安倍総理が衆議院を解散することを正式に表明しました。
国難突破解散なのですって。
なんと当を得たネーミングなのでしょう…なんてことを言うと、このブログの読者からこっぴどく叱られそうですが、その理由はのちほど。
安倍総理は昨日、どんなことを喋ったのか?
NHKのニュースでおさらいをしてみましょう。
首相「消費税の使途や北朝鮮対応で信を問う」
如何でしょうか?
支離滅裂な内容です。
内容がないよう、と言いたい!
「消費税の使いみちの見直しや、圧力強化を通じて事態の打開を目指す北朝鮮情勢への対応について、国民の信を問いたい」
要するに、国民の判断を仰ぐ理由は二つあるということで…
一つは、消費税の使いみちの見直しだということですが…そんなことに関心のある国民がどれだけいることか!
そのことが与野党との間で大議論にでもなっていると言うのか?
違うだろう! 違うだろう!
実際に選挙戦がスタートしたとき、自民党の候補者たちは、消費税の使いみちを変更する自民党を支持して欲しい、なんて言って有権者に訴えるのか、と。
違うだろう! 違うだろう!
北朝鮮情勢への対応にしても、国民はそんなことを聞かれても、と。
確かに、もっと対話を重視すべきという声が国民のなかにあるのも事実であり、それに対して安倍総理はもう対話のときではないと言っている訳ですが…
では、自民党は、北朝鮮にもっと圧力をかけ、場合によっては軍事的衝突が起こるかもしれないが、それを容認してくれということなのでしょうか?
そんなこと、言えるなら言ってみろ、と。
次に安倍総理は、人づくり革命を推進すると言いますが、人づくり革命って、一体なんなのでしょうか?
少子高齢化に対応すること?
でも、少子高齢化は、昨日や今日始まったことではありません。
いずれにしても消費税増税分の4兆円を借金の返済に回さずに、それを人づくり革命に使うと言っている訳ですが、だということは財政再建の目標を一旦は放棄するということなのでしょうか?
でも、その点に関して、基礎的財政収支を2020年度までに黒字化するという財政健全化目標については達成が困難となるが、安倍政権は財政再建の旗をおろすことはない。目標自体はしっかりと堅持し、達成に向けた具体的な計画を策定する、なんて超無責任なことを言う訳です。
今は少子高齢化対策にお金をつぎ込むことが重要であり、だから取り敢えず財政再建の努力は一時休止とでもいうならまだ正直。
しかし、目標は放棄せず、達成に向けた具体的な計画を策定するんですって。
森友・加計学園疑惑に関しては、国民の不信を招いたので閉会中審査に出席するなど、丁寧に説明する努力を重ねてきた。そして、今後ともその考えに変わりはないと言っていますが…だったら冒頭解散をするのではなく、臨時国会でもっと疑惑について説得力のある説明をした上で解散をすれば、なおさら支持率が高まると思われるものの、そうは決してしない。
理由は明らか過ぎます。
こんな男が総理では、日本の国家は滅茶苦茶です。
だから、その意味で今日本は国難の状況にあると言っていい。
つまり、今回の選挙で安倍政権に終止符を打つことによって国難突破をすべきだということなのです。
国難突破選挙。
この選挙をチャンスに変えることができるのは有権者の考え方次第です。
安倍政権を終わらせるべきだと思う方、クリックをお願い致します。
↓↓↓
人気blogランキングへ
国難突破解散なのですって。
なんと当を得たネーミングなのでしょう…なんてことを言うと、このブログの読者からこっぴどく叱られそうですが、その理由はのちほど。
安倍総理は昨日、どんなことを喋ったのか?
NHKのニュースでおさらいをしてみましょう。
首相「消費税の使途や北朝鮮対応で信を問う」
安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者会見し、子育て世代への投資拡充に向けた消費税の使いみちの見直しや、圧力強化を通じて事態の打開を目指す北朝鮮情勢への対応について、国民の信を問いたいとして、今週28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院の解散に踏み切ることを正式に表明しました。そのうえで安倍総理大臣は、衆議院選挙の勝敗ラインについて与党で過半数だとし、確保できなければ辞任する考えを示しました。この中で安倍総理大臣は、政権の重要課題に掲げる「生産性革命」と「人づくり革命」について「2つの大改革は、アベノミクス最大の勝負だ。新しい経済政策パッケージを、年内に取りまとめる」と述べました。
そのうえで「子育て。介護。現役世代が直面する、2つの大きな不安の解消に、大胆に政策資源を投入することで、わが国の社会保障制度を『全世代型』へと大きく転換する。2兆円規模の新たな政策を実施することで、この大改革を成し遂げていく」と述べました。
そして、安倍総理大臣は「『人づくり革命』を力強く進めていくためには、その安定財源として、再来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによる財源を活用しなければならない。4兆円余りは借金の返済に使うこととなっているが、使いみちを、私は思い切って変えたい」と述べました。
さらに「少子高齢化という最大の課題を克服するため、わが国の経済社会システムの大改革に挑戦する。そして、子育て世代への投資を拡充するため、これまでお約束していた消費税の使いみちを見直すことを、本日決断した」と述べました。
そして安倍総理大臣は「国民とのお約束を変更し、国民生活にかかわる重い決断を行う以上、速やかに国民の信を問わねばならない。そう決心した。28日に衆議院を解散する」と述べ、今週28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院の解散に踏み切ることを正式に表明しました。
また安倍総理大臣は、「基礎的財政収支」を2020年度までに黒字化するという財政健全化目標について「達成は困難となるが、安倍政権は財政再建の旗をおろすことはない。目標自体はしっかりと堅持し、達成に向けた具体的な計画を策定する」と述べました。
一方、安倍総理大臣は、北朝鮮への対応をめぐり「民主主義の原点である選挙が、北朝鮮の脅かしで左右されてはならず、むしろ私は、こういう時期にこそ選挙を行うことで、北朝鮮問題への対応について国民に問いたい」と述べました。
そのうえで「北朝鮮にすべての核・弾道ミサイル計画を完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法で、放棄させなければならない。そのことを北朝鮮が受け入れない限り、今後ともあらゆる手段による圧力を最大限まで高めていくほかに道はない。私はそう確信している。この選挙で国民から信任を得て、北朝鮮に対して、国際社会とともにきぜんとした対応をとる考えだ」と述べました。
また安倍総理大臣は「先の国会では森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設などが議論となり、国民の皆さまから大きな不信を招いた。私自身、閉会中審査に出席するなど、丁寧に説明する努力を重ねてきた。今後ともその考えに変わりはない。こうした中での選挙は、本当に厳しい選挙となる」と述べました。
そして、安倍総理大臣は「この解散は『国難突破解散』だ。急速に進む少子高齢化を克服し、わが国の未来をひらく。北朝鮮の脅威に対して、国民の命と平和な暮らしを守り抜く。この国難とも呼ぶべき問題を、私は、全身全霊を傾け、国民の皆様とともに突破していく決意だ」と述べました。
如何でしょうか?
支離滅裂な内容です。
内容がないよう、と言いたい!
「消費税の使いみちの見直しや、圧力強化を通じて事態の打開を目指す北朝鮮情勢への対応について、国民の信を問いたい」
要するに、国民の判断を仰ぐ理由は二つあるということで…
一つは、消費税の使いみちの見直しだということですが…そんなことに関心のある国民がどれだけいることか!
そのことが与野党との間で大議論にでもなっていると言うのか?
違うだろう! 違うだろう!
実際に選挙戦がスタートしたとき、自民党の候補者たちは、消費税の使いみちを変更する自民党を支持して欲しい、なんて言って有権者に訴えるのか、と。
違うだろう! 違うだろう!
北朝鮮情勢への対応にしても、国民はそんなことを聞かれても、と。
確かに、もっと対話を重視すべきという声が国民のなかにあるのも事実であり、それに対して安倍総理はもう対話のときではないと言っている訳ですが…
では、自民党は、北朝鮮にもっと圧力をかけ、場合によっては軍事的衝突が起こるかもしれないが、それを容認してくれということなのでしょうか?
そんなこと、言えるなら言ってみろ、と。
次に安倍総理は、人づくり革命を推進すると言いますが、人づくり革命って、一体なんなのでしょうか?
少子高齢化に対応すること?
でも、少子高齢化は、昨日や今日始まったことではありません。
いずれにしても消費税増税分の4兆円を借金の返済に回さずに、それを人づくり革命に使うと言っている訳ですが、だということは財政再建の目標を一旦は放棄するということなのでしょうか?
でも、その点に関して、基礎的財政収支を2020年度までに黒字化するという財政健全化目標については達成が困難となるが、安倍政権は財政再建の旗をおろすことはない。目標自体はしっかりと堅持し、達成に向けた具体的な計画を策定する、なんて超無責任なことを言う訳です。
今は少子高齢化対策にお金をつぎ込むことが重要であり、だから取り敢えず財政再建の努力は一時休止とでもいうならまだ正直。
しかし、目標は放棄せず、達成に向けた具体的な計画を策定するんですって。
森友・加計学園疑惑に関しては、国民の不信を招いたので閉会中審査に出席するなど、丁寧に説明する努力を重ねてきた。そして、今後ともその考えに変わりはないと言っていますが…だったら冒頭解散をするのではなく、臨時国会でもっと疑惑について説得力のある説明をした上で解散をすれば、なおさら支持率が高まると思われるものの、そうは決してしない。
理由は明らか過ぎます。
こんな男が総理では、日本の国家は滅茶苦茶です。
だから、その意味で今日本は国難の状況にあると言っていい。
つまり、今回の選挙で安倍政権に終止符を打つことによって国難突破をすべきだということなのです。
国難突破選挙。
この選挙をチャンスに変えることができるのは有権者の考え方次第です。
安倍政権を終わらせるべきだと思う方、クリックをお願い致します。
↓↓↓
人気blogランキングへ
コメント
コメント一覧 (9)
極端な言い方をすれば、税金を上げますよという事には全く変わりが無いからです。
北朝鮮に関する外交姿勢を選挙で問うても全く同じです。国民の生活に直接関係
する案件でも無く、北朝鮮と日本に国交が無い以上、交渉さえままならず日本が
主体的に解決に導けるなどと誰も思っていないからです。
言うに事欠いて、総選挙の争点に北朝鮮対応を持ってくるなど、どんな政治センス
をしているのか、安倍の頭の中身を疑いたくなりますね。そんな外交を選挙の
争点に持ってくるのであれば、前回の総選挙でなぜ安保法制の是非を争点にしな
かったのかを真っ先に説明すべきです。安保法制こそ総選挙、通常選挙で真っ先に
争点にすべき項目だったのは明白です。でも、安倍にしてみたらそれでは選挙に
負けてしまう事をよくわかっていた事の裏返しですから、出来るわけが無いのですが。
勝敗ラインを自公合わせて過半数の233議席にするとは、保身が全てですと白状
しているも同然です。仮に自公で240議席程度に終わったとすると少なくとも
70議席以上失っても「自公の勝ち」という論理となりますね。そんな事で総理
大臣を続けられると思っている時点で政治に携わる資格はありません。
お池にはまってさあ大変の小池さんの登場で安倍総理のシナリオがくるっているようですね。それはそれで面白いし、それで安倍政権が崩壊すれば大歓迎ですが、でも、小池でいいものかどうか?
でも、余り贅沢を言えないのかも。先ずは安倍辞任を優先し、それから先のことは、そのときに考えることにします。
形成されつつあります。小池百合子は憲法改正を一応党の主要政策に掲げていて
参加している国会議員の顔ぶれも右翼的な色彩が非常に色濃い一方、その他の
消費税凍結や反原発などの国民生活に直結した政策はある意味共産党と共通して
います。
つまり、ポピュリズムの王道を行く政党だと公に宣言しているのです。
小池のイメージ戦略は人々の理性では無く感情に訴えるものであり、集票に対する
即効性はありますが、反面、選挙後の、皆が冷静になり理性的で論理的に政治を
見つめる段階になると、その時の遅々とした政策への進捗状況に対する実態と
選挙前のイメージとのギャップに恐らく苦しむことになるでしょう。この辺りは
日本維新の会と全く共通する戦略と状況です。感情で政党を支持する事には論理が
存在しないので、余程の政策実行力と幸運に恵まれない限りは、持続性の無い
戦略です。旧民主党、現民進党の没落もこの手によるものです。
希望の党への支持をするのは個人の勝手なのですが、感情で支持するのでは無く、
論理で支持をしないと後で痛い目をみるのはその人自身だと思います。でも、
悲しいかな、感情で支持している程、自分自身が論理的に支持していると勘違い
してしまい、真実を見抜けないのが皮肉です。
さて、当方は希望の党=小池新党は容認出来ないというのが結論です。理由は
憲法改正(9条改正)派だからです。その他の政策も庶民には聞えが良いものばり
ですが、小池自体が右翼思想であり、その他の議員も中山恭子のような自民党
よりも極右政党の議員も内包するのですから、容易に政策転換し自民党と「同化」
する危険が見え隠れしてどうしても信用出来ないのです。
小笠原様も希望の党に対する評価位置づけについてはかなり悩まれておられる
ようですね。当方、希望の党を容認するのであれば、今回の選挙限りと言いますか、
この選挙で安倍政権を葬り去るまでの限定です。それ以外、希望の党は容認
出来ないです。そういう意味では、小笠原様に近い考えかもしれませんね。
3番目にある当方の投稿と行き違いになってしまいましたが、感情に訴える政党
=イメージ戦略を前面に押し出す政党は信用出来ないです。
小池新党に対する私の評価は、隠れ読者(本物)様と同じだと思います。期間、目的限定ですね。中山夫妻に関しては、確かに極右翼的な立場かと思います。特に夫の方は日教組嫌いで有名ですね。どうしてあそこまで嫌うのかという程です。で、私がどうしてそのような感情を抱くのかと言えば、夫の方は、かつて私の上司だったからです。政治家になる直前の時期でしたが、東海財務局の理財部長に赴任していました。個人的には大変優しい面もあり、当時このようになるとは少しも思っていませんでした。米国に赴任したことで海外嫌いになった面があるかとも思います。一方、恭子氏の方は、豊田ハゲーとは正反対の人で、大変部下をかわいがることで有名でした。そのため、仕事は別として彼女を慕う人は多かったと思います。飲みに行って焼き鳥をお土産に買ってきて、部下たちとよく飲んでいました。まあ、運命なのでしょうね。
理性的に論理的に考えれば、希望の党に疑念を抱くのは自明の理だと、小笠原様の
御言葉より強く感じました。
中山夫妻、とりわけ恭子氏は人間的には良さげな方のようですね。恭子氏は
北朝鮮の拉致被害者対応でマスコミに度々登場していましたから、あの物腰
柔らかな口調からすれば、共産党のような主張をする議員と勘違いしても仕方の
無い程だと思います。人間性と政治信条が全く関係無い事の良い例なのでしょうね。
しかし、小笠原様の過去のエピソード=あの人がかつての上司だったとか、
〇〇の部局時代に知り合いだったとか、それを聞くと官僚政治の背後で暗躍する
フィクサーのような人間関係の凄さですね(笑)。それを明かされますと、
こうして御言葉をいただくことが益々恐れ多い気がしてきます。
そんな国は誰が政治をしてもダメでしょう。
政治に興味のない人には誰が政治をしても同じと言われがちですが
確かに上には限りはありますが、下にはなかった事は
安倍晋三もしくはそのブレイン達によって証明されたと思うわけで
いよいよ優秀な若手は日本に残らない時代が来てしまうと
危惧しております。
アメリカという虎の威を借りて、「国難」と煽り立てているが、最大の国難は安倍が日本の舵取りをしていることである。船には1億2千万という日本国民が乗っている。この男を降ろさなければ日本は本当の国難に見舞われることになるだろう。
北朝鮮に対しては、対話は通用しないと豪語しているが、それではどれだけ対話による努力をしてきたのか?その実績を示してもらいたいものだ。この男は最初から対話に力を注ごうなんて考えていないのだろう。圧力ありきで話を進めているに過ぎない。国民世論を集約し、十分に議論を尽くしてから日本を代表した独自の考えを発信しようという主体性もない。アメリカという「華」を中心とした柵封体制にしがみつく乞食属国のような情けなさを見せたと思ったら、国内に対しては一転して独裁者のような横暴さに豹変し、国政を私物化している。アメリカとは色々な面で少し間を空けて行動したらどうだろう。
腹が立つ白々しいフレーズを三つほどあげてみた。
「危機管理に全力」
「国民の生命と財産を守り抜く」
「毅然とした対応」
安倍総理は己が進めたい方向と十分に起こりうる最悪の因果結果を説明できるのか? 起こってからでは遅い。
野党各党の間で、原発、日米安保、自衛隊の問題等、異論はある。それを今は一時凍結しなければならない。最大の懸案は安倍が日本の行く末を牛耳っていることだ。そこに全神経を集中する必要がある。今は己の立場は二の次にしなければならない。
それにしても、この大変な状況の中で「希望の党」なる新党を立ち上げた小池百合子とその同調者のKY(空気読めない)ぶりには唖然とした。野党がまとまらない状況の中、それを更にかき回してどうするのだろう?
失礼しました。