経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: 小泉首相

 今日の参議院予算委員会での小池議員の追及の様子をご覧になっていたでしょうか?

 今週になって参議院の方に議論の場が移った訳ですが、私は、今回ほど参議院が存在していてよかったと思ったことはありません。

 カーボンコピーと揶揄されることの多い参議院ですが、参議院があればこそ衆議院で予算案が通過しても、まだまだ追及ができるのです。

 それにしても、本日の小池議員の質問にはおったまげました。

 あっぱれ! あっぱれ! と二度言いたい。

 よくもまあ、与党議員の事務所の資料なんかが手に入ったものだと感心します。

 どうやって入手したのでしょうか?

 その疑問は残るのですが…

 その与党議員というのは鴻池議員ということで、鴻池議員が早速記者会見しています。

 籠池氏から現金の入った封筒を渡されたが、つっかえした、と。

 そして、その一方で、籠池氏が反論しているのです。

 現金など入れていなかった、と。

 入れていたのは商品券だ、と。

 あのね、と言いたい!

 現金も商品券も似たようなもの。

 本当にこのおっさんはおもしろい!

 いずれにしても、少しずつ包囲網が狭まっています。

 しかし、理財局長は相変わらず苦しい答弁を続けるのでしょうね。

 誰も、信じていないのにも拘わらずです。



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 政局は、益々混迷の度を増しています。

 言うまでもなく、小泉元総理の発言が火を噴いたからです。


 「私は最近の総理の発言について、怒るというよりもね、笑っちゃうく
らい、もう、ただただあきれているところなんです」

 「私についても、常識の通じない男、奇人変人とか言っているようだ
けど、私は自分では常識をわきまえた普通の人だと思っている!」

 「定額給付金についても、首相は「さもしい」「自分はもらはない」「い
や、そんなことは言っていない」とかいろいろ言っているが、私は本当
にこの法案が衆院の三分の二を使っても成立させなければならない法
案だとは思っていない」


 それに、森元総理の言動も、インパクトがありました。

 「うるさい!」


 小泉劇場の再来です。


 で、この小泉氏の発言の真意は何か、ということについて、政治評論
家などが、ああだこうだと解説しています。


 「奇人変人と言われたことについて怒った」

 確かに、小泉さんも人間ですから、ああ公然と奇人変人扱いされた
のでは怒りたくなるかもしれません。

 それも、自分を奇人変人扱いしたのが、支持率が2割を切った総理
なのですから。


 ただ、どうも、それだけとは思えないのですよね。

 だいたい、あの人、自分自身が、自分のことを少し変わった人間だと
思っているからです。

 それに奇人変人と呼ばれているのは昔からですから。

 
 それに小泉発言については、もっと不自然な部分があります。

 それは、何故、今になって定額給付金の問題を蒸し返すのかという
ことです。

 小泉氏が、2兆円ごときの給付金の問題で、本気になって反対する
のはどうも変です。

 しかし、現職の閣僚たちは、その小泉氏の芝居に騙されてしまって
います。


 舛添大臣は、「ツーレイトだ」と、本気になって反論。

 中川大臣も、「首相までされた方が言うのは、理解に苦しむ」と。


 この人たち、だから、まだまだ小泉氏の域にまで達することができな
いのです。


 そもそも、小泉氏は、定額給付金には反対だ、とは言ってはいませ
ん。最終的には定額給付金を支持し、公明党に高く売る意図もあるの
ではないでしょうか。


 「自民党をぶっこわす!」

 そう叫んでいた小泉氏こそが、自民党のことを一番心配しているの
です。

 そしてまた、その小泉氏は、自分が進めてきた郵政改革を最大の勲
章だと考えているのです。

 だからこそ、自分にとっても最大の危機のこの時、国民の関心をより
小さな問題に振り向かせ、危機を乗り切ろうという作戦なのです。


 ここは冷静になりましょう。


 今回の小泉発言のきっかけは、麻生総理の郵政民営化に関する相
矛盾する発言にありました。

 「私は、郵政民営化担当大臣ではなかった」

 「私は、郵政担当大臣だった」


 
 この相矛盾する発言が、国民を呆れさせた発端です。

 小泉氏が、呆れるのも当然です。

 でも、そのことと定額給付金の問題が、どう結びつくというのでしょ
う?

 小泉氏は、麻生総理が相矛盾する発言をしたことに憤ったわけでは
なく、小泉氏が進めた郵政改革を真正面から否定するようなことを麻
生総理が言ったことが許せないのです。

 麻生総理が、オリックスに対して簡保の宿を売却するという「簡保の
宿」疑惑の関連で、俺はそもそも郵政民営化には反対だったなんて発
言して、国民のご機嫌取りをしたことに対して小泉氏は切れたので
す。

 では、俺のやっていたことが間違っていたのか!と。

 「自民党はぶっこわす」と言って、改革を進めたからこそ、衆議院で
2/3以上を確保することができたのではないか、と。

 それなのに、そのお手柄の郵政民営化を否定するのか、と。


 小泉氏が、どこまで「簡保の宿」疑惑に拘わっているかはわかりませ
ん。

 しかし、「簡保の宿」疑惑が取り上げられれば取り上げられるだけ、
郵政改革そのものまで否定されてしまう可能性があります。

 そうなれば、小泉氏が成し遂げてきたことの全否定につながってしま
います。

 それだけは、何としても阻止をしないといけない。

 マスコミと国民の関心を、違う方へ誘導しよう、と。

 そこで、「定額給付金」を思いついただけなのです。

 
 簡保の宿疑惑に関しては、そもそも住友銀行のトップだった西川氏
が、郵政のトップに抜擢されたことが不自然です。

 何故、そのような人事がなされたか?

 民間の銀行と郵便貯金は、かつて大変なライバル同士だったので
す。

 何としても官(郵貯)の暴走を許してはならぬ、と。

 西川氏は、民間を代表して、官と渡り合っていたという経緯があるの
です。

 その人が、その宿敵でもある郵政のトップに移ったわけですから、笑
っちゃいます。


 そもそも、小泉氏が進めた郵政改革も眉唾ものです。

 私は、改革自身に反対するものではありません。

 改革は大いに進めるべき。

 しかし、民間会社に移行することが、即、改革であると主張すること
はできないのです。

 民間会社に移行しても、競争状態が生まれず、独占のままであると
するならば、それは、改悪になってしまうでしょう。

 何故ならば、官のままであれば、まだ、監督当局や国会を通じて、コ
ントロールが可能であるからです。

 さらにいえば、郵政の民営化が必要だったはいっても、その意味す
るところは、郵便貯金と簡易保険の民営化であって、郵便事業の民営
化が必要だと主張していたのは、小泉氏くらいだったような気がしま
す。


 かつての特殊法人は、今、独立行政法人に衣替えしていますが、こ
ちらも改革とは名ばかりで、組織(経営陣)が焼け太っただけの結果で
す。

 小泉政権が、本当に改革を進める気持ちがあったとしたら、どうして
そんな形だけの独法化を認めたのでしょう。

 謎が、残ります。

 今回の、小泉発言によって、天下り問題に対する関心もまた薄れそ
うな気配です。

 


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 靖国神社のA級戦犯合祀にかかる天皇発言メモが公表されて、議論が巻き起
こっている。

 件の小泉首相は、靖国神社に参拝するかどうかは心の問題だからと言って、
合祀の是非の議論には入りこもうとしない。

 ところで、御存知のとおり、小泉首相の靖国参拝をきっかけに日中、日韓関係
は冷え切ったままだ。ただ、これらの国との関係が悪化しているのは、何も靖国
参拝だけが問題ではないのが明らかだから、関係悪化の責任を全て小泉首相
になすりつける気持ちはさらさらない。

 しかし、である。小泉首相の言動もおかしいのでないか。

 まず、靖国参拝が心の問題だから、他人がとやかく言う問題ではないとか、他
国がとやかく言うべきではないという議論には、少し論理の飛躍がある。

 小泉首相は、心の問題というが、小泉首相が仕事が休みの日に、個人的に靖
国神社に参拝に行くというのであれば少しは話は分かる。しかし、小泉首相の参
拝は、いつも公用車で乗りつけており、明らかにプライベートな行為とは違う様相
を呈している。

 また、小泉首相は、一国民であるとともに、行政の長である内閣総理大臣なの
である。従って、仮に、小泉首相の言動が休日のものであったとしても、個人とし
ての言動というよりも総理大臣の言動として受け取られることにも留意しなけれ
ばならない。

 しかも、憲法では政教分離をはっきりと唱っているのである。

 

 小泉首相は、もし靖国参拝が心の問題と考えるのであれば、何故それを総裁
選の公約にしたのであろうか。ここに小泉首相の論理の破綻が見えてくる。

 心の問題とは、例えば、小泉首相がエルビスプレスリーを好きであるとかそう
いった類の話である筈である。そして、心の問題であれば、それを選挙の公約に
などすることが適当でないのは明らかだ。単に、小泉首相が心のなかに靖国神
社を描き、そこで参拝する自分を想像するというだけであれば、誰も文句を言う
ことが出来ない。しかし、総理大臣として衆人監視の中を参拝するのであり、こ
れは明らかに心の問題を超えている。

 一万歩譲って、靖国参拝が心の問題だとしても、小泉首相が靖国参拝を選挙
公約にした瞬間から、心の問題ではなくなっているのである。

 小泉首相は、心の問題だから、今後は行くか行かないかも分らないという雰囲
気を漂わせているが、そういうことなら逆に公約違反ということにならないのだろ
うか。

 

 それに、そもそも自民党内には、参拝賛成派が多数いるようであるが、彼らは
本当にそれほど信心深いのであろうか。

 小泉首相が靖国参拝を公約にしたのは、遺族会の支援が欲しいという計算が
働いているだけではないか。支援が欲しいから今までの総理ができなかった8月
15日の参拝を実現すると約束しただけではなかったのか。

 政府は、靖国神社に対し分祀を強要することなどできないという。それは形式
的にはそうであるかもしれない。

 しかし、その合祀をしている神社に敢えて参拝するということは、その神社の合
祀を認めていると受け取られても仕方ない。

 そして、小泉首相は、その合祀の問題には触れようとはせず、ただ、戦争でな
くなった尊い命に‥と述べるだけである。

 合祀が悪くないというのであれば、戦争裁判を否定することにつながり、行政
の長として、そういうことは言えないのであろう。しかし、また、靖国参拝をしない
となると、遺族会の支持が得られず困ったことになると考えるのであろう。

 その結果が、質問には真正面に答えず、ただ、「心の問題だから」ということに
なるのであろうか。

 しかし、総理の任期も後僅かであり、心情を吐露したら如何なものなのか。

 合祀や分祀など面倒で、そんなことはどうでもいいではないかと言うのが本音
なのだろうか。

 或いは、戦勝国の代表のアメリカが、小泉総理がA級戦犯を合祀している靖国
神社を参拝しても何のクレームもつけていないのであるから、細かいことを言う
なとでも思っているのであろうか。

 

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 日米首脳会談が行なわれている。

小泉

 どういう訳か波長の合うお二人である。まあ、一国の
トップともなるといいたいことも言えない毎日だから、お
互いに気兼ねなく話すことのできるつかの間のチャン
スかもしれない。

しかし、小泉首相の乾杯のスピーチを聞く限り、二人の
間で会話が成立するとはあまり思えないのだが‥。

 だけど、この二人には言葉の壁など存在しないのかもしれない。フィーリングが
合えばそれでいい。

 小泉首相は臆面もなく、I want You , I need You, I love You. を繰り返してい
る。少なくとも、一国のリーダーともあろう人が、そういう言葉を人前で繰り返すこ
となどなかなかできることではない。そういう意味では尊敬に値する。

 また、ブッシュ大統領は、小泉首相のそういうキャラクターを知っているため
か、プレスリーが若き日に過ごしたグレースランドにそろって訪問したいと事務方
に提案したのかもしれない。

 しかし、その提案を聞いた事務方は気を失いかけたとか。

 そういう二人だから仲良くなれるのですね。見習わないと‥。

 でも、WTOの交渉を見るまでもなく、日米で利害が対立している事項も多く、本
当の意味で友好関係が成立しているとは思えない。

 

 それはそうと、ブッシュ大統領は、小泉首相がもって言ったお土産を歓迎した。
件の牛肉輸入再開である。ブッシュ大統領はどのように喜びを表現したのだろう
か。

 I want to thank you for opening your markets to U.S. beef.

I think the Japanese people are going to like the taste of U.S. beef.

As a matter of fact, I had a good slice of beef last night,

and you told me you did, as well, and you look like you're

feeling pretty good.

 米国の牛肉に市場を開放してくれて感謝したい。日本人は米国の牛肉の味を
好きになると思うよ。実は、昨夜、美味しいビーフを食べたのだけど‥、君も食べ
たと言っただろう。そういえば、調子よさそうに見えるよ。

 

 この人たちが世界をリードしていることを認識しなければならない。

 

 

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