気候変動に懐疑的な人がいることは十分承知しています。

 特に、アメリカではトランプ大統領を始めとして…

 そして、マーク・モラノの「『地球温暖化』の不都合な真実」というタイトルの本が出版され、懐疑論者たちは鼻息を荒くしています。

 アマゾンの評価も平均で星4つ。

 しか〜し、

 私としては、星1つの評価が一番しっくりきました。

 地球温暖化は化石燃料を燃やすことから生ずる炭酸ガスが原因だとする説とそれに対する懐疑論があり、それぞれ科学というよりも政治的な立ち位置から発信されていることが多い。今はもう何が本当で何がウソか分からなくなっている。本書は懐疑論の立場のプロパガンダ本。原著400ページもある中で図は4つしかなく、言葉とコラムを駆使したスタイルだ。著者マーク・モラノは共和党の活動家、アマゾンの熱帯雨林が破壊されているという報道はウソだというキャンペーンを張ったのが始まりで、今は地球温暖化懐疑論のサイトを主催しメディアに積極的に出て戦闘的に活躍している。更に本書は「政治的に正しくないガイドブック」シリーズの中の一冊である。
(以下省略)

 こうして懐疑論が相変わらず衰えないなかで、スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が13日、米首都ワシントンのホワイトハウス(White House)前で行われた地球環境保護を訴えるデモに参加したと報じられています。



 一方で、我が国で今、気候変動について意見を言っているのは、小泉進次郎環境大臣だけ。

 小泉進次郎については、一方で大変高い支持率がありながらも、他方では実績がないなどの辛口の評価があるのも事実。

 でも、気候変動に関して何も言わない政治家よりはまし。

 朝日の記事です。

 異常気象が日常になりつつある。洪水、台風、熱波――。その影響が人々の暮らしを脅かす。人間が引き起こした「気候危機」を回避するために何をすべきか、問われている。

 米海洋大気局(NOAA)は、今年7月は世界の平均気温が観測史上最も暑い月だったと発表した。6月に続く更新だった。2014〜18年の世界の年間平均気温は、高い方から1〜5位を占めている。

 相次ぐ異常気象は、温暖化なしには起こりえない。そんな科学的な研究結果が相次いで発表されている。

 欧州の研究機関は、西ヨーロッパ各地で40度を超えた7月の熱波について、温暖化がどの程度影響したか、スーパーコンピューターを使った最新の確率的な手法を用いて調べた。

 フランスやオランダでは、現在の気候でも50〜150年に1度、熱波が起こるが、温暖化がないと千年に1度以下しか起こらず、ほぼあり得ないという結果になった。英国やドイツでは、10〜30年に1度起きているのが、数十年から300年に1度になるという。

 日本でも気象庁気象研究所などが同様の手法を用い、昨夏の記録的な猛暑は、温暖化がないと起こる可能性はほぼゼロだと推定した。また、同研究所の川瀬宏明主任研究官らが、記録的な降雨だった昨年の西日本豪雨について計算したところ、温暖化がないと、降水量が実際より約7%少なかった可能性があった。

 米保険会社エーオンによると、昨年の自然災害による世界の経済損失は、2250億ドル(約25兆円)に上った。被害額では、関西空港が浸水した9月の台風21号が4位、250人以上が亡くなった西日本豪雨が5位だった。国内の損害保険会社による18年度の自然災害の保険金支払額は1・6兆円で過去最高となった。

 (中略)

 気温が1度上昇すると、大気中の水蒸気は約7%増える。東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授は「温暖化で猛暑のリスクが高まり、1度の気温上昇で広域での雨量が約7%増えるのは、はっきりしている。リスクを減らすには、温室効果ガスの人為的な排出をゼロにするために出来ることをすべてやるしかない」と指摘する。


 貴方は、気候変動に関してどのような考えをお持ちでしょうか?

 いずれにしても、近年異常気象が多発化していることは認めるでしょう?

 一時間当たり100ミリを超える雨が降ったと報じられることが珍しくなくなってしまいました。

 だったら、何らかの対応を取るのが当然。


 しかし、今回、千葉に大きな被害をもたらした台風についても…

 政治家の対応は首をかしげざるを得ないのです。


 トランプなどは、温暖化が顕在化しても、そのときは自分は生きてはいないとタカを括っているのではないかと思う方、クリックをお願い致します。
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