安倍政権の支持者たちはよく次のように言う訳です。

 「民主党政権時代には円高不況が襲い経済を滅茶苦茶にしたではないか。あの頃に戻りたいのか」

 如何にも安倍政権の下での経済政策が成功しているかのように言う訳ですが…

 実質経済成長率でみる限り、安倍政権に戻った後とそれまでの民主政権時代を比べると、民主政権時代の方が成長率は高いのです。
 
 これ、本当!

<実質経済成長率の推移:暦年ベース>
2010年:4.2%
2011年:-0.1%
2012年:1.5%
2013年:2%
2014年:0.3%
2015年:1.1%
2016年:1.0%

 2010年から2012年までの3年間の成長率の平均値は1.9%。それに対して、2013年から2016年までの4年間の成長率の平均値は1.1%ですから。

 もっとも、2010年に大きく伸びているのは、前年がリーマンショックの影響で大きく落ち込んだ反動という要素も大きいので、一概に比較できない面があることには注意を要する訳ですが…

 いずれにしても、与党関係者は、円高は民主党の政策が拙かったためという印象操作をしたがるのです。

 確かに、事実としては民主党政権時代に円高になった訳ですが、よく考えたらリーマンショックのせいで自民党政権時代に既に円高は起きていたのです。

 では、何故民主政権のときに超円高になったのか?

 菅政権のときににご承知のように大震災が起き、津波が起き、原発事故が起きた、と。多くの外国人が一斉に日本を後にしたことが今でも鮮明に記憶に残っています。サッカー選手のラモスが、俺は日本に残ると、憤っていましたね。

 そんなときにマーケットがリスクオフの状態に陥るのは当然のこと。

 そうなると円キャリートレードの巻き戻しが起き、円高になるのも当然のこと。

 欧州の財政経済にも暗雲が広がり、それもリスクオフのムードに拍車をかけていました。

 円高になるのは当然でしょう?

 ただ、そうしたムードも時間の経過とともに変化した、と。

 アベノミクスの金融政策の効果もあって円安が進行したのはそのとおりでしょうが、しかし、その円安のせいで消費者の購買力が落ちた訳ですから、消費が抑えられたのも当然です。

 円安で輸出企業が儲かった一方で消費者が犠牲になっていたのです。

 何も民主党時代の経済政策が優れていたというつもりはありませんが、自民党の経済政策が民主党のそれよりも遥かに優れていたという訳ではないのです。

 それに、安倍政権は、岩盤にドリルで穴を開けるなんて言いながら、お酒の安売り規制なんてやってしまうでしょ?

 印象操作が好きな安倍政権。



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