今朝、テレ朝のモーニングショーをみていたら、人手不足がアベノミクスの障害になっているなんて言っていました。

 今、なんて言いました?と聞き返したいところです。

 そんなことを言う人は、アベノミクスの意味をどのように理解しているのかと言いたい。

 安倍政権の下における経済政策をアベノミクスというのであれば、多少理解できないでも
ないのですが…しかし、長年サラリーマンの給料が上がらないどころか下がり続けるような状況をなんとか打破しようとして始めたのがアベノミクス。

 で、サラ―リーマンの給料、労働者の賃金を上げるためにはどうしたらいいかということで、先ず物価が上がるような状況を実現できれば、給料や賃金が少しは上がりやすくなるであろうと考えたのです。

 そうでしょう?

 人手不足になったら、否が応でも賃金を引き上げる力が働く筈。

 だったら、願ったり叶ったりではないですか!?

 人手不足は、アベノミクスの障害どころか、アベノミクスの役に立つ、と。

 ですから、人手不足が企業経営にとって大きな障害になっているというのなら分かるのですが…いつからアベノミクスの意味合いが変わったのでしょうか?

 日銀は未だにマイルドなインフレを起こすべく、つまり、究極的には賃金の引き上げを目指して超緩和策を続けているのです。

 そのような状況のなかにおいて、高給取りの技術者だけというのなら分かりますが、そうではなく低賃金で働いてくれる単純労働者まで海外から呼び込もうというのでは何をかいわんや。

 要するに、アベシンゾウは、6年ほど前に大声を張り上げて主張していたことをすっかり忘れている、と。

 そして、経済界から、低賃金で働く労働力を確保するために外国人労働者の受け入れ枠を拡大してくれと頼まれ、それを受け入れた、と。

 しかし、かつての徴用工ではないけれども、5年間は日本で働いていいが、家族同伴は認めないなんて非人間的なことを言うのであれば、海外から批判の的にされてしまうでしょう。

 数週間とか数か月ではないのです。5年間も家族と一緒に暮らすことができないなんて、何かおかしくはありませんか。と。

 しかし、家族同伴を認めてしまうと、国内において移民政策とみられる恐れが出てくるので、そうはできないと考えたのでしょう。

 本当に浅はか。そして、生煮えもいいところ。

 いずれにしても、もっと国民的な議論を起こし、仮に実施するにしても、徐々に拡大するというような配慮が必要なのです。

 願わくば、例えば賃金が米国並みに3%以上上がった場合には、外国人労働者の受け入れ枠を増やす、そうでなければ現状維持のままとするというような縛りをかけるべきだと考えます。



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