いやー、それにしても驚きました。日経平均がさきほど一時、700円を上回るほど上げたのですから。

 では、何故株価は急騰したのか? 世界的にも明るい話は少ないのに…

 実は、日銀が追加緩和策を発表したことが好感されたのだとか。

 では、その追加緩和策の内容は、どのようなものなのか?
 
 これまで年間60兆円〜70兆円のペースで増やすとしていたマネタリーベースを約80兆円にまで拡大することにしたのだとか。あと、中長期国債の買い入れベースをこれまでの年間50兆円から80兆円に増やすことにしたとも。

 そんなことでこれほど株価を上げるのかと思ったら…上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の保有残高を、ともにこれまでの3倍に増やし、それぞれ買い入れペースを年間約3兆円と年間約900億円に増やすのだ、と。

 恐らく、上場投資信託(ETF)等の保有残高を増やすというのが利いたのでしょう。理由はそれ以外に考えられません。というのも、長期国債をどれだけ買い入れても、世の中に実際に出回るお金の量はそれほど増えないからです。現に、インフレ率も消費税増税の効果を除いて考えると伸び悩んでいるではないですか。

 日銀が幾らお金を市場に供給しようとしてもほぼ全額が日銀当座預金勘定に眠ったままになっているからです。

 従って、マネタリーベースを増やす政策はもはや殆ど効果がないと言っていいのです。

 で、その一方、日銀がETFを購入するとなれば、当然株価は上がる、と。

 それは、日銀が長期国債を大量に購入し続けることにより国債の価格を支えているのと同じ理屈です。

 ということで、今後、株価は上がるということで市場は反応したのでしょう。

 では、景気に対するインパクトはどうなのか?

 株価が上がれば心理的に明るさが戻るというプラスの効果はあるでしょうが…しかし、この追加緩和策が実体経済に及ぼす直接の効果は殆どないと言わざるを得ないのです。

 いずれにしても、今回の追加緩和策に関して専門家が様々な意見を述べるでしょうから、私としてはじっくりと考えた上で、また意見を披露したいと思います。


 こんなに株価が上がるなんてと思った方、クリックをお願い致します。
 ↓↓↓
 人気blogランキングへ