安倍総理が2014年にOECDの閣僚理事会で行ったスピーチの一節です。

 「日本では、みんな横並び、単線型の教育ばかりを行ってきました。小学校6年、中学校3年、高校3年の後、理系学生の半分以上が、工学部の研究室に入る。こればかりを繰り返してきたのです。しかし、そうしたモノカルチャー型の高等教育では、斬新な発想は生まれません。」

 「だからこそ、私は、教育改革を進めています。学術研究を深めるのではなく、もっと社会のニーズを見据えた、もっと実践的な、職業教育を行う。そうした新たな枠組みを、高等教育に取り込みたいと考えています。」

 はっきり言います。

 何も分かっていない、この人は、と。

 工学部に進学し、そして工学部の大学院に進むことが如何にもワンパターンな発想しかできない科学者や技術者を生むようなことを言っていますが…

 その前に言っておきたい。

 まともに大学の授業も受けていない人間が…そして、小学生のときには夏休みの宿題をお手伝いさんにやらせていたような人間が偉そうなことを言うな、と。

 米国の大学に留学したというのも、殆ど講義は受けていないくせに、と。

 それに、このスピーチの論理も全く筋が通っていません。

 学術研究を深めるのではなく、社会のニーズに合った教育を行うべしというのは、通常、工学部ではなく理学部に対する批判なのです。

 どんな役に立つとも分からない基礎研究にばかりお金をかける訳にはいかない、と。

 そうでしょう?

 それが企業の通常の発想でしょう?

 でも、だからこそ、大学は基礎研究を推し進める役割が期待されているのです。

 それにノーベル賞の多くは、基礎研究に対して与えられるものです。

 ノーベル賞の受賞が決まった科学者を官邸に呼んで、その人気にあやかろうとする品性の卑しい政治家が、基礎研究よりもっと実践的な職業教育を大学で行うべきだと言っているのです。

 本当に自分の言っていることが分かっているのか、と。

 嘘ばっかり言って、自分こそ道徳教育が必要だと思われるような政治家たちが、道徳教育を行えと主張する。

 バカな日本の政治家たちです。



 


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