今朝、米国のNPRのニュースを聞いていたら、株価が大きく下落したと言っていました。

 来年1月にかけるとトランプ大統領が言っていた追加関税が当面見送りになるということで株価が回復したばかりなのに、その期待が薄れてきたのだ、と。同時に、イールドカーブのインバージョンなんてことも言っていました。

 イールドカーブとは、償還期間の違いに応じた金利をグラフに表したもので、通常は期間が長くなればなるほど金利は上がるので右肩上がりとなりますが、時々、それが逆転するようなことが起きるのです。

 BBCのニュースでその意味が説明されていました。

Analysts said the trigger for Tuesday's falls appeared to be concerns about the "yield curve", which measures the difference between the interest rates paid on short-term and long-term US bonds.

 火曜日の株価の下落の引きがねになったのは、イールドカーブに関する懸念であるように思われるとアナリストたちは語った。イールドカーブとは短期国債と長期国債の金利の違いを表したものである。

The gap has narrowed in recent months, as investors demand higher rates of return on short-term debt in anticipation of inflation and rate rise.

 ここ数か月間、投資家たちが将来のインフレを見越して短期国債の利回りが上がることを求めたために金利差は縮小してきていた。

At the same time, they are accepting relatively lower rates on long-term debt, in anticipation of limited inflation and slower economic growth over the next decade.

 同時に、投資家たちは、この先の10年間においてインフレ率はそれほど上がらず、経済成長のスピードも鈍化するとの見通しから、長期国債の金利が相当低くても、それを受け入れてきた。

The difference between the rates on three-year and five-year debt disappeared on Monday.

 月曜日には、3年物の金利と5年物の金利の差がなくなった。

The move fuelled concerns on Tuesday that the same might happen to the gap between two-year and 10-year bonds - a more significant indicator.
 
 その動きが火曜日にはさらに加速し、2年物とより重要性を持つ10年物の金利差がなくなるかもしれないとの懸念を引き起こした。

Historically, when short-term rates rise above longer rates, it signals a recession may be on the horizon.

 歴史的には、短期金利が長期金利を上回るとき、それはリセッションが起きそうだという兆候となる。


 でも、どうしてイールドカーブの逆転が起きたのか?

 それはやっぱり貿易戦争のせいだと考える方が当たっているでしょう。

 トランプ大統領がツイートしています。

 The negotiations with China have already started. Unless extended, they will end 90 days from the date of our wonderful and very warm dinner with President Xi in Argentina. Bob Lighthizer will be working closely with Steve Mnuchin, Larry Kudlow, Wilbur Ross and Peter Navarro.....

 中国との交渉が始まった。今回の措置は、それが延期されない限りアルゼンチンで習国家主席と行ったあの素晴らしい夕食会から90日経過した日に終了する。ボブ・ライトハイザーがスティーブ・ムニューシン、ラリー・カッドロー、ウィルバー・ロス、ピーター・ナバロウとともにこの任務に当たり、

 ......on seeing whether or not a REAL deal with China is actually possible. If it is, we will get it done. China is supposed to start buying Agricultural product and more immediately. President Xi and I want this deal to happen, and it probably will. But if not remember,......

 中国との本当の取引が実際に可能であるかどうかを見極める。もし、可能であればそれで終わり。中国は米国の農産物をもっと、そして速やかに買い始めることになる。習国家主席と私はこの取引が成立することを望んでいる。多分、そうなるであろう。もし、そうならなければ

 ....I am a Tariff Man. When people or countries come in to raid the great wealth of our Nation, I want them to pay for the privilege of doing so. It will always be the best way to max out our economic power. We are right now taking in $billions in Tariffs. MAKE AMERICA RICH AGAIN

 私がタリフマン(関税男)であることを思い出すべきだ。もし、我々のこの偉大な国を攻めに来るものがいれば、代償を払わせてやる。我が国の経済力を最大限に発揮することが最善の方法になるのだ。我々は今、何十億ドルものお金が関税として入ってきている。アメリカをもう一度金持ちにしよう。

 .....But if a fair deal is able to be made with China, one that does all of the many things we know must be finally done, I will happily sign. Let the negotiations begin. MAKE AMERICA GREAT AGAIN!

 しかし、公正な取引を中国との間で結ぶことができるのであれば、最終的にそうしなければならないし、私は喜んでサインする。交渉を開始しよう。もう一度アメリカを偉大にしよう。

 We are either going to have a REAL DEAL with China, or no deal at all - at which point we will be charging major Tariffs against Chinese product being shipped into the United States. Ultimately, I believe, we will be making a deal - either now or into the future....

 我々は本当の取引を中国との間で成立させるか、或いは全く何もしないか、どちらかだ。取引が成立しない場合には、アメリカに入ってくる中国製品に高い関税をかける。しかし、最終的には、今か将来になるかという違いはあっても、取引を成立させることになると私は信じている。
 
 .....China does not want Tariffs!

 中国は関税を望まないのだから。


 俺はタリフマンだと自分で言い切る、トランプ大統領!

 そこにマーケットは恐ろしさを感じ、そうなると景気は悪くなるのではないか想像したのではないのでしょうか?


 

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