経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

2011年03月

 福島第一原発の放水口の近くで採取した海水から基準値の3355倍の放射性ヨウ素が検
出されたと昨日、公表されましたがどう思います?

 3355倍ですよ。3倍でもなく、30倍でもなく、300倍でもなく、それよりさらに桁が1つ上の
3000倍を超しているわけです。

 でも、経済産業省の西山審議官は、表情を変えずに言う訳です。

 「福島第一原発から20Km以内の範囲は避難区域に指定されておりまして、漁業等は行わ
れておりません。放射性物質は潮流に流されて拡散によって薄まるということ‥」

 それから、原子力安全委員会もこんなことを言う訳です。

 「放射性物質は拡散されるため、濃度はさらに薄まると考えられるが、海藻が育ち、魚など
が生息する海域なので、影響を調査する必要がある」

 で、テレビも新聞も、そんな発表をただ垂れ流しにするだけ。

 何故、基準値の3355倍もの濃度があるのに、心配しないでいいというのか? だったら、
それが何倍になったら、少しは心配しなければいけないのか?

 そんなことを報道するテレビ局や新聞社はない訳です。これだと、基準値に対する信頼度
も、政府の発表に対する信頼度も益々低下してしまうでしょう。
それとも、先日東電の発表し
た1千万倍の濃度の放射線量というのが、実は10万倍だったと訂正されたことから、もう皆、
こうした数字に対して鈍感になってしまったということなのでしょうか?

 いずれにしても、私は、「潮流で拡散され‥」などという言い訳は聞きたくはありません。そ
んなことは当然のことなのです。そして、拡散されるのはなにも海中だけではなく、空中でも
そうであるのです。しかし、幾ら拡散することがそのとおりだとしても、同じ所からそうした放
射性物質が放出されているすれば、その付近の濃度は高まるばかりではないですか。そん
なことは水俣病のときにも言われた言い訳なのです。有機水銀を流しても、海は無限大の広
さであると考えることができる‥なんて。

 本当に、通産省という役所は反省が足りない。

 いずれにしても、政府がしっかりした根拠を示さないので、私、自分で計算してみることにしました。

 私が、調べたところによると、海水の放射性ヨウ素の基準値は、40ベクレル/1000ccだと
か。(もし、この数値が間違っていたら、ご免なさい)

 で、その3355倍ということは、134,200ベクレル/1000ccになるわけです。

 一方、先日、厚生労働省が設置した暫定規制値は、飲料水の場合300ベクレルであり、こ
れを人体への影響を示すシーベルトに換算すると、0.0066ミリシーベルトになるというなので、

 134,200ベクレル÷300ベクレル=447

 従って、0.0066×447=2.95ミリシーベルト

 つまり、3355倍の濃度というのは、2.95ミリシーベルトと同じ意味を持つことになるわけ
です。

 一方、健康被害の境界となる放射線の目安となる線量は、100ミリシーベルトですから、仮
にその海水を30リットルほど飲むと、その水準に達するという訳です。さらに言えば、
1000ミリシーベルトを一度の浴びれば、おう吐を催すという訳ですから、その海水を300
リットルほど飲めば、おう吐を催すということになるのです。

 まあ、そんなことを考えると、その近海に生息している魚などは、それなりの影響を受けて
いる気もするのですが‥

 早速、魚や貝や海藻などを採取して、調べてみることが必要なのではないでしょうか。




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(追加)本日は、4385倍になったと報じられています。

 今回の災害で夏にかけてさらなる電力の供給不足が見込まれるため、政府は業界団体ご
とに節電についての自主行動計画の策定を要請し始めた、と報じられています。

 経団連や経済同友会も同じような考えなのだとか。社民党も同じようなことを提言している
ようです。

 私、本日は、家計の節電については述べません。もう十分すぎるほど私の考えを披露して
きたからです。本日は、企業の節電というか、企業が使う電力について論じたいと思います。

 果たして、業界団体ごとに節電の目標を作ることが最善の策なのか?

 私は、日本の全ての業界、そして全ての企業が、そのようなやり方に従うというのであれ
ば、何も言うことはありませ‥、否、撤回します。全員が、そのようなやり方に従うと言っても、
そうした方式は採用しないことを強く訴えたいと思います。

 何故ならば、こんな問題の解決にこそ、経済学という学問が尽力をしなければいけないから
なのです。そして、経済学のテキストには、この場合の解決策が明解に示されているのです。
マンキュー教授の教科書を読んだことはないですか?

 皆が困っているときには、皆で負担を分け合う。戦時中、或いは終戦直後、食料が不足して
いるときには、配給制になっても誰も文句は言わなかった‥と。

 確かに、食料の絶対量が不足しているような状態であれば、そういうやり方しかないという
のも分かる訳ですが‥

  皆さんは、電力不足という事態が経済活動に及ぼす影響をできる限り小さなものにしたい
とは思わないのですか? そして、経済が一刻も早く立ち直ることを期待しないのですか?

 こんなことを言えば、
今は、経済の話よりも命を救うこと、人々の生活を立ち直らせること、
地域の復興を果たすことが最優先されなければならず、経済成長率など気にしている余裕
はないという声が聞こえてきそうです。

 確かにそれはそのとおり。それに、
こんな未曾有の災害に襲われたわけですから、実質
GDPがどれほど落ち込むか分かりません。

 ただ、それはそうであっても、経済成長率の落ち込みは、可能な限り小さいものに留めるこ
とができるのであれば、その方がいいとは思いませんか?

 そのためには、業界別に節電計画を作ることが望ましいのでしょうか?

 この件で、何か思い出しませんか? 

 「何かな?」

 世界中の人々が、関心を持っていたあの問題です。そう、地球温暖化の問題です。

 地球温暖化を回避するためには、二酸化炭素の排出量を減らす必要がある、と。そして、
二酸化炭素の排出量を減らすためには、石油や石炭の消費量を減らさなければならない、
と。でも、どこの国も、できるだけ高い経済成長率を維持したい。どこの企業も売り上げを増
加し、利益を増やしたい、と。そうなると、世界として、石油や石炭の消費量を減らす必要が
あることは分かりながらも、自分の国だけは‥自分たちの業界だけは‥、或いは、自分たち
の企業だけは例外扱いして欲しい、となる訳です。まあ、石油や石炭の量が限られていると
いうのであれば都合がいい訳ですが、石油や石炭は、未だに使いたいだけ使うことができる
ので、なかなか二酸化炭素の排出量を減らすことができないのです。

 一方、今回の関東圏における電力不足は、そもそも電力不足が発生しており、全ての業界
が、そして、全ての企業が従来と同じように電気を消費することができない状態になっている
訳なのです。誰かが犠牲になる必要がある、と。

 では、誰がその負担を負うべきなのか? 地球温暖化の、どこの国がどれだけ二酸化炭素
の排出量を減らすか、つまり、どこの国がどれだけ石油や石炭の消費量を減らすかという議
論と同じであるのです。

 で、合理的に考える癖のない役所や経済人や政治家たちが、また、今回も同じ手法を使お
うとしている訳なのです。つまり、一律の削減、或いは、業界ごとに削減目標と課すというやり
方であるのです。

 「うちの業界は3割も削減するのに、おたくの業界は何故1割で済んでいるの?」

 「うちの会社は4割も削減したのに、あの競争相手の会社は全然節電していないらしいな」

 そんなことが言われるようになるのではないでしょうか。

 幾ら業界毎の目標値を作らせるなどといっても、作られた計画の合理性は、誰がどう判断
するというのでしょうか? 

 で、そうなるとどうしても、一律の削減率を採用する方向に向かうことでしょう。或いは、一
律ではないとしたら、例えば、娯楽産業などは大きな負担を負ってもらおう、と。例えば、ナイ
ターの照明は、やっぱり照度を落としてもらおうとか、パチンコ屋さんとかゲームセンターは、
クーラーを余り効かせないようにしてもらおう、とか。でも、病院などのようになかなか電力の
消費量を抑えることができないところもある、と。或いは、判断が分かれそうなものも出てくる
わけなのです。例えば、東京ディズ二ーランド。今や営業を休んでいても、いつかは再開しな
いと会社が倒産してしまうわけですが、電気を使うなとか節電をしろと言われると、大変に辛
いものがあるわけです。

 では、どうしても電力の消費量を節約できない企業はどうしたらいいのでしょうか? 削減
目標をしっかりと守り、その結果、売り上げが落ちてもしようがないのでしょうか?

 でも、そうなれば、そこで取引が始まるでしょう。つまり、仮に、節電が容易な企業と、どんな
に頑張っても節電が不可能な企業があるとすれば、節電の容易な企業が余った電力を、節
電が不可能な企業に譲ることとすれば、双方は満足することができ、経済活動に対する支障
も最小限度に抑えることができるのです。で、電気を譲ってもらった企業は、そのお礼を相手
方にする、と。つまり、これ、排出権取引と同じことであるのです。電力の使用権を取引する、
と。

 で、そうした取引が認められるとすれば、電気が大変効率的に産業界全般に配分され、産
業活動に与える悪影響を最小限度に食い止めることが可能になるのです。

 これが、もし、何からの削減目標を各企業に課し、そして、各企業がそれを守ることを厳しく
監視するだけの政府であれば、社会全体の企業活動は大きく損なわれてしまう訳です。削減
目標を守るためには、この際生産活動を諦めるか、と。でも、もし、そのときに電力の使用権
を購入することができ、必要な電力を確保できるのであれば、生産活動を続けることができる
訳です。

 ここまで来て、「それならば‥」と思った人がいるかもしれません。

 そうなのです。電気の使用権の取引を始める位であれば、産業界に対する電力の供給を、
最初からオークション方式で行えばいいということなのです。つまり、高い価格を提示した企
業から逐次電力を供給するようなことを行えばいいのです。もちろん、そうなれば、電気代が
上がり、企業の負担が増すことにはなる訳ですが、そもそも電力不足が生じていて誰かが負
担を負うことは避けられない訳ですから、その位のことは我慢するしかないのです。

 この方式を採用すれば、「何故自分たちの業界だけ?」みたいな不満が出る恐れはなくなり
ます。

 政治家のなかで、こんな提案をする人が少ないことを大変残念に思います。

 
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 この国の一大事のときに、国会で論争などやっているときなのか、という思いがしないわけ
でもありませんが、重要な法案を一刻も早く成立させる必要があり、そのためには国会を開く
必要があるわけです。それに、福島原発の件も聞いてみたいし‥

 で、本日、国会が開かれるというので、どんな厳しい質問が総理に浴びせられるのだろうと
思っていると、何とNHKは本日、国会中継はないのだ、と。

 今が一番大切なときに、何故国会中継をしないのか? 高校野球は、最優先で放送するの
に‥。それに、NHKは、総合の他、教育もあり、衛星放送も2つ手段を持っている訳なので
す。

 でも、ひょっとしたらインターネットでやっているかも‥、と思って見てみると、ちゃんと中継を
やっていまいした。

 ということで、政府としては、国民に対し最低限度の知る権利を確保しているということで、
大いに結構なことなのですが‥、声ははっきりしているのですが、映像がイマイチなのですよ
ね。

 でも、声ははっきりしているので、よしとしましょう。

 画面に映っている先生たちが、皆作業着を着て、質疑応答をしています。総理はいつもと違
い低姿勢です。

 こうやって、政府はインターネットで国会中継を行うことができるのですから、福島原発の現
場も、同じようにリアルタイムで中継したら如何でしょう?


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 先ほどテレビを見ていたら、ボランティアで被災地の人たちにラーメンを振舞うラーメン義援
隊のことを報じていました。

 で、被災地の人々に振舞われるのは、トンコツの博多ラーメンなのだとか。

 これまで冷たいものしか食べていなかった人も多いようで、暖かいラーメンに大人も子供も
大喜びのようでした。

 でも、ラーメンの味って、九州と東北では相当の差があるのですよね。

 東北のラーメンといえば、私などはやっぱり会津ラーメンを思い出してしまいます。

 で、そんなこともあってかどうか知りませんが、ラーメン義援隊の面々は、お年寄りにも食べ
やすいようにと、ラーメンのスープを割とあっさりとしたものにし、面も少し柔らかくしたといい
ます。

 ちょっと話が逸れますが、最近、猫も杓子も「固麺、とかバリ固!」なんて注文する人が多い
のをあれれ‥と思っていた私でした。

 いずれにしても、本当に皆さんよろこんでいたようでした。

 野球やサッカーの試合をやって被災地の人々を励まそうという動きもあるようですが、流石
にこのラーメン義援隊にはかなわないでしょう。

 花より団子! 野球よりラーメンです。


 感動しました!


 尊い活動だと思います。
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 1000万倍だと報道されたのが、10万倍だった、と。これ喜んでいいのやらどうやら‥10万
倍だって、とんでもない濃度だからです。

 いずれにしても、私、昨日ニュースを聞いていて思ったのです。1000万倍の濃度ですとア
ナウンサーが何の感情も込めずに淡々と報じる姿をみて、何これ!?と。

 ここで驚かなくて、どこで驚くのか!と。ただ、結果としては、過度な反応をせずによかった
ということでしょうが、もし、1000万倍というのが正しかったとすれば、それを淡々と伝えたア
ナウンサーの行動は適格だったのでしょうか?

 それはそれとして‥、とくダネ!を見ていると、小倉さんが、今日からスタジオが明るくなり
ました、と言っていました。その理由はいいません。ただ、明るくなった、と。確かに見ている
と、スタジオの中がいつもより明るい‥、つまり画面が白っぽく感じる訳です。

 そう言えば、最近、やたらとスタジオを明るくしているテレビ局がありますよね。あれ、何故
なのでしょうか? 地デジの関係なのでしょうか?

 私には、全然その理由が分かりません。だって、大変見辛く感じるからなのです。もし、どう
しても明るくして欲しいという人がいるとすれば、顔のしわが見えなくなることを望んでいる出
演者だけでしょう。

 いずれにしても、この電力不足のなかでみんなが節電に努めているときに、何故テレビ局
は節電に協力しないのだ、何故、スタジオを明るくしているのだ、という批判が出ています。

 何故、こんなときにとくダネ!は、スタジオを明るくしたのでしょう?

 で、私、節電のことを考えていて‥、思ったのです。アダムスミスの復活だな、と。

 「アダムスミス?」

 はい、アダムスミスです。国富論で有名な‥

 「見えざる手の?」

 そうです。

 「だけど、それおかしいじゃん。アダムスミスっていうのは、政府はなるだけ民間の経済活動
に口出ししない方がいいと言った人でしょ?」

 そのとおり。私が、アダムスミスの復活と言ったのは、その意味ではないのです。こういう異
常事態になれば、いつもより遥かに政府の役割が大きくなる訳ですから。私が、言いたいの
は、GDPの中身が問われているということなのです。

 「GDPの中身?」

 そうです。GDPの中身です。GDPとは、ある国が一定期間に生みだした付加価値の合計
のことを言う訳です。で、その付加価値にはいろいろなものが含まれています。お米、野菜、
魚、お肉、牛乳、車、テレビ、パソコン、衣類、家屋等といった形のあるものだけではなく、理
髪店が提供するサービス、お笑い芸人が見せるお笑い芸というサービス、お医者さんによる
医療行為、公務員が提供する様々なサービス、野球選手たちが見せてくれるゲームというサ
ービス。

 で、我々は、通常であればそのGDPの中身について議論することは殆どない訳です。そう
ではなく、GDPの伸び率、或いは大きさばかりに目が行く訳です。我が国のGDPの潜在成長
率は幾ら位だ、とか。或いは、マイナス成長になってしまった、とか。或いは、名目GDPが、こ
の10年間ほど増えていないではないか、と。

 「で、それがどうしたの?」

 でも、我々は、今回の大災害が起こって以降は、中身に注目をし始めているのです。

 「そうなの?」

 殆どの人は気が付いていないと思います。でも、気が付いていなくても、貴重な電力の使い
方について大いに注文をつける訳です。皆で節電しているのだから、パチンコ屋は営業を自
粛しろ、だとか、或いはナイターは自粛しろ、とか。

 「それが?」

 つまり、パチンコ屋さんにしろプロ野球関係者にしろ、彼らも付加価値を生産しているという
ことなのです。だから、彼らが営業を自粛すれば、その分、我が国のGDPを押し下げる力が
働く訳なのです。

 「だけど、電力が不足してるのだし‥みんな我慢しているのだから、それで仮にGDPが増
えないにしてもしようがないのでは?」

 そうなのですよね。それが常識というものでしょう。幾らGDPの数値が低下することになっ
たとしても、その方が賢明というものでしょう。そして、アダムスミスも同じようなことを考えた
ということなのです。これ、どういうことかといえば、例えば、コメの消費について考えた場合、
そのコメを消費するのが、コメや野菜を生産する農夫であったり、或いは魚を獲る漁師であれ
ば、そのコメの消費が更なる食料の生産をもたらしてくれるが、これがもし、なにも形のあるも
のを生みださない、例えば、歌やお笑いなど人々を楽しませることが職業の人たちによって
消費される場合には、更なる食料の生産をもたらすものではなく、国家の富が増大すること
には何も貢献しない、とアダムスミスは考えたということなのです。

 つまり、今多くの国民の考え方が、このアダムスミスの考え方に似てきているということなの
です。食料が十分ではないときには、社会はお笑い芸人を養う力が小さくなる訳だから、今
回のように電力が不足するときには、同じようにナイターなど見ている余裕などないのだ、
と。

 いずれにしても、アダムスミスのいう国の富というのは、現在のGDPとは中身が違うことが
理解していただけると思います。アダムスミスの言う富というのは、食料や衣類や住まいや
製造品や、或いはそれらを生産及び流通するのに必要なサービスまでしか含まなかったとい
うことなのです。同じサービスであっても、そして、そのサービスが、例えば、警察官のサービ
スや消防士のサービスや裁判官のサービスなどのようにどんなに社会的に必要であるサー
ビスであっても、そうしたサービスを国の富にカウントすることはできない、とアダムスミスは
考えたのです。

 まあ、ここまで分かると、如何に現代人の生活には、本来ならなくても直ぐには支障が出る
ことのない贅沢品や贅沢なサービスが満ち満ちているかということが分かるのです。本来
は、そんなものなくても生きていけない訳ではない、と。でも、我々のGDPの大半は、そうした
贅沢品や贅沢なサービスで構成されているとも言える訳なのです。ですから、もし、我々が贅
沢は敵だとばかりに、そうした贅沢と思われるモノやサービスの消費をを一斉に止めてしまう
と直ちに大量の失業者を生んでしまうことも事実であるのです。

 今、エーシーが、我々に今できることは‥という公共CMを流していますが、本当に皆が今
無駄な消費を100%止めてしまえば、日本中は大量の失業者で溢れてしまう訳です。でも、
その一方、関東圏の人々が大幅な節電をしないと、電力不足は何時までも解消せず、人々
の不便はいつまでも続くことになるのです。


 贅沢も節約もほどほどに、しかも、状況に応じて柔軟に対応することが肝要であると言える
でしょう。


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 馬淵全国土交通大臣が、福島第一原発事故を担当する総理補佐官に起用されました。

 誰を総理補佐官に起用しようと、それはカラスの勝手でしょではなく‥総理の勝手ではある
のですが、国民の側は、何故? という気持ちを禁じ得ないのです。

 私が納得がいかないのは、この人が問責を受け辞めたという経緯があることも関係してい
るのですが、この人を原発事故担当にしたところで、何か事態が改善するのか、或いは体制
の強化につながるのか、という思いがあるからです。

 それに、菅総理の鶴の一声で発足した政府と東電が一体となった統合本部というのは一
体、どうなったのでしょう?
 
 確か、海江田大臣が東電に常駐し、そして、細野氏が情報を逐一総理に報告することにな
っていた筈です。まあ、国民の多くが、それが本当に機能するものだろうか、と感じてはいた
にしても、です。まだ設置されてから2週間も経っていないのです。

 昨日、枝野官房長官は、こんなことを記者会見で言っています。

 (東京電力が福島第1原発3号機で被ばくした作業員に現場の放射線量を伝えていなかっ
たことに関し)「首相官邸に報告はない。正確、迅速に報告してくれないと適切な指示はでき
ない」

 そんなことがないように、統合本部を作ったのではなかったのか?

 それとも、もはや統合本部など存在していないのでしょうか? それはそうですよね。大臣
が東電の本店に常駐していても、何の意味もないでしょうから。敢えて意味があるとすれば、
東電の本店ではなく福島第一の現場の最前線に陣取って、そして、自分の見たことを逐一、
総理や国民に伝えるのなら意味があると言えるでしょう。

 でも、幾ら私でも、大臣に対しそんな危険な場所に行くべきだなどとは言えません。

 ただ、そうは言いながらも、多くの人々が現場で作業に励んでいるのは事実です。地域住
民の命と健康を守るために。

 先日、官房長官は、20キロ〜30キロ圏内の住民に対し自主避難を勧告しました。理由は
何かといえば、「物流の停滞で社会生活の維持が困難になっている」からだ、と。

 しかし、それが事実であり、本当に生活するのが大変になっているとしても、その地域の
人々は、何も政府に言われなくても、どこかに避難するなり、何らかの方法で物資を調達する
わけです。

 で、官房長官は次のようにも言う訳です。

 「放射線量が増大し、避難指示を出す可能性も否定できない」

 そうですよね、これが本当の理由なのですよ。事態が悪化している訳です。急に悪化してき
たとは言えないまでも、良くはなっていない。少しずつ悪化している、と。温度が上がり、圧力
が上がってきており、場合によっては敢えて水蒸気を放出せざるを得ないことも十分に考えら
れる訳です。そしてそうなれば、一気に地域の放射線の濃度が上がるのも確実であるから、
安全をみてというか、後から政府に対する批判が出ないように法的にはあいまいな「自主避
難」を勧告したということなのです。

 だったら、何故、そうはっきりと官房長官は言わないのか?

 それに私思うのです。どうも福島第一原発関連の報道が少なくなっている、と。そして、何
故30kmとか40kmも離れたところから映した映像しか流さないのか、と。ぼんやりとしか見
えないではないか、と。あたかも政府の姿勢を暗示するかのような‥

 「近くにカメラマンを送ると、危険なのでしょ?」

 それは分かります。テレビ局の関係者も現場には近寄れないのでしょう。しかし、そうはいっ
ても、その現場で今も大勢の人が働いているのです。だったら、テレビカメラを近くに据え付
けておく位のことはできる訳です。何もNHKや民放のテレビカメラでなくてもいいのです。政
府の責任でカメラを設置し、はっきりとした映像を国民にリアルタイムで送り続けるべきなの
です。

 そうすれば、地域住民や或いは国民も、現場の様子をもう少し正確に感じとることができる
でしょう。そして、そこで命をかけて働いている人々を応援することもできる訳なのです。


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 与謝野氏が、昨日、電力料金の値上げを示唆したところ、ネット上では大変な反発を呼んで
いるようです。

 与謝野氏は何と言ったのでしょう?

 「大事なのは生産拠点に連続して電力を供給することだ。そのためには一般家庭などの節
電をお願いする。もう一段の節電には、電気料金の体系を変えるべきではないか」

 そうした意見に対し、国民新党の下地氏は、「市民が困っている時に値上げの話をするの
はおかしい」 
 
 また、海江田大臣は、「使用者の立場からすると不便な思いをしているのだから、何事かと
いう意見もある。そうした感情を踏まえながら考えなければいけない」

 皆さんは誰の意見を支持するでしょうか?

 皆さんが、どんなお考えかは大体は想像がつきます。そうです、圧倒的多数の方は、値上
げなんかとんでもないと思っているでしょう。それは、そうなのです。値上げを歓迎する消費
者なんているはずがないのですから。もし、いたとしたら、それは賃上げを歓迎する経営者の
ようなものなのです。

 ですから、私は、皆さんに、どうこう言うつもりありません。

 しかし、皆さんにとっては、値上げを阻止することよりもっと大切はことがあるはずです。次
のようなことが起こったら貴方はどう思いますか

 ・エレベーターに乗っていたら急に停まってしまい、何時間もエレベーターに閉じ込められた。

 ・電車が急に停まってしまい、蒸し風呂みたいな車内に閉じ込められた。

 ・街に呑み括り出したら、一斉に停電して真っ暗になった。

 まあ、そんなことになったら、街中がパニックになり、場合によっては犯罪を誘発しないとも
限らないのです。

 もし、電力不足に対して何も手を打たないとすれば、そんなことになりかねません。ですから
今、次善の策として、人々に迷惑がかかるのは分かっているが、計画停電というのをやって
いる訳です。

 計画停電であれば、予め予想されたものですから、パニックを起こすことはない訳です。で
も、計画停電を実施されてしまうと、それなりの不便が生じる訳なのです。
まあ、そんな不便
も1カ月間だけですから‥なんて言われれば、我慢するしかないか、と。

 しかし、ずっつずっと続くと言われている訳です。

 だったら、ここらで抜本的なことを考えるのが責任ある政治家のやるべきことではないので
しょうか?

 ということで、与謝野氏の意見を100%支持するかどうかは別として、少なくても与謝野氏
が一石を投じて、関東圏の人々の関心をそこに向けさせたことに大きな意味があると思うの
です。

 まあ、そんなことを言えば、消費者の反発を買うのは当然予想されることなのです。だか
ら、敢えてそういうことを言う政治家は殆どいない。しかし、与謝野氏は言った、と。

 別に電気料金を値上げでなくてもいい訳です。とにかく、突然の停電と、そして、計画停電
をなくすことができれば。しかも、多くの人が納得のいくようなやり方で。

 しかし、誰か、そんな提案している政治家がいますか?

 皆無です。そんななかで与謝野氏は敢えて口火を切った。だから、最近疑問符の付く行動
が多かった与謝野氏なのですが、今回は少しばかり支持したい気になっているのです。

 ただ、問題がないこともないのです。

 果たして、企業の生産活動を維持するために、消費者により重い負担を求めることが適当
なのか? 逆に、大口電力の使用者に重い負担を負ってもらうこともあり得るわけです。で
も、そうなれば、法人税の引き上げの議論と同じく、企業が海外に脱出してしまう、なんて脅
かしがかかることが直ぐ予想されるのです。

 では、企業も家計も一律に値上げ分を負担すべきなのか?

 まあ、そうなると、海江田大臣などがいうように、庶民の感情ということも考えざるを得なくな
るかもしれないのです。だとすれば、1か月の電力使用量が200kWhまでは、料金を据え置
くような配慮をするか?

 ただ、そうしたアイデアも、そういう例外を広げると、なかなか節電の効果が期待できない
という面があるというのも事実のようです。

 いずれにしても、人々のなかには、思い切った節電をしなければいけないということは分か
りつつも、それでも、何故料金を値上げして、その値上げ分が東京電力の懐に入らなければ
いけないのか、と思う人が多いことも容易に想像がつく訳です。仮に値上げしても、その値上
げ分は、全部国が吸い取ってしまえ、と。

 だったら、料金の値上げということではなくて、電力の消費量に対して、例えば30%の税金
を課すというようなやり方ではどうでしょうか? そういうやり方だと、電力会社が儲けることも
ない訳です。

 「でも、やっぱり貧しい人が‥」

 では、最低限度の使用量に対しては、課税されないような仕組みにしては如何でしょう?

 


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 「具が大きい!」というCMがありましたね。何時頃のことかと調べてみたら、何ともう20年も
前のことだとか。そうです、安達祐実ちゃんの子どものころの話です。

 それにしても、震災以降の計画停電のニュースを聞くたびに、愚、愚、愚‥何と愚かなと思
わずにはいられません。

 いいのですよ、何も私が主張するように電気料金の値上げなどしなくても、首都圏の皆様
や企業が節電に協力し、そして、例えば一律に3割節電するという目標が達成され、そして、
電力不足が解消するのであれば、私が何を言うこともないのです。よかったですねと、ただ、
それだけのことなのです。

 何故、私が、しつこくこの問題を取り上げるかといえば、要するに、人々の自主的な協力だ
けでは供給不足がなかなか解消せず、停電を回避することが困難であるからなのです。

 首都圏の皆さんは、今日はどうなのか、明日はどうなのか、停電せずに済むのだろうか、な
んて心配しながら毎日を送ってる訳です。そして、そうやって電力不足を痛感すればこそ、少
しは節電に協力しようということで、それなりの成果も上がってはいるわけですが、気温が下
がって暖房が必要になれば、どうしても消費電力が増えてしまう、と。しかし、そうした需要に
全て応えていると、電力不足が顕在化してしまうので、計画停電を行わざるを得ない、と。し
かし、停電させられて、信号が止まったり、病院にも電気が行き渡らなかったりして、大変な
影響をもたらしているのです。

 まあ、この計画停電が1カ月かそこらで収まるというのであれば、それまでの辛抱だという
考え方もできるかもしれませんが、な、な、なんと、夏になるともっと需給がひっ迫し、今以上
に停電の可能性が大きくなると言うではありませんか。

 で、東京電力の副社長さんという方が、夏になったら、もっと計画停電を行うことが必要だ、
みたいなことを言っている訳なのです。
その言い方、少し上から目線ではないの? なんて
感じてしまうのですが、だからこそ、行きつけのキャバクラのおねんさんからも、店に来ても、
俺は○○の副社長だ、みたいなことを言っていました、なんてネットに流れてしまうのではない
でしょうか。

  いずれにしても、皆さまが大反対のセリーグの開幕の件については、皆さまの声が勝利し
た訳です。スーッとした、何て感じている人も多いかと思います。プロ野球関係者のなかに
も、この際は譲歩しないとプロ野球がファンに見放されてしまう、なんて声もあった訳で、ま
あ収まるところに収まった格好になったのです。

 でも、ここにきて、計画停電に伴う矛盾点が明らかになってきたわけなのです。例えば、同じ
東京都はいっても、23区の場合には、計画転電の対象から外されているわけです。正確に
言えば、23区のなかでも足立区と荒川区の一部はその例外の例外扱いで、計画停電の対
象に入っている、と。

 何故、23区は停電しなくて済むのか?

 別に、23区を停電の対象にしなくても、電気が足りているというのではないのです。そうで
はなく、23区、特に首都圏の中心部には、官庁街や大企業などが存在し、言ってみれば、日
本の政治や経済の中心だから、電気を止める訳にはいかないでしょ、ということです。

 まあ、考えてみたら、日本が危機に陥っているようなときに、幾ら電気が足りないからといっ
て、もし、霞が関が停電するようなことになったとしたら、或いは、もし、首相官邸が停電する
ようなことになったとしたら、そんな愚かなことはない、と。

 それに冷静に考えてみたら、計画停電の対象になっていないとはいっても、官庁や企業も
大いに節電しているのに違いないのですから、彼らが以前みたいにふんだんに電力を消費し
ているものではないのです。

 では、計画停電の対象になるようなところは、節電に対する協力の姿勢がイマイチなの
か? だから、無理やり停電の対象にするのか?

 まあ、それもそんなことはないのです。

 皆、それなりに協力はしてくれてはいるけれども‥、でも、電気が足りない、と。だから、どう
しても計画停電をせざるを得ないことがある、と。

 だとすれば、首都圏の人々は、この先夏場になっても今よりも頻繁に停電させられてしまう
ことは避けられないのでしょうか?
 
 そこで、私は思う訳です。ぐが大きい! ぐが多すぎる!

 その理由を示す前に、とんでもないニュースが流れていました。

 菅直人首相の元秘書で、東京都武蔵野市の松本清治市議(41)が、東京電力が実施する
計画停電で、市内の一部地域が対象から外れたことについて、あるビラを配布していたので
すって。で、そのビラに何と書かれてあったかといえば、武蔵野市の病院などを含む第1グル
ープが当面、計画停電の対象地域から除外されることになったのは、この市議の要請があっ
たからだ、と。

 どう思います?

 これがもし事実であるとすれば、政治家がねじ込めば、幾らでも計画停電の中身に口を出
せるということです。俺のところだけは、停電をしてくれるな、とか。正に利益誘導というもので
しょう。

 その市議が、本当にそれほどの力があるのか、それは定かではありません。偶々そういう
結果になったことを自分の手柄のように言っているだけなのかもしれません。

 いずれにしても、このニュースは、今の計画停電というやり方は、恣意的なものになり、不公
平なものになり易いということを我々に教えてくれているのです。

 では、どうするのか? 23区も対象にするのか? 霞が関の官庁街も計画停電の対象に
するのか? そんなことをして、日本の機能をマヒさせていいのか?

 もちろん、それは避けなければいけません。

 では、どうしたらいいのでしょう? 一律の削減率を適用するのか?

 でも、そうなると、例のナイターの件のように、当然節電すべきだというものと、交通信号や
病院などのように、重要性から判断して、節電すべきではないという部門があることも分かる
訳です。

 つまり、計画停電にも弊害が多いが、一律削減にも弊害が多い、ということが分かると思う
のです。

 では、本当にどうすればいいのか?

 問題の本質は、消費電力量に対して供給量が少なすぎるということなのです。だから、消費
量、つまり、需要の方を減らすしかない訳です。しかし、その際重要なことは、如何にして平
等に節電に協力をさせるか、如何にして効率的に節電を実現するか、ということなのです。

 で、今のところ、政治家にはその知恵がなく、東京電力に丸投げしている状態にある、と。

 では、一番平等に、そして一番効率的に節電させる方法は、何でしょうか?

 それは、電気代を上げることなのです。そうすれば、人々はもっともっと真剣に節電に取り
組むことになるでしょう。そして、そうなれば、電気が不足することもなくなるでしょう。

 何度も言いますが、幾ら電気代が値上げされても、貴方がその値上げの率に応じて電気の
消費量を節約すれば、貴方が負担する電気料金は1円たりとも増えることはないのです。そ
して、同じことは一般企業にも言えることなのです。で、もし貴方が、そうした節電に協力する
ことができず、今までどおりの電力を消費すれば、協力に応じない程度に応じて電気代を多く
支払うことになるのです。だから、それは一種のペナルティとも考えることができる訳なので
す。

 つまり、貴方が、社会全体のことを考え節電に協力すれば、1円の負担もせずにこの電力
不足の改善に貢献することができるのです。

 あの舛添氏は、次のようなことを言っています。

 「福島原発の事故は、関東地方に計画停電を強いている。しかし、電力にしても、そもそも、
私たちは無駄使いが多すぎたのではないか」」「たとえば、深夜のコンビニ、路上の自動販売
機、季節外れの野菜や果物などは、本当に必要なのであろうか」「ものを大切にすれば、ゴミ
も減るし、資源も節約できる。真の豊かさは、別のところにある。命を大切にし、心の温かさを
保つためにも、戦後の消費生活全体を見直すべきである」

 私も、そう思います。でも、私は舛添氏がそのような発言をすることに全く納得がいかない
のです。何故ならば、この人も含めて多くの政治家が、デフレから脱却するためには、どんど
ん消費をしなければいけないからだ、と散々主張してきたからなのです。偶々、こんなことが
あったから、国民受けするように主義主張を変えているだけに過ぎないのです。それに、皆
が消費を抑えると、失業者が増える訳です。そこのところの整合性も考えず、その場の雰囲
気で言うことを変えてもらっても‥ だから、恐らく喉元過ぎれば‥ということになるのではな
いでしょうか。

 いずれにしても、百歩譲って、どこに優先的に電力を供給すべきかという、今の計画転電の
やり方を続けるにしても、その判断を東京電力に委ねるというのは問題ではないでしょうか。
ただ、だからといって、政治家に任せると、どうしても利益誘導的なことが起こりがちであるの
です。


 計画停電の対象にするとかしないとかを、一部の政治家が決めるのは怪しからんと思う
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<補足> 電気料金の値上げが、現在の料金システム上実現が難しいというのであれば、
例えば、国が、使用電力量に応じて税金を課すことによって、消費を抑制することが可能で
す。これだと、電気代の値上げに便乗して、東京電力が儲けることはない訳です。さっそく、
政治家は、この電気に対する課税を実現する法律を成立させるべきです。

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 東京にお住まいの皆様にお見舞い申し上げます。今度は水道水ですか。九州に住む私に
は想像もつきません。一部ではミネラルウォーターの奪い合いのような光景が見られ、コンビ
ニではミネラルウォーターが売り切れになっている、とか。このため、枝野官房長官は、ミネラ
ルウォーターの増産を各社に要請した、と報じられていますが、まあ、そんな要請などしなく
ても各社は増産する訳です。

 ただ、その官房長官は、他方で「乳児以外の人には全くと言っていいほど影響を及ぼす可
能性はない」とも言っています。

 どうも釈然としませんね。ミネラルウォーターの増産を要請する一方で、水道水は安全だ、
ということは‥

 いずれにしても私、不思議に思うことがある訳です。

 福島第一原発でああいう状態が続いているわけですから、大気中の放射性物質の濃度
も、そして、河川などの放射性物質の濃度も、或いは露地物の野菜に付着した放射性物質
の濃度も、当然上がることが予想されていた訳なのです。

 それに先日来、第一号機などは、炉心を取り囲む格納容器内の圧力が上昇し、そのため、
圧力を下げるために蒸気を外部に放出することをずっと検討しているではないですか。

 で、そうやって蒸気を放出させるということは、ミニ爆発みたいなもので、相当の放射性物質
が放出される可能性がある訳です。何故そんなことをするかと言えば、最悪の事態に至るよ
りはましであろうということなのですが、いずれにしても、今後、今以上に放射性物質がまき
散らされる可能性があるということなのです。

 でも、NHKにしても民放にしても、そのことについては詳しくは報じない訳です。何故だかは
分かりません。政府から協力要請があっているのかもしれません。不安を煽るような報道は
避けてくれ、と。で、その代わり、ホウレンソウがどうだとか、原乳がどうだとか、或いは今回
の水道水がどうだ、というような現象面ばかりを追いかけているのです。

 今も報じています。本日の計測の結果は濃度は落ちた、と。

 まあ、取り敢えずよかったと言うべきなのですが、仮に第一号機などの圧力がまた上がっ
て、最悪に事態を避けるために敢えて水蒸気を放出することもあり得るわけでから、そのとき
には、ガーンと数値が上がることが当然予想されている訳です。

 私思うのですが、そのことを政府は国民に周知したらいいと思うのですが、敢えてしないよ
うにしているとしか思えないのです。何故でしょう?

 やっぱり、国民のなかには冷静に判断することができない人が多く、パニックになるので
は‥と思っているのではないでしょうか。

 確かに、国民のなかには、非合理な行動に走る人もいるかとは思うのですが、でも、それで
も、最悪の事態が起きた時には、或いは最悪の事態を避けるために敢えて水蒸気を放出し
たときには、相当の放射性物質が外界に拡散し、その結果、水道水の放射性物質の濃度も
今よりもずっと上がる可能性がある訳ですから、そうしたことも今後ないわけではないと率直
に言っておいた方が、いざというときのショックが小さくて済むような気がするのです。

 いずれにしても、焦ってミネラルウォーターを確保しようとして、怪我などすることがないよう
にして下さい。


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 緊張が解けない状態が続いていますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

 現場で命がけで働いている人には、本当に大変でしょうが、頑張って頂きたいと思います。
国民は、感謝していると思います。

 ただ、こうして異常な状態が続くと、どうしても人間というものは‥

 我が国の総理はすっかりカメラから遠ざかっているようですが‥、如何なものでしょうか。そ
れに、相変わらずどなりちらしてばかりいるような‥

 で、私、思ったのです。原発のことが大変気になるが、他のことはどうなのか、と。2週間ほ
ど前、我々は何をしていたのか、と。

 そう言えば、アメリカの外交官が沖縄のことを侮辱するような発言をして問題になっていまし
た。それから主婦の年金救済問題。それに総理が外国籍の人から献金を受けた‥それに
もっと大事なことが‥、そうです、予算関連法案がどうなるのか、と。特に特例公債法案はど
うなるのか、と。法律が成立しないと赤字国債が発行できず、日本政府はデフォルトを起こす
可能性すらある、と。

 今、そんなことを心配している人は殆どいないのではないでしょうか。そんなことよりも、原
発の方が最悪の事態にならずに済むのか、と。津波で被害を受けた地域が、復興することが
できるのか、と。或いは、首都圏の電力不足は解消されるのか、と。

 確かに、今はこうした問題の解決のために、政府は全力を尽くすべきです。ただ、それはそ
うだとしても、大切な法律を成立させないことには、赤字国債の発行ができず日本政府はデ
フォルトに‥

 そんなことを考えていたら、何と国会が再開されているではありませんか。

 よかった、よかった!?

 でも、報じられるところによれば、それでも特例公債法案は成立の目処が立っていないの
だ、とか。
何をやっているのだと、主権者の一人として政治家を叱りたい! いい加減にし
ろ! と。 野党も与党も! こんなときに、グダグダやっている場合ではない、と。

 大体、国会を開くと、電気を沢山使うわけです。煌々と明かりをつけて、そして暖房に電気を
使うわけですから。

 で、そんな政治家が、何の法的根拠もないのにプロ野球関係者に説教をしている訳です。
ナイターは止めるべきではないか、と。国民の理解が得られないでしょ、と。デーゲームでも
電力を沢山使うなら、問題だ、と。

 これ、あれですよね、あれ。セリーグの場合には、あの大御所の存在が問題なのですよね。
確かに電力不足の折、ナイターなんてという意見があるのはそのとおりでしょうが、それ以外
にあの大御所の人柄が人々の反発を買う原因にもなっている訳です。私も、どうもあの方の
言動は好きになれないところがあるわけです。でも、それはそうであるとしても、どうして他人
からとやかく言われなければいけないのでしょうか?

 ナイターをやるのは法律に違反するのでしょうか? そうでないというのであれば、ナイター
禁止法案でも作って欲しいと思います。

 で、電気をいっぱい使うのが怪しからんというのであれば、国会も止めたら如何でしょう?

 「国会を開かないと、大切な法律が成立しないよ。そして、法律が成立しないと、政府は‥」

 そうでした。そのとおりです。でも、だらだら議論をする必要なんてないのです。さっと集まっ
て、さっと決めて、閉会! 或いは、そもそも集まらなくても持ち回り国会でもいいのです。実
際にそのようなことが法的に可能かどうかは別にして‥。 要するに、さっさと決めろ、と。そ
うすれば電力の節約にもなるでしょう、と。

 それに、皆さんお気づきでないかもしれないので言っておきますが、国会議員なんて、全て
の法案に関して、賛成したらいいのか、反対したらいいのか、はっきりとした考えを持ってい
る人など殆どいないということです。確かに、自分の専門の分野であるとか自分が推し進め
たい政策に関しては、明確な意見を持っていることが多いでしょうが、そういった分野以外の
法案については、果たして賛成していいものやら反対すべきものやら‥

 でも、心配する必要はないのです。自分が所属する政党が決めてくれるわけですから。そ
れに、野党の場合には、与党の提出する法案に対しては、基本的に反対しておけばいい訳
です。だから、長い時間をかけて議論をやっているように見えても、それで本当に議論が深ま
ったり、或いは法案の内容が良い方向に修正されるというようなことは殆どないのです。

 だったら、持ち回り国会でもいいのでは?

 いずれにしても、このプロ野球のナイターの問題とか、計画停電は何とかならないものでし
ょうか。私は、一貫して電気代を上げろ、と主張しています。そして、それに対して、皆さんの
ご理解をなかなか得られないこともよく承知しています。それでも言いたい。

 今、一番問題なのは、今日停電になるかどうかが不確かだ、ということなのです。そんなこ
とで、どうして企業や個人は計画など立てられるでしょうか。今や関東圏の人々の生活は、全
て東京電力の手に掌握されてしまっているのです。そして、そのとばっちりでプロ野球の関係
者は悪者にされているわけです。

 まあ、この電力不足が一時的なものであるというのであれば、それならば、今のようにお願
いベースでみんなで節電して乗り切ることもできる訳です。しかし、この電力不足は決して一
時的なものではないのです。夏になると、もっと電力の需給はひっ迫すると、東京電力自体が
認めているのです。だったら、この先、ずっと毎日毎日、今日は停電するとかしないとかを決
めるということなのでしょうか。そして、夏に近づくにつれ、停電することが多くなるのでしょう
か。

 とんでもないことです。そんなことになったら、そうでなくても空洞化が進んでいるのに、関東
圏からはどんどん企業が海外に移転して行ってしまうでしょう。それでいいのですか?

 企業がどんどん移転すれば、それによって電気の需要量が大きく減ることが予想され、そう
なれば節電する必要もなくなるのですが‥、しかし、人々は働く場を奪われ、大量の失業者
が発生してしまうのです。そんな事態は決して避けなければいけないのです。

 では、どうするか?

 それは、今みたいな一時凌ぎの節電対策ではダメだ、ということです。電力の需要量を確
実に供給力以内に収める工夫が必要なのです。

 「だから、ナイターの自粛を‥」

 ですが、相手は納得をしない、と。それに、国民のなかにも、ナイターがみたいという人がい
るのです。それに国民の多くも、今はナイターの自粛に理解を示すとしても、夏になって、ビ
ールを飲みながらナイターをみるのが当然という季節になれば、今度は何故ナイターを自粛
させるのだ、という声が上がるのが必至でしょう。

 そのような事態になっても、大臣たちは、相変わらずナイターは止めてくれなんて言うので
しょうか?

 それにナイターがだめなら、パチンコ屋さんはどうなのでしょうか? ゲームセンターは?
ボーリング場は? サッカーは? 動物園は? 水族館は? 銀座のクラブは?

 そんなことを一々政治家から言われたくない、と思いませんか?

 その前に、国会を持ち回り国会にしろ!

 今大切なことは、この電力不足が一過性のものではなく、暫くは続くということが判明した訳
ですから、一番平等で、一番効率的に電力の需要と供給を一致させるということなのです。
で、その方法は何かといえば、電気代を上げるしかない、ということなのです。

 関東圏にお住まいの方のなかには、なんで電気代を上げるの? なんてお思いの方が多
いのは分かるのですが、そうでもしないと電力不足がおこり、毎日毎日、電車は予定通りくる
のだろうか、とか、今夜や停電になるのだろうか、と心配しなければいけない日がずっと続く
ということなのです。

 だから、そんな事態になるのだったら、電気代を上げる方が遥かいい訳です。そして、貴方
が、節電に協力する良い子であるとすれば、幾ら電気代が2倍になっても、貴方は消費する
電気の量を半分にすれば実際に支払う電気代が増える訳でもないので、貴方の暮らしが大
変になるわけでもないのです。

 電気代を上げると、東京電力が不当に儲けるではないか、とお思いの方がいると思うので
すが、今回の大事故とそれに伴う損害賠償で、どれだけ電気代を上げても本当は大赤字に
なるのは必至なのです。だから、本音としては電気代の引き上げを言いたい訳です。

 しかし、今、電気代の引き上げを口にすれば、そうでなくても国民に迷惑をかけているの
に、さらに国民に負担を求めるのか、と国民や政治家の理解が得られないということなので
す。政治家にしたら、そんなことを認めたらさらに支持率が落ちてしまう、と。

 結局、国民の生活が第一などといっていますが、自分たちの延命が第一だというこではな
いのでしょうか。

 


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