最近、このブログで純粋の経済ニュースを取り上げることが少なくっていますが、それは、例の疑惑の国有地事件をメディアが報じれくれないせいであり、その点ご理解頂けたらと思います。

 というよりも、突拍子もない経済ニュースに接したらすぐ取り上げますので、安心して下さい。

 いずれにしても、テレビや新聞が、予断を持たずに、具体的に、分かりやすく事実を報じてくれたらいいのです。

 というか、これだけ不自然な点の多い、国有地の売却、否、国有地の売却に限らず、これだけ不自然な点の多い小学校の設立の事例はこれまでみたことがありません。

 だから、その不自然な点を解明すべく、メディアが期待された役割を果たす必要があると思うのです。

 さすがに、昨日は衆議院の財務金融委員会で取り上げられたこともあり、新聞やテレビでも少しは報道されるかもしれないと思いきや、全く報じられていないのです。

 こんなことでいいのでしょうか?

 これで民主国家が守れるのでしょうか?

 何故、新聞やテレビは、この問題を扱わないのか?

 怖いのでしょうね。だって、総理夫人が名誉校長を務める学校法人に関係しているからなのです。

 それに、その学校は、安倍晋三記念小学院なる名前だったとも言われている訳ですから。

 つまり、この問題を報じることは、安倍総理がクロだと決めつけるようにも見えるからです。

 証拠はあるのかと言われて、どう答えたらいいのか?

 他の新聞やテレビが大きく取り上げれば、そのときはうちも、と考えているのかもしれません。

 しかし、率先して取り上げるのは如何なものか、と。

 いずれにしても、不自然な点が余りにも多すぎる案件。

 よくもまあそんな案件を関係省庁が認めたな、とも思えるのですが、昨日の財務金融委員会でのやり取りをみて思いました。

 自分のところは責任はないと思っているのではないか、と。

 というのも、例えば、この国有地を格安で売却されたとされる財務省(財務局)としては、そもそも時価は不動産鑑定士に算定させ、そして、埋蔵物の撤去費用は、国土交通省の算出した数値を使用しているだけのことであり、自分のところに少なくても形式的な瑕疵はない、と。

 しかも、こっそり水面下で処理したのならともかく、堂々と国有財産近畿地方審議会に諮問した上で売却しているのだから、責任は全うしている、と。

 土地の売却を委ねた国土交通省にしても、売却を依頼はしたものの、実際に売却したのは財務省であるから直接の責任が自分たちにある筈はない、と。

 そして、小学校の設立認可についても、文部科学省としては、大阪府が決定したことだから、と。

 でも、これらのことから逆に分かることは、この教育勅語を暗唱させる学校法人の小学校設立プロジェクトを実現させるためには、例えば財務省に顔が利けばそれで事足りるものではなく、多くの省庁、多くの関係者をコントロールできる力が必要だったということなのです。

 そのような複雑な仕事を、短期間の間に、一人の人間が完了させることができるかどうか?

 誰がどう考えたって無理なのです。

 しかし、その無理な仕事が短期間の間に終わろうとしていたのです。

 私、昨日、言いました。この国有地売却は、時価の10分の1の価格で売り払われた案件と言われているが、実は実質タダで引き渡された、と。

 しかし、それも不正確なのです。

 具体的に言えば、時価9億ナンボの価格から、埋蔵物の撤去費用として8億ナンボが差し引かれて、1億ナンボで売られ、坪当たりの単価でみれば隣接地の10分の1の価格にしかならないのですが、別途、埋蔵物の撤去費用として1億ナンボが国土交通省からこの学校法人に支払われているので、そうすると実質ゼロの負担となるのです。

 なんということか!

 今、この件に関心のある人の多くは、そう思って憤慨しているのです。タダで国有地を手に入れたのか、と。

 しかし、この学校法人は、学校の校舎を木造にするということで、国土交通省から62百万円ほどの補助金が交付されているのです。

 平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択プロジェクトに選ばれたのですって。

 しかし、この学校、実は木造ではなく、鉄骨造りなのですよ。

 鉄骨なのに、何故木造先導型として認められたのでしょうか?

 国土交通省は次のように言っています。

・鉄骨造ではあるが、建物の内外部、また教室の床材に、杉材等の木質材料を使用し、木質化することで視覚的に大規模な木造校舎の再現を目指している。

・主体構造となる鉄骨を木造フレームと変わらない寸法で納め、内外にわたって木質化。

 こじつけの理由としか思えません。

 要するに、教育勅語を暗唱させる学校を設立したかったというだけのことではないのでしょうか?

 

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