トランプのことがどうしても受け入れられない私ですが…
そして、その気持ちは強まることはあっても弱まることはないのですが…
それでも、少しだけ心に変化が起きました。
テレ朝newsをご覧ください。
【独自】ガザの停戦合意めぐり ハマス高官「トランプ氏が直接介入して圧力かけた」ガザの停戦交渉が合意に達した要因について、イスラム組織「ハマス」の高官がANNの取材に応じ、アメリカのトランプ次期大統領の圧力が大きかったと明らかにしました。ハマス高官マフムード・マルダウィ氏「ネタニヤフ首相は次期トランプ政権と衝突したくなかったし、怒りを買うのを避けたかったというのが現実だ」停戦交渉の内情にも詳しいハマス高官のマルダウィ氏は、イスラエルが合意した要因について、武器を供与するなど政治的・外交的に支援してきたバイデン政権とは異なり、トランプ次期大統領が「直接介入して同意するよう圧力をかけたためだ」と明らかにしました。一方、ハマス側は満場一致で合意を承認したと強調しました。ハマス高官マフムード・マルダウィ氏「我々はトランプ氏に対し戦争を終わらせるというメッセージを具体化し、パレスチナの人々に自分たちの土地の自決権を与えることで平和が実現されることを望んでいる」また、イスラエルが未だに合意を承認していないことについては、「もはや言い逃れはできない」と非難しています。
もし、この記事に書いてあることが本当だとすれば、トランプの狙いがどこにあるかは別として、こうして停戦が実現できるのであれば、それはそれで評価すべきでしょう。
でも、では、何故それがバイデン大統領にはできなかったのか?
何故でしょうね?
ネタニヤフは、バイデン大統領の言うことなど、殆んどまともに聞いていなかったと言われています。
つまり、バイデンを軽く見ていた、と。
どんなことがあっても、バイデン政権がイスラエルを見放すことはないと信じ切っていたということなのでしょう。
まあ、バイデン大統領がイスラエルのロビイスト団体から最も多額の献金を受けていたという事実も関係しているのかもしれません。
しかし、その一方で、トランプは一筋縄ではいかないと思ったのでしょうね?
つまり、トランプを軽く見ていると、いつイスラエル支援がストップされてしまうかもしれない、と。
まあ、取り敢えず停戦が実現するのであれば、それはそれで評価すべきなのでしょうね?
一方、台湾に関してトランプは次のように言っているのだ、と。
FNNプライムオンラインの記事です。
【解説】再登板のトランプ大統領は「台湾を守ることは絶対にない」身構える台湾 日本に「過剰な期待すべきでない」アメリカでトランプ氏が大統領に就任する。新たなトランプ政権は中国に強硬な姿勢で臨み、中国との緊張は避けられず、トランプ氏が台湾を中国との取引材料に使うとの指摘もある。「台湾有事」は日本にも影響がある身近な問題だ。台湾の人たちがトランプ2.0をどう思い、頼清徳政権は軍事的圧力を強める中国とどう向き合うのか。そして、日本との関係は…台湾の外交政策に詳しい台湾の東呉大学政治学部・劉必栄教授に聞いた。“中国の台湾侵攻”トランプ氏は台湾を守らないーー台湾に「保護費」支払いを求めるなど台湾に厳しい発言を繰り返すトランプ氏が大統領に就任しますが、今後の米台関係はどのようになると予測していますか?「トランプ氏の1期目、私たち台湾はトランプ氏がとても好きでした。トランプ氏は中国に対して強硬になるだろうと考えていました。しかしその後、それは正しくないことに気づきました。なぜならトランプ氏は基本的にビジネスマンだからです。ビジネスマンである彼は中国との貿易において台湾を交渉材料として使うかもしれません。トランプ氏はかつて台湾について「ボールペンの先端のように小さい」と発言しました。ですから、私たちは非常に心配しています」「トランプ氏はあまり原則にこだわらない人です。もし、中国が台湾を攻撃した場合、トランプ氏は軍隊を派遣して台湾を守ることは絶対にないと私たちは考えています。トランプ氏は『TSMC(台湾積体電路製造)がアメリカの雇用を奪った、台湾はもっと『保護費』を払うべきだ』などと発言しています」「このようなことから、トランプ2.0の台湾とアメリカの関係には、より多くの不確実性が伴う可能性があると感じています」
トランプが台湾を守らないと言明することは、中国に対するプレゼントだとも思えるのですが…
そうすると、中国が台湾に軍事行動を及ぼす可能性が高まるのか?
どうなのでしょうね?
台湾有事の懸念が高まる可能性があるとも言えますが…逆に、その方が軍事的な衝突が起きる可能性は低くなるかも、という見方もできない訳ではありません。
ただ、トランプは台湾の利用価値が小さいから台湾を守るようなことはないと言っているだけかもしれません。従って、真に台湾の経済的価値に気が付いた時、今のような態度を取り続けるかどうかははなはだ疑問です。
いずれにしても、中国と米国の関係を振り返ると、米国は結局、損得勘定で方針を決めてきたとしか思えません。
また、日本は、そうしたアメリカの方針に振り回されてきただけだとしか思えませんね。
バイデン政権と一致協力して中国に圧力をかけて来た日本の外交にも変化が生ずるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (1)
決めてきたとしか思えません」の文言、これがトランプだけでなくアメリカという国による
行動の動機の根源だと思います。
台湾は、半導体部品においては韓国と双璧を成す世界の供給元です。なので、トランプの
発言は台湾に対して随分と冷たいですが、額面通りは受け取れません。トランプの場合、通常
の大統領と異なる点は非常に短期的な視点による政策と行動が主なところです。なので、
台湾有事とされる事態が現実味を帯びるまでは、台湾に対しても冷たい発言が多い気がします。
台湾有事となると、自民党の右巻きバカ達が大騒ぎし始めるのでうんざりです。普通に考え
るならば、台湾有事とは中国と台湾との軍事衝突ですから、日本に中国からのミサイルが
撃ち込まれるあろうはずがありません。しかも、日本はアメリカと同様に中華民国=台湾政府
との国交を絶って中華人民共和国=今の中国政府へ、中国との国交を乗り換えた過去があり
ます。御都合主義もいいところです。