世界的な株高です。

 NYダウがついに25000ドル台に乗せました。

 トランプ大統領も、次のようにツイートする始末。

 Dow just crashes through 25,000. Congrats! Big cuts in unnecessary regulations continuing.

 「ダウが25000ドルを突破。おめでとう。不要な規制撤廃は続く」とでも訳したらいいのでしょうか?

 トランプ大統領は、次は3万ドルだろうと記者たちに述べたと言いますが…

 そういえば、日本では大発会に麻生副総理が出席していましたね、株価が上昇していることにご満悦の様子で。

 市場関係者からは経済成長が株価を支えているなどという意見も聞こえてくるのですが…

 経済成長ねえ?と思ってしまいます。

 グラフをご覧ください。

NYダウの推移 過去1年


 過去1年間のNYダウの推移を示しています。

 着実に株価が上昇していることが分かります。特に10月頃から上昇のテンポが速まっている気がします。

 でも、これだけだと、だからどうした? となってしまうでしょう。

 もう一つのグラフをご覧ください。

 過去5年間のNYダウの推移を示しています。

NYダウの推移 過去5年


 このグラフを見ると、この1年間で急に株価が上昇していることが分かると思います。

 少しテンポが速すぎるのではないのか、と。

 さらにもう一つグラフをご覧ください。

NYダウ2018 長期


 さらに長い期間のNYダウの推移を示しています。

 如何でしょうか?

 過去40年間ほどのスパンでみると、何と最近の株価の上昇テンポの速いこと。

 少なくても、この株価の上昇が経済成長を反映したとはとても思えません。

 そうでしょう?

 というのも、米国の経済成長率が、近年、急速にスピードを上げている訳ではないからです。

 では、何が原因か?

 今回の株価上昇が始まる前には、ご承知のようにリーマンショックによる株価の急落があったのでその影響を差し引いて考える必要がありますが、それにしても余りにも急すぎる。

 で、その原因を考えるならば…やはり先進国の超緩和策が一番の原因だと思うのです。

 ところで、余裕資金を持ったお金持ちが株に投資するか、国債に投資するかの2つの選択肢から選ぶとして、どのような基準で選ぶでしょうか?

 金利が低ければ低いほど、株式投資が相対的に有利に見えると言っていいでしょう。

 しかも、今後、金利が徐々に上がることが予想されれば?

 金利が上がるということは国債の価格が下がるということで、国債への投資は相対的に不利になり、その意味でも株式投資が魅力的に見えてきます。

 それに、日本が依然として超緩和策を続けている訳ですから、日本から米国への資本の流れが加速し、それが株価を支える要因にもなる訳です。

 いずれにしても余りのも早いテンポで株価が上昇しているのです。

 そして、同じような現象が日本でも起きている、と。

 はっきり言ってバブルでしょう。

 でも、まだバブルだから警戒すべきだとの声は殆ど聞こえてきません。

 ただ、以前から言っているように、何らかの原因でインフレ率が上がり始めると利上げのペースが速まる可能性が大きいのです。

 そのときに、一気に株価が低下する恐れがあります。

 エネルギー価格の上昇が気になりますね。



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