今回の都知事選で石丸伸二という男に大いに注目が集まった訳ですが…

 蓮舫を抜く2位の票を得ながらも、悪評も目につきますよね?

 ただ、いずれにしても急速に知名度を上げているだけに、石丸のおこぼれに預かりたいと考え、石丸に接近する輩の多いこと。

 ということで、石丸伸二の都知事選の戦いぶりが俄然注目され、立憲も石丸方式を見習うべきだとの意見もあるようなのですが…

 具体的に言えば、SNSをもっと積極的に活用する、YouTubeの動画をバズらせることに力を注ぐべし、と。

 では、仮にこれまでの政治家たちがYouTube の動画作成に力を入れたら、本当に支持率向上が期待できるのでしょうか?

 はっきりと言いましょう。

 どんなに頑張っても、単にYouTubeの動画作りに努力するだけでは、無党派の若者たちの支持を得ることはできないと、私は考えます。

 問題は、YouTubeの活用にあるというよりも、YouTubeの動画の内容にあるのですよ。

 つまり、今の若者たちの多くは、現代の政治システムというか世の中の現状に失望していることに気が付く必要がある。自分たちは犠牲者なのだと勝手の考えているのですよ、若者の多くは。

 このままでは年金制度は崩壊してしまうであろう、と。自分たちが年金保険料を払い込んで高齢者たちの生活を支えて上げても、自分たちが高齢者になったときには年金はもらえないかもしれないぞ、と。

 国の財政にしたって、消費税を増税しないことには日本財政は破綻してしまうだろうなんて常々脅かされてきた。

 気候変動の問題も、事態は悪化するばかり。

 世の中のことを真剣に考えれば考えるほど、暗くなってしまう、と。

 その一方で、世の中のことを少しでも改革しなければいけない筈の政治家は、私腹を肥やすようなことばかりやっている。公職選挙法などあってなきが如し。

 だから、そもそも投票したって世の中がそう簡単に変わる訳がないと思っている。

 だからこそまた、世直しをしてくれるヒーローが登場して、今の世の中を少しでも良くしてくれることを夢見ている、と。

 但し、そんな若者たちは、自分たちの努力が足りないことなどについては自覚がなく、ただ高齢者たちが得をして、若者たちが損をしていると思い込んでいる、と。

 そういうことでしょ?

 だから、あの四角丸メガネの成田なんて男の人気があったりする訳ですよ。

 年寄りは集団自殺すればいいなんて、平気で言う訳ですから。

 石丸の人気もそれと似たようなものだと思うのですよ。

 若者は決して悪くない。悪いのは高齢者たちであり、既得権に結び付いた政治家である、と。

 だから、そうした世の中の悪を成敗するヒーローこそ、自分たちにとっては必要なのだ、と。

 まあ、確かに年金問題に限れば、若い人々が犠牲になるかもしれないというのは分からないでもありません

 しかし、若年の人口が減っているということは、それだけ親から受け継ぐ一人当たりの遺産も多くなる訳ですよ。

 でも、そんなことは敢えて気が付かないふりをして、自分たちは被害者だ、可哀そうだと思い込んでしまっている。また、そういった不満が積もっているから、石丸の弱い物叩きにも平気で加担する、と。

 ちゅうことですから、幾らYouTubeを活用しようと考えても、若者たちのご機嫌を取ることのできる内容にできなければ、立憲やその他の党の人気が上がることはあり得ないでしょう。

 でも、石丸が動画にしてアップした内容は、どうみても公正なものとは言えないでしょ?

 京大出のエリートが、田舎の市会議員たちを無能呼ばわりして叩いているだけではないですか? あんなの弱い物いじめと言ってもいいほど。

 田舎の市会議員たちを悪者にするような内容ではなく、どうして自分が銀行を辞めて市長選に出るきっかけとなった河井夫妻の問題を追及するような動画を作らなかったのか?

 そうでしょう?

 石丸は、どうみても強者の味方としか思えない。

 石丸に期待している無党派の人々は、騙されているのですよ。


  立憲が石丸伸二の真似をして人気を得ることなどあり得ないだろうし、また、仮に石丸が新党を結成して一時的に勢力を伸ばしても、それで世の中が良くなるなんてありえないと思う方、クリックをお願い致します。
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