経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2009年07月

 鳩山由紀夫という人がいます。ご存知ですか?

 「知っているよ」

 そうですか。

 「宇宙人とか言われている人でしょ」

 そうです、そうです。

 宇宙人といえば、小泉今日子さまも、小泉今日子宇宙人説というの
が昔ありました。

 その位、サプライズがあって、意外性があって、チャーミングだったの
でしょうね、

 でも、鳩山様の場合には、そういう意味ではなくて‥

 「どういう意味?」

 見てのとおりの意味です。

 本日も、記事を書くのに少し躊躇しています。

 こんなことを書いたら、政権交代を望んでいないように思われるか
も‥


 でも、そうではなくて、政権交代を確かに望んでいるのです。

 今のままでは、なかなか日本の展望が開けてきません。

 だから、交替する必要があるのです。

 鳩山様の話に戻ります。

 「世襲が政治を歪めた。世襲の私が言うのだから間違いない」

 そうです、貴方はやはり宇宙人!


 「日本列島は日本人だけの所有物ではない」

 この発言に激しく噛みつくのはネトウヨたちです。

 でも、私も気になります。ひょっとしたら宇宙人のもの?


 この間発表したばかりのマニフェストについても

 「正式なマニフェストではない」と。

 この方、政治家に最も相応しい素質を有しているとみました。

 臨機応変。

 君子は豹変す。

 そういえば、何年か前福岡に応援演説に来ていた時も、演説が終わ
った後、宝くじ売り場のおばちゃんに愛想を振りまいていたのが、少し
新鮮でもありました。

 この方がリーダーになったら、北方四島もすぐ戻ってくるかもしれま
せん。

 「銀河系の外はロシアのものと認めて上げるから、四島は返して欲し
い」

 そんなことを言いだしはしないでしょうか。

 
 政権交代は必要だが、少し心配も‥、と思っている方、クリックをお
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 私、本日の記事が誤解を与えないかと、少し心配します。

 本日の記事は、マニフェストについてです。

 民主党のマニフェストを読みました。

 でも、読めば読むほど、批判をしたくなるからです。

 しかし、だからと言って私が、現在の与党を支持するわけではありま
せん。

 とっとと政権交代をしてもらいたい。

 それが本音です。

 でも、マニフェストについて書くと、どうしても民主党の批判になってし
まいます。

 マニフェストという言葉が踊っています。

 民主党がマニフェストを発表しましたし、自民党もマニフェストの骨子
を発表しています。

 後1ヶ月ほどしたら衆議院選挙があるので、マニフェスト、マニフェス
トといって騒ぐのは分かります。

 しかし、

 正直言って、

 私は、マニフェストという言葉が嫌いです。

 何でマニフェストなんていう外来語を使わなければならないのか?

 マニフェストなんていうから、「マニフェストって何?」という質問が生
まれ、「ああ、公約のことか」なんて会話が交わされるのです。

 私が、こんなことを言うと‥

 次のような反論が予想されます。

 「マニフェストというのは、従来の公約とは違うのです。何をいつまで
にやるかを具体的に国民に明らかにするのですから」

 でも、やっぱり、それも公約ではないでしょうか。

 公約という言葉のイメージが良くないなら、「党の具体的な約束」とで
も言ったらどうでしょうか。

 そもそもマニフェストというのは‥

 「共産党宣言」の「宣言」という意味ですよね。

 辞書でマニフェストの意味を調べてみましょう。

 manifesto‥

 宣言とか、声明書とかとなっています。

 どこにも、いつまでに何をやるかを書いた‥、なんてこと書いてありま
せん。

 民主党が、最近まで運が逃げて行っていたのは、何でもかんでも外
国の、特に英国の真似ばかりしたがるからですよ。

 もっとちゃんと消化した上で国民に話しかけないと‥

 それはそうと、民主党のマニフェストに何が書いているかみてみまし
た。

 今から、少し辛口のことを言おうと思います。

 自民党のマニフェストについては、何もいいません。まだ、正式なも
のが発表されていないことと、今までやってきたことをみたら‥、例え
ば年金の後始末問題、どんなことを盛り込もうと信憑性がないからで
す。


 では、民主党のマニフェストについて。

 私は、すぐケネディ大統領のスピーチを思い出しました。

 Ask not what your country can do for you, ask what you
can do for
you.(後半は、ask what you can do for your
country が正解ですね。
間違ってしまい、済みません)

 今から48年も前の話です。

 「国が貴方に何をできるかではなく、貴方が国に何をすることができ
るかを問え!」

 今回の民主党のマニフェストには、そういう厳しさは感じません。

 結局、ばら撒き的性格を帯びるという点では、どこの党も同じようなも
のだということです。

 子供が生まれたら55万円。

 中学を卒業するまで、毎月2万6千円で、年に31万2千円支給。

 公立高校は無償。私立高校なら、年に12万円〜24万円支給。

 年金は最低7万円を保証。

 ガソリン税は廃止、高速道路は無料化。

 農家には個別所得補償

 中小企業の法人税率は11%に引き下げ。

 職業訓練期間中には最大月10万円支給。


 お金をばらまく話ばかりです。

 私には、どれも関係ありません。ぷんぷん。

 そう言えば、子供のころ、教科書が無償配布になったときも、1才年
下の年代までだったのを思い出します。

 
 子供が生まれたときにもらえる出生時一時金の制度は今でもあるの
で、別に民主党独自の案ではないわけですが、それでも、どの家庭も
所得に関係なく一律にもらえるのでしょ?

 貧しい家庭を助けるというのなら分からないではありませんが‥

 誰でもがもらえるなんて!

 子供手当については、毎月2万6千円で、年31万円2千円。

 何でお金持ちの家庭にも支給しちゃうのでしょう?

 これ、財源があったとしても、おかしいのではないでしょうか。

 何故ならば、他にももっと優先的にお金を支出すべき分野があるか
らです。

 でも、なんでもかんでも、子供、子供です。

 結局、国民を甘やかすだけの話ではないでしょうか。


 最後に、地球温暖化対策についても、殆ど知恵を絞った形跡が見ら
れません。

 民主党には、早く政権交代劇に決着をつけ、真剣に国政の運営に着
手してもらいたいと思います。

 そして、国民にもっと貢献と規律を求める政治家が登場することを希
望したいと思います。

 国や地域のために何か小さなことでも貢献することができたら、国民
は、充実感を感じると思います。

 そして、私は、どんどん民主党の政策に注文を付けていきたいと考
えています。




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 米国の住宅価格が約3年ぶりで上昇したと報道されています。

 5月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(全米主要10都市圏)が
151.00となり、前月の150.38を上回ったというのです。

 住宅価格の低下もこれで反転ということになるのでしょうか。

 もしそうだとすれば、消費者の心理も好転するはずです。

 でも、この経済指標、ちょっと注意が必要なのです。

 ケース・シラー住宅価格指数(全米主要10都市圏)の今年に入って
からの動きを追ってみましょう。

 1月 157.96
 2月 154.60
 3月 151.39
 4月 150.38
 5月 151.00

 さあ、如何でしょうか。

 このケース・シラー住宅価格指数は、2000年1月を100とする指数
です。ピークは、2006年6月の226.29です。

 ということで、これまでの下落率は33%ほどになっています。水準的
には2003年の7月頃の水準にまで戻っているわけです。

 ただ、数値を示されただけではよく感じがつかめないでしょうから、グ
ラフでお示ししましょう。

住宅価格指数


 
































 さあ、どうでしょうか。

 急低下していた住宅価格ですが、この3ヶ月間ほどは、下げのスピ
ードが止まっているように見えます。下げ止まったどころか、5月は僅
かながら上昇に転じたというべきかもしれません。


 しかし、報道しているところは少ないのですが、この住宅価格指数は
原指数であり、季節調整値で比較すると、5月も僅かながら低下を続
けているのだそうです。

 でも、そんなことは余り報道しないのがマスコミというもの。

 折角明るいムードになっているのに‥、ということでしょうか。

 ただ、いずれにしても、そろそろ住宅価格も底打ちするのかもしれま
せん。


 米国で住宅価格が下がっているといっても、日本に比べたらたいし
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 米中戦略経済対話がワシントンで始まりました。

 とはいっても、以前からこの対話は行われていたわけですから、それ
ほど注目しなくても‥、とも思うのですが、しかし、オバマ政権になって
からは初めての開催で、その意味で非常に注目されているようです。

 ホワイトハウスのサイトをチェックすると、ちゃんとオバマ大統領の
スピーチを聞くことができます。

 まあ、重要な会議が開催される場合には、会議に先立ち偉い人がス
ピーチをするのは、どこの国のどんな組織でも同じということなのでし
ょうか。

 しかし‥

 オバマ大統領のスピーチは、何と16分間。

 長ーい!

 それを大勢の中国の官僚たちが聞いています。


 テレビでも一部が紹介されていましたね。

 The relationship between the United States and China
will shape the 21st century, which makes it as important
as any bilateral relationship in the world.  T

「米国と中国の関係が21世紀を築くことになるであろう。そして、両国
の関係は世界の他の如何なる2ヶ国間の関係よりも重要なものとなろ
う」

 やっぱりG2の時代ですか。

 中国側の自尊心をくすぐります。


 でも、どんな脈絡で出てきたのでしょうか。

 Today, we look out on the horizon of a new century. 
And as we launch this dialogue, it's important for us
to reflect upon the questions that will shape the 21st
century. 

「本日、我々は新しい世紀の地平線を見ている。そして、この対話を始
める時、我々は、21世紀を形作る幾つかの問題を熟考することが重
要だ」


 Will growth be stalled by events like our current
financial crisis, or will we cooperate to create balanced
and sustainable growth, lifting more people out of
poverty and creating a broader prosperity around the
world?

「経済成長は、最近の金融危機のような出来事によって妨げられるこ
とがあるのか? 或いは、多くの人々を貧困から救い出し、そして世界
中に繁栄を広げるつつ、バランスのとれた、そして、持続可能な経済
成長を実現するために協力することになるのか?」

  Will the need for energy breed competition and climate
change, or will we build partnerships to produce clean
power and to protect our planet?

「エネルギーに対する需要が、競争と気候変動を加速させることにな
るのか?或いは、我々は、クリーンエネルギーを作り出すために、そし
てこの地球を守るために協力体制を築くことになるのか?」


  Will nuclear weapons spread unchecked, or will we
forge a new consensus to use this power for only peaceful
purposes? 

「核兵器が拡散するのか? 或いは、核開発の能力を平和利用のた
めにのみ用いることに新たに合意することになるのか?」


 Will extremists be able to stir conflict and division,
or will we unite on behalf of our shared security? 

「原理主義者が対立を煽ることができるようになるのか? 或いは、
我々は、共通の安全のために一致団結するのか?」


 Will nations and peoples define themselves solely by 
their differences, or can we find common ground
necessary to meet our common challenges, and to
respect the dignity of every human being?

「国家や民族は、違いによってのみ規定されるのか? 或いは、我々
の共通の試練に立ち向かうために必要される、そしてまた、全ての
人々の尊厳を尊重するために必要とされる、共通の立脚点を発見す
ることができるのか?」

 We can't predict with certainty what the future will
bring, but we can be certain about the issues that will
define our times.  And we also know this:

「我々は、将来がどうなるか確信をもって予言することはできない。し
かし、我々の時代を決定づける諸問題については、確信が持てる。そ
して、我々はまた、このことも分かっている」


 と来て、あのセンテンスが登場するのです。

  The relationship between the United States and China 
will shape the 21st century, which makes it as important
as any bilateral relationship in the world. 


 ごま、すりすり、という感じです。

 後は、どんなことを言っているのか?

 人民元のレートを切り上げろ、とは言っていないのか?

 人権を尊重しろ、とは言っていないのか?


 中国側に気を使い、せいぜい次のようなことを言ったにとどまってい
るのです。

 We can promote financial stability through greater
transparency and regulatory reform.  We can pursue 
trade that is free and fair, and seek to conclude 
an ambitious and balanced Doha Round agreement.

「我々は、透明性を向上させ、そして規制改革を行うことによって金融
の安定性を促進することができる。我々は、自由で公正な貿易を追及
することができ、野心的で均衡の取れたドーハランドの合意に決着を
つけることを求めることができる」

 

 And as Americans save more and Chinese are able to
spend more, we can put growth on a more sustainable 
foundation -- because just as China has benefited
from substantial investment and profitable exports,
China can also be an enormous market for American
goods.

「アメリカ人がもっと貯蓄をし、そして中国人がもっと消費をすることが
できれば、我々は、経済成長をもっと持続可能な土台の上に乗せるこ
とができる」

 

 For instance, the United States respects the progress 
that China has made by lifting hundreds of millions
of people out of poverty.  Just as we respect China's 
ancient and remarkable culture, its remarkable
achievements, we also strongly believe that the religion
and culture of all peoples must be respected and
protected, and that all people should be free to speak
their minds.  And that includes ethnic and religious 
minorities in China, as surely as it includes minorities
within the United States.

「例えば、米国は、中国が何億人もの人々を貧困から救い出したこと
に敬意を払う。中国の偉大な古代文明に我々が敬意を払うように。そ
れは偉業であり、全ての民族の宗教や文化は尊重され守られなけれ
ばならないと信じる。そして、全ての人々は、自由に発言することが許
されなければならない。それには、米国のマイノリティを含むのと同じ
ように中国の民族的マイノリティ、或いは宗教的なマイノリティを含む」

 Support for human rights and human dignity is ingrained
in America.  Our nation is made up of immigrants from
every part of the world.  We have protected our unity
and struggled to perfect our union by extending basic
rights to all our people.  And those rights include 
the freedom to speak your mind, to worship your God,
and to choose your leaders.  These are not things that
we seek to impose -- this is who we are.  It guides our
openness to one another and to the world. 

「人権と人間の尊厳の尊重はアメリカでは根付いている。我々の国家
は、世界のあらゆるところからの移民で出来上がっている。我々は全
ての人々に基本的な権利を与えることによって、統一を維持してきた
し、また統一を完全なものにしようと努めてきた。そのような権利に
は表現の自由が含まれるし、信仰の自由が含まれる。また、リーダー
を選ぶ権利も含まれる。これらは、我々があなたがたに課そうとしてい
ることではない。これは、我々の現実なのだ。そうすることによって、
我々は他の国や、世界に対して開かれた状態でいることができるの
だ」


 オバマ大統領は、孟子の言葉まで持ち出します。

 Thousands of years ago, the great philosopher Mencius
said: "A trail through the mountains, if used, becomes 
a path in a short time, but, if unused, becomes blocked
by grass in an equally short time."

 何千年も前、孟子は言った。

 「山道は、通る人がいれば、すぐに道になる。しかし、通る人がいな
いと、同様に直ぐに草が生えて通れなくなってしまう」

 そんなことを孟子は言っていたのでしょうか。

 オバマ大統領が、孟子の言葉を引用してもピンときませんね。





 米国側は、相当に中国に気を使っているな、と思った方、クリックを
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 中国が景気回復を後押しするため、追加刺激策の検討に入ったと報
道されています。

 中国が、今回の世界同時不況から脱出するために打った財政出動
の規模は、なんと50兆円の規模に上ります。

 中国のGDPは、まだ500兆円には至っていないでしょうから、GDP
の1割以上もの巨額の規模になっているわけです。

 アメリカが各国に提唱したのが、2%ほどの財政出動をしようという
ことでした。
そして、そうした誘いにEUは、No! と。

 中国は、突出しているわけです。

 そのせいもあってか、中国の4−6月期の実質GDPの成長率は、前
年同月比7.9%に。

 実質伸び率でほぼ8%ですから、本来であれば、インフレが心配にな
りそうな勢いです。

 そろそろ、緩やかにブレーキをかけることも準備しないと‥、と思う人
もいるかもしれません。

 しかし、中国は、まだまだ足りないと考えているようなのです。

 8%成長には、消費の一段の底上げが必要なのだとか。

 ということで、「家電下郷」政策を拡充する、と。

 家電下郷制度とは、電気製品を農村に普及させる制度のようで、農
村部の人が家電を買うと、補助金が支給されるのだとか。

 これまでは、販売価格の13%の補助金が普及されていた、と。

 但し、価格の上限が3500元(約4万9千円)に限られていたため、

い製品には恩恵が及ばなかった、と。

 そこで、今度は、価格制限を撤廃し、補助金の支給額に限度を設け
ることにしよう、と。


 まあ、いずれにしても、実質経済成長率が7.9%もある国がまだまだ
景気を刺激する必要があるというから、少し不思議な気がします。

 皆さんも、そう思いませんか?

 でも、どうして中国は、そこまでするのでしょうか?

 それは、どうしても実質8%以上の経済成長を実現させたいからで
す。

 これまでの中国の経済は、輸出に大きく頼っていました。

 その輸出が、なかなか復活しそうにないのです。

 何故か?

 それは、米国の景気回復のスピードが極めて緩慢であるからです。

 
 バーナンキ議長は、26日、アメリカのPBSの番組で景気見通しにつ
いて語っています。

 Our best guess, and it's only a guess, is that growth
in the second half of the year will be about 1 percent
on an annual basis. So that's not enough to bring down
the unemployment.

 「我々の見通しは、今年の年後半の成長率は、年率で1%程度にな
るものとみている。従って、失業率を引き下げるには十分ではない」

 アメリカの今年下半期の経済成長率は、約1%。

 これでは、中国からの輸出が急回復することはとても見込めません。

 ですから、このまま放っておくと、中国の8%の経済成長はとても難し
いのです。

 だとすれば、何が何でも内需を活性化させないといけない。

 そして、そのことは、米国の中国に対する要望ともマッチする。

 米中戦略経済対話は、27日、28日とワシントンで開かれることにな
っており、タイミング的にもグーです。

 「でも、財源は?」

 中国政府にとって、財源は心配ないのでしょう。

 いくらでもお札を刷って、それで財政出動することが可能なのですか
ら。

 そして、そうすれば、人民元レートの上昇も抑えることが可能のなる
ので、一石二鳥というわけです。

 ということで、暫くは、中国の大盤振る舞いが続くと思います。

 

 米国は、中国に対し人民元の切り上げを強く求めることはできない
のだろうな、と思った方、クリックをお願いします。
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 オバマ大統領が医療保険制度改革に熱心に頑張っていると思った
ら、今度は教育改革です。

 皆さんは、このような動きをどう思いますか?

 アメリカには、4700万人もの無保険者がいると言われます。要する
に、保険証がないので、病気になっても病院に行けない人が何と
4700万人もいるということです。

 これがアメリカの現実なのか、と思ってしまいます。

 他方で、お金持ちに飼われているペットたちは、病気になると、保険
は効かないのに獣医さんに診察してもらっているのですよね。

 
 オバマ大統領は、教育改革にも大変熱心です。

 教育改革なしには、アメリカの経済の復興も覚束ない、と。

 さあ、大統領は、教育改革については、どのようなことを言っている
のでしょうか。

  内容は極めて明快。

 子供たちの成績が上がったら、教師の給料を上げる。成績に反映し
なければ、いつまでも給料は上がらない‥

 これ、今、日本で流行りの地域分権に反しているような気も‥

 だって、教育を地方に任せるのではなく、連邦政府がコントロールし
ようとしているわけですから。

 この点について、日本の政治家の感想を聞いてみたいものです。

 


 Because improving education is central to rebuilding
our economy, we set aside over $4 billion in the
Recovery Act to promote improvements in schools. 

「教育改革が経済再建の中心となるものだから、我々は、学校の改善
促進のために、景気回復法のプログラムのなかで40億ドルを分離し、
積み立てる」


 This is one of the largest investments in education
reform in American history.  And rather than divvying
it up and handing it out, we are letting states and
school districts compete for it. 

「これは、アメリカの歴史上最大の教育改革投資の1つだ。そして、こ
のお金を分け与えるのではなく、州や学校の地区ごとに競争させるこ
とにする」


 That's how we can incentivize excellence and spur 
reform and launch a race to the top in America's public
schools.

「こうすれば、優秀なものにインセンティブを与えることができ、改革を
勢いづけ、そして、アメリカの公教育において、トップへの競争を始め
ることができるのだ」


 That race starts today.  I'm issuing a challenge to 
our nation's governors, to school boards and principals 
and teachers, to businesses and non-for-profits, to 
parents and students:

「その競争は本日開始する。私は、知事、教育委員会、校長、教師、
企業、NPO、そして、親と生徒に対して試練を与える」

 if you set and enforce rigorous and challenging
standards and assessments;

「もし、厳格でかつ、能力が試される基準と評価方法を設け、そして、
実行すれば」


 if you put outstanding teachers at the front of the 
classroom;

「もし、教室に抜きんでた先生を立たせたら」

 if you turn around failing schools

「もし、落ちこぼれた学校を立て直したら」


-- your state can win a Race to the Top grant that will 
not only help students outcompete workers around the
world, but let them fulfill their God-given potential.

「貴方の州は、「トップへのレース」の補助金を獲得でき、それによって
学生たちが世界中の労働者との競争に打ち勝つ一助となるだけでは
なく、神が与えた能力を発揮できることになる」


 This competition will not be based on politics or ideology
or the preferences of a particular interest group. 
Instead, it will be based on a simple principle -- whether 
a state is ready to do what works. 

「この競争は、政治とかイデオロギーとか、特定の団体の好みによる
ものではない。そうでなく、単純な原理に基づいている。ちゃんと州とし
て機能するものを行おうとする準備ができているか、と」

 We will use the best evidence available to determine 
whether a state can meet a few key benchmarks for
reform -- and states that outperform the rest will be 
rewarded with a grant. 

「州が、改革のための主要な基準を満たすことができるかどうかにつ
いて、最良の判断材料が用意されている。他の州に勝っていると判断
された州には補助金が支給される」

 Not every state will win and not every school district 
will be happy with the results.

「全ての州が補助金を獲得できるわけではないし、全ての学校区が結
果に満足できるわけではない」


 But America's children, America's economy, and
America itself will be better for it.

「しかし、アメリカの子供たち、そしてアメリカの経済、またアメリカ自身
は、それによって進歩する」


 Better standards.  Better teaching.  Better schools. 
Data-driven results. 

 「より良い基準。より良い教え方。より良い学校。データに促された結
果」


 That's what we will reward with our Race to the Top
Fund.

 「それが、トップへの競争という基金を用いて補助金を与える対象で
ある」

 But as I've said before, fixing the problem in our schools
is not a task for Washington alone.  It will take school
administrators, board presidents, and local union leaders 
making collective bargaining a catalyst -- and not an 
impediment -- to reform. 

「しかし、既に述べたように、我々の学校の問題を直すのは、単にワシ
ントンだけの仕事ではない。それは、行政、教育委員長、そして組合
の指導者たちが、改革のための妨げとなるものではなく、改革の触媒
となるものを勝ち取らなければならない」


 It will take business leaders asking what they can do
to invest in education in their communities.  It will
take parents asking the right questions at their child's 
school, and making sure their children are doing their 
homework at night.

「また、企業のリーダーたちは、それぞれの地域において教育に投資
するために、彼らが何をなすことができるかを問わなければならない。
親たちは、子供たちの学校で的確な質問を行い、子供たちが夜、宿題
をすることを確実にしなければならない」


 And it will take students -- I'm not worried about 
Matthew, but all the other ones -- (laughter) --
including my daughters -- showing up for school on time 
and paying attention in class. 

「そして生徒たちは‥、マッシューのことには心配していないが‥、し
かし、私の娘たちを含め全員が、ちゃんと遅刻せずに登校して、授業
を受けなければならない」


 Ultimately, their education is up to them.  It's up to 
their parents.  It's up to their teachers.  It's up to 
all of us.

「最終的には、教育は彼ら自身の問題なのだ。そして、また、親の問
題なのだ。また、先生の問題でもあり、我々全ての問題なのだ」


 I'll never forget a school I visited one day when I was 
a community organizer in Chicago.  As I walked around 
the school with the principal, I remember saying to her 
how wonderful it was to see all these kids so full of
energy and hope and the spark in their eye.

「私は、私シカゴの地域の世話人をしていた頃の話であるが、ある日
訪れた学校を決して忘れることはない。そこの校長と学校の回りを歩
いているとき、そこの子供たちが元気一杯で、目をキラキラさせていた
ことが何と素晴らしいことかと、校長に言ったことを覚えている」


 And when he asked them what they were going to be
when they grew up, they said, we're going to be doctors
and lawyers and they all had these big dreams for the
future. 

「そして、子供たちに、大きくなったら何になるのかと聞いたら、子供た
ちは、医者になるとか弁護士になると言った。彼らには、将来の大きな
夢があったのだ」


 And I remember the principal saying that soon all that
would change; that in a year or two, something would 
shut off inside as they began to realize their hopes
wouldn't come to pass -- not because they weren't smart
enough, not because they weren't talented enough, but 
because they didn't see a pathway to success.

「そして、校長が、その夢もすぐ変わるのよ、といったことを覚えてい
る。1年か2年もすれば、そうした夢が実現するものでないことを子供
たちは理解し始めると。それは、彼らが頭が良くなかったからとか、才
能が足りなかったからというのではなく。成功のための方法が分から
なかったからなのだ」


 And that's true of too many children in this country. 
Maybe they don't have a great teacher.  Maybe they
don't find their classes exciting.  Maybe they aren't being 
challenged at school.  Maybe their parents aren't pushing 
them the way they need to.  Maybe nobody is setting
high expectations for them.  Maybe they can't afford a
college education.  Maybe they don't know anybody
who's ever gone to college. 

「それは、この国における余りにも多くの子供たちの現実なのだ。良い
先生に巡り合わなかったのかもしれないし、授業が面白くないのかもし
れない。また、彼らに難しい課題が課せられていないからかもしれない
し、親たちが必要な方向に導かないからかもしれない。大学に行く余
裕がないからかもしれないし、大学に行った者を知らないからかもしれ
ない」


 And the reason you're here, the reason Arne is here, 
the reason I'm here, is to make sure that we are giving 
all of those children, all our children, the pathways 
they need to make the most of their abilities; to make 
the most of their opportunities; to make the most of 
their lives.

「貴方がここいいる理由は‥、アーンがここいいる理由は、そして、私
がここにいる理由は、それらの子供たち全員に、彼らの能力を最大限
発揮できるようにするために必要な手段を与えることである。彼らの機
会を最大限生かすために、そして、人生を大切にするために」

 


 最後の部分は、ジーンとくる話なのですが、オバマ大統領の提案を
皆受け入れることになるのでしょうか。


 オバマ大統領には、教育問題などを語らせれると上手だな、と思っ
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 平成21年度年次経済財政報告が発表になりました。

 今年のタイトルは、「危機の克服と持続的回復への展望」です。

 まだ、中身をじっくり見ている時間がないのですが、ネット上で要点
のみ確認しました。そのうち、気になった記述をご紹介します。


 「今回の金融危機において、日本製品の海外市場での競争力の喪
失が懸念されているが、主力製品である自動車、半導体等の世界市
場でのシェアは維持ないし上昇している」

 ちょっと安心しました。


 「危機後も生産性を高め、競争力を強化するためには、研究開発や
人的資本への投資を怠らないことが基本である」

 そのとおりでしょう。供給サイドを重視したい私としては、この意見を
強く支持します。


 「我が国は不良債権処理を先送りし、「追い貸し」を通じて成長の芽
を摘んできた苦い経験もあり、生産要素の移動の円滑化を図ることも
重要である」

 政治家にしっかりと聴いて欲しい内容です。与党も野党も。


 「非正規化の動きは、先進国で共通の動きであるが、雇用保護規制
が厳しいと、非正規雇用への依存が高まる傾向にある。もっとも、我
が国は雇用保護規制の度合いは緩めであるが、非正規化が進んでい
る」

 これも、政治家には耳が痛いのではないでしょうか。

 「雇用保護規制が厳しい国では、平均失業期間が長期化する傾向
がある」

 これも同じです。

 皆様も、ポイントだけでもご覧になっては如何でしょうか。


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 医療保険改革に並々ならぬ決意を示しているオバマ大統領ですが、
その大統領が22日の記者会見で次のようなことを言ったとか。

 金融機関が再び失敗を犯さないために金融規制改革が必要で、リス
クの高い融資や金融派生商品(デリバティブ)などの取引について金
融機関から一定の「保険料」を徴収することもアイデアの一つだと。

 要するに、大規模な金融機関を救う資金は、税金ではなく金融業界
自身が負担しろ、と。


 このニュースを聞いて、私、少し驚きました。

 このアイデア、果たして、ちゃんとスタッフと打ち合わせた上で出てき
た案なのだろうか、と感じたからです。

 

 いずれにしても、事の真相を探るために、実際にどう発言したかを
確認しましょう。

 

 QUESTION: And also, would you consider going a step
further than your regulatory reform proposals and
supporting a fee on risky activities that go beyond
traditional lending?

「貴方は、金融規制改革をさらに進めるつもりなのか? そして、伝統
的な融資の範疇を超えたリスクの高い取引に対しては一定の課金を
掛けることを支持するつもりか?」

 OBAMA: We were on the verge of a complete financial
meltdown. And the reason was because Wall Street took 
extraordinary risks with other people's money. They
were peddling loans that they knew could never be paid
back.

「我々は、金融崩壊の淵に立っていた。それは、ウォールストリートが
途方もないリスクを取っていたからだ。しかも他人のお金で。彼らは、
決して返済がなされることがないと知っていたローン債権を売り歩い
た」

 They were flipping those loans and leveraging those
loans and higher and higher mountains of debt were 
being built on loans that were fundamentally unsound.
And all of us now are paying the price.

「彼らは、そうしたローン債権をひっくり返し、そしてレバレッジをかけ、
そして膨大な借金の山が積みあがった訳だが、その借金は、基本的
に健全でないローンの上に乗っかったものだ。そして、今、我々がその
代価を支払っている」


 Now, I believe it was the right thing to do -- as
unpopular as it is, it was the right thing for us to
do to step in to make sure that the financial system
did not collapse, because things would be even worse
today had those steps not been taken.

「今となっては、介入して金融システムが崩壊しないようにしたことは
正しかったと信じている。もっとも、人気のあることではないが。という
のも、もし、介入しなかったら、事態はさらに悪化していたからだ」

 It originated under the Bush administration. We
continued it because, whether you're on the left
or the right, if you talk to economists, they said 
that this could have the kinds of consequences that
would have dropped us into a deep depression, and
not simply a very severe recession.

「それはブッシュ政権下で始まったものだ。我々はそれを踏襲した。貴
方が右の人間か左の人間かに拘わらず、もし貴方がエコノミストに相
談したら、彼らは、厳しい景気後退という程度のものにとどまらず、大
恐慌に陥ることになったであろうと、言ったであろう」


 Now, one of the success stories of the past six
months is that we really have seen a stabilization
in the financial system. It's not where it needs to
be. But people are no longer talking about the financial
system falling off a cliff. We've stepped away from the
brink.

「そして、過去6か月で成功を収めたものの1つが、金融システムの安
定化であり、現に我々はそれを目撃しているのである。しかし、金融シ
ステムは、本来なら今でももっと危険な状態にあったはずだ。しかし、
人々はもはや金融システムの崩壊については口にすることはない。
我々は、崖っぷちからは遠のいている」

 And that's important because what it means is,
there are a lot of companies right now that can go
into the marketplace and borrow money to fund
inventory, fund payroll, and that will help the economy
grow as a whole.

「そして、それが重要なことなのである。というのも、危機が遠のいたと
いうことは、今や市場に出向き、在庫資金のためのお金や給料支払
いのためのお金を借りることができる会社がたくさん存在しているとい
うことであり、それによって経済が全般的に成長するための手助けに
なるからだ」

 The problem is, now that the financial system has
bounced back, what you're seeing is that banks are
starting to make profits again. Some of them have
paid back the TARP money that they received, the bank
bailout money that they received. And we expect more
of them to pay this back. That's a good thing.

「問題は、今や金融システムが回復してきており、貴方が目撃している
のは、銀行が再び利益を出しているということだ。彼らのなかには、注
入されたTARP資金を返済した者もある。TARP資金とは、銀行救済
のための資金のことだ。さらに多くの銀行が返済を行うであろう。それ
はいいことだ」


 And we also think it's a good thing that they're
profitable again. Because if they're profitable,
that means that they have reserves in place and they 
can lend. And this is America, so if you're profitable 
in the free market system, then you benefit.

「そして、彼らが再び利益を挙げるようになったことも良いことだ。もし、
彼らが利益を挙げれば、内部留保が多くなり融資に回すことができる
からだ。これがアメリカだ。だから、もし、自由市場の下で利益を挙げ
ることができれば、それによる恩恵が及ぶのだ」

 But what we haven't seen, I think, is the kind of
change in behavior and practices on Wall Street that 
would ensure that we don't find ourselves in a fix 
again, where we've got to bail out these folks while 
they're taking huge risks and taking huge bonuses.

「しかし、我々が確認できていないのは、ウォールストリートの行動や
習慣の変化だ。もし、彼らが今までのやり方を変えるのであれば、
我々が関与することはもはや必要なくなるであろう。我々は、彼らが途
方もなりリスクを取り、そして巨額のボーナスを受け取る一方で、彼ら
を救わなければならなかったが、そのようなことがなくなるのだ」

 

 So what do I think we need to do?  We've got to pass
financial regulatory reform. And, you know, this is
an example of where folks say, well, you know, should
the Obama administration be taking on too much?

「そこで、我々は何をすべきなのか? 我々は金融規制改革を行わな
ければならない。ご承知のとおり、これが、オバマ政権が必死になって
取り組まなければならない事項の一つなのだ」

 The fact of the matter is if we don't pass financial
regulatory reform, then banks are going to go back to
the same things that they were doing before. In some 
ways, it could be worse because now they know that
the federal government may think that they're too big
to fail. And so if they're unconstrained they could
taken even more risks.

「もし、金融規制改革を通さないとすれば、銀行は、また同じようなこと
をするであろう。しかし、そうなるとある意味、もっと悪い事態になる。
何故ならば、彼らは、連邦政府が「大きすぎて潰せない」と考えるであ
ろうということをよく知っているからだ。従って、もし、制約がなければ、
今まで以上のリスクを取ることがあり得る」

 And so there are a number of elements of financial
regulatory reform. With respect to compensation, I'd
like to think that people would feel a little remorse
and feel embarrassed and would not get million-dollar
or multimillion-dollar bonuses.

「金融規制改革の中身はいろいろある。報酬については、彼らが少し
は良心の呵責を感じ、何百万ドルものボーナスを受け取らないで欲し
い」

 But if shame does not work, then I think one proposal
that I put forward is to make sure that at least
shareholders of these companies know what their
executives are being compensated. And that may force
some reductions.

「しかし、もし恥を知らなければ、そのときには1つの提案をしたい。少
なくても、それらの会社の株主には、重役連中が報酬を受ける事実を
知らせるべきである。そうすれば、一つの抑制力になり得るであろう」

 For banks that are still receiving taxpayer assistance,
we have a set of rules that gives us some control on
reducing unwarranted compensation.

「未だに納税者の支援を受けている銀行に対しては、報酬を減額する
指示を行うことにしている」

 And in terms of the last point that you made which 
is the possibility of fees for transactions that we want
to discourage, that is one of the ideas that is going to
be working its way through the process.

「貴方が質問した最後の点、つまり、私たちが止めさせたいと思う取引
に課金を課すという可能性は、アイデアの一つであり、今後議論され
るであろう」


 I think, at minimum, what we want do is to make sure
that -- to the extent at that federal government is
going to have to be a backstop just like the Federal 
Deposit Insurance Corporation, what everybody is
familiar with, FDIC, the reason that when you put your
deposits in your bank, you can have confidence that
they're insured, that's paid for through bank fees.

「最低限、我々が行いたいことは、連邦政府が預金保険公社のように
最後の後ろ盾とならなければならないときに、そのための資金が銀行
の手数料を通じて支払われるということを確実にすることだ。預金保
険公社はおなじみだと思うが、貴方がたが預金を預けても、それには
保険がかかっているので安心していることができる」


 We may need to make sure that there is a similar
mechanism in place for some of these other far-out 
transactions.

「我々は、他の変わった取引についても同様の仕組みを確保する必要
が生じるかもしれない」

 So if you guys want to do them, then you've got to
put something into the kitty to make sure that if you 
screw up, it's not taxpayer dollars that have to pay 
for it, but it's dollars coming out of your profits.

「従って、もし貴方がたが、そうした取引を行いたいのであれば、その
ときには、何がしかのお金を支払ってもらい、もし失敗しても、それを救
うのが納税者のお金でなく、貴方がたの利益のなかから捻出されるよ
うにしなければならない」


 ここまで読むと、オバマ大統領の言いたいことがよく分かります。

 国民の中にも支持する人が多いでしょう。


 しかし、しかし、です。

 リスクが大きいから止めて欲しいと政府が考える取引なんて、一体ど
ういう基準で決めるのでしょう。

 大体、通常の融資にしても、融資先や資金の使途などによっては、
大変リスキーな案件もあるはずです。

 それなのに、どうやって線引きをするというのでしょう。

 気持ちは分かりますが‥、よくよく議論すべきだと思います。




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 FRBのバーナンキ議長が、議会証言に立ちました。

 景気予想に関する発言をみてみましょう。


 Better conditions in financial markets have been
accompanied by some improvement in economic
prospects.

「金融市場の状況が改善していることにより、景気見通しも改善してい
る」


 Consumer spending has been relatively stable so far
this year, and the decline in housing activity appears
to have moderated.

「今年は、これまでのところ消費支出は比較的安定しており、また、
住宅市場も減退も緩やかになってきているようにみえる」


 Businesses have continued to cut capital spending
and liquidate inventories, but the likely slowdown
in the pace of inventory liquidation in coming quarters
represents another factor that may support a turnaround
in activity.

「企業は、引き続き設備投資を削減し、また、在庫投資を落としてい
るが、今後、それによって在庫投資の反転が期待される」


 Although the recession in the rest of the world led to
a steep drop in the demand for U.S. exports, this drag
on our economy also appears to be waning, as many of
our trading partners are also seeing signs of
stabilization.

「世界各国が景気後退に陥ったことにより、米国の輸出の著しい減少
が引き起こされたが、この傾向も弱まりつつあるように見える。貿易相
手国についても、安定化の兆しが見受けられるからである」


 Despite these positive signs, the rate of job loss
remains high and the unemployment rate has continued
its steep rise. Job insecurity, together with declines
in home values and tight credit, is likely to limit
gains in consumer spending.

「こうした改善にも拘わらず、雇用の喪失率が高く、失業率は引き続き
急上昇している。雇用の不安定さが、住宅価格の低下や融資条件の
タイト化と相まって、消費の増加を抑えるであろうとみられる」


 The possibility that the recent stabilization in
household spending will prove transient is an important
downside risk to the outlook.

「家計の支出が最近安定してきているが、これが一時的なものであれ
ば、今後の景気見通しの下振れリスクとなり得る」


 In conjunction with the June FOMC meeting, Board
members and Reserve Bank presidents prepared
economic projections covering the years 2009 through
2011.

「6月のFOMCの会合と一緒になり、理事会のメンバーと各地の地域
連銀の総裁は、2009年から2011年までの景気見通しを準備した」


 FOMC participants generally expect that, after declining 
in the first half of this year, output will increase
slightly over the remainder of 2009.

「FOMCの参加者は、概して、今年の前半のマイナス成長の後、2009
年の後半にはGDPが僅かに成長することを予想している」


 The recovery is expected to be gradual in 2010, with
some acceleration in activity in 2011.

「回復のペースは、2010年には緩やかなものに止まり、2011年には
活動が幾分加速するとみている」


 Although the unemployment rate is projected to peak
at the end of this year, the projected declines in 2010
and 2011 would still leave unemployment well above
FOMC participants' views of the longer-run sustainable
rate.

「失業率は、今年の年末にピークを打つとみられるが、2010年及び
2011年に失業率が低下しても、長期的に維持可能であるとみられる
失業率をはるかに超えた水準にとどまると予想される」


 All participants expect that inflation will be somewhat
lower this year than in recent years, and most expect it
to remain subdued over the next two years.

「全ての参加者は、インフレ率は、今年は、近年の水準よりも幾分低い
と予想しており、また、多くの参加者は、今後2年間程度は、インフレ
率が低いままだと予想している」


 ということで、改めてポイントをまとめてみましょう。

 GDP:2009年の下半期に回復に向かう。但し回復のペースは2010
      年中は緩やか。

 雇用:2009年末がピーク。しかし、その後も2年間ほどは高水準で
     推移。

 物価:2011年ごろまでは低水準で推移。


 さあ、如何でしょうか。

 まあ、今年の後半には少しずつ回復に向かうといっていますが、そ
の後暫くは、極めて緩やかな回復にとどまるであろうとみているという
ことです。

 私は、今後世界経済がまた大きく成長を遂げるようになっても、それ
は、主に新興国の経済が盛んになることによって実現されるのであっ
て、先進国と新興国の差は、益々縮小するだろうと、予想します。


 先進国側からすれば、雇用の回復が遅れることが歯がゆいところで
しょうが、もっと世界中に目を配れば、極めて安い賃金で働いている労
働者が多数存在しているということも、それ以上に大きな問題なので
す。

 人間は、どうしても自分のこと、或いは自国のことにのみ目が向かう
ので客観的な判断が難しくなってしまうのでしょう。


 

 

 
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 やっと衆議院が解散しました。

 万歳! 万歳! 万歳!

 テレビを観ている者は、どうして万歳をするのか、と思ってしまいます
が、恐らく議員の多くも、理由は分からないまま万歳と叫んでいるので
しゃないでしょうか。

 また、ここに戻ってこれるか、分からない。

 万歳とでも叫ばないと、踏ん切りがつかないから‥

 なんて思っているのではないでしょうか。


 それにしても、麻生総理の言うことは、不思議なことばかりです。

 麻生総理が、まだまだ総理を続けたいのは分かります。政権を維持
したいのも分かります。

 しかし、だからといって、次の台詞は説得力がありません。

 
 「政権交代は、景気後退!」

 これ、こうたいとこうたいで、語呂がいいだけの話ではないでしょか。

 まあ、それでも、おやじギャグというのであれば、分からないでもあり
ません。。

 しかし、真面目な顔して言う訳ですから‥。

 それに、麻生さんは、リーマンショックの前から、日本経済は全治3年
と言っていたでしょ?

 で、その後も、麻生さんの全治3年という診断は変わっていないので
す。本日も、全治3年なんて言っていました。少しおかしくないのでしょ
うか?

 リーマンショックがあったら、全治3年が少し伸びてもよさそうだし‥、
或いは、その後、景気対策を打ったからその効果が出て、回復が早ま
るとか‥

 そんなことは何も言わずに‥

 また、景気対策のためにお金を使うことなら、誰でもできることです。
どこの党が政権を取っても似たようなものでしょう。

 麻生総理は、国民がどの党を選択するのかというのが選挙の争点
だ、と言いますが、それって意味不明です。

 もう少し、何かいい争点を見つけることはできなかったのでしょうか。

 それにしても、お役所の方は、選挙の結果が出るまでの間をどう過
ごすのでしょうか。

 政権の交代が起こらないように必死に抵抗するのでしょうか。

 それとも、政権が代わってもいいように、頭の体操でもして待つつもり
でしょうか。

 頭のいい官僚のことです。

 たとえ政権が変わろうとも、そして、天下りが抑制されようとも、官僚
制度は生き続けることでしょう。

 洋の東西を問わず、長い間官僚制度が存在している訳ですから。


 今の政権のままでは、非効率な制度が温存されてしまいます。その
意味で、チェンジが必要なのではないでしょうか。

 それこそが、今回の争点だと思います。


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