汚名を晴らしたかったのではないでしょうか。

 もう、信用もへったくれもありません。

 FEMAがへまをした!というだけにとどまりません。

 現政権自体が信用できません。


 などと思いつつ、日曜日の朝を過ごしていたのですが、「学徒兵 許されざる帰
還」の再放送があることを思い出して、チャンネルを変えました。

 ご覧になっていない人もあると思いますので、ちょっと中身を紹介しますね。
NHKのサイトからの引用です。

 「今から64年前の昭和18年10月21日、2万5千人の学徒が雨の神宮外苑を行
進した。「出陣学徒壮行会」。学業の断念を余儀なくされ、多くの若者たちが、太
平洋戦争の激戦地へと送られていった。その中で、飛行兵を志願した者の多く
が、爆弾を積んだ飛行機もろとも敵に突撃する“特攻兵”となった。

 昭和18年、ガダルカナル島からの撤退など戦況は急速に悪化。翌19年に万策
尽きた海軍が、特攻作戦をレイテ沖海戦で敢行した。これに続き、陸軍も特攻隊
を編成。そこに多くの学徒兵も投入された。パイロットとしての訓練は、わずか1
年。さらに陸軍は、主な兵器を本土防衛に回したため、特攻隊の装備はほとん
どが旧式のものだった。最後の戦闘となった沖縄戦。陸軍特攻隊は、慣れぬ海
上で成算なき攻撃を繰り返し、300人を超える学徒兵が海に散った。陸軍の特攻
作戦はどのように遂行されたのか。陸軍特攻の司令官が残した日記と元特攻兵
の証言を軸にその真実を浮き彫りにする。」



 ここに書かれていることだけであれば、驚くことはありませんね。

 皆さんは、私と同じように、特攻隊のパイロットたちが、勇敢に敵に体当たりし、
太平洋の藻屑と消えて行った。誰一人として、本土に帰還したものはいない‥と
思っていませんでしたか。

 私は、勝手にそう思い込んでいました。だから、この番組が衝撃的だったので
す。



 この番組で、振武寮というのが紹介されました。しかも、それが私が住んでいる
福岡市に所在していたというので、一層好奇心をかき立てられました。

 振武寮とは何か。

 振武寮(しんぶりょう)とは、福岡の旧日本軍陸軍第六航空軍司令部内におか
れた施設です。何でも、軍司令部のあった福岡高等女学校の向かいにある福岡
女学院の寄宿舎を接収して設置されたとか。今は、その跡地に福岡市九電記念
体育館が建っているそうです。

 で、特別攻撃隊(特攻)に出撃したものの、何らかの理由によって帰還した特
攻隊員がここに収監されていたらしいのです。 帰還を余儀なくされたのは、天候
が悪かったことや、飛行機がおんぼろであったこと、あるいは敵機から攻撃され
たことなど、いろいろあったようです。

 特攻隊員がおめおめ戻ってきたということが知れ渡ると、隊員の士気に関わる
と考え、これらの帰還特攻隊員は特攻隊員や一般市民からも隔離されたという
のです。

 テレビのなかでは、「何で死んでこなかったのだ!」などと罵倒されたとかつて
の特攻隊員が証言していました。

 本当につらい経験だったのでしょうね。


 でも、私は、この話を聞き、生きて戻れた人がいて、少しほっとしました。という
のも、私の頭の中では、捕虜と特攻隊員がごちゃになっていたからです。



 皆さん、第二次大戦中、捕虜になった兵隊さんは、その後どうなったか知って
いますか?

 私は、そのことを豪州滞在中に知ることができました(20年以上も前の話で
す)。というのも、そんなこと年配の人は私たちに直接話してくれることはなかった
からです。

 キャンバラに行くと戦争記念館があります。戦没者の名前を刻んだプレートな
どとともに日本兵の遺品も展示されています。私、そこで「カウラ」というタイトル
の本を買い、日本人の捕虜がどんな末路を辿ったかを知りました。

 結論から先にいうと、捕虜になっておめおめ終戦を迎えることができないことを
重々承知していた日本兵たちは、食事のために供与されたスプーンを唯一の武
器とし、捕虜キャンプを脱獄し、オーストラリアの原野で命を絶つのです。

 なんと悲しい話でしょう。
 当時オーストラリアの捕虜キャンプには、日本兵の他に、イタリア兵やドイツ兵
もいたようですが、イタリア兵などは、終戦になったらまた商売を始めようと、割と
さばさばしていたといいます。

 その一方で、日本兵はといえば、悲壮感の塊だったと。早く死にたい!
 しかし、ナイフなどは取り上げられています。ということで、悶々とした日々を過
ごしていたらしいです。

 しかし、そこにも例外はあったようです。兵隊さんの中には囲碁が好きな人が
いて、その人たちは、紙で碁盤と碁石を作り、夢中になって囲碁を打っていたと
いいます。一瞬現実を忘れていたのでしょう。


 そういうことですので、私は、特攻隊の兵隊さんで、本土に戻ってきて、しかも、
私が今いる福岡に収容されていたことなど夢にも思っていませんでした。

 でも、こうしてテレビに登場できるというのは、死なずに済んだということです。
よかったですね、としか言いようがありません。そうした運命なのでしょうね。



 戦争に関する教科書の記述の件で、先日からすったもんだしていますが、教科
書には、こういう歴史の事実を書くべきではないでしょうか。

 如何に軍隊というものが非合理であったかと。

 その精神風土は今も日本人の社会に巣食うています。

 皆さん、お感じになりませんか?

 役所にも、企業にも。大きいものには巻かれろ!疑問を呈したりすると、この
裏切り者と!


 まあ、とにかく、本日再放映された中身は、もっともっと多くの国民が知る必要
があります。そうでないと戦争の意味が分かりません。

 国会では今、インド洋での給油活動の是非が議論になっていますが‥、戦争
の悲惨さを知らずに、国際貢献などと言っても私にはピントこないのです。



 アメリカや国際社会が核兵器の拡散を防ごうとしているのは分からないでもな
いです。

 しかし、アメリカのチェイニー副大統領は、イランに対して攻撃を辞さないような
発言をしています。

 でも、攻撃したら、それは戦争です。核兵器が広がると戦争が起こる可能性が
増えるので、と言って戦争を始めるのは、腑に落ちません。

  それにしても、戦争の反省がなされていないのだなとお感じになった方、クリ
ックをお願いします。

  ↓ ↓ ↓
 人気blogランキングへ
 

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今日は、拉致問題を考えます。

 今まで、この「経済ニュースゼミ」は、拉致された人が帰ってくるのであ
れば、いくらでも北朝鮮にお金をくれてやればいいと主張してきました。

 もちろん、そのような考え方に賛同しない人が沢山いるのは承知して
いるところですが、拉致された人やその家族の立場に立てば、理屈は
ともかく、何が何でも日本に取り戻さなければ‥と思ったからでした。

 しかし、そうした思いもむなしく、拉致問題は全く進展していません。

 諦めてはいけないと知りつつも、これだけ事態が進展しないと‥、とい
うような気になってしまった今日この頃ですが、高村外相が少々気にな
る発言をしています。




 では、ここで、皆さんに質問!

 次の発言のうち、あなたはどの発言を支持しますか?

  • 何人かでも帰国すれば進展であることは間違いない。
  • それを言って何か意味があるのか。相手に付け入られる隙を与え
    るだけだ。
  • 進展は、帰ってきていない人が全員帰ってくることだ。

 

  如何でしょうか。1番目の意見は、一人でも返してくれるなら、それな
りに日本も何らかの譲歩をすると言っているようにもみえます。それに
対して、2番目と3番目は、全員返してもらわないとダメだ、とかたくなな
態度にみえます。何か、北方四島の返還にかかわる日本政府の態度
に似ています。

 皆さん、覚えていますか。松山千春が応援している鈴木議員が、外務
省で勢力を誇示していた頃、2島でもいいからと言っていたことを。あの
頃は、皆が鈴木議員を罵倒したものでした。「2島でいいとは何事か!」
と。

 でも、そうは言っても拉致は人権の大侵害です。それに早くしないと、
本人も家族も死んでしまうかもしれません。みんなが帰ってくるならば、
それに越したことはありません。しかし‥

 私は、一人ずつでもいいから、という意見です。そのために、北朝鮮
に日本がお金をくれてやることになっても。



 さて、上の意見は、それぞれ誰が言ったものだと思いますか。

 高村外相、町村官房長官、福田総理の三人が登場人物です。

 ちなみに、三番目の意見の人は、次のような発言もしています。

  「みなさん、一日千秋の思いで待ってらっしゃるんでしょう。そういう
気持ちに政治家としてこたえなければならない」

  「(交渉には)いい時期になってきた。北朝鮮が核放棄すれば、まと
もな交渉ができる」

  「以前はみなさんの信頼がなくて、対話派か圧力派かということが言
われたが、そうではない。政府は一体だ。私を毛嫌いしないようお願い
する」


 町村官房長官は、高村外相の発言に対し、そんなことを言ったら、北
朝鮮に付け入られると言っていますが、今更、どう付け入られるという
のでしょうか。それに、そんなことを言うのであれば、壮大な奪還計画で
もあるというのでしょうか。


 秘密の誰も知らない、しかし、着実に進んでいる、奪還計画があるの
であれば、そういうことを言うのも分かります。でも、何も知恵がなく、た
だ時間が過ぎるのを見守っているだけであるならば、やはり、「一人でも
いいから」作戦に切り替えるべきだと思います。



 3番目の意見の人にいいたい。

  別に毛嫌いしているわけではないのです。でも、今更、1日千秋の思
いで待っていらっしゃるでしょう、などと言われても‥

 この人は、拉致問題に関する自分の考えというものがあるのだろう
か?とふと思ってしまうのですよ。

 一人ずつでもいいから、拉致された人を返してもらしたいと思う方、ク
リックをお願いします。
  ↓ ↓ ↓

  人気blogランキングへ 

このエントリーをはてなブックマークに追加

 朝から、亀兄ちゃんがテレビを占拠しています。

 少し遅れて会見場に入りましたが、直立不動で反省の弁を述べています。いつ
もの悪態をつく様子とは打って変わって神妙な面持ちです。

 こうなると、少し追求の手も弱まるのかと思いきや‥

 お馴染みのテレビレポーターは、反則の指示をしたのか、していないのか、と
執拗に畳み掛けます。

 亀兄ちゃんは、言葉少なです。

 でも、またまた追求。

 こうなると、少しずつ同情の気持ちがわいてしまうのですね。

 協栄ジムの作戦勝ちです。これで亀ファミの滅亡は食い止められました。

 厳しい追求をしたレポーターさんたちは、図らずも亀ファミの立ち直りに力を貸
したことになります。



 まあ、先日のチャンピオン戦から、来る日も来る日も亀ちゃん一家の姿を視聴
者は見せ付けられました。

 「別にみなくてもいいのに」といわれそうですが、やっていると、つい見てしまうの
ですね。

 それをTV局も心得ているのです。

 亀ファミばかり放送していいのだろうかと感じているTV関係者もいるかもしれま
せん。でも、そんなことを言おうものなら、「偉そうなことをいうのは視聴率を稼い
でからにしろ!」と言われてしまいます。

 視聴者の方は、別に亀ファミばかり見たいわけではないのですが、怖いもの見
たさというのもあります。

 民放にすれば、食っていくためには視聴率を稼ぐ必要があるが、そのためには
何でもやるということなのでしょうね。そういう意味で、NHKのことがうらやましい
と思うかもしれませんし、NHKなんて甘っちょろいと思っているかもしれません。



 しかし、視聴率を稼ぐためには、どうしても過激なもの、驚きのあるもの、面白
いものに走りがちになります。

 ひょっとしたら、真実がどうであるかとか、社会の害になるのではないかという
思いには

 「そんなの関係ない!そんなの関係ない!」

 となってしまいます。

 それに、民放側にしたら、「みなさんが見なければ、そんなものは放送しないの
ですよ」と責任を視聴者に転嫁することも可能です。

 亀ファミ問題を放映するのは、皆が見たいと思うからか、それとも、皆がそれを
見るのは、TV局が法するするからなのか。


 いずれにしても、ここに社会の堕落の一因があるような気が‥




 朝から記者会見をぶつけてきたのは、よーく考えた作戦だ、と思った方は、クリ
ックをお願いします。
  ↓ ↓ ↓

  人気blogランキングへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日経に1面、「国連、排出権取得認めず」とあります。

 東京電力と三井物産のCO2削減事業が、国連に却下されたというこ
とです。

 で、これだけを読んで、どういうことか理解できる人は、相当に進んで
います。表彰したいところです。

 実際には、何のこっちゃいな、という人が多いと思いますので、少し解
説しましょうね。


 その前に、私が、「石油・石炭産出権取引」というものを提案している
のをご存知ですか?

 えっ、知らない?
 そうでしょうね。或いは知っていても、何を言いたいのかわかんないと
いう人もいるでしょう。

 まあ、排出権取引の意味がわからないでのあれば、「石油・石炭産出
権取引」の意味もなお分からないでしょう。



 排出権取引とは何か?

 排出権とは、二酸化炭素を排出する権利のことです。

 環境問題に疎い人なら、ここでギブアップかもしれません。

 「二酸化炭素を排出するには、特別な権利を認めてもらわないといけ
ないの?」、「だけど、生まれてからこのかた、ずっと息をして、二酸化炭
素を排出しているよ」

 そうですね。われわれ人間もそれ以外の生き物もみんな息をして二酸
化炭素を排出していますね。それに、企業だって、石油や石炭を燃やし
ているので、二酸化炭素を沢山放出しています。



 しかーし、です。

 産業革命が始まって以降、人間が大気中に放出する二酸化炭素の
量が格段に増加しているのです。

 それはそうですね。産業革命によって石炭の使用量が急激に増えま
したし‥、蒸気機関ですから、タービンを回すために水を蒸気に変える
必要がありますから。それに、20世紀に入ると、今度は石油の使用量
が急速に増えました。自動車を走らせ、飛行機を飛ばすのにはガソリン
が必要だからです。石炭を燃やして飛ばす飛行機なんて見たことはな
いですよね。

 まあ、こうして石油や石炭をがんがん使うものだから、大気中の二酸
化炭素の濃度が濃くなってしまっているのです。

 で、このままのペースで石油や石炭を使い続けると、今世紀中に地球
の平均気温が5〜6度上がってしまうと予想されています。ものすごい努
力をして石油や石炭の使用を制限しても、2度程度は上昇するとみられ
ています。

 「まあ、2度程度だったら、いいじゃないの」という向きもあるかもしれま
せんが、2〜3度の上昇でもとんでもない結果を巻き起こすと懸念されて
いるのです。

 この辺の話はご存知ですよね。

 ということで、国際社会は、二酸化炭素の排出量を減らしましょう、と
いう考えになっているのです。

 しかし、です。
 総論賛成、各論反対という現象が起きています。

 これまで二酸化炭素を沢山排出してきたのは先進国だから、先進国
が削減の努力をすればいいのだと。途上国は、まだ経済が十分発展し
えいないので、もう少しの間、石油や石炭を自由につかわせてよ、とい
うわけです。

 ヨーロッパの国などは、「まあ、それも当面仕方ないのかな」という考
えで、わが国も途上国側の事情を考慮してあげたのです。でも、アメリカ
はどういう態度に出たかというと、「中国が努力しないのであれば、アメ
リカも努力しない」と来たのです。

 ということで、今、中途半端な状態になっているのです。

 では、京都議定書を批准している日本は、今どのようにして、二酸化
炭素の排出量を削減しようとしているのでしょうか。

 各業界が削減量の目標を作って、つまり、使用する石油や石炭の上
限を設定して、二酸化炭素の排出量を減らそうと努めているわけです。
でも、90年度比6%削減するという目標には到底及びません。そこで、
日本などは、ヨーロッパ諸国と同じように、排出権を獲得しようとしてい
るのです。



 「全然わかんないよー」ですか?

 そうですね。ややこしいですね。


 例えば、日本全体で、二酸化炭素の排出量を90年度と比べて同じ水
準にまで下げることに成功したとしましょう。でも、それでは、マイナス
6%にまで届きません。その6%分を例外的に認めてもらうのが排出権
なのです。特別の排出権が認められた場合には、その分は、全体の排
出量の計算から除外してもらうことができるのです。もし、6%分の排出
権を日本が取得することに成功すれば、90年度に比べ排出量の削減
ができなかったとしても、マイナス6%を達成したことになるのです。

 仕組みはわかりました?


 「でも、どうしてそんな例外が認められるのよ?」

 その例外措置は、簡単に認められるものではありません。

 例えば、日本の企業が、途上国側に投資や技術支援を行うことによっ
て、途上国側の排出する二酸化炭素の量が確実に減少することになっ
たとしますね。例えば、途上国に水力発電施設を作ってあげたり、風力
発電施設を作って上げたりしてですが。そうなると、その分は、世界全
体で見て、二酸化炭素排出量の削減に貢献したことになるので、それ
については、そうした投資や技術支援をした国が、二酸化炭素排出量
の削減をしたことと同じように扱って上げてもいいではないか、と考えた
訳です。

 仮に、日本がそういう協力をした場合、それによって二酸化炭素の排
出削減に貢献した分の排出権を取得できることになるのです。

 ということで、日本は、資金力や技術力をバックに、そうした排出権を
取得することを目指していたというわけです。

 

 しかし、そうした日本の思惑が今、打ち砕かれようとしているのが、本
日の日経新聞のトップ記事です。

 なんとなくお分かり頂けました?

 ああ、よかった。



 では、何故今、ここにきてそうした日本の申請が却下されているか?

 どうも、日本などが国連に申請している案件‥、これを、クリーン開発
メカニズム(CDM)事業と呼びますが、その中身があまり立派なもので
なくなっている‥、つまり、効果が薄いと国連は考えているようなので
す。

 それに、そもそもこのCDMというのは根本的な問題があります。

 いくら先進国側が、投資や技術支援を行うことによって、開発途上国
側の二酸化炭素の排出削減に力を尽くしたとしても、それ以上に開発
途上国側が、石油や石炭をがんがん使うと、大気中の二酸化炭素の濃
度は、これまでと同じように増加するばかりであるからです。

 要するに、すべての国に二酸化炭素の排出上限枠というものが課せ
られ、そして、その枠が余った国が、枠が不足する国に排出権を売買す
るようなスキームであれば、なんら問題がない(もっとも、そもそもの排
出上限枠が適当であればという前提条件がつきますが)のですが、こ
のCDM事業にともなう排出権の取得には、世界全体の排出量をある
一定限度以下に抑えるという機能がありませんから、本当は認めるべ
き筋合いのものではないのです。


 ここまでは、わかって頂けましたでしょうか。

 「わかった」

 それは結構です。大変うれしいです。

 「だけど、では、どうするの?」

 そうですよね。CDM事業を否定するは簡単ですが、代案を示さない
と。


 そこで、まず、世界中で使用する石油や石炭の量に上限を設けるの
です。もちろん、急激に大幅カットをすると副作用が大きすぎますので、
毎年、前年比1〜2%程度削減することにします。

 「そんなことをすると経済成長に必要なエネルギーが確保できないで
はないか」

 そうお思いですよね。でも、そんなことをいつまでも言っていたら、地球
は益々暑くなり、異常気象が多発します。

 ここは決断の時期なのです。それに、石油や石炭の使用量に制限を
設けても、それが必ずしも経済成長に必要なエネルギーを遮断すること
にはならないのです。

 毎日、毎日、太陽は昇ってきます。風は吹きます。水は高いところから
低いところに流れます。いくらだって、エネルギーの源があるのです。太
陽光発電のようなクリーンエネルギーは、相対的なコストが高いからこ
れまで十分利用されていないだけなのです。石油や石炭の使用に上限
が設けられると、石油や石炭の価格が上昇し、そうした代替エネルギー
の相対価格は低下していくのです。だから、それほど心配することはな
いのです。


 「だけど、世界中が、そんな構想に合意するの?」

 それはそうです。でも、とりあえず、日本だけでも、「石油・石炭産出権
取引」を先取りして取り組みをすることは可能です。つまり、日本の毎年
の石油と石炭の輸入量に制限を設定して、そこから、全ての経済活動
をスタートさせればいいのです。

 この方法だと、確実に、二酸化炭素の排出量の削減につながります。

 それに、どの業界がどれだけ努力すべきだなどという負担の押し付け
合いも発生しません。限られた量の石油と石炭に対し、高い価格をつけ
ることのできる企業や業界から先に石油や石炭を確保することになりま
すが、これは日本経済全体の効率化にもつながります。


 どうでしょうか?

 

 ちょっと考えてみようと思う方は、クリックをお願いします。
  ↓ ↓ ↓
  
人気blogランキングへ

カリフォルニア
 アメリカの西海岸地域で山火
事が起きています。

 日本では想像もつかない規
模です。東京と同じような面積
で災害が起きています。

 避難した人は、30万人を超え
るといいます。

 山が燃え、家が燃える光景
が映し出されています。

 消防士、ファイヤー・ファイターが必死に消火活動に務めています。

 ABCなどのアメリカのニュース番組を見ていると、ファイヤー・ファイターという
言葉が何度も聞こえてきます。

 9.11のときも、ファイヤー・ファイターさんたちは一人でも多くの人を救おうと勇
敢に闘ったのですよね。

 
 世界一を自負し、自然でさえもコントロールしようとしているアメリカですが、自
然には勝てません。

 どんなに立ち向かおうと、マザー・ネイチャーには勝てないのです。

 ハリケーン・カトリーナのときも、今回も、遠くへ避難しようとする多くの車の列
がみられました。そして、フットボールのスタジアムなどは、緊急の避難施設にな
っています。そして、そこには、日本と同じように老人の姿も多く見られるようで
す。

 
 地球温暖化の影響で、海面が上昇し、島を追われる人々は環境難民と呼ばれ
ます。天然ガスの採掘が始まったことにより、周囲の住環境が悪化し、引越しを
余儀なくされる人も環境難民と呼ばれます。

 今回の山火事による避難民も、ひょっとしたら環境一時難民かもしれません。

 なぜならば、この山火事は、地球温暖化の影響で、気候が変化していることと
大いに関係がありそうだからです。

 長い間、地球温暖化の議論をせせら笑ってきたブッシュ政権のつけが回ってき
ているのかもしれません。

  アメリカは、連邦レベルでは、これまで地球環境問題に消極的だったのです
が、州レベルでは結構熱心なところもあるようです。カリフォルニア州もそうだと
言われています。でも、その熱心な州の人々が被害にあっているのです。皮肉な
ものですね。

 でも、シュワルツネッガー知事は、現地を訪れ、避難民を励ましているようで
す。

 被害に遭われた方々の、1日も早い復旧をお祈りしています。

  
 それにしても、すごい規模の山火事だなと思う方は、クリックをお願いします。
  ↓ ↓ ↓
  人気blogランキングへ

 本日の日経新聞に、小さな広報記事が掲載されています。

 KKCエコノミイ・ファイル Vol.208

 地球温暖化防止のために望ましい国


際枠組みとは?


 〜「全ての主要排出国の参加」と「技


術の活用」がカギ〜

 これを掲載しているのは、財団法人経済広報センターです。

 財団法人経済広報センターというと、確か、経済ニュースゼミの読者の方がい
たように記憶するのですが、本日は、「そんなの関係ない、そんなの関係ない」と
いうことにしといて、ちょっとこの記事の内容を考えてみましょう。


 先ず、全ての主要排出国の参加が必要とあります。
 それは当然でしょうね。何せ、グローバルな問題ですから、いずれの国も温暖
化の犯人になることができますし、同時にいずれの国もその被害から免れること
ができないからです。

 だから、アメリカも、このことを盛んに主張するのですよね。「中国やブラジルな
どの途上国が参加しないと意味がない」と

 まあ、そのとおりでしょう。

 確かに中国はがんがん石油や石炭を消費し、二酸化炭素をもくもくと排出して
いるのですが、今日の状況を作った主犯は、欧米社会を中心とした先進国なの
です。そのことは心に留めておかないといけません。


 それでもなお、全ての主要排出国が参加することが必要なのはそのとおりで
す。

 
 ここで問題が発生します。

 では、全ての主要排出国が参加しない間は、手をこまねいてみていていいの
か、という問題です。

 これまでのアメリカは、中国などが参加しないからといって、単に手をこまねくど
ころか、京都議定書にいちゃもんをつけ、挙句の果てに脱退してしまいました。

 日本の企業も、そうした米国の動きに便乗していませんでしたか?

 確かに、他国が二酸化炭素の削減に消極的な中、日本だけが削減努力を行う
とすれば、国際競争力がその瞬間大きく削がれる可能性があります。だから、日
本企業は、反対しているのですよね。その代表が、環境税。環境税なんて、世界
中の企業が一律に課せられるのであればともかく、一部の国だけ課せられるの
は不公平だと。

 まあ、環境税に反対するのは認めましょう。

 でも、それはそれとして、少しずつでも二酸化炭素の排出を削減していかない
と大変なことになることを、日本の企業は気がついているのでしょう。

 貴方の愛するお子さんやお孫さんたちが棲めなくなる地球になってもいいので
すか?

 京都議定書で、日本は、二酸化炭素の排出量を90年比6%カットするという目
標を受け入れておきながら、削減どころか7.8%も増える結果になっています。

 この事実に対して、今後日本企業はどのように取り組もうとしているのですか。

 「いや、まだ、時間があるから信じてくれ」とおっしゃるのですか?

  それが、「技術の活用」で可能であれば、私も別に何も言いません。でも、技術
の活用だけで本当に二酸化炭素排出量の大幅な削減が今後可能になるのでし
ょうか。

 やっぱり具体的に言ってもらわないとという気持ちです。


 日本が地球環境問題でリーダーシップをとるかどうかなどどうでもいいのです
が、やっぱり、本当に将来のことを思うのであれば、我々は行動で示すべきで
す。

 難しいことを言う必要はありません。
 先ず、毎年の石油と石炭の消費量を、日本は、他の国がどう対応しようと、そ
んなことには関係なく、前年比1〜2%削減していくという目標を立て実行すれば
いいのです。

 そして、それでは必要なエネルギーが賄えない恐れが出てくるというのであれ
ば、そのときには、代替エネルギーの開発や、各家庭が屋根に太陽光発電装置
を乗っけることに補助金を与えるなどして対応すればいいだけのことです。

 先ず、何が何でも、石油や石炭の消費量を少しずつ削っていく。

 他の国が、どのような行動に出ようとも、

 「そんなの関係ない、そんなの関係ない!」



 そして、将来的には、石油・石炭産出権取引を開始して、2050年までに確実に
大気中の二酸化炭素の濃度を一定にすることを目指すべきです。




 手遅れにならないうちに対応しようと、思う方は、クリックをお願いします。
  ↓ ↓ ↓
 人気blogランキングへ

 インド洋での給油を止めるというのであ

れば、どのような形で日本は国際貢献

できるのか


 と、K党の議員がテレビで言っていました。

 そういうことを言われると、「どんなことができるのだろう」と多くの日本
人は考え込んでしまうかもしれません。

 まあ、軍事活動に参加するわけでもないし、給油だけだから‥、それ
に、そうしないと国際的に孤立するかもしれない。

 和をもって尊しとなせ

 私たちは、どうしても皆と同じように行動したがりますよね、皆より抜
きん出る必要はないが、人並みでいたい‥。

 やっぱり、給油活動は続けるべきなのであろうなと。




 ここで、もう一度スタートから考えてみましょう。

 1990年夏、イラクがクェートに突如侵攻しました。
 世界は、イラクの行為を激しく非難。経済制裁が採択。そして湾岸戦
争の勃発です。

 (イラクがクェートに侵攻する直前の1週間、イラク政府の役人は、訪
日し、わが国の外務省や大蔵省などと、それまでの円借款の返済条件
等について交渉していました。私も、その仕事にかかわっていたのです
が、何の成果もなく日本を去ろうとしていました。その直後だったと思う
のですが、イラクがクェートを侵攻したのです)

 そして、日本も米国などに何らかの協力をしないとまずい雰囲気にな
りました。しかし、戦争に参加することはできません。そこで、米国から
のプレッシャーを感じた日本政府は、最初40億ドルの協力を、ついでさ
らに90億ドルの協力をすることを約束したのです。

 まあ、当時は日本は景気がよかったですから。650億ドルの資金還流
計画なるものを世界に表明していましたし。

 大変な大盤振る舞いですよね。
 でも、落ち着いてみると、クェートからは、感謝されない。アメリカから
は、約束の金額に満たない(為替の換算レートの関係で)とむしろ文句
を言われるしまつ。


 ということで、お金ではなく、実際自衛隊を現地に派遣することが必要
だという雰囲気が作られていったのです。

 Show the flag!    Boots on the ground.

  全てがアメリカのペースで進んでいったのです。


 その延長線上に、インド洋での給油活動があるのですね。



 でも、今回の給油活動のベースになっているのは、9.11の同時テロで
す。

 あの悲惨な光景をみさされると、アフガン派兵も止むを得ないかなと、
誰もが思ったことでしょう。

 でも、その後イラク戦争が始まり、しかも、大量破壊兵器は未だに見
つかっていません。

 それどころか、そもそも9.11の自作自演説の仮説さえ主張されていま
す。意外に説得力があるのですよね。

 ビデオ映像をみていると、本当に政府の見解は正しいのかと思ってし
まいます。でも、政府の正式なレポートも読んでみる必要があるのでは
ないか、そう思い、レポートを本屋さんで手に入れ、読んでみました。

 大変分厚い報告書です。まだ、全て読んだわけではありません。で
も、大体のことは分かってきました。ついでにアマゾンで、米国の読者が
どんな意見を持っているかチェックしてみました。このレポートに対して
は、意見が全く二分しています。

 ということは、米国のかなりの割合の人々が、今、9.11の真相につい
て疑問を感じているということです。


 にもかかわらず、そうしたスタート台の議論はふっとばして、給油活動
をするべきかどうかの議論だけがなされているという現状です。



 給油活動以外にどういう国際貢献ができるか?

 できるのです。マチャアキJAPANが、世界の子供たちのSOSに応え
て、日本から専門家を現地に送っているのです。

 一人の人は、東ティモールで、現地で取れる粘土でレンガを作り、そ
れをつかってかまどを作って上げていました。そうすると、薪などが1/3
で済むそうです。部屋のなかのススも少なくなるでしょう。

 また、もう一人の人は、カンボジアで井戸掘りをしていました。

 いずれも、現地の人々が後々自分たちだけでもできるようにと、現地
の材料を使って仕事をしていました。それを現地の若者たちが見て勉
強しているのです。

 これこそが貢献ではないのでしょうか。

 我が日本は、資金による協力だけではなく、こうしたきめ細やかで心
の通った協力ができるのです。


 もう一度、日本の貢献というものを考えるべきではないでしょうか。



   世界のために日本がやれることはいっぱいあると思う方は、クリック
をお願いします。
  ↓ ↓ ↓
 
人気blogランキングへ

 

 



  

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ