高市は、円安が日本経済を復活させる特効薬だと信じているのですよね。

 だから、利上げを行うことには強力に反対する、と。

 まあ確かに、円安が進めば、輸出企業にとっては、ドル建ての価格を変えなければ円安になった分、見た目の売り上げは増える訳ですから、極めて業況が良いように見える訳ですよ。

 でも、実質ベースでみたら…つまり、車が何台売れたのかというような観点で見たら、それほど売り上げ台数は増えていないではないか、と。

 次のグラフをご覧下さい。


円安と実質輸出

 ドル円相場と実質輸出が過去16年の間にどのように推移してきたかを示しています。

 どちらも2020年の数値を100に換算しています。

 
 対ドルでも円の価値が大きく下がっている(折れ線は右上がり)のが分かるでしょ?

 でも、その割には実質ベースの輸出額はそれほど増えていないのですよ。

 つまりね、円安が進行することによって、経営者は何もしなくても売り上げ(円建て)が増加したように見えるので、経営陣を甘やかしてしまうのですよ。

 これが高市のやっている政策なのです。

 こんなことをやっていて日本経済の体力が強化される訳はないじゃないですか!!

 

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