次の記事を読んでください。

 日銀の総資産が6月末で500兆円を超え、米連邦準備理事会(FRB)を上回った。国債などの金融資産を大量に購入し続け、何とか2%の物価上昇目標を達成しようと躍起になっている。対する米国や欧州の物価は上昇し、緩和戦略からの出口を探る。米欧から離れ、日銀はひとり資産を膨張し続けるのか。

 何かお感じになりましたか?

 日銀の総資産がそんなに膨れ上がって大丈夫なのか、ってですか?

 それも大きな問題であるのは事実ですが、私が指摘したいのは日経の言葉使いです。

 日銀の総資産が500兆円を超えたというのは分かります。

 しかし、FRBの総資産というのはどういうことなのでしょうか?

 私の言いたいことがお分かりになりませんか?

 では、質問を変えましょう。

 もし、次のような文章の出くわしたら貴方はどう思うか?

 「日銀の政策委員会の総資産が500兆円を超えた」

 おかしいでしょう?

 日銀の政策委員会というのは意思決定機関であり、自分たちが資産や負債を保有するものではないからです。

 FRB(米連邦準備理事会)もそれと同じで、FRB自体が資産を保有することはないのです。

 ただ、FRBには二つの意味があります。

 一つは、Federal Reserve Board 、つまり米連邦準備制度理事会。そして、もう一つが、Federal Reserve Bank  で、米連邦準備銀行。

 FRBを後者の意味で使うのであれば、それなら何もおかしいことはありません。でも、日経の記事にはご丁寧に米連邦準備理事会と書いてあるではありませんか?

 素人の方なら、別に何とも感じない記事かもしれませんが…そして、これを書いているのが一般紙なら私もとやかく言わなかったかもしれませんが、専門誌の日経が書いているのです。

 ちがうだろう、ちがうだろう、と言いたい!


 総資産が500兆円を超えても一向にマイルドなインフレさえ起きる気配はなし!

 物価もコントロールできない日銀総裁なら意味がない、辞任すべきだ、なんて言っていた岩田規久男副総裁と原田泰委員。

 この人たちのことを恥知らずというのではないでしょうか?


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