嘘つきに嘘つく場を提供する政倫審という言葉が改めて浮かんできます。

 政倫審の2日目。

 西村と松野が「会計には一切関わらず」といって、責任を全面的に否定しています。

 まあ、そう言うだろうとは十分予想されたところですが…

 会計には関わっていないから、という言い方は全く納得が行きません。

 他にも預金通帳など見たことがないとか、帳簿を見たことがない、などという言い方をする場合もありますが…

 でも、そのことと裏金作り、つまり、本来政治資金収支報告書に掲載すべきことを掲載しないと判断したことは全く別ものなのです。

 そんな大事なこと…だって、バレたら法律違反ですから、今回実際に起きたように逮捕、起訴されることもあり得るのに、会計責任者の一存でやる訳がないでしょ!?

 それにですよ、この2人が本当にお金に無頓着で、例えば地球温暖化の阻止のために夜も寝ないで昼寝をしつつ頑張っているような人ならともなく…或いは、世界平和の実現のために世界中を飛び回っていて、とてもお金のことなど考える暇がないという人ならともかく…

 この2人を含めて、自民党の議員の圧倒的多数は、権力とお金の獲得にこそ血眼になっている人々でしょう?

 何よりも選挙に勝ち抜いて議員の座を守る。その上で、閣僚を経て総理の座を目指す。

 でも、そのためにはお金こそが大事である、と。

 そのことを誰よりも痛切に感じているのが、議員たちですよ。

 つまり、お金の入りと出に関して、議員たちが無頓着でいる筈がない。

 もちろんだからといって、いちいち帳簿がどうなっているか、領収書がどうなっているか、或いは預金通帳がどうなっているか、なんて細かいことに気を配るような余裕がないのはそのとおりでしょうが、肝心なことについては全て自分で判断を下す、と。

 当たり前ではありませんか?

 或いはですね、国の予算だって、会計の一種である訳でしょ?

 もちろん、国会議員の先生方が予算書を実際に作る訳ではないし、恐らく予算書の中身を具体的に説明できる訳でもない。

 しかし、その予算を決めたのは…或いは、その予算を通したのは誰かと言えば…主計局の職員たちですか?

 違うでしょ? もちろん、原案は主計局の職員たちが作ったにしてもですよ、大事なことは全て政治家の意思で決められている訳ですよ。

 それと同じことなのですよ。

 それなのに、会計には一切関わっていないから、わしゃしらん、何て言ったって通る話ではありません。

 もし、それでもNHKを始めとするテレビ局がこの二人の言い分を、そのまま視聴者に伝えるとしたら、それこそまさに茶番劇と言っていいでしょう。

 経理とか会計というと、如何にも事務的な感じがして…それで、大物の政治家がそんな事務的なことに関わることはないのだと言いたいのでしょうが、そんな言い訳は通用しないのです。

 だから、今、法律改正をして連座制にすべきだ、なんて話が出ていますが、そもそも連座制という言葉がおかしいのですよ。

 本来処罰の対象になるのは政治家自身の筈で、但し、余りにも事務的なミスに過ぎない場合には、会計責任者がもっぱら責任を負うものと考えるのが常識というものなのですよ。

 どこまで国民を愚弄すれば気が済むのか、と言いたいですね。



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