昨日の安倍総理の記者会見ですが…

 北朝鮮がミサイルを発射した件に関しての記者会見です。

 官邸のホームページには、安倍総理の記者会見を誇らしげにアップしているのです。
8月29日 午前6時24分
 「我が国に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、我が国の上空を通過した模様でありますが、直ちに情報の収集、分析を行います。そして、国民の生命をしっかりと守っていくために、万全を期してまいります。」

8月29日 午前7時56分
 「北朝鮮が発射した弾道ミサイルが我が国上空を通過し、太平洋に落下いたしました。
政府としては、ミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢を取ってまいりました。
 我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威であり、地域の平和と安全を著しく損なうものであり、断固たる抗議を北朝鮮に対して行いました。国連安保理に対して緊急会合の開催を要請します。国際社会と連携し、北朝鮮に対する更なる圧力の強化を日本は強く国連の場において求めてまいります。
 強固な日米同盟の下、いかなる状況にも対応できるよう緊張感を持って、国民の安全そして安心の確保に万全を期してまいります。」

8月29日 午前10時08分
 「北朝鮮の我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙を受けて、トランプ大統領と緊急の電話会談を行いました。
 約40分間、今回の北朝鮮のミサイル発射に対する分析、認識そして我々が取るべき対応について突っ込んだ議論を行いました。
 日米の立場は完全に一致しております。今回の北朝鮮のミサイル発射はこれまでにない重大で深刻な脅威であるから、直ちに国連において緊急会合を開催し、北朝鮮に対して圧力を更に強めていくということで日米は完全に一致いたしました。
 そして同時にトランプ大統領からは、米国は同盟国である日本と100%共にある、と日本防衛に対する力強いコミットメントもありました。
 今後も強固なこの日米同盟の下、しっかりと国民の生命と財産を守るために全力を尽くしていきたいと思いますし、また日米韓で協力し、また中国、ロシアや、国際社会にも働きかけを行いながら、北朝鮮に強い圧力をかけ、彼らの政策を変えなければならないと考えています。」

 私がこの記者会見の内容を知って、先ず注目したのは、次の文言です。

 「政府としては、ミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢を取ってまいりました。」

 なんか変な感じのする文章ですよね。

 「完全に把握しており」というのであれば、ミサイル発射直前から北朝鮮の動きを把握しており、というのであれば分かります。

 ミサイルの発射直後からミサイルの動きを把握していたというのはどういうことなのでしょうか?

 仮にミサイルの発射が不意に行われたとしたら、その後ミサイルの動きを完全にフォローできたとしても相当に慌てた筈。

 つまり、こんな文章にはならない筈!

 ミサイルの発射が不意に行われたので少し慌てたものの、ミサイルの行く先が北海道を遥かに超えた太平洋に向かっていたことを知って安心した、というのなら分かります。

 つまり、この文章は偽装の匂いが感じられるということです。

 国民は愚かだから、安倍政権がこの危機に対して米国と一致して素早く対応しているところを見せれば国民は安心する筈だ、と。

 実際には安倍総理始めとした防衛関係者は、北朝鮮がミサイルを発射することを事前に十分予期していた、と。そして、案の上、北朝鮮がミサイルを発射したものだから、落ち着いてミサイルの飛んでいく軌道をフォローすることができたというのが実情なのではないでしょうか?

 ひるおびを見ていた眞理様という読者の方から次のような情報を得ました。
 
 > 事前になにがしかの情報が入っていたのではないでしょうか?
 > そうでなければこんなに素早く対応することは不可能でしょう。

ひるおび 8月29日 PM01:12頃よりの要旨
八代弁護士:安倍総理、昨晩は公邸に泊られていたということなんですけど。
スシロー:そうですね、今日の日程は10時過ぎからしか正式の日程はなかったんですよ。だから本来自宅に帰られて朝ゆっくり出勤すればよかったんですよ。でもおそらくこの情報を得ていたから公邸に泊られてこの体制を取られたんですよ。
八代:と言うと、発射の前に情報が入っていたんじゃないかと。
スシロー:と思われますね。
八代:思われます(?)。本当はもっと詳しくご存じなんじゃ? もうちょっと教えて下さいよ。
スシロー:いやいやいや(笑)僕は今朝知っただけですから。だからもっと早くご存じだったんじゃないんですか。
八代:今朝CNNを見ていたらアメリカは事前に情報があったと言ってたんですよ。
スシロー:日米間の情報のやり取りはスムースにいってますから、同じ情報を持っている状況だと思いますよ。
伊藤元海将:当然知ってます。以下略

 日本も米国も北朝鮮がミサイルを発射するのを知っていて、国民にはそれを事前に知らせることをせず、実際北朝鮮がミサイルを撃ったら、さあ頑丈な建物か地下に避難して下さいなんて言っている訳です。

 茶番ではないですか?

 それにそもそも防衛の考え方に関して、日米が完全に一致するなんてこと自体がおかしいのです。

 何故って、日本の憲法は国際的紛争を武力の行使によって解決することを許していないからです。

 だから、そもそも日米同盟というのが憲法に抵触しているのです。 

 いずれにしても、北朝鮮の挑発行為に対しては、相手にしない方がいい、つまり無視するのが一番いいという意見がある訳ですが…

 私もその意見に賛成する訳ですが、但し、日米同盟の存在を前提とする限り、日本は米国と行動を伴にする必要があるので日本が無視しようと思っても困難ではないでしょうか?

 私の考え方は、日米同盟は終わりにして、世界警察を創設することに日本が全力を尽くす、と。

 もちろん、直ぐにそれが実現できるとは思えませんが、それが目指すべき道だということです。

 そして、北朝鮮の挑発行為に関しては世界警察に任せるべきだということです。



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