経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: ミツバチ

 突然ですが、貴方に質問です。 Do you like honey?

 「なんですって?」

 ですから、蜂蜜はお好きですか、と聞いているのです。

 「オブコース アイ ドゥー」

 そうですか、やっぱりお好きですか。蜂蜜っていうのは、非常に消化がよく、エネルギー源として
最も効率的だ、なんて言われているのです。

 「それに甘いし‥」

 但し、ちょっとばかりお高いのが問題。でも、よーく考えてみると、一瓶蜂蜜を買っても、結構長持ちするのも事実。つまり、一見高そうにみえても、案外安いと考えた方がいいのかもしれないのです。

 「あれっ、安いのが売ってあるのを知らないの?」

 確かに非常に安い蜂蜜が売られているのを時々見かけることがあるのです。で、ご丁寧に純粋蜂蜜なんてラベルが貼ってあったり‥で、それらの殆どは中国製だと書かれてあるのです。

 「やっぱり‥」

 中国製だから粗悪だ、なんて断定する訳にはいかないのですが‥一時期、水あめを混入した蜂蜜が売られたりしたこともあったのです。

 でも、どういう訳か未だに格安の蜂蜜が店頭に並んでいるのです。やっぱり安いということは大変な武器になるということでしょうか?

 しかし、本当の蜂蜜ファンであれば、恐らく格安の蜂蜜を買うことはないでしょう。国産品を購入するか、或いは輸入品であったとしても、それなりの価格がついているものを買うことでしょう。

 ということで、私は貴方に警告します。価格だけみて判断してはいけませんよ、と。

 まあ、いずれにしても、そんなに安い蜂蜜が店頭に並ぶと、国内の養蜂業者にそれなりの影響を与える筈なのですが‥本日、NPRのニュースを聞いていると、アメリカの養蜂業者にも打撃を与えたと言っているのです。

 American bees made most of America's honey.

 「アメリカの蜂がアメリカの蜂蜜の殆どを作っていた」

(中略)

 More than half of all the honey that Americans consume these days comes from other
countries.

 「最近では、アメリカ人が消費する蜂蜜の半分以上は他の国々から輸入されている」

 Long supply chains connect this warehouse to beehives half a world away.

 「長いサプライチェーンがこの工場と蜂の巣を結び付けている」


 But there's trouble in those supply chains, uncertainty about where honey's really coming from.

 「しかし、そうしたサプライチェーンには不確かなことがある。蜂蜜が本当は一体どこから来ているのか、と」

 There are accusations of smuggling, rumors of forged shipping documents.

 「密輸の告発があり、また書類を偽造しているという噂もある」

 To understand why, you need to step back in time just a few years to the 1990s, when the U.S. got a lot of its honey from China. China's the world biggest producer of honey.

 「その謎を理解するためには、1990年代にまで遡ることが必要だ。その当時、米国は大量の蜂蜜を中国から輸入していた。中国は世界で最大の蜂蜜生産国であったのだ」

 Chinese honey was cheap. It was so cheap, American beekeepers complained it was driving them out of business.

 「中国製の蜂蜜は安かった。大変安かった。そこで、アメリカの養蜂業者は、自分たちが廃業に追いやられると文句を言った」

 They went to the government claiming that China was dumping that honey, selling it for an artificially low price. U.S. officials agreed.

 「養蜂業者たちは、中国が蜂蜜をダンピングしていると政府に申し出た。人為的に安い価格で売っている、と。そして、当局はそれを受け入れた」

 And to level the playing field, they imposed huge import duties on Chinese honey. So now the Chinese can't sell their honey in the U.S.; it's too expensive.  

 「競争条件を等しくするために、米国当局は中国製の蜂蜜に高い関税を課した。そして、今では
中国は米国では蜂蜜を売れないのだ。余りにも高すぎるからだ」

 

 あれですよね、あれ。TPPに熱心なアメリカも、自国の養蜂業者を守るためには高い関税を掛けるのですから、日本のことをああだこうだ、なんて言えた義理ではないのです。

 まあ、それはともかくとして‥そうやって中国製の蜂蜜に高い関税が課せられることになり、中国製の蜂蜜をアメリカで見ることはなくなったのだ、とか。これで、アメリカの養蜂業者にとっては、メデタシ、メデタシとなったのでしょうか?

 問題はここにあるのです。また、そこのところが分からないと経済というものを理解することはできないのです。

 中国製の蜂蜜は、2年前に完全にアメリカの店頭から姿を消した。しかし、それと同時に、他の国から安い蜂蜜がアメリカに入ってきたのだ、とか。

 どこから来たかと言えば‥マレーシア、インドネシア、そして台湾。

 マレーシアやインドネシア、或いは台湾などは、養蜂業が盛んな国なのか? どうもそうではないようなのです。おかしい、どう考えてもおかしい。そこで関係者は、それらを Funny Honey と呼んだというのです。

 実は、それらの蜂蜜は、本当は中国で生産されたもので、そうした国を迂回して米国に流入してきたというのです。では、何故それらが中国製だと分かったのか? 蜂蜜に含まれる花粉のDNA検査をすると分かるのだ、と。

 で、そうやって中国製の蜂蜜が迂回して輸入されていたことが分かると、当局は関係者を処罰したのだ、と。

 では、それで一件落着かと言えば‥

 今度はインド製の蜂蜜が大量にアメリカに流入するようになった、と。で、それをDNA検査にかけても、中国製の花粉のDNAは発見されなかった、と。

 今度は正真正銘のインド製の蜂蜜だったいうことでしょうか?
 
 違うのです。中国の蜂蜜業者が、蜂蜜をフィルターにかけて花粉を取り除いてしまい、そしてそうやって精製した蜂蜜をインド製の蜂蜜と混ぜ合わせたのだというのです。

 やっぱり中国!

 でも、私は思うのです。こうして法律の網の目を潜り抜けようとするような行為は永遠に続く、と。

 アメリカは判断したのです。中国の蜂蜜生産者は米国にダンピングをしている、と。ダンピングとは、不当に安い値段で輸出するということです。だから、対抗手段として高い関税をかけて、競争条件を等しくしようとした。

 しかし、ダンピングという判断がおかしいのです。中国は不当に安い価格を設定している訳ではなく、低コストで蜂蜜を生産することができるだけの話です。或いは粗悪な蜂蜜を生産することができる、と。粗悪なという意味は、水あめなどが混入している可能性があるということですが‥

 つまり、価格だけをみれば、アメリカの養蜂業者が、中国の養蜂業者に太刀打ちができないのは明らかなのです。アメリカの養蜂業者が生き残るためには、蜂蜜の品質で勝負をするしかない、と。

 しかし、その重要な事実にアメリカの当局は気づいていないのです。単にアメリカの養蜂業者を守るために、口実を探したに過ぎないのです。

 それに、そもそもアメリカの当局が本当にアメリカの養蜂業を守りたいというのであれば、ミツバチの集団失踪の原因を確定しなければならないのに‥そして、ミツバチの減少を食い止めることが先決なのに‥それができないのです。

 我々日本人も、今回のニュースから学ぶところがあると思うのです。日本の養蜂業者も、価格競争力では中国に負けるのは明らかなのです。では、どうやって生き残りを図るか? それは、品質で勝負をするということなのです。それに消費者が品質に敏感になる必要があるのです。

 価格の安さにばかり目が行くアメリカの消費者は、本当の蜂蜜の美味しさが分かっていないのではないでしょうか?


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 最近、日本や米国でようほうが静かなブームになっているよう
です。

 「ようほう?」

  ヨウホウとは、beekeeping. つまり蜂を飼うことです。養蜂。
ただ、蜂と言ってもいろいろな種類がいるわけですが、人間が通
常飼う蜂といえば、それは蜜蜂。

 まあ、我々人間のなかには、昆虫が大好きな人と、昆虫という
か虫が苦手の人に分かれると思う訳ですが‥、昆虫が好きな人
にその理由を聞いても、ただ、虫が好きだから、と。別にお金にな
る訳でも何でもないけど、カブトムシをつかまえたり、セミやトンボ
を捕ったりするのが大好きなのだ、と。

 しかし、ミツバチの場合には少しばかり事情が違うようです。

 ミツバチのことを観察したことのある人ならお分かりだと思うの
ですが、ミツバチは本当に愛想がない。だからといって、カブトム
シやクワガタやセミが愛想を振りまくわけではないのですが、カブ
トムシやクワガタは、子どもにとってはもっていると何となく誇らし
くなるし、セミは、人間が近づくと鳴きやみ、捕まえようとするとお
しっこをして飛び立とうとする、と。

 それに比べてミツバチときたら‥。人間が至近距離に近づいて
蜜を採取する現場を凝視しても、害を加えられると感じない限り、
せっせと蜜を採取し続けるのです。私はあんたのことなんか、全
く眼中にないよ、と。

 だから、人間の側としても、ミツバチのことをカワイイなどと思う
人は極めて少ないと思うのです。でも、多くの人間beekeeping
に最近はまっている、と。

 何でも米国では、自宅の裏庭などでミツバチを飼う人が10万人
はいるのではないか、と推定されている、とか。

 では、人は何故ミツバチを飼うのか?

 ズバリ、それはハチミツを手に入れるためでしょう。

 でも、それだけではありません。趣味でミツバチを飼う人々は、
ハチミツの収穫を楽しみに行っているわけでしょうが、ハチミツの
収穫とは関係なくハチとお付き合いしている人がいるわけです。

 イチゴ、アーモンド、かぼちゃ、サクランボ‥、こうしたものの生
産にはミツバチの受粉作業が欠かせないということなのです。つ
まり、農業は、土地と人間の労働だけによって遂行されているの
ではなく、ミツバチの勤労が大きく貢献している、と。

 ということで、もし、ミツバチが少なくなってしまったら、農業の生
産高も減少し、その結果GDPも減少するであろう、と。

 こんなことを言えば、このブログを長い間ご覧になって頂いてい
る方は、そういえば、ミツバチの集団失踪はどうなったのかとお
思いかもしれませんね。

 ミツバチの集団失踪とは、ある日突然、ミツバチが巣からいなく
なってしまう現象。

 CCD、Colony Collapse Disorder とも言われています。全
米では、過去10年間にミツバチの巣が40%も減少していると言
われています。

 では、何故そんなことが起きるのか?

 さまざまな原因が上げられていますが、いずれにしても広い意
味での環境の変化にミツバチが順応することができないことが理
由なのではないでしょうか。

 例えば、農薬の使用、ダニ、過労、或いは温暖化による影響な
ども含まれるかもしれません。

 勿論、そうしたことの多くは、人間が生産活動を盛んにするた
めに自ら招いた結果であるのですが、そうやって自然環境に大き
な変化をもたらしていることは、思惑とは逆に生産活動の阻害要
因になることもあるということに我々は気が付くべきなのです。

 あれだけ地球温暖化対策の必要性が叫ばれていたのに‥、ど
ういうわけリーマンショック以降、地球温暖化対策については置
いてきぼり状態になっています。考えてみたら、我々は同じことを
繰り返してきました。即ち、1990年代の初めのころも一時期、温
暖化対策に関心が向いたことがあったのですが、その後バブル
の崩壊やら長引く不況のなかで忘れ去られ‥

 でも、そうした20年間が過ぎ去るなかで、温暖化の影響が顕在
化していると言っていいのではないのでしょうか?

 1時間100ミリ以上もの凄い雨が降ることも、最近ではそれほど
珍しくなくなったではありませんか?

 まあ、そうした自然の変化に敏感であるためにも、人間は常日
頃もっと自然と触れ合った方がいいのかもしれません。もし、貴
方がハチを飼うことになれば、何故ハチが集団失踪などするの
か、何が原因なのか、何故最近の人々は、草刈りの手間を省く
ために簡単に除草剤を撒いてしまうのか、などということに気が
向くようになるでしょう。

 少なくても、子どもたちにはセミ取りなどをして夏休みを過ごして
もらいたいと思います。


 で、最後に経済について‥、

 もし、多くの人がミツバチを飼うようになって、1人当たり何万円
もの価値がするハチミツを毎年収穫するようになったら、我が国
のGDPには、どのような影響を与えるでしょうか?

 答えは、収穫したハチミツを全て自家消費したら、GDPの増大
には何も寄与しません。

 本当は、価値あるものを生産しているのに、全くカウントされな
いのもおかしいですよね。

 しかし、それがGDP統計の限界なのです。

(注)養蜂農家の自家消費分は、GDPにカウントされます。


 ハチはともかく、ハチミツは好きだという方、クリックをお願いい
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 ミツバチの集団失踪、CCDのニュースが最近盛んに報じられるよう
になっています。

 といっても、日本ではなく世界的にですが‥

 Apr. 26 2009  バンクーバーからです。CTV.ca News Staff
 

 A group of Vancouver environmentalists is trying
to stop the strange disappearance of bee populations,
by creating new urban habitats for the insects.

「バンクーバーのある環境派のグループが、蜂の奇妙な失踪を食い止
めようと、都市に蜂の棲息地を作ろうとしている」


 Experts are still trying to determine the exact cause
behind Colony Collapse Disorder (CCD), which was first
given an official name in 2007. Every year, a third of
Canadian bee colonies are lost.

「専門家たちは、2007年にその名が付けられたCCDの原因をなお突
き止めようとしている。毎年、カナダの1/3の蜂の巣が失われている
のだ」


 The insects are crucial to our food supply -- bees are
needed to pollinate most of our vegetable and fruit crops.
The European honeybee provides up to $1 billion worth
of pollination services to agriculture in Canada every year.

「蜂は、食料供給のために欠かせないもので、野菜や果物の受粉作
業に必要なのだ。西洋ミツバチは、毎年、カナダの農業に対し10億ド
ル相当の受粉サービスを提供している」


 So why are bees disappearing? Theories point to
pesticides, some sort of contagious virus, bacteria,
or weakened immune systems. Other experts suggest
the problem has more to do with a loss of habitat.

「では、何故蜂が消えているのか。理論的には、殺虫剤、ウィルス、バ
クテリア、免疫機能の低下が考えられる。また、棲息地の喪失に関係
していると指摘する専門家もいる」


 Responding to the latter idea, the Environmental Youth
Alliance has set up 150 bee towers across Vancouver,
with hopes that bees will use the homes to lay eggs.
The project is also designed to raise awareness about
the issue.

「この棲息地の喪失に対応しようと、「環境青年同盟」は、バンクーバ
ー中に150の蜂の塔を作ってきた。蜂がそこを巣にし、そして卵を産む
ことを願って。このプロジェクトは、CCDに対する問題意識を喚起する
意味もある」


 "We can create habitat by putting these things out,"
said spokesperson Hartley Rosen.

「広報担当のローゼン氏は、『このようにして棲息地を作ることができ
る』と、述べた」


 So far, the project is getting a lot of notice south
of the border, where beekeepers have even gone to
Washington to publicize their plight.

「これまでのところは、このプロジェクトは、国境の南側で多くの注目を
集めている。そこの地域の養蜂家は、彼らの窮状を訴えにワシントン
まで行っているのだ」


 Some U.S. beekeepers are reporting losses of up to 95
per cent, and the U.S. Department of Agriculture has made
CCD a central concern.

「米国の養蜂家の中には、95%もの蜂を失ったと報告している者もい
る。米農務省は、CCDに大きな関心を寄せている」

 With a report by CTV's Rob Brown

 

 

 次は、イギリスからです。

 Thieves lift hives as UK bee numbers drop

 「英国のハチ減少で、泥棒が蜂の巣を盗む」

 By Lester Haines • Get more from this author

 27th April 2009 11:19 GMT


 The UK's beekeepers are facing a new threat to their
hives in the wake of a dramatic decline in honeybee
numbers - the wholesale theft of colonies for sale
on a burgeoning "apian black market", as the Times
describes it.

「英国の養蜂家は、蜂の数の劇的な減少の後で、新たな脅威に直面
している。最近誕生したブラックマーケットで蜂を売るために泥棒をす
るのだ」


 The value of honeybees has risen sharply as
populations succumb to a combination of threats
including Colony Collapse Disorder and wet summers.
Accordingly, thieves who apparently have experience
handling bees and the inside knowledge to sell
them on have begun to illegally exploit the crisis.

「大量の蜂が、CCDや蒸し暑い夏の気候に負けていなくなることから、
ミツバチの価格が急上昇している。このため、蜂の扱いに慣れていた
り、売却の内部情報を有している者が、この危機を非合法に利用し始
めている」


 Earlier this month the Great Little Honey Company
at Rowley Hill Farm in Stretton, Staffordshire,
was relieved of 18 hives whose occupants pollinated
the farm's strawberry plants. Beekeeper Richard
Lindsey explained: “It’s soul destroying. I went
to check on the hives and all that was left were
the stands. It had been cleaned out completely.”

「スタッホードシャー州のストレットンにあるラウリーヒル農場のグレイ
ト・リトル蜂蜜会社が、今月、18個の蜂の巣箱を盗まれた。これらの蜂
は、イチゴ農家の受粉に使われていた。養蜂家のリチャード・リンジー
は言う。全く落胆した。巣箱の確認に行ってみたら、スタンドだけにな
っていて、完全に持ち去られていた」


“It must have been someone who knew what they were
doing - someone in the trade. You would need equipment
to load them on to a truck and they’re not easy to
lift. And you would have to know what you were doing
- if you drop them or let them out you’d get badly
stung up without protection.”

「誰か内部時事情に詳しいものに違いない、トラックに積み込むにも道
具がいるし、運ぶのも容易ではない。もし、落としたりして蜂が外に出
てしまうと、刺されてしまう」


 He continued: “It will cost me £6,000 to replace them.
And that’s without taking into account the loss of
breeding stock I had, and I’ve lost the honey crop off
them this year, which was worth £50 per hive at least.”

「彼は続ける。『取り換えのために、6千ポンドほどかかるであろう。そ
れには、飼育中の蜂の損失を含めていない。今年の蜂蜜の収穫もなく
なり、最低でも一箱につき50ポンドにはなる」


 John Howat, secretary of the Bee Farmers’ Association,
told the Times: “I imagine that the increase in demand
for hives from the public following all the press coverage
about bees over the last year, together with the very high
prices now being demanded, due to shortages following
losses has prompted this spate of thefts.

「養蜂家協会のジョン・ホワット氏は、タイムズに対し次のように述べ
た。『昨年の蜂に関する新聞報道の後、蜂に対する需要が増大したこ
とが、価格が上昇したこともあいまって、蜂の窃盗の多発化につなが
っていると思う』」


“Worryingly, it is obvious that whoever is doing it
has experience in keeping and moving bees. I always
thought we beekeepers were a small but honest crowd
of people."

「困ったことに、窃盗を行っているものは、蜂の飼育や運搬の経験があ
るものであることは明らかだ。私は、養蜂家というものは、少数ではあ
るが、正直な人々の集まりであるといつも思ってきたのに」

 

 Lindsey suggested the thieves were out for financial
gain, rather then the bees themselves. He said:
“There could well be a black market. Bees aren’t
identifiable and the demand for bees from beginners
far outweighs supply. I know of someone who had 12 hives
stolen, another five hives and another four. It’s definitely
worth someone’s while to steal bees, divide the hives up
and sell them on.”

「リンジー氏は、窃盗は、蜂が欲しくて行ったのではなく、お金目当て
だ、と示唆した。彼は言う。『ブラックマーケットがある可能性がある。
蜂は、見分けが付かず、素人の蜂の需要は、供給をはるかに上回っ
ている。12箱の巣箱を盗まれた者を知っているし、5箱盗まれた者や4
箱盗まれた者もいる。人によっては、盗んで売り飛ばせば、金になると
考えるものがいるということだ」

 

 次は、ブラッセルから。


By Pete Harrison

BRUSSELS, April 27 (Reuters) -


 Europe's beekeeping industry could be wiped out in less
than a decade as bees fall victim to disease, insecticides
and intensive farming, international beekeeping body
Apimondia said on Monday.

「ヨーロッパの養蜂産業は、蜂が病気や殺虫剤や集約農業の犠牲に
なっているので、今後10年以内に消滅することがあり得ると、国際養
蜂家団体が月曜日に述べた」


 "With this level of mortality, European beekeepers can
only survive another 8 to 10 years," Gilles Ratia, president
of Apimondia, told Reuters.

「この寿命の水準では、ヨーロッパの 養蜂家は、後8年から10年しか
生き延びることができないと、アピモンディアの総裁がロイターに述べ
た」


 "We have had big problems in southwest France for many
years, but also now in Italy and Germany."

「長い間、フランスの南部では大きな問題になっていたが、今では、イ
タリアやドイツで問題になっている」


 Last year, about 30 percent of Europe's 13.6 million hives
died, according to Apimondia figures. Losses reached 50
percent in Slovenia and as high as 80 percent in southwest
Germany.

「アピモンディアによれば、昨年、ヨーロッパの13.6百万の巣箱の
30%が死んだとされる。喪失数は、スロベニアでは、50%に、そして
南西ドイツでは、80%に達すると」


 With 35 percent of European food crops relying on bees to 
pollinate them, it poses a big threat for farmers, said Ratia.

「ヨーロッパの農作物の35%は、蜂に受粉作業をさせており、このた
め、農家にとっては大変な脅威になっていると、ラティアは言う」


 "It is a complete crisis," said Francesco Panella, who
tends about 1,000 hives in Piedmont, northern Italy. "Last
year, I lost about half my production. I can't survive more
than 2 or 3 more years like this. My son won't be able to
continue my trade."

「これは大変な危機だ、と北イタリアのピーデモンで100箱の世話をす
るパネラ氏はいう。昨年、私は、生産物の半分を喪失した。このような
ことでは、2〜3年ももたないだろう。息子は、この仕事を続けることは
ないだろう」


 Mystery has surrounded the recent decline of bee numbers,
but most keepers blame modern farming methods and the
powerful new pesticides used on crops like sunflower, maize
and rapeseed.

「これだけの蜂の数の減少には、謎がつきまとうが、大方の養蜂家
は、近代的な農業方法と、ひまわりやトウモロコシ、或いは、菜種に使
用される強力な新種の殺虫剤のせいだ、という」

 Two main factors were responsible for weakening bee
colonies: insecticides and the parasitic mite Varroa, says
Apimondia's scientific coordinator Gerard Arnold. Once
weakened, the hives are then decimated by viruses and other
diseases.

「蜂の集団を弱体化している二つの大きな原因がある。殺虫剤と、バ
ロアというダニだ、とアピモンディアの科学調整役のアーノルド氏が言
う。一旦弱体化すると、蜂の巣は、ウィルスや他の病気によって滅ぼさ
れる」


 Evidence of farming's impact comes from the fact French 
honey output has suffered in intensive sunflower farming
areas but has remained steady in mountains and chestnut
forests, said Henri Clement, president of the French
beekeeping union.

「農法が影響を与えるという証拠は、フランスにおいて、集約的なひま
わり栽培をする地域の蜂蜜の生産量が減少しているのに、山間部や
ぶな林においては、収穫に変化がないという事実があるということだ、
とフランス養蜂家組合総裁のクレメント氏がいう」

 Beekeepers are perplexed about why so little attention
is given to an industry that supplies 58 percent of Europe's
appetite of 340,000 tonnes of honey a year.

「養蜂家は、年間34万トンのヨーロッパの蜂蜜需要のうちの58%を供
給する産業なのに何故、殆ど関心が寄せられないのか、と困惑してい
る」


 "If cattle were producing 30 percent less milk each year,
it would not be acceptable. But that is what we have had
to put up with," said Josef Stich, who keeps 200 hives near
Vienna.

「もし、牛が生産するミルクが毎年30%も減少するなら、それは受け入
れることができない。しかし、それと同じことが今起きている、とウィー
ンで200箱を飼育しているスティッチ氏が言う」

 Earlier this year, the European Union voted to phase out
the most toxic pesticides after years of wrangling, but
many bee-keepers feel ignored by politicians.

「今年の初め、EUは、周知期間の後、強力な農薬を段階的に廃止す
ることを決めた。しかし、多くの養蜂家は、政治家に無視されている
と、感じている」


 The honey industry's concerns are drowned out by the 
interests of the giant corporations that produce the
pesticides, said Apimondia's Ratia.

「養蜂産業の懸念は、農薬を生産する巨大企業の利益によってかき
消されている、とアピモンディアのラティアは言う」


 "Politicians are more susceptible to the big lobbying
of the chemical industry," he said. "We beekeepers can
talk and talk, but we don't receive much consideration."

「政治家は、化学業界の買収工作に弱い、と彼は言った。我々、養蜂
家は、話を続けることだけだ。しかし、余り考慮されてはいない」

(Additional reporting by Jeremy Smith; Editing by Matthew Jones)

 

 

 

 遺伝子操作されたひまわりやコーン、或いは菜種などを栽培すること
は、強力な農薬の使用することを意味していますが‥


 そのことが、蜂に大きなストレスを与えているのではないのでしょう
か。

 銀行のストレステストだけではなく、

 生態系のストレステストを、米国政府は着手すべきではないのでしょ
うか。


 蜂は、相当なストレスを受けているのだろうな、と思う方、クリックをお
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 先日、ミツバチが集団失踪しているとのニュースが流れていました。

 確か、毎日新聞でしたが‥

 で、本日は、あの「とくダネ!」でも、結構時間を取って報じていまし
た。

 何でも1年間で、1億匹ものミツバチが姿を消しているのでは‥、と試
算していました。

 1群2万匹と仮定して‥

 で、ミツバチがいなくなった結果、受粉が巧くいかなくなって、いちご
の実が変な形になってしまうとか。

 私たちって、食べ物の話になると敏感ですよね。

 ハチがいなくなったといっても、それだけでは、あまり関心を示す人
は少ないと思うのですが、ハチがいなくなった結果、いちごやすいかが
できなくなるかもしれないと聞くと、それは大変だと、敏感に反応する
訳ですから‥。

 それにしても、とくダネの出演者の皆さんは、初めて聞くような顔をし
ていました‥

 ハチの集団失踪、CCD、Colony Collapse Disorder 、日本語で
は、蜂群崩壊症候群といいますが、これ、数年前にアメリカで大騒ぎに
なりましたよね。

 そして、日本でも例えば、宮崎県などで、やはり蜂が姿を消している
と報道されていました。

 そんなこと、全然覚えていないのでしょうか、この人たち。

 まあ、仕方ないでしょうね。

 だって、小倉さんなんか、自分で、昆虫は嫌いだから、とはっきり言う
ほどですから。

 ゴルフ場でも、蜂に出くわすと大騒ぎすると言っていました。

 ところで、そのCCDですが、このブログでも随分取り上げました。

 何が原因なのだろうか、と。

 随分調べました。

 覚えています?

 ですから、もう原因については、本日は述べません。

 違う観点から、この問題を考えてみたいと思います。

 
 私は、誰かさんと違い、虫が好きです。

 虫は、無視できない、なんちゃって。

 ですから、ミツバチがいなくなるなんて聞くと、いても立ってもいられな
いような気に‥


 でも、冷静になりましょう。

 話は、少し飛びますが、皆さんは、ブラックバスや、ブルーギルにつ
いて、どう思いますか?

 彼らのせいで、日本の魚が肩身のせまい思いをしています。

 環境派の人々は、ブラックスバスを悪くいいます。

 生態系を乱している、と。

 
 またまた、話は飛びますが、最近熊がよく人里に下りてきて、人家に
侵入なんてことがよくおこりますが、そうすると、その対策として、山
に、熊の餌になるドングリをまいたらどうだ、などと言われることがあり
ます。

 私なんかは、すぐ賛成してしまいます。

 でも、本当に自然のことを考えると、どんぐりにも、いろんなどんぐり
があるから、どこで取れたか分からないドングリを撒くと、生態系に影
響を与えるのだとか‥

 皆さん、そんなこと考えたことがありますか?

 自然の保護も、そう簡単ではないということです。


 いずれにしても、外来種が入ってくると、生態系に影響を及ぼす。

 というわけで、例えば、どんなに大型で格好がいいからといっても、
外国産のクワガタやカブトムシを日本に持ち込むのは、好ましくない
のです。


 随分、前置きが長くなりました‥


 何を言いたいか、というと、


 ミツバチが、集団失踪していることは大変なことなのですが、よーく考
えたら、集団失踪をしているミツバチとは、日本に昔からいるミツバチ
ではなく、海外から輸入されている西洋ミツバチなのです。

 言いたいこと、分かります?

 要するに、西洋ミツバチは、外来種なのです。

 つまり、扱いは、ブラックバスやブルーギル、或いは、アメリカザリガ
ニと同じでいい訳です。

 でも、そんなこと考える人はほとんどいません。

 西洋ミツバチ以外に日本ミツバチが生存していることを知っている人
も多くはないと思います。

 ミツバチはミツバチ、と思っていた人が多いのではないでしょうか。


 ですから、ミツバチが、果樹園芸などに大変貢献しているという事実
を別にすれば、西洋ミツバチがいないのが本来の姿なのかもしれませ
ん。

 そんなことを考えていると、世の中、大変やっかいなことになってしま
っているな、と考えさせられるわけです。

 生態系は乱すかもしれないが、西洋ミツバチは、例外扱いしてあげ
ようということになっているのですね。

 でも、どうして、西洋ミツバチが、受粉に使われるのでしょうか。

 それは、日本ミツバチよりも、おとなしく良く働いてくれるからだ、と。

 いずれにしても、皆でもっとミツバチのことや自然のことを考えるべき
ではないでしょうか。

 但し、貴方が、どれだけミツバチのことに親しみを感じても、彼らは、
我関せずとせっせと蜜を集めるだけです。

 ほんと、人間には関心を示しません。

 少々近づいても、見向きもせず、密を吸うだけ。

 
 どうして、ミツバチが集団失踪しているのだろう、と思った方、クリック
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 連休の間、田舎に帰っていました。
 皆さんは、どのように連休を過ごされたでしょうか。

 さて、田舎に帰ると、ニホンミツバチを2匹ほど庭でみつけました。いつものよう
に、こっち(人間)には見向きもせず、せっせかと蜜を集めていました。


 その後、近くを散歩をしました。もう、稲穂が垂れています。こんなに暑いのに
稲穂が垂れるなんて、豊作になるかもしれないけど、味はどうなのだろう‥、など
と思いながら。

 ところで、私の家の近くに空き地があり、そこに小ぶりのヒマワリがいっぱい咲
いていました。コスモスも咲いています。そして、そのヒマワリの花に沢山のミツ
バチが集まっていました。数えてみたのですが、30匹以上はいたような気がしま
す。もちろん、ハチがとまっていない花の方が多く、とまっていても一つの花に1
匹か2匹なのですが、こんなに沢山のミツバチを見つけたのはCCD騒動が始ま
って以来です。

 ミツバチたちは相変わらず、こっちには無関心で、せっせかと蜜を集めている
だけです。

 全然、愛想がないので、ゆっくりと手をミツバチの羽に近づけてみましたが、軽
く触れると、ぶーんと飛んで行ってしまいます。

 まあ、いずれにしても、多くのミツバチを見ることができ、少しほっとする思いが
しました。

 ただ、念のために言っておきますと、30匹以上ミツバチがいたといっても、群れ
となって空中を飛んでいたわけではないので、そばを通っても気がつかない人も
いたかと思います。

 
 さて、そんなことでミツバチのことがまた気になるのですが、アメリカでのミツバ
チの集団失踪は、その後どうなったのでしょう。



 そう思いつつチェックしてみると、何と集団失踪、つまりCCDの原因が突き止め
られたというニュースがありました。

 何が主犯であったか。

 実は、オーストラリアからのミツバチの輸入に原因があったと。オーストラリア
のミツバチは、イスラエル急性麻痺ウイルス(Israeli acute paralysis virus)が付着し
ており、それによって集団失踪が引き起こされたと書かれています。

 何でもオーストラリアからのミツバチの輸入が2004年から再開されたらしいの
ですが、それと時期を同じくしてCCDが発生しているといいます。

 そして、CCDが起きた現場では、イスラエル急性麻痺ウイルスが発見されてい
るとされます。

 米国農務省、ペンシルベニア州立大学及びコロンビア大学の科学者のチーム
が、この事実を発見したとされています。そして、こうした結果を踏まえ、米国の
議員の中には、そうでないはっきりするまでオーストラリアからのミツバチの輸入
を一時的に停止すべきだ主張する者さえ出ているようです。



 では、オーストラリア側は、どのように受け止めているのでしょうか。

 オーストラリア側は、この調査結果はおかしいのではないかとしています。とい
うのは、オーストラリアでは、ミツバチの集団失踪が起きていないからだと。

 確かに、オーストラリアで集団失踪が起きていないのに、オーストラリアのミツ
バチが、集団失踪の原因となるイスラエル急性麻痺ウイルスを保有しているとい
うのも変に聞こえますね。

 しかし、その点について、米国側は、アメリカには、オーストラリアにはいないダ
ニが生息しており、イスラエル急性麻痺ウイルスとそのダニが一緒になることに
よって集団失踪が起きると考えているようなのです。

 私には、その辺の詳しいことが分かりませんが、ミツバチの集団失踪について
の原因が少しずつ解けていくことを期待したいと思います。


 なお、ミツバチのなかにはこのイスラエル急性麻痺ウイルスに耐性を示すもの
もあるとされます。

 このため、アメリカ農務省の研究者の一人は、遺伝子操作や交配によって耐
性を獲得させることで事態の改善につながるだろうというコメントをしています。


 アメリカは、どこまで自然をコントロールしようとするのでしょうか。愕然とする思
いですね。






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 今日も、消えたミツバチを追ってみましょう。

 mitubachi3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先ず、私の実際の体験です。

 私が住んでいる福岡市中央区ですが、近くの舞鶴公園では、ミツバチは全く見
かけることがありません。熊蜂は見つけましたが‥。元からあまりいないのでしょ
うか。

 次は、私の実家の長崎県島原市。昔は、日本ミツバチを育てて蜜をとる農家
があったとか。先日、実家でミツバチを一匹みつけました。忙しそうに蜜を採取し
ており、近距離で写真をとってあげているのに無視されました。ミツバチというと
かわいいイメージもありますが、近距離で顔を覗くと、宇宙人みたいですよね。他
の昆虫もそうですが。

 では、全国の状況は如何に。

 ニュースをチェックしていると、先月の記事ですが、「ミツバチ駆除でお手柄/弘
前」とあります。私が、こんなに心配しているというのに、駆除とは何事かと思い
ましたが、記事を読んでみました。

 ミツバチ約1万匹をボランティアで駆除した功績をたたえ、弘前市の木村さんと
奈良さんの二人に弘前警察署が感謝状を贈呈したと。

 花壇の木枠に大量のミツバチが群がっていると民家から同署に通報があり、
署員と市職員が駆け付けたらしいのですが、駆除業者と連絡が付かず途方に暮
れていたところ、木村さんが偶然、現場を通り掛かったとあります。

 木村さんは状況が危険であると判断し、同プロジェクトの仲間である奈良さんと
新聞紙を燃やし煙でミツバチをおとなしくさせ、巣箱に手際よく誘導したとのこと
です。そして巣箱に移したミツバチを白神山地へ返したのです。
 

 ミツバチはこの時、分蜂(ぶんぽう)の状態になっており、新たに巣を作る場所
を探していた模様です。いずれにしても、駆除したのではなく、ハチと住民を助け
てあげてよかったですね。

 

 次は、京都での話です。

 「ミツバチの塊ブドウ畑に出現 福知山、巣分かれで 」とあります。 
 
 京都府福知山市の農業横田さんのブドウ畑で、どこからか群がってきたミツバ
チがバスケットボールほどの大きさになっていて、横田さんは苦手なハチに気を
取られ困っているとあります。

 房を間引いていたところ、不思議な塊に気付き、ハチの大群とわかったとあり
ます。駆除するのはかわいそうだし、巣ができたら怖くてブドウ栽培に専念できな
い。養蜂(ようほう)業者に引き取ってほしいと仰っているとか。

 そうですよね。駆除するのはかわいそうですよね。駆除なんかしてはだめです
よ。

 

 最後は、東京です。しかもど真ん中の銀座。

 「銀座の真ん中 ハチミツで「地産地消」」とあります。

 銀座でハチミツの「地産地消」に取り組んでいるNPOがあるそうです。

 ミツバチを飼っているのはNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト(高安理事
長)」。プロジェクトは今年で2年目で、銀座や丸の内で働く約20人のメンバー
が交代でミツバチの世話をしているそうです。

 高安さんは、農業や街づくりの勉強会を重ねるなかで、銀座でやれるものはな
いかと探り、都心で養蜂を実践していた岩手の養蜂家、藤原さんに出会ったとあ
ります。

 目指したのは「地産地消」で、銀座産のハチミツを地元の企業に使ってもらい、
銀座オリジナルの商品が店頭にならんでいるとか。

 銀座のミツバチは、どこに行っているのでしょう。日比谷公園あたりにでも行っ
ているのかと思ったのですが、銀座の街路樹、浜離宮公園、日比谷公園、皇居
などで蜜を集めているらしいとか。この時期は、コガネモチ、エゴノキ、キンカン
の花が盛りだとあります。

 ひょっとしたら、放置された空き缶に残ったジュースも吸っちゃうのでしょうか。

 

 ということで、国内の状況はそれほど深刻でないのかもしれません。しかし、他
方で、「ミツバチの駆除」などという言葉が使用されているということは、アメリカで
CCDが起きているということについても殆どの人が気づいていない可能性もある
ということです。

 ミツバチは受粉作業という農家にとって重要な仕事をする昆虫なので、人間は
ミツバチの集団失踪にが気がついただけかもしれません。

 人間の生活とあまり関係のないようにみえる地味な昆虫も、ひょっとしたら集団
失踪をしているかもしれません。でも、地味だから人間が気がつかないだけかも
しれないとしたら、少し心配になってきます。


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 ミツバチの集団失踪、米国では、CCDと呼ばれます。
 Colony Collapse Disorder

 アメリカでは、昨年の11月からミツバチの集団失踪が起きていると言われてい
ます。議会で公聴会まで開かれた位です。

mitubachi2

 

 

 

 

 

 

 

 

  この経済ニュースゼミは、常々、ミツバチの集団失踪についてフォローしよう
と努めています。でも、なかなか情報が集まらないのが事実です。本日、米国の
最近の様子が分かったのでご紹介します。

 

 米国では、昨年の11月からミツバチの集団失踪が起きています。全米の27州
で確認されたといいます。でも、殆ど影響を受けていない州もあるようです。その
一つがバーモント州です。

 急に、ヒデキの歌を思い出しました。
 ハウスバーモントカレーだよ。りんごとハチミツ、とろーり溶けてる‥

 ハチとバーモンドは相性がいいのでしょうか。

 それはそうと、どうしてバーモント州は影響を受けていないか。
 バーモント州の養蜂家がこう答えています。「工場のようなモノカルチャーの農
家がなから」と。一面のとうもろこし畑とか、一面のアーモンド畑とか、そういう農
業が行われていないということのようです。バーモント州は、小規模な農家が多
く、いろんな作物を育てていると。

 来る日も来る日も、場所は移動しても、連れて行かれるのがアーモンド畑ばか
りだとすれば、ハチにとっていいはずがないと。バラエティにとんだ花粉をとらな
いとハチもやっていられないということです。人間だって、1ヶ月間毎日マクドナル
ドに行って食事をすると、健康に影響があるだろう、と言っています。

 これは、説得力のあるご意見です。
 その他にも、農薬や遺伝子操作作物の影響、或いは、ハチにコーンシロップを
与えていることなども影響していると考えているようです。

 バーモント州以外でも、影響の少ないところがあります。南アリゾナです。これ
までのところ、ハチは元気だとか。

 南アリゾナの養蜂家は言います。
 皆、CCDの原因となる単一の答えを見つけようとするからいけないのよと。答
えは一つではなく、多くの要因が累積した結果だと。それに、ハチが生き物であ
ることを忘れてはいけないと。

 この養蜂家によれば、1930年代に始まった養蜂によりハチの大きさは、自然
のそれと比べ40%から60%も大きくなったとか。私たちのところでCCDが起きて
いないのは、養蜂を大きな産業として考えていないからだとしています。おばあち
ゃんが孫に話しかけるようにしてハチを育てていると。

 また、ミツバチには、アフリカ種とヨーロッパ種がいて、アリゾナのミツバチはよ
り強いアフリカ種が多いとみている人もいるようです。




 ミツバチの集団失踪が報じられてから、随分時間がたち、相当回復しているの
かなと、思っていましたが、案外そうでもなさそうです。


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mitubachi1  皆さん、ご機嫌いかがです
か。
 最近、梅雨らしい天気が続
いています。

 ところで、つい先日の参議院
の年金問題を巡る委員会で
の質疑で、安倍総理は、「消
えた年金というのはない」と言
っていました。宙に浮いた年
金記録はあっても、消えた年
金記録はなく、そういう表現を
野党やマスコミが使うことがけ
しからんと。徒に国民の不安
を煽ることになると、仰っていました。

 まあ、私は、年金を受け取る側にしてみたら、宙に浮いた年金記録について
も、領収証などの証拠がなければ支払いを受けることができなかった訳ですか
ら、消えた年金という表現を使っても当然のような気がしていたのですが‥。

 年金問題を巡っては、その後もちょんぼが判明しています。本当に皆麻痺して
しまって驚かなくなったのですが、昨日の日経新聞は、過去年金保険料横領の
事件が起きており、判明している分だけでも1億1千万円を超えていると紹介して
います。

 これは、さすがに「消えた年金」に該当すると思うのですが‥、シンゾウさんは、
どのように感じているのでしょう。

 そのシンゾウさん、責任をとってボーナスの一部を返納するとか。でも、政治家
は選挙民へお金をあげたりご馳走したりしてはいけないのですよね。

 別に、返納などしないでいいから、しっかりやって下さい。

 消えたといえば、ミツバチの集団失踪は、どうなっているのでしょう。

 私が住んでいる近所の公園では、ミツバチを見かけることはありません。大変
不安です。

 ところで、私3日ほど不在にしていたのですが、田舎の実家の庭でミツバチに遭
遇しました。

 みんなどこにいったの、と聞きたかったのですが、せっせと蜜集めに精を出し、
こっちの存在など全く気にする様子はありません。

 見つけたのは一匹だけだったのですが、ころころとした体型をしていますね。西
洋ミツバチの一種でしょうか。あと、熊蜂みたいなのもいましたし、あぶちゃんも
いました。

 でも、カエルは全然みかけません。
 あんなに沢山カエルがいたのに、近所の田んぼでは、全くみつけることができ
ませんでした。大変不安です。


 何でも消えると不安になります。

 年金問題は技術的な側面もあるので、安倍さんがああだこうだと指示しない方
が巧くいくかもしれません。安倍さんは、それよりも拉致問題についてもっとリー
ダーシップを発揮してもらいたいと思います。しかも、目標年限を国民に示しても
らいたいと思います。

 国民が期待するのは、そういうことなのではないでしょうか。

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 ミツバチの集団失踪は、大変不気味なものを我々に感じさせます。

 普段は、経済成長率や作物の出来などにしか関心が向かなくても、ミツバチと
いう可愛く、人間に役に立つ昆虫が急にいなくなると、「やっぱ、少しやりすぎな
のでは‥」という思いに至る人も多いでしょう。

 農薬や除草剤の使用、それに遺伝子操作作物などが特に気になります。

 

 もう、何年も前からこれらが有する大きなリスクは指摘されています。

 でも、「お金」の力に負けて、つい安易な方向に流れてしまいます。

 じわじわと危ない状態になっているので、ひょっとしたら人間の存在すら怪しくな
っても、我々は、それに気がつかないかもしれません。

 silent spring

 レイチェル・カールソンが書いた「沈黙の
春」という書物があります。

 農薬や殺虫剤などの化学物質が生態系
に及ぼす影響について書かれた本です
が、何とこの本、1962年に出版されている
のです。

 そして、当時全米を震撼させたといいま
す。

 でも、最近の米国を見ていると蛙の面に
ションベンという感じです。

 

 純粋ミツバチの表示問題からスタートし、ハチについていろいろと調べてきたの
ですが、最近少し忘れられかけてきた農薬などの化学物資の恐ろしさを再認識
した次第です。

 仮に、採取したままの蜂蜜があったとしましょう。即ち、何も引かず何も加え
ず、また加熱処理もしない本当に正真正銘の「天然蜂蜜」があったとします。コー
ンスターチなどで作った人口甘味料が加えられていることもありません。

 そんな天然の蜂蜜だけが店頭に並んでいるとしたら、何ら問題はないのでしょ
うか。

 そんなことはないのです。ひょっとしてミツバチが集めてきた花の蜜自体が汚
染されている可能性があります。例え、どんなに自然があふれたレンゲソウ畑で
あっても、農薬はまかれているでしょう。それに都会のハチは、排気ガスを吸って
いるかもしれません。

 でも、よーく考えたら、我々自身が、排気ガスや農薬などがあふれた環境のな
かで暮らしているわけですから、蜂蜜にだけ純粋さを求めるのがもはや無理な
相談なのかもしれません。

 

 やっぱり、「沈黙の春」になってしまうのでしょうか。

 

 ところで、養蜂の実態を調べていると、我が国の稲作の共通点が明らかになっ
てきました。

 いわさわ

 「不耕起でよみがえる」とい
う本があります。岩澤信夫さ
んという方が書いています。

 不耕起というのは、要するに
田んぼを耕さないということで
す。そして、耕さないことによ
って、稲が野生の特徴を取り
戻すといいます。冷害には強
くなり、収穫量も増え、味もよく
なるといいます。

 しかし、現実に行われている
慣行栽培では、1年間に5回も
田んぼを耕すといいます。

 田んぼを耕すのは、雑草が
生えないようにすることや肥
料をまくこと、或いは、水田の
泥に粘りを持たせ、保水性を
強くするためなどです。

 

 そして、農薬と肥料がたっぷりと与えられ育てられます。

 まあ、言ってみれば、大変過保護な環境で育てられているのが現実です。しか
し、過保護になればなるほど、病害虫にも弱くなります。そうなると、もっと農薬や
肥料を施そうということで、悪循環が始まるのです。

 ところが、田んぼを耕さず、出来る限り自然に近い状態で育てると野性の稲に
戻るというのです。

 現在問題になっているミツバチの集団失踪。実は、このみつばちは、セイヨウミ
ツバチと呼ばれるもので、日本に昔からいたものではありません。失踪が問題に
なっているアメリカでも、このミツバチが昔からいたわけではないのです。

 我が国では、昔は、我が国に固有のニホンミツバチを使って養蜂をしていたと
いいます。しかし、このニホンミツバチは、野生の性格がなかなか抜けず、気に
入らなければ、直ぐ人間が作った巣を放棄して脱走するといいます。

 それに対し、改良に改良を重ねて作られたアメリカイタリア種のハチは、大変
従順に働く「家畜」なのです。沢山の蜂蜜やローヤルゼリーを生産してくれるので
す。でも、セイヨウミツバチは腐そ病やダニの病気には弱く、抗生物質を投与し
ないと直ぐに病気にかかってしまうとも言われているほどです。

 

 そうです。人間に忠実であるセイヨウミツバチは、慣行栽培の稲と同じく、野生
の特徴が大きく失われ、たくましさが喪失しているのです。そして、様々なストレス
に耐えられなくなっているのでしょう。そうなると、益々病気になりやすくなるの
で、投与する抗生物質の量が増えているのかもしれません。

 こうしてみると、我々の回りをぶんぶん飛んでいるセイヨウミツバチとは、一体
何なのかということを根底から考え直すことが必要に思われます。

 

 来るサミットで、地球温暖化の問題を議題にするようにと日本が提案している
ようです。そのことは決して悪くはないのですが、農薬などの化学物質の使用や
遺伝子操作作物の問題にも慎重に対応すべきではないでしょうか。

 政治家は、どうもムードばかりが気になり、関係当局は業界の方ばかり見てい
る気がします。

 

 稲を過保護に育て、ハチを過保護に育て過酷に労働させる。そして、子供も過
保護に育て甘やかせる。結果、どのような社会になるか‥

 稲の不耕起栽培に興味を持ったという方は、クリックをお願いします。

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 ミツバチの失踪、これはアメリカではCCDと呼ばれています。

 コロニー・コラプス・ディスオーダー。

 ミツバチの集団失踪について調べれば調べるほど、不気味になってきます。と
いうのも、様々な理由が考えられるからです。

 農薬、遺伝子操作作物、ストレス、栄養不足、ダニ、細菌、電磁波

 これらのことを一つひとつ考えていると、如何に人間の活動が自然界に大きな
影響を与えているかが想像されています。

 ただ、ミツバチの集団失踪の決定的理由はこれだ、というものは見つかってい
ません。

 上の容疑者たちは、それぞれに十分怪しいとも思えるのですが、集団失踪は、
そうした容疑者がいない(要するにアリバイがある)地域でも多数確認されている
からです。

 イミダクロプリト

 という農薬、これは当初フランスでひまわりの種子処理をするために用いられ
ていたものですが、非常に怪しまれています。この農薬をハチが摂取しても、そ
れによって死にいたることはないようなのですが、どうも神経が麻痺してしまうとさ
れます。でも、イミダクロプリトが使われていない地域でも、ハチの集団失踪は起
きているのです。

 次に、遺伝子操作された作物も怪しいとされています。特にアメリカでは、トウ
モロコシや綿花などは、遺伝子操作されたものが多く、そうしたものの花粉など
は、ハチの免疫力の低下の原因になっているのではないかという意見もありま
す。でも、これについても、遺伝子操作された作物が見当たらない地域でも、集
団失踪が起きているから‥、というのですね。

 そういうことで、真犯人の確定には到っていないのですが、いずれにしてもアメ
リカを中心として、世界各地でミツバチの集団失踪が起きているのです。

 何か不吉な予感がするのですが、ぞっとするものを見つけました。

 アインシュタインの予言です。

 

 If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four
years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.

 というものです。

 「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。ハチが
いなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくな
る」

 何とも不気味です。

 今、ミツバチが世界中で集団失踪を起こしています。しばらくして数が回復すれ
ばいいのですが、このまま少なくなっていくと、人間の存在にも影響を与えるので
しょうか。まあ、4年という数字はともかくとして。

 怖いですね。

 でも、ここは冷静に考えてみましょう。

 というのも、今失踪が問題になっているのは、セイヨウミツバチなのです。日本
には、昔からこのセイヨウミツバチがいたわけではなく、養蜂のためにアメリカ経
由で導入されたものです。それは、アメリカとて同じことだそうです。アメリカにも
昔からセイヨウミツバチがいたわけではないのです。ただ、アメリカでは、大規模
な単一栽培をするようになったことから、どうしても受粉作業にハチの手を借りる
必要があり、セイヨウミツバチが導入されたというのです。

 我々は、ミツバチといえば、何か昔から自然に存在していると勝手に思いがち
ですが、実は、今問題になっているセイヨウミツバチは、日本に固有の生物では
ないのです。言ってみれば、アメリカザリガニやブラックバスと同じなのです。性
格がおとなしく、甘いはちみつを作ってくれるので、何となく人気があるだけなの
です。

 ということになれば、セイヨウミツバチさんには気の毒ですが、セイヨウミツバチ
さんの存在そのものが、既に「人工的」な状態になっているのです。昔からいたも
のがいなくなるのならば心配する必要があるでしょうが、人工的に持ち込まれた
ものがいなくなっても、それは昔に戻るだけだとも言えます。

 実は、日本には昔からニホンミツバチというのがいるのですが、蜂蜜の効率的
な生産という面では、セイヨウミツバチの方が優れているというので、セイヨウミ
ツバチが海外から導入されたのです。そして、その結果、ニホンミツバチは、ど
んどんと生育地域が狭められ、追い詰められていったといいます。

 しかし、近年、中国から安い蜂蜜が輸入されるようになると、日本の養蜂業の
採算性が悪くなり、養蜂家が減っているといいます。養蜂家が減るということは、
セイヨウミツバチが減るということで、そのお陰もあって、ニホンミツバチの生育
環境は少し改善しているともいいます。

 CCDの暗い側面ばかり見てみましたが、明るい面もあったのですね。そうで
す、やっぱり、日本にはニホンミツバチが合っているのでしょう。

 では、ニホンミツバチは、集団失踪することはないのか?

 ニホンミツバチも集団失踪することが昔から確認されています。ハチの巣の環
境が気に入らないと集団失踪をするというのです。ただ、ニホンミツバチの集団
失踪は、今回のセイヨウミツバチのCCDとは異なり、幼虫などが残されたり、或
いは、蜜などの食料が残されたりということはなく、もぬけの殻になってしまうとい
います。つまり、大変計画的な集団脱走だというのです。

 それに対し、セイヨウミツバチのCCDは、幼虫を残したり、食料を残したりする
訳ですから、やっぱり異常と言わざるを得ません。

 

 ハチの集団失踪については、冷静にその原因を追究し、その対策を真摯に探
さなければいけないと思います。

 環境問題は、地球温暖化だけではありません。

 そうしたことに、内外の政治家は早く気がつくべきです。

 

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