ドル円が、1ドル=114円台と、ドル高円安に振れています。

 米国の金利が上昇しているからです。

 グラフをご覧ください。

日米金利差2017年10月


 米国の国債(残存期間10年)の利回りが9月くらいから上昇基調にあり、日米金利差が拡大しているからですね。

 日米金利差が拡大すると何故ドル高円安になるのか?

 その理由が分からないという人は、少し自分の頭で考えてみてください。

 でも、その一方でユーロ円は、1ユーロ=132円台とかなり円高に振れているのです。 
 
 欧州中央銀行も量的緩和策を縮小するというニュースが報じられていたので、ユーロ高になるのかと思いきや、ドラギ総裁が域内の物価圧力は引き続き弱いなどと発言したことから、今後も緩和的な政策が続くと見られているのだとか。

 この辺りなかなか微妙なものですね。

 いずれにしても、日本は今のところ金融政策を変更しようという動きはない訳です。


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