経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2007年12月

 本日は、今年11月〜12月の記事を振り返ります。
 
11月1日  利下げと原油高騰
11月2日  石油中毒
11月5日  小沢一郎辞任の真相
11月8日  石油が100ドル ブッシュ大統領の見解
11月11日  金融政策機能麻痺
11月13日  円高とミセス・ワタナベ
11月14日  日米首脳会談リハーサル
11月16日  日米首脳会談前夜
11月28日  米シティとアブダビ投資庁


12月1日 サブプライム債務者救済策
12月3日 気候変動条約と米国との付き合い方
12月4日 流行語大賞
12月5日 ドル暴落の予兆 3
12月6日 日本はなめられているのか(世界銀行への協力)
12月7日 サブプライム救済策
12月8日 霞ヶ関埋蔵金と米国大使館の滞納
12月9日 気候変動への対応
12月10日 ゴミの減らし方と二酸化炭素の減らし方
12月11日 脱炭素社会と排出権取引
12月13日 米欧5中銀の緊急資金供給
12月14日 「皆で渡れば怖くない」政策
12月16日 温室効果ガス削減目標
12月17日 FRBの変身(入札金利方式の新融資制度)
12月18日 ゴアさんの不都合なご自宅
12月19日 欧州中銀の資金繰り支援
12月20日 サブプライムと金融不安
12月21日 ブッシュ大統領がディスクロを要請


 年末にかけて、サブプライム問題が大きくなってきた感がありますが、
この傾向は、来年の3月末頃までは続くのでしょうね。

 そして、その後どう展開していくか。金融当局の打つ手は?

 その辺がポイントになりそうな気がします。

 それと、気候変動への対応です。


 
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 年末までお付き合い頂き有難うございました。

 では、よいお年をお迎え下さい。

 seiji

 

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 本日は、今年9〜10月の記事を振り返ります。


9月3日 サブプライムローン問題の本質
9月4日 サブプライムローンの借り手救済策
9月7日 石油・石炭産出権取引の薦め
9月12日 中国でインフレ発生
9月14日 石油価格が上昇する理由
9月15日 安倍首相辞任の理由


9月19日 米国の金利引き下げ

「米国が、4年3ヶ月ぶりに政策金利を引き下げました。FFレートが
5.25%から4.75%となったのです。そして、それを好感してNYダウは、
300ドル以上も上げています。

 アメリカ人とは、かくも単純なものかと思ってしまいます。

 それはそうと、今回の利下げは案外あっさりと決まった感があります
が、一番の後押しになったのは、イギリスの中堅銀行のノーザンロック
で、預金解約の行列ができたこと(日本流に言うと、取付け騒ぎとなりま
すが、並んでいた人々は、意外に冷静に見えました)ではないでしょう
か。

 金融当局にとって、取付け騒ぎほど怖いものはありません。


 ところで、このノーザンロックという銀行で何故今回預金の解約騒ぎが
発生したかといえば、この銀行、資金繰りがつかなくなり、その結果、14
日にイングランド銀行(中央銀行)が緊急の救済融資をすると発表した
ことが引き金になっています。

 でも、少し変な感じもしますね。救済すると言ったのに、何故?という
感じです。

 救済するともしないとも言わず、放置したのであれば分かるけど‥と
思っている人も多いのではないでしょうか。

 実は、救済すると発表したことで、ノーザンロックの経営が危なくなっ
ているということに預金者が気がつくことになったのですが、では、自分
の預金は大丈夫なのかと心配になったのです。

 どういうことかといえば、英国にも預金保険の制度がありますが、保
証の上限が、31700ポンド(約730万円)までだからです。従って、それ以
上預金残高がある人は、急に心配になったのでしょう。それに、残高が
少ない人も、皆が並んでいる姿をみていると、自分も並ばないと、と不
安になったのかもしれません。

 ということで、預金流出が続き騒ぎが収まらなかったので、政府とイン
グランド銀行は、17日夕刻、預金は、政府とイングランド銀行が全額保
証するという声明を出すに至りました。

 そして、この声明が出されるや否や、預金解約の行列が消えることに
なったのですが、この政府とイングランド銀行の約束は、極めて異例な
もので、恐らく極めて高度な政治的判断によりなされたものと感じられ
ました。」

 

9月20日 Bank of England の試練
9月28日 ミャンマーの軍事政権
9月29日 ブッシュ大統領が提案

「ブッシュ大統領が、28日、地球温暖化対策を発表しました。
 といっても、ヨーロッパ勢は冷たい反応です。米国内でもそれほど大き
く報じられていませんし、わが国でも扱いは小さいです。でも、京都議定
書からの離脱を宣言してきたアメリカが、態度を変えたとも言えるので、
ここはじっくりと発言内容をチェックする価値がありそうです。」

 

10月2日 NYダウが最高値

「NY株価が、10月1日、14,087.55ドルの最高値をつけています。

 ついこの間まで、サブプライムローンの問題で意気消沈していたよう
にも見えたのですが‥。

 その証拠に、FEDは、インフレ圧力があるなか、敢えて予想を裏切る
かのような50べーシスポイントの利下げをしましたよね。あれが、9月18
日のこと。

  何か急に明るい出来事でも起きたのでしょうか。

 そう、10月1日を迎えて、新たに第四四半期に突入したのです。

 でも、それが、そんなに意味を持つのでしょうか。

 マーケットでは、過ぎたことは過ぎたこと、と受け止める向きが多いと
か。でも、時間が経過することで全てが解決するならば、何にも難しいこ
とはないですよね。

 ただ、マーケット関係者は理屈だけでは動きません。気分が大切なの
です。その意味で、第四四半期に入ったということで、心機一転取引を
開始しようという動きが出たのも理解できるところです。

 他には、何かいい材料はないのでしょうか。

 シティーバンクグループとスイスのUBSが、第3四半期の利益見通しを
下方修正しています。

 シティグループの利益は60%減、そして、UBSは、34.2億ドルのサブ
プライム関連の損失償却にともない、1500人の解雇を発表しました。

 大変暗いにニュースですよね?

 でも‥

 シティグループの株価は2%上昇し、UBSの株価は3%上昇したとか。

 どうなっているのでしょう。

 結局、これまでサブプライムローンの焦げ付きによる損失が全く闇の
なかにあったのが、こうして明るみになることによって、アク抜きが起き
ているということのようです。

 いやー、アメリカ人は、かくも楽観的で、ポジティブ・シンキングができ
るのですね。」


10月5日 外貨準備運用のお誘い
10月9日 外貨準備でひと儲け
10月12日 オーストラリアの変調
10月13日 ゴア氏がノーベル平和賞を
10月16日 9.11自作自演の可能性
10月24日 アメリカの山火事
10月30日 メリルリンチ・トップの退職金


 10月2日の時点では、まだまだ楽観的だったのですね。

 

 事実に対する人々の評価やリアクションは、時間をかけてみないと分
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 本日は、今年7〜8月の記事を振り返ります。

7月1日  人民元暴走の兆し
7月4日  中国の豚肉価格の高騰と人民元
7月8日  安倍総理の考えていることは?
7月9日  円安とは何なのか
7月10日  ミスター不介入
7月14日  事務所費疑惑
7月18日  地下鉄初乗り料金が1000円
7月19日  日本の稲作とアメリカの稲作
7月20日  中国製品の安全性とGMO


7月24日  村上ファンド事件と緒方元長官の詐欺容疑

「被告は巨額の資金を集めるファンドを支配しており、このような立場を
利用して高値で売り抜けることを企て、それを確実にするためにライブ
ドアのインサイダー情報を利用した動機には強い利欲性が認められ、
強い非難に値する

 被告のファンドなのだから、安ければ買うし、高ければ売るという徹底
した利益至上主義には、りつ然とする。不公平な方法で類例を見ない
巨額な利益を得たことは、証券市場の信頼を著しく損なった

 市場の適正化のため、本罪の厳重な処罰の必要性が高まって入るこ
とに鑑みれば、酌むべき事情を最大限に考慮しても懲役刑の実刑が相

 

 
 判決では、先ず、動機において強い利欲性が認められ、強い非難に
値すると述べていますが、「利欲性」というのは変な日本語ですね。そ
れは置いといて、欲望が強いのは全て非難に値するのでしょうか。聖職
者が病める凡人に説教をするのであればわかるのですが‥。

 また、利益至上主義にはりつ然とすると言っていますが、今の世の
中、りつ然とすることだらけで、この程度の金儲けでりつ然とするもので
しょうか。

 問題は、インサイダー取引を行ったかどうか、その一点であるはずで
す。村上氏が金亡者であろうとなかろうと、インサイダー取引を行った
かどうか、そこが問題なのですが、今回の判決は、インサイダー取引の
範囲を広げすぎているように見受けられます」

 


7月23日 中国経済と大気汚染
7月30日 外貨準備の運用多様化とインサイダー

 

8月2日 朝青龍と赤城元農水大臣
8月6日 中国政府の財テク

 

8月10日 アメリカとの付き合い方

「ところで、小沢党首と米国のシーファー駐日大使の会談みました?

 ものすごく衝撃的な映像でした、私にとっては。
 「そうでもなかった」ですか?

 何故、そう感じたかを説明します。

 日本は、バブル経済が崩壊した後、世界から、特にアメリカからは無
視されるような扱いを受けていますよね。バッシングならぬ、パッシング
です。このパッシングという言い方が始まったときには、半分冗談気味
に使われていたと思うのですが、昨今の米国の言動を見ていると、まさ
にパッシングです。

 例えば、米国にとって、今一番気を使っている国は中国です。米国の
ポールソン長官は、就任以来4回も中国を訪れていますが、日本にはそ
れほど訪れていません。7月に世銀総裁に就任したゼーリック氏など
は、国務副長官だったときに日本の外務官僚に会おうともしなかったこ
とも有名です。6カ国協議では、日本の意思は無視されています。WTO
の実質的な交渉も、日本抜きで進められています。

 こうした昨今の状況のなかにあって、シーファー駐日大使が、野党の
党首に会いたいとアポイントメントを申し込んだのです。しかも、1回は
断られています。

 で、実際、会談の段になると、小沢氏は、少々遅れて入室。座る位置
も、小沢氏が微妙に上座に見えます。それに何よりも、大勢の記者が
見守る中での会談で、米国側にリップサービスをするならともかく、米国
の要求に対しきっぱりノーと。

 近年の日米の関係にあって、このような姿をみた憶えはありません。

 アメリカ側も、日本における政界の力関係の変化に気がついているの
です。いくら与党がこれまでどおり米国に対し忠誠を誓おうとも、野党の
反対によって自衛隊の派遣が止まってしまうことを知っているのです」


8月20日 株価暴落とFEDの公定歩合引き下げ


8月23日 自然現象

「暑い暑いと言っていたら、NYでは、急に寒くなったとか。気温が15度
ですよ。

 異常気象というのでしょうね。

 ところで、今年、日本では最高気温の記録を更新しましたね。40.9度
ですか。確か、多治見市と熊谷市で記録したと思いますが、70年以上も
記録を維持してきた山形市の人々は悔しそうにしていました。おかしな
ものです。


 アメリカでも、今年は大変暑かったようです。アメリカでは、摂氏ではな
く華氏で表現しますが、華氏100度を超える暑さになったといいます。
100度を超えると3桁の数字になるので、
triple digit tempertures
と呼んでいるようです。摂氏に直すと38度以上ということですから、日本
と同じようなものでしょうか。

 それが、今日は摂氏15度です。本当に異常です」

 

8月24日 サブプライムローン問題と不可解な出来事
8月29日 地球温暖化に対する米国政府の見解


 こうしてみると、2007年は、サブプライム問題と地球温暖化の年だっ
たような気もしますね。


 そうか、今年の夏は40度を超したところがあったなと思い出した方は、
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 本日は、今年、5〜6月の記事を振り返ります。

5月1日  ユーロ高、ドル安、円安
5月13日  ポールソン長官はG8に出席せず
5月15日  はちみつに人口甘味料
5月16日  はちみつに関する深刻な問題

「昨日は、「純粋はちみつ」でもないのに「純粋はちみつ」と不当表示す
る問題を取り上げましたが、実は、もっと深刻な問題があるのです。

 なんとミツバチの失踪がアメリカや日本で起きているのです。

 アメリカでは、昨年の10月くらいから、朝巣箱行くと数匹を残してあと
の数千匹がいなくなっている出来事が多発しているそうなんです。」


5月22日 中国の外貨準備積極運用―ブラックストーンへの出資
5月23日 ミツバチの集団失踪 CCD
5月24日 保育量の不払い問題
5月25日 ミツバチの集団失踪とアインシュタインの予言、それにニホン
ミツバチ
5月27日 ミツバチの集団失踪と不耕起栽培
5月28日 ハイリゲンダム・サミットで話し合われること
5月30日 物価が上がらないとデフレなのか

 

6月3日 消えた年金記録
6月4日 事務所費問題
6月5日 バイオエタノールの恐ろしさ
6月6日 宙に浮いた年金記録
6月8日 コムスンの事業譲渡と折口会長
6月10日 グッドウィルの折口会長
6月11日 社会保険庁をどうすべきか
6月14日 日本人は年金問題を解決できるか
6月15日 朝鮮総連の本部ビル売却
6月16日 緒方元公安調査庁長官が考えたこと
6月17日 公安調査庁と北朝鮮
6月18日 嘘つきと本当つきと年金問題
6月20日 偽装ミンチと物価指数の下方バイアス   
6月25日 消えた年金、消えたミツバチ
6月28日 人民元高の兆し


 消えたミツバチと消えた年金の問題がこの頃から意識されるようにな
っているのですね。

 このミツバチの問題に最初に関心を持ったのは、「純粋蜂蜜」の虚偽
表示問題からだったのですが、私の関心は、次のように変遷していきま
した。

 純粋蜂蜜の虚偽表示
  ↓↓↓
 ミツバチの集団失踪
  ↓↓↓
 有害化学物質、遺伝子操作作物
  ↓↓↓
 地球温暖化


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 本日は、今年3〜4月の記事を振り返ります。

 3月1日に「連鎖株安とチャイナショック」というタイトルで書いています
ね。

 同時株安が起きたころです。

「チャイナショックによる連鎖株安の動きも落ち着きを取り戻しつつある
が、今回どうしてこのような騒動が起こったかを振り返ってみよう。

 今回は、チャイナショックと呼ばれているように中国株の暴落が引き
金になった。従って、先ず、何故中国株が急に暴落したかの原因を探る
必要がある。
 
 中国株が急落した理由は幾つか挙げられる。

(1)中国政府が近く資本利得税を導入する、という噂が広がった。

(2)中国株(上海株式相場)は、昨年1年間で2.3倍になっており、中国
政府関係者も、1月末に「中国株はバブルだ」と警告していた。

(3)上海株価総合指数が前日に初めて3000の大台に乗せ、目標達成
感があり、利益確定売りがあった。

(4)中国の投資家の大半が短期思考の個人投資家であり、噂や雰囲
気に左右されやすい。」


 今年は、何度も株価の大きな下げを経験しましたが、最初の下げはシ
ョックも大きかったですよね。

 

3月2日 日銀バッシングの予兆―物価の下落はそんなに悪いことか
3月5日 金属泥棒と経済学
3月8日 安倍総理が人気がない理由、ついでに民主党も
3月9日 アメリカ経済の行方―住宅市場の減速
3月14日 サブプライムローン業者の破綻       
3月15日 米国住宅バブルの崩壊
3月19日 FRBの憂鬱
3月26日 物価下落恐怖症
3月30日 消費者物価指数が下落

 

 こうしてみると、3月頃からサブプライムローン問題が強く意識された
ように思います。

 4月に入ると、円安、ユーロ高が世界的に大きく意識されるようになり
ました。1ポンドが2ドルになったのも、この頃のようです。


4月9日  自動車が売れない理由
4月10日  温家宝首相の来日
4月12日  G7を開く意味
4月13日  ユーロ高、円安なのか
4月17日 世界銀行総裁とグラミン銀行総裁
4月18日 ウルフォウィッツ世銀総裁のスキャンダル
4月20日 ポンドが26年ぶりの高値
4月23日 米国の貿易赤字が減らない理由
4月25日 非鉄金属の高騰
4月27日 NYダウが1万3千ドル台へ



 

 2月末に株価が暴落したものの、4月末には、NYダウが1万3千ドル台
に乗せたのか、と今更ながら思った方は、クリックをお願いします。

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 いよいよ今年も残すところ僅かになりました。

 メルマガの方では、配信した記事を基に今年を振り返ってみました
が、このブログでは、ブログの記事などをを基に今年を振り返ってみま
しょう。

 先ず、今年は、どうもセットで話題になったものが多いと思うのです。

 「白い恋人」と「赤福」

 「朝青龍」と「赤城農水大臣」

 「アルゴア」と「アルコア」

 「消えた年金」と「消えたミツバチ」

 ねえ、そう思いませんか?

 「思わない」


  まあ、それはそれとして今年の1〜2月ごろは、世の中どんな状態だ
ったと思いますか。

 1、2月の主な記事を紹介しますね。


 先ず、1月最初の記事ですが、

 1月10日に「ゴールディロックス経済」というタイトルで記事を書いてい
ます。


「1月も10日になったので、今更おめでとうというわけにもいきません
が、今年もよろしくお願いします。

 さて、今年の日本経済の懸念材料というのが、1月3日付けの日経に
掲載されていました。どのようなものか分かりますか?

 5つだけ挙げて見ましょう。

 (1)米国経済の減速で、輸出が減速

 (2)個人消費が低迷

 (3)IT分野の在庫調整で、生産が鈍化

 (4)双子の赤字などによる円高の進行

 (5)過度の利上げによる景気の腰折れ

 こうしてみると、それほど目新しいものが含まれているわけではない
ようですが、原油高の影響が上位にランクされていないのが今年の特
徴のようです。

 ところで、米国経済の軟着陸については、最近一貫して多くのエコノミ
ストの関心を集めているところですが、肝心の米国のエコノミストは、今
年の米国のGDPの実質伸び率を2.5%−3.0%と見込み、また、景気は
ゴールディロックス状態に近づくとみているとあります(1月9日、日
経)。」

 

 

 面白いでしょう。

 非常に楽観的なムードが漂っています。今のような状況を予想した人
が少なかったことを物語っていますよね。

 それ以外では、

1月12日 円が120円台に
1月15日 世界一金持ちの国と日本
1月19日 福井総裁は、利上げをしたかった 
1月23日 そのまんま東に粉飾疑惑はないのか
1月25日 給食代未納問題
1月28日 いじめ問題
1月30日 安倍首相が人気がない訳


 安倍総理は、昨年の1月には、もう人気がなかったのでしょうか。


 2月に入ると、

 2月2日に「べりーべりー円相場注視」という記事を書いています。

「ヨーロッパ勢は、日本の円が安過ぎるのではないかということで、来週
開かれるG7でいちゃもんをつける予定だと聞く。まあ、円とユーロの関
係で見る限りそのとおりであり、また、日本から欧州への輸出が急増し
ていることからしても、それは理由のあることだと考える。

 ところで、米国でも円相場が問題になっている。ポールソン財務長官
がが上院で証言したらしいのであるが、日経新聞によれば、「日本の通
貨を非常に注意深くみている」と述べ、veryを2度も繰り返したとある。

 ハンク、貴方は本当にvery veryと言ったのか?と聞きたい気もする。」

2月5日 円高ドル安の可能性
2月7日 フィナンシャルタイムズの暴言

「ロンドンのフィナンシャル・タイムズが、日本は、円買いの介入を行え、
と社説で主張している。2月7日の社説だ。」


2月13日 幹事長の賃上げ要請発言
2月15日 米国の貿易赤字が減らない訳
2月16日 円安批判

「この前は、英国のフィナンシャルタイムズが、日本政府に対し、保有し
ている外貨準備を取り崩し、為替介入をしてはどうかときた。円が高くな
るはずだと。

 ということで、世界の目は冷たいななどと、思っていたら、このキング
総裁は、最近のドイツやフランスの発言を念頭において、円安批判は
理解に苦しむと発言したとのことである。

 へーっ、まっとうなことをいう人がいるものだと思う。

 少し詳しく発言をチェックしよう。

 「日本に国内景気を弱める円高政策を求めることは理解に苦しむ」

 「過去10年間、G7は日本に景気浮揚のため低金利を求め続けた」

 「(低金利の結果である)円安に文句をいうのはおかしい」


 こういう発言をしてくれると、英国紳士が立派に思えてくる。」

 

 

2月19日 中川幹事長発言の真意
2月21日 チェイニー副大統領来日の本当の理由
2月22日 利上げが出来た理由
2月23日 利上げでも円安、株高
2月28日 世界的な株価暴落の裏にあるもの

 

 1年も経っていないことなのに、随分忘れているものだなと感じた方、
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 福田総理が、一律救済を表明しました。

 この人、それが本当にいいことか分かっているのかイマイチ疑問で
す。でも、一律救済を表明してくれたことで、患者さんたちは、とりあえ
ず安堵しているようですね。

 まあ、よしとしましょうか‥

 でも、どうも釈然としないことが残ります。

 官房長官は、「責任問題を乗り越えて‥」とも言っています。

 しかし、患者さんたちは、お金の問題もさることながら、国がその責任
を認めない限り意味がないとも言っています。

 それは、そうですよね。

 それに、福田総理は、議員立法を行うと言っているとか。

 だけど、福田総理は、一国のリーダーではないのでしょうか。

 その人が、ある判断を下せば、担当の部局は法案を準備するのが当
然ではないでしょうか。それにもかかわらず、総理が議員立法でと言っ
ているということは、事ここに及んでも、担当部局は責任を認めていな
いということなのでしょうね。

 

 しかし、それでは本当の解決につながりません。

 やっぱり、責任の所在をはっきりさせるべきです。

 でないと、また将来同じような問題が起きないとも限りません。

 福田は福田でも、患者さんの福田さんの方が、総理の福田さんよりも
立派に見えます。


 それにしても、厚生労働省の幹部は、謝罪もしないのだなと、お思い
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 アメリカの銀行や証券会社が、サブプライムローン関連で大きな損失
を計上し、資本が大きく損なわれています。

 何とかしなくては‥

 どこかで見たようなシーンですね。 日本では、主に公的資金の投入
によって先延ばしが行われました。

 一方、アメリカやヨーロッパでは、今年になって大ブレークの政府系フ
ァンドがあっぷあっぷしている金融機関に救いの手を。

 「何と有難いことか‥」

 「でも、資金を出してもらうことは、いずれ経営権まで‥」


 若干の不安も過ぎります。

 

 でも、そんなことを気にしている余裕などないのかもしれません。

 そこで、アメリカの大統領はこういいました。


 I’m fine with capital coming in from overseas

to help bolster financial institutions. I think

the world that is open for investment and trade

is a world that will lead to overall prosperity.

 「金融機関を支援するために、海外から資金が来ることは結構なこと
だ」

 何やら冷静さを保っているようですね。


 それに、こんなことも言っています。

 My view of the economy is that the fundamentals

are strong.

  「経済のファンダメンタルズは強いというのが、私の見方だ」


 そうなのですよね。

 これは強がりというよりも、案外当たっている可能性があります。

 

 ただ、その点を強調しすぎると、さらなる利下げを行うことが難しくな
り、マーケットを失望させるという面もあり、痛し痒し‥。

 

 My attitude is that Wall Street needs to put it

all out there for everybody to see.

 If there are some write-downs to be done

they need to do it now.


 「ウォールストリート(金融機関)は、ディスクロージャーをすべきだ。償
却すべきものがあれば、今行うべきだ」


 とうとう決心しましたか。


 これによって、益々海外資本の資金支援が増加するのでしょうか。


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 欧米のことですので、我々日本人にはピンとこないのですが、クリスマ
スやお正月を目前に控えた欧米の金融界は、相変わらず不安が解消
していないようにみえます。


 何が起きているのでしょうか。

 
<アメリカ>
 米証券大手のモルガン・スタンレーの9−11月期の決算は、サブプラ
イム関連で94億ドルの損失を計上したことから、35.8億ドルの純損失と
なったとされます。
 1986年の株式公開以来、四半期で初の赤字です。。

 昨日、メール・マガジンの方で紹介しましたゴールドマン・サックスとは
大違いですね。ゴールドマン・サックスの方は、サブプライムローン関連
証券の暴落を予想し空売りに出ていたのですが‥

 で、それはそれとして、これだけ資本が毀損すると‥

 そうです。ここも海外勢から資金支援を仰ぐこととなりました。
 相手は、中国投資有限責任公司です。支援額は、50億ドル(5700億
円)です。


 今年は、中東やアジアの政府系ファンドが大活躍のようですね。

 

 それから、FRBの入札金利方式による融資制度の落札結果が発表に
なりました。

 これは、公定歩合融資で連銀から直接支援を受けると、悪い噂が立
つので、それを回避するための巧みな方策です。

 今回は、28日もので、合計200億ドルに上る融資を行うことにしたので
すが、

 何と、入札した機関数は93で、希望融資額も約3倍の615億ドルに上っ
たとか。

 金利は、4.65%に決定しているようです。

 政策金利(FFレート)の4.25%を上回り、公定歩合の4.75%を下回りま
すが、期間が約1ヶ月間であり、しかも匿名性が保たれるので、非常に
いい条件と言えます。

 この落札結果を受け、短期金融市場は落ち着きを取り戻しているよう
に見えますが、でも、これによって経営内容が悪化した金融機関の抜
本的な経営の改善に結びつくものではありません。むしろ、モラルハザ
ードを起こさせる弊害もあります。


<英国>

Gordon Brown
  英国では、ブラウン首相が、金融不安問題で矢
面に立っています。まあ、首相のポストに着く前が
財務相であったので、当然の面もあるのですが‥。

 
 で、英国で何が起きているかといえば、9月に起
きたノーザン・ロックを巡る金融不安が収まってい
ないのです。当時、預金解約の長い列ができ、英
国の金融当局は、やむなく預金保険システムの突
然のルール変更を余儀なくされました。


 ルールどおりに運営すると、個々の預金者に損失が生じるのが明ら
かになったため(従って、解約の列が消えることは期待できなかった)、
個々の預金者が損失を被ることがないようにルールを変えたのでした。

 しかも、ノーザンロックには多額の公的資金を投入し、さらに債権者に
は公的保証まで付することにしました。

 こうして時間稼ぎをしながら、どこかの金融機関がノーザンロックを買
ってくれるのを政府とバンク・オブ・イングランドは待っているのです
が‥。

 買い手がみつからないようです。

 で、「国営か」という声が聞こえてきています。



<ドイツ、フランス、スイス>
 ドイツ、フランスもこの夏大騒ぎをしました。そして、最近ではスイスの
UBSにシンガポールが支援の手を差し伸べました。

 あの金融立国のスイスまでが、サブプライムの罠に引っかかってしま
ったということですね。

 欧州中銀の57兆円にも上る資金放出は、その数字に、問題の深刻さ
が表現されていると言っていいでしょう。

 それほどヨーロッパの金融機関もあっぷあっぷしているということでし
ょう。


 結果として、年を明けて、英国、ドイツ、フランスの首脳が、金融不安
を鎮めるための協議をするとか‥

 ブラウンさん、メルケルさん、サルコジさんの3人です。


 さあ、何かいいアイデアが出るのでしょうか。

 出ないと、却って失望が高まります。



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 欧州中央銀行(ECB)が、18日、3486億ユーロ(約57兆円)の越年資金
を市場に放出しました。

 これまでも年末などの繁忙期にECBは、こうした資金放出を行ってい
るのですが、今回は、満期までの期間が2週間と通常の2倍にしている
他、金利が4.21%以上の応札分については上限を設けず資金を供給し
ています。


 なりふり構わずということですね。

 

 またイングランド銀行も、100億ポンド(約2兆3千億円)を市場に放出
しています。

 
 こっちは3ヶ月ものだといいますが、最低入札金利は5.36%で、最高は
6.6%といいますから、どうしても資金が必要な銀行は、他の銀行に比
べ1%以上も高い金利を提示したということになります。


 こっちもなりふり構わずです。


 ところで、英国では、今年の夏に取り付け騒ぎが起きたのをご存知で
すよね。

キング総裁

 ノーザンロックという銀行ですが、イングランド銀行は、
預金流出を食い止めるために、預金保険制度のルール
を急変させる荒療治を行ってしまいました。


 そして、またノーザンロックにこれまで必要とされる資金を投入してき
たのですが、それだけではなくノーザンロックに対し資金を供給する機
関に対しては、政府の保証をつけることにしたと言います。

 まさに公的資金による銀行救済という構図です。


 日本の信用制度が揺らいでいた10年ほど前に、我々は、完全に自信
喪失の状態に陥っていたといっても言いのですが、今は、欧米の銀行と
それを取り巻く金融当局が自信喪失の状態に陥っているように思えま
す。

 


 Too big to fail  


 
護送船団方式の復活


 
ではないでしょうか。


 でも、そうした措置では根本的な解決には繋がりません。

 
 本日は、この後米国の落札結果が発表になります。

 


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