経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: 民主政権

 与党と野党の総裁選を巡る動きが活発化しているようですが、まあ、どうしてこうも節操がない状態になってしまうのでしょうか? また、いつか見た長老たちが跋扈し‥

 ただ、総裁選は前から予定されていたことでもあり、やりたいのならお好きに‥という気もするのですが、それにしてもどうして特例公債法を通さないのでしょうか?

 本来特例公債法を通さないのであれば、公務員の給与や議員の歳費の支払いがままならない訳ですから、特例公債法に反対するというのであれば、政治家は先ず自分たちの歳費の受け取りを辞退すべきではないのでしょうか?

 それはそれとして‥また、民主党がマニフェストを作るのだとか。

 そして、その素案ができたというのですが‥

 失敗から学ばないというか、反省がないというか‥常識というものがないのでしょうか?

 国民に夢を与える、或いは、国民の生活を楽にしてあげたい‥そうした気持ちを政治家が持つことを否定するのではないのです。でも、この3年間の社会実験で、自分たちが掲げたマニフェストが如何に中身の乏しいものであったか、もっと言えば、期待だけさせて結局国民の期待を裏切っただけだということに気が付かないのでしょうか?

 何故かと言えば、子ども手当を始めとする大盤振る舞いの措置と、消費税増税は全く逆の方向を向いた政策であるからです。

 もちろん、政党が大きな政策目標を掲げることが遺憾というのではないのです。何をやりたいか、それをはっきりさせることは重要。しかし、実際には、子ども手当に代表されるように、選挙目当てのばら撒きに過ぎなかった要素が大きいではないですか?

 どうしてもマニフェストを作るというのであれば、この3年間の徹底的な総括を行った上でのことでしょう。そうした反省もなしにどうしたら新しいマニフェストなどできるのでしょう。

 それに、私的な好き嫌いを言うのであれば‥そもそもマニフェストなどという呼び名が日本人にしっくりこないのではないでしょうか?

 選挙公約という言い方が如何に陳腐化したとは言え、マニフェストなんて言い方をしなくても。だからといって、どこかの党のようにアジェンダなんて言っても同じです。

 普通に政党の「政策目標」と言えば十分なのではないでしょうか。それを、英語を使って格好を付けたがる、と。

 百歩譲って、またマニフェストと作るにしても、その内容が堅実なものであれば少しは話も違うのでしょうが‥中身をみると、児童手当の増額とか、日銀による外国債の購入だとか‥

 児童手当って、それはそもそも野党の政策でしょ? 

 それに、日銀による外国債の購入だなんて言っても、取り敢えず日銀や法律上、ある程度の独立性が確保されている訳で‥つまり、民主党は自分の権限のないことに口を挟んでいるのです。その前に、政府与党としてやるべきことが山のようにあるではないのか、と。

 ここでもさらに百歩譲って、日銀の外国債の購入の適否を考えるとしても‥そんなことしなくても政府が外為特別会計を通して山のように米国債を始め海外の国債を保有しているではないですか?

 なのに何故そんなことが必要なのか? そうでなくても、中国や韓国の国債を保有することに強い国民の反発が起きているのに。

 改めて言いますが、これだけの反対を押し切ってでも増税をするのは、政府がこれ以上借金を重ねてはいけないからという反省からきたものであるのに、そしてそうやって国民に大きな負担を負わせてまで国債の発行を抑えようというのに、その一方で海外の国債を買うのですか?

 いずれにしても、私はマニフェストの作成に釈然としない。

 マニフェストの作成に拘る政治家には、次の英文を示すこととしたい。

  It's manifest to all of us that they can not keep their manifesto.

  It is a manifest lie.

 
  a manifest lie は、「マニフェストの嘘」ではなく、「明らかな嘘」ということですので、念のため。


 
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 「ひろこの“ボラタイルな”日々」というブログを読ませて頂いていたら、「安住っちリスク」という言葉に遭遇しました。
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 http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/

 何でも市場関係者の間で、そのような言い方がされているのだとか。

 で、どんなことを意味するかと言えば‥

 「安住っちリスク??なんのことかというと、介入警戒。安住さんはアメリカとのコンセンサスもなく1日に8兆円規模ものドル円介入をやった実績があり、(常識では考えられないとのこと) 欧米のコンセンサスなしに独自に介入をやる可能性があると警戒されている・・・・らしい。それも尋常じゃないやり方で。だからドル円はピタリと78円割れでは止まるんじゃないかと」

 それから、ひろこ様によりますと、安住っちは海外ではKYで通っているのだとか。

 「ギリシャのユーロ離脱などが騒がれ始め、欧州問題が話し合われた6月6日のG7財務相電話会談でも行き過ぎた円高は困る、と、ひとり日本の話をしたようで周囲をポカンとさせたとかなんとか、そんな話も聞きました。主題は欧州問題だった(暗黙で)のに。そのKYっぷりが逆に凄いというか、功を奏しているという指摘です。何をするか分からないと世界に恐れられている・・・・それが安住っちリスクなのだそうです」

 まあ、私自身、安住財務大臣の井の中の蛙的な言動については、これまで何度か指摘させてもらっていたの
そのようなことを他人からお聞きしても特に驚くことはないのですが‥実際にそのように海外から見られているということを知り、ああやっぱし、と思ってしまうのです。

 確かにそうやって市場で介入が警戒されているということで、円高に振れにくくなる力がかかっているのかもしれないのですが‥しかし、今、ドル円が比較的落ち着いた動きをしているのは、メルケル首相やオバマ大統領を含む欧米の要人が、ユーロ危機の封じ込めのために度重なる会談を繰り返し、そして、そうした行為に対し市場が敬意を払っているからに違いないと思うのです。

 しかし、そうして市場が小康状態を保っているのも、それほど長く続くとは思われないのです。

 むしろ、少しばかり匂うところがあるのです。

 この数日間、ドラギECB総裁、メルケル首相、オランド大統領、ガイトナー財務長官等が‥そして最後にはオバマ大統領までもが、ユーロを守るためなら如何なる措置も講じるべきだ、という趣旨の発言を行っている訳ですが、どうも変だとは思いませんか?

 最初、市場は、そうした発言は、ECBがスペイン国債やイタリア国債を買い支えることだろうと、勝ってに解釈したのですが‥

 でも、何か不自然なのですよね。

 私、思うのですが、そうした欧米の要人はユーロが崩壊するような兆候を感じているのではないのか、と。だからこそ、ユーロを崩壊させないためにどんなことでもすると事前に意思を確認しているのではないか、と。

 では、具体的にどんなことが起きようとしているのか?

 想像で恐縮ですが、場合によってはユーロ圏17か国のなかからユーロを離脱する国が出るのでないかと。

 今までのユーロ圏のスタンスとしては、そうしたことは絶対に認めないということで意思を統一していたのですが、もはやいずれの国もユーロからの離脱を認めないということが事実上不可能になりつつあるために、この際、どこかの国が仮にユーロを離脱しても、市場が大騒ぎしないで済むように、その時に備えて意思確認をしているのだと思うのです。

 いずれにしても、仮にそうした事態が起きれば、再び円高ユーロ安が進むことが想定されるのですが‥私が考える安住っちリスクとは、そうした事態が起きるなんて安住大臣が少しも考えておらず、また、そうしたことに関連する情報が、欧米のカンタ―パートから少しももたらされることがないことであるのです。


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 私、政治家の人々、特に民主党関係者に言いたいのです。「マニフェストという言い方を止めにしませんか、もう」と。

 だって、そうじゃないですか。「選挙公約」という言い方を「マニフェスト」なんて西洋流の言い方に代えただけで世の中がよくなるなら、そんな簡単なことはないのです。

 まあ、そんなことを言うと、ある少数政党の党首が言うのでしょうか?「アジェンダがいい」なんて。

 アジェンダでも同じです。

 とにかく、何故マニフェストなんて言い方にしたのか?

 それは、選挙公約なんていうと、どうも守られないことが普通みたいな感覚になってきたため、政治家が信頼を取り戻そうとして、心機一転新しい言葉を採用したものと信じているのですが‥でも、その結果はと言えば、選挙公約の時代よりも守られないことばかり!

 まあ、経済環境も変化し‥それにねじれ国会ということもある訳ですから、全て民主党の責任とは言えないまでも、今となったら、実現できそうもないことを空約束していたしか思えないのです。

 にも拘わらず‥

 民主党を離党した皆さんや鳩山元総理は、マニフェストを大事にするとか、原点に返りたいとか言っている訳なのです。

 一体全体マニフェストを実現する財源はどこから捻出するのかと言いたい。そのことは、小沢氏と菅氏の総裁選での論争で明らかになっているのではないのか?

 あの時、小沢氏が財源についてどんなことを言っていたかを憶えているのであれば、今更マニフェストの実行などどうやっても無理であることが分かるのです。

 ところで、貴方はマニフェストという言い方がお好きですか?

 人によっては、マニフェストは、単なる選挙公約という意味を超えて、手当とか補助金とか或いは無償化を意味するもののように感じるかもしれません。

 また、だからこそ私は、マニフェストに眉をひそめたくなるのです。

 そもそも、何故マニフェストだなんて言葉を使うかと言えば、あの菅直人氏が、英国、特にブレアー首相に憧れて、なんでもかんでも英国の真似をしたからではないですか?

 そこが先ず頂けない。

 それに、私なんかはマニフェストで思い出すのは、「共産党宣言」の宣言ということであり、これまた好きになれないのです。

 さらに決定的なことを言えば、マニフェストで書かれていることの多くは、先ほど言ったように、手当てを支給するとか、補助金を支給するとか、或いは無償化をするということで、要するにお金を上げますと言っているだけなのです。

 でも、世の中、一方が何もしないのに、他方がお金を上げるなんて美味い話があるのでしょうか?

 しかし、この民主党のマニフェストも、実は何も代償を求めていない訳ではないのです。

 もちろん、何も代償を求めず、ただお金を差し上げますという美味い話ならば、そんなマニフェストにそれほど期待することはないと思うのです。そんなこと普通あり得ないよな、と。

 では、何を民主党は求めたのか?

 それは、投票所に出向いて、民主党に1票を入れて下さいということなのです。

 普通、票をお金で買うのは、買収と言って違法になるのです。でも、それは直接、依頼相手に金品を手渡した場合であって、上手に法の網を抜ける方策を講じているのです。

 つまり、あくまでも制度として、毎月2万6千円の子ども手当をやるというシステムにしてしまえば、違法でもなんでもない、と。

 要するにこっそりとちまちましたことをすれば、違法になり警察にしょっ引かれるけど、大々的に自分のお金を使わず国のお金を使えば、違反でも何でもない、と。それどころか、これは国民との約束だから守らなければいけない‥と、言い張ることもできるのです。

 私、合法ハーブを思い出してしまいました。 つまり、合法的買収だということです。

 流石、どれだけお金を集めても法に触れないことに腐心してきた小沢氏の名案です。それに、小沢氏は、国民は愚かであるということを前提に行動しているようにしか思えないのです。但し、そのことを国民が聞かされると、ひどく腹を立てるかもしれませんが、実は、マスコミだって、国民はそれほど理性的ではないという前提で番組を作っているのです。

 いずれにしても、3年間の社会実験が済んだと言えるのですから、合法的買収なんて、もう止めませんか、と私は声を大にしたい。

 そして、我々選挙民は、美味い話には簡単に乗らないようにすべきだと思うのです。

 この際、マニフェストだなんて言い方には、断固反対いたしましょう!



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 テレビを見ていると、小沢氏の新党についてどう思うか、なんて街の人に意見を聞いているのです。

 そして、返ってくる答えと言えば、「彼らは選挙のことしか考えていない」とか「自分のことしか考えていない」とか。

 まあ、政治不信もここまで極まったか、というのが素直な感想であるのです。

 いずれにしても、政界がこのような状況になれば、選挙が近まることが容易に想像されるのです。何故ならば、この不安定な政治状況にピリオッドを打たないことには何も決まらない状況が続くだけだからです。それに、そもそも増税法案に関しては、まだ直接選挙民に信を問うていないため筋から言っても選挙を行うべきだ、と。

 皆さんは、選挙で国民の信を問うべきだという考えについて、どう思うことでしょう。

 確かに我々は民主主義のシステムのなかで暮らしている訳であり、こうやって増税や原発などの大きな争点が発生した場合には、選挙で民意を問うというやり方が本筋であるとも思うのですが‥でも、私はとても自信が持てないのです。

 何に自信が持てないのかと言えば、自分の判断力に関してであるのです。誤解のないように言えば、増税や原発の賛否について確たる意見がないということではなく、どのような政治家を支持するべきかについて、もはや自信がなくなってしまったのです。

 今から3年前、私も含め多くの国民が民主党に1票を投じたのではないでしょうか?

 それは、間違いもなく真実であるのです。今となっては、「民主党なんて‥」と思う人々も、あの当時は少しばかり興奮気味に、そして大いなる期待を込めて政権交代を望んだのでした。

 決してマニフェストに書かれた飴に魅かれたということではないのです。むしろ、子ども手当とか高校の授業料の無償化なんて反対だったのです。

 ただ、そうやって期待した民主党でしたが、多少の不安がなかったかと言えば‥少し嫌な予感があったのです。鳩山氏と菅氏と小沢氏の3人が手を握り合っている姿を見せられ‥この3人に共通点があるのか、と。政権奪取のために相当に無理をしているのではないか、と。

 そして、菅氏のホームページに、自分が使用した選挙用ポスターが過去のものから順に掲載されているのを見て思ったのです。この人は少しばかりナルシストではないのか、と。確かに若い時の外見はいい。だから一層人気が出て、そして、その外見に自分も惚れていたのかもしれません。

 そうした不安は、結果として的中してしまいました。しかし、それでもなお、当時、私を含め多くの人が民主党を支持したのです。

 ここで質問ですが、貴方は民主党の誰に特に期待をしたでしょうか?

 率直に言って、私は、菅直人に期待をしたのです。あの国会における鋭い質問。そして、例えば、諫早湾干拓事業に対する追及の姿勢。諫早湾干拓事業が世間の注目を浴びた当時は、殆どの政治家が事業の反対を訴えたものでした。しかし、そうした反対運動の勢いも日に日に衰え、事業が進んで行くともう政治家のなかで誰も声を挙げてその事業に反対するものがいなくなってしまったのです‥と
思っていたら、そうではなかったのです。あの菅さんが、諫早湾干拓事業の撤回を求めて動いているではないですか?

 まあ、そういうことが私が菅さんに期待した大きな理由であるのです。

 しかし、実際に民主党が政権を取ってからの菅さんの行動ぶりを振り返ってみると、総理になる以前の行動も含め、また総理を止めた後の行動も含めても、?マークを付けたくなることばかりです。

 例えば、デフレに対する考え。何としてもデフレを退治する必要があるとは言うものの‥殆ど有効な対策を打ち出すことができなかったのです。そもそもデフレの本質について、今でも気が付いていないのではないか、と。菅さんは、昨日も自分の公式ブログで、変な記事を書いていたのです。

 タイトルは「デフレ脱却」。以下、長くないので全文を引用させて頂きます。

 ■■引用開始

 二泊三日の北海道林業視察、大変有意義だった。帯広空港の着陸するときに、眼下の風景がヨーロッパの田園風景のように見えた。大規模な畑作、酪農そして豊富な森林資源。若い人にとっても魅力ある農業になっている。

 町役場など木質の建物をいくつか見た。柱材だけでなく、ビルの内装にももっと国産材を使うことが可能だ。

 大規模なバイオマス発電設備を持つ合板メーカも視察した。製材には乾燥のための熱が必要で、端材などを熱源とするボイラーで、発電と熱供給すれば効率の良い理想的なエネルギー供給が可能。固定価格買い取り制度がバイオマス利用を後押しすることは確実だ。

 日本の将来に不安を感じる人が増えている。しかし、医療や介護、保育などの分野は需要があり、雇用の増える。その財源を格差が少なくなるような公平な税で負担できれば、安心の点でも国全体の経済的観点からも好ましい。

 震災復興や再生可能エネルギーに資金を投じることも、雇用と安心の点から望ましい。今年は長年のデフレ経済から脱却するチャンスの年だ。

 ■■引用終わり


 民主党が分裂すると言って大騒ぎしているのに、「二泊三日の視察旅行ですか?」なんて野暮なことは言いません。

 しかし、デフレ脱却と題する記事であるのに、何故、日本の林業が関係するのか?

 多分、今まで衰退してきた林業を政府が後押してして、日本の林業を採算が取れるものにすることによって日本経済の底上げをすれば、デフレも脱却できるだろうという期待を語ったものでしょう。

 でも、これだけの文章でそこまで理解できる国民がどれだけいるのか?

 それに言わせてもらえば、そうやって林業に携わる人々が暮らしていけるようになるのも、林業に対する政府の補助金があってこそのことであって、真の意味で林業が自立する訳ではないのです。

 いずれにしても何故今年は、デフレから脱却するチャンスの年なのか?

 私には全然理解できません。

 他にも言いたいことは沢山あります。しかし、言わなくても多くの人が気が付いているのです。

 しかし、そのような人に私を含め多くの人が期待したから、民主党が政権を取ったと言えるのです。

 だとすれば、我々の判断ミスなのかもしれません。しかし、敢て弁解をすれば、あの時そのまま自民党政権が続くことを認めた方がよかったのかと言えば、そうとは言えないと今でも多くの人が思っているでしょう。

 こうして政界が大荒れの状態になり、この先いつ選挙が行われても不思議でない状態になっているのです。

 しかし、そのため私は気が重くなるのです。私は、どうやったら選挙において的確な判断ができるのか、と。

 あの当時、民主党に1票を投じて政権交代を願ったことがおかしなことだったとは言えないとしても、だからといって、この民主党が3年間のうちにやってきたことはと言えば‥やはりとても合格点は上げられないと思うのです。

 選挙が行われれば嫌でも投票所に足を運ばざるを得ないのです。

 その時、誰を選ぶのか? どの党を支持するのか?

 造反議員の内訳がテレビで紹介されている訳ですが‥顔ぶれをみると、1年生議員や、比例代表で選ばれた人が多く、こんなことを言っては失礼になるかもしれませんが、「泡沫」という言葉が浮かんでしまうのです。

 泡沫? そうバブルだったのでしょう。民主党による政権交代はバブルだった、と。そして、そのバブルが今弾けだしているのです。

 

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採決が行われたのが6月26日、つまり、先週の火曜日。それから数え、1週間近くなるのに‥なかなか結論はでないのです。何度も何度も小沢氏と輿石幹事長の間で話し合いがもたれ‥しかし、巧い落としどころが見つかる訳でもなく‥少なくても私どもにはそう思われるのですが‥そして、とうとう本日、小沢一派は離党届を提出すると報じられているのです。

まあ、考えてみたら、大変おかしな話であるのです。

それは、処分の対象になることをしでかした中心人物が、処分を決めるこれまた中心人物と何度も何度も話し合いをするだなんて。

私思うのですが、これが、反対票と投じた議員の一人ひとりに輿石氏が言い分を聴くための手続きであったのならば、分かるのです。

例えば、同じく反対票を投じたとしても、人によっては、グループの締め付けが厳しく、それ以外の選択肢はなかったとか、或いは逆に、自分たちがグループ内の議員に対し反対票を投じることを強く薦めたというような事情があれば、そういった事情に応じて処分内容に軽重の差があってもしかるべきだからです。

一体全体、そうした手続きを民主党は済ませているのでしょうか?

しかし、それにも拘わらず本日処分をすると言い、そして、その処分が下される前に小沢グループは離党届を出すのだ、と。

でも、この結末は、党の執行部にとっては、少しばかり気が楽なところもあるのです。もちろん、輿石氏の希望は、あくまでも党を割らせないことであるので、その願いは叶わなかったという他ないのですが、それでも最悪の事態は避けられた、と。

というのも、このまま造反議員を除籍処分にすることなく党の分裂を回避しようとしても、それならそれで、自民や公明が猛反発して、更に事態がこじれることが十分予想されていたからです。

つまり、執行部としては、厳しい処分をしないことには、これから先の国会運営がとてももたない、と。

しかし、その一方で、自ら党の分裂につながる除籍処分を行うことは、なかなか難しかった、と。

で、もしここで造反議員が、自ら党を離党すると言ってくれれば、それならそれで除籍処分もしやすいし、そしてそうなれば取り敢えず、自民と公明の猛反発を回避することができる、と。

ただそうなると、造反議員の離党によって民主党は少数党に転落してしまうことになるのですが‥その事態にどう対処していくのでしょうか。

さあ、ここで茶番劇が再開されるのです。

皆さんは、小沢氏が、政党助成金を自分たちに分割して欲しいと要求したというニュースを憶えているでしょうか?

もちろん、それが果たして真実なのか、私はその場に言わせた訳ではないので何とも言えないのですが、そういうことがあったとまことしやかにテレビで報道されていたのです。

流石にそんな虫のいい話を野田総理が受け入れずはずもなく‥なんてことも併せて報道されていたのです。

普通はそうでしょう。自分たちの考えを真っ向から否定し、総理が不退転の決意で行おうとしている増税に反対する人々にお金をくれてやる人がどこにいるでしょう。

ただ、政治の世界なんてまさに五里霧中。

それに、小沢一派が離党して少数政党になる民主党の党首として、どうして野田総理は党を運営をして行けばいいのか?

小沢一派が党を離れれば、民主党は少数党になる。それは、そのとおり。何か方法はないのか?

問題はそこなのです。実は、小沢氏が新党を結成しても、そして、民主党が少数党になっても、その新党がケースバイケースで民主党の政策に協力する体制を組めば、このまま引き続き民主党は実質多数党の立場を維持することができるのです。

でも、そんなこと小沢氏が認めるのか?

しかし、そこは魚心あれば水心。

名目は何でもいいから、民主党が新党に対してお金を提供すれば、新党は民主党に協力することもやぶさかではない、と。そして、そうやって資金協力していることも、表ざたにせず済ませることもできるでしょう。

まあ、そうやってお金の力を借りながら、そして、それぞれの顔を立てながら事態を収拾することができるのです。

野田氏の執行部は、除名という厳しい処分を下した、と。

そして、小沢氏一派は、筋を通して離党し、新党を結成した、と。

一方、野田氏の執行部に協力している民主と公明は、除名処分にしたからには、民主党に対し文句をいうことはない、と。

訂正とお詫び>
上の文章で「民主と公明」となっているのは、「自民と公明」の誤りです。お詫びして訂正いたします。

で、そうなった暁には、野田氏の民主党は少数党に転落して、今後の国会運営が危ぶまれていたのですが‥どういう訳か小沢氏の新党が、ケースバイ・ケースで民主党に協力すれば、野田氏の民主党は今暫く生き延びることも可能になるのです。

これが、茶番の最終章になることはないでしょうか。


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 野田総理は、昨年の総裁選で「ノーサイドにしましょう、もう」と言いました。そして、今回の採決に先立つ代議士会では「心から、心から、心からお願い申し上げます」と「心から」を3度繰り返しました。

 黙って聞いていると、そして、ぼーっと聞いていると、野田総理は真面目な人なのかなと思ってしまうのです。いい加減なことを言う人ではないのではないか、と。

 しかし、彼が言ってきたことを時系列に並べると、どうも辻褄が合わないことが多いのです。

 例えば、シロアリ発言。3年前までは、シロアリの駆除が先決だと言っていたのに、いつから考えが変わったのか?

 私は、考えが変わることは必ずしも悪いこととは思わないのですが、仮に考え方が変わったのあれば、政治家なのだからそれを分かり易く国民に説明する責任があると思うのです。

 いずれにしても、今、野田総理は、そして民主党の執行部としては、増税法案の衆議院通過を果たしたものの、造反議員をどう処罰するかで悩んでいるのです。

 何故、悩むのか?

 お分かりですよね。

 そして、その野田総理は、「造反した民主党議員の処分について、消費税法改正案など3法案の賛否や、これまでの「造反歴」に応じて差をつける意向を固めた」と報じられているのです。

 もちろん、あの輿石幹事長も、どうしても厳しい処分をしたくない、と。

 まあ、民主党のことは民主党が決めればよいことで、外部の者がとやかくいうべきではないと言われればそれまでなのですが‥でも、3年前国民の期待を一身に背負って政権交代を実現した党だけに、我々も一言言いたくなってしまうのです。

 貴方がたは一体全体何をやっているのか、と。そして、国民を何と思っているのか、と。

 はっきり言って、国民はちゃんと分かっているのです。造反議員を処分して、その結果、民主党の議員が激減して少数党に転落してしまうことを恐れている、と。

 ですが、罪刑法定主義ではないけれど、そもそも党の方針に反して反対票を投じた者をどのように処罰するかは、前もって明確に決めておくのが当たり前のことではないのでしょうか?

 恐らく、今回の造反議員が例えば10名とか20名程度にとどまっていたら、これほど総理が頭を悩ますこともなく、結論は出たと思うのです。

 しかし、繰り返しになりますが、余りにも多くの議員を除名してしまうと民主党が少数党になってしまう、と。

 だとしたら、野田総理は、読み間違えていたということなのでしょうか?

 例えば、小沢氏が最後まで折れないにしても‥そして、ある程度造反する議員が出てるのはやむを得ないとは思っていたとしても、これほどまで造反者が出るとは思っていなかった、と。

 だったら、もうはっきり言ったら如何なのでしょう?

 「ノーサイドにしましょう、もう」ではなく、「正直に言いましょう、もう」と。

 3法案の賛否やこれまでの造反歴に応じて差をつけるなんて言っていますが、要するに、除名するのはあくまでも一定数にとどめ、民主党が少数党にならないようにしたいだけの話です、と。

 そんなこと、誰だって分かるのです。

 なのに、もったいぶって‥

 私、思うのですが、確かに3法案に対してどのような態度を取ったかということや、それまでの造反歴も重要な判断材料になると思うのですが、例えば、今回の造反劇をどう扇動したかなんてことも重要な判断材料になると思うのです。

 つまり、小沢氏自身や、小沢グループの中心的人物でテレビなどによく出ていた人は、仮にその人たちの言い分に理があったとしても、党の方針に反した行動を取ることを扇動したということで、より重い処罰がなされて当然だと思うのですが如何でしょう?

 いずれにしても、野田総理と輿石幹事長は、除名処分をすることがあっても、その数はあくまでも限られたものとし、民主党が少数党に転落することのないようにしたいだけなのです。

 ここで話は少し横道にそれますが、野田総理と輿石幹事長のどっちが正直かと言えば、後者の方ではないでしょうか?

 好き嫌いは別にして、輿石氏は、記者たちに、処分だとか除名だとかばかり話題にして‥と、自分は造反者を厳しく処分するつもりがないことを露わにしていました。

 その判断がいいか悪いかは別にして、何と嘘がつけない方でしょう。

 それに反して、野田総理は何と言ったかといえば、「厳正な処分をする」と。但し、厳正な処分の中身は言わない。だから、例えば党員の資格をはく奪するだけの処分であっても、厳正な処分に当たるかもしれないということなのです。

 いずれにしても、では仮に野田総理と輿石氏の思い通りに大甘の処分で済ませたとして、それで民主党は安泰なのか?

 バカを言ってはいけない。こんな三文芝居をみせられて、国民が黙っているとでもいうのでしょうか?

 自民党が怒るのは当然。しかし、国民も黙っていない。

 それに、そもそも造反した議員たちだって、党を出なくてもいいと言われて、そのまま民主党に居残ることができるのでしょうか?

 だって、彼らから言わせたら、野田総理は、マニフェストに書いていないことをやろうとしている嘘つきであるのですから。

 まあ、そういうことになると、野田総理としては、お茶を濁す意味で何人かは除名ということも考えられるのですが‥その際、責任が一番重いということになれば、小沢氏本人であることは間違いなく、小沢氏を含む数名だけを除名すると言うシナリオもあり得る訳ですが、そうなったときに、小沢グループの面々が納得するかと言えば‥多分、彼らの多くが小沢氏と行動を共にすることになるでしょう。

 まあ、そういうことになるのが必至であるので、「結論ありき」で処分内容を決めようとしても、どうしても混乱は避けられないのです。

 それに、仮に野田総理と輿石幹事長がこのようなまやかしの処分で済ませようとするのであれば、それは、自民や公明に支援を求めた野田総理の背信行為にもなるので、この先の様々な法案審議が難航を極めるのは必至でしょう。

 つまり、野田総理らが、民主党が少数党に転落することを回避しようとすればするほど、今後の政局は益々混迷を深めることになるでしょう。

 野田総理は、二兎を追う者は一兎をも得ず、という言葉の意味をかみしめるべきだと思うのです。

 

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 私、思うのですが、ユーロ危機と民主党のごたごたは似ているところが多いな、と。

 皆さんはそう思いませんか?

 どこが似ているのか?

 それは双方とも、ケーキは食べたら、もはや残しておくことができないのに、ケーキを食べた後もケーキを残しておきたいだなんて、都合のいいことを考えているということなのです。

 You can not have your cake and eat it.

  私の言いたいことがお分かりでしょうか?

 「造反をしたのは自分たちではなくて、執行部の方だ。マニフェストにも書いていない増税を実施するなんて国民に対する裏切りだ」

 まあ、それはそれで筋が通っている主張でもあり、また、だからこそ敢て反対票と投じたということであるのでしょう。因みに、棄権なんかしてお茶を濁した議員もいるのですが‥

 いずれにしても、そうやって男が、或いは女が一度見栄を切ったからには、それに相応しい身の処し方というものがあるのです。

 堂々と党を去るべきなのです。もし、党を去る必要がない事態が起こり得るとすれば、そのときには、総理が、増税は間違っていたと言うこと以外にないのです。

 でも、総理は今でも、増税は必要で、先送りする余裕はないと言っているのです。つまり、これだけ言うことが違う訳ですから、反対票を投じた議員は党を去るのが筋であり、また、総理の側としても、造反議員を除名処分すべきであるのです。しかし、総理は、厳正に処分するとは言うものの除名するとまでは言わないのです。

 何故?

 それは、双方とも、造反議員が党を去ってしまったあとの展望が描けないからでしょう。

 私は、でもね‥と言いたい。

 民主党がどうなろうと、総理の座から追われようと‥自分が不退転の決意で臨むと言ったからには、増税が実現さえすればどんな犠牲でも払うという位の気持ちではなかったのか、と。

 でも、どうもそうではなさそうなのです。増税は実現したいが、民主党が多数党であるという立場は維持したい、と。

 こうやって増税法案が衆議院を通過したのも、自民や公明の協力があったからこそであるのに‥そしてその一方で、与党の一部議員はこんな風に造反までして‥なのに、それでも民主党を分裂させたくないなんて‥

 まあ、総理も小沢氏も、ケーキは食べてしまったのに、ケーキがまだ残っているとどうしても思いたいようなのです。

 しかし、もはやケーキは残ってはいないのです。

 それなのにいつまでもケーキが残っているのではないか、なんて態度でいるから、国民からすれば、両者とも何を考えているのか、と。

 話はユーロに変わります。

 昨日、EUが「真の経済通貨統合に向けて」というレポートを公表しました。つまり、これから先の目指すべきユーロの姿を描いて見せたのです。

 具体的には、各国がバラバラに国債を発行するような仕組みではなく、共同債を発行して資金調達をすることや、或いは、EUとしての統一した財政当局を設けようとか、或いは預金保険制度を統一しようということなどが盛り込まれているのです。

 まあ、大胆に言えば、ユーロ圏が益々一つの国家に近づくことを目指している、と。

 彼らが、どこまでも理想を求めることを誰が批判できるでしょう。

 でも、そうやって真の統一を目指すというのであれば、そしてまた、1か国といえども脱落者を認めたくないと言うのであれば、それならそれで腹を固める必要があるのです。つまり、ギリシャやスペインやキプロスなどを救済したいというのであれば、それならそれで最後までユーロ圏のメンバーで一致団結して助ける必要があるのです。

 しかし、1か国の脱落者も求めたくないという一方で、ギリシャはもっと自助努力をしなければドイツとしては救済を続けることはできない‥なんて言うものだから、訳が分からなくなってくるのです。

 だったら、ユーロ圏から脱落する国が出ても、それを認めるということなのか?

 でも、それもはっきりしない。

 ケーキは食べたら、なくなるのです。ケーキを残しておきたければ、食べることはできません。

 私、思うのですが、今ユーロ圏に必要なことは、ユーロ圏を離脱する際のルールをこの際、明確にすることではないのでしょうか?

 それがはっきりしていないものだから淡い期待だけが残り、例えば、今のギリシャのように緊縮策の緩和を要請することになるし、他方、ドイツとしては、そのよう要請は受け入れることが出来ないとつっぱねるだけだから、もやもやが何時までも続く、と。

 明確なユーロ離脱のルールをこの際確立すれば、そのことによって悪抜けができると思うのです。

 民主党も、造反者に対する処罰の明確なルールを設けていないものだから、もやもやが続くのです。

 

 今頃、小沢氏が総理と話し合いをしてもいいなんて言っていることは、おかしな話だ、と思う方、クリックをお願い致します。
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 「造反議員という言い方は、おかしい。造反しているのは、向こうの方だ」

 こんなことを小沢グループの人々はいうのですが、どう思いますか?

 まあ、その言い分には一理あるのです。何故ならば、民主党のマニフェストでは、消費税の増税をするなんてことは一言も言っていなかったわけだし‥そして、野田総理が総裁選に立候補したときも、俺は増税を実現させるなんてことは言わなかったからです。

 ただ、それはそうであるのですが‥民主党としては、増税をするということで意見がまとまったのも事実。

 そして、そうやって党としての意見がまとまった以上、それに反する行為をするのは、やはり「造反」と言われても仕方がないと言えるのです。

 まあ、言わせてもらえば、どっちもどっち。

 そして、さらに言わせてもらえば、そこまで増税に反対するのであれば、さっさと離党すればいいものを、と。或いは執行部にしても、そうやって造反する議員の処分について、造反者の数を見て判断するなんて生ぬるいことを言わずに、造反者は除名だと何故言わないのか?

 結局、民主党を割らなくて済ませる道はないかと、そのことばかり気になってしようがないからであるのです。

 そして、その民主党を割らずに済ませる方策に関し、一番腐心しているのが老骨に鞭を打って頑張っている輿石氏。

 でも、その輿石氏に聞いてみたい。貴方は本当は増税に賛成なのですか、反対なのですか、と。

 多分、彼の本音としては、増税に賛成か反対かというよりも、民主党を分裂させないことが重要だと答えるのではないでしょうか。

 そして、そのような発想しかできないから、民主党は人気がでない、と。つまり、国民がどんどん見放してしまうのです。

 では、あっさりと党を割ることも認めた方がいいのか?

 でも、そんなことをしたら、少数党へ転落することが必至であり、そうなれば元のモクアミ。

 幾ら格好をいことを言っても、少数党になったら、いつまた与党に返り咲くことができるやら、と。

 だから、慎重になっているのでしょう。

 そして、それと同じことは議員の一人ひとりについても言える、と。

 確かに、民主党の議員のなかには、確信をもって増税に賛成する人と反対する人がいるとは思うのですが、それでも多くの議員は、それほど確たる意見をもっていないかもしれないのです。

 つまり、増税もいつかは必要かもしれないが、今がその時期かどうかは分からないという、中途半端な反対派。或いは、総理があそこまで言っている以上、内閣の一員として反対する訳にはいかないからというこれまた中途半端な賛成派。

 多分、多くの議員、特に造反が予想される議員は、増税のことよりも他のことを考えていると思うのです。もし、党を除名になって、新しい党を作ったとしても、自分は再選されるのか、と。

 幾ら、増税に反対し、小沢氏を支えていきたい、なんて考えたところで、自分のよって立つ支援団体が労働組合であるならば、到底民主党を去るなんて選択肢を選ぶことはできないでしょう。しかし、さればとて、今まで一緒にやってきた小沢グループから離れることも‥

 そういったことを考えている議員に言いたい!

 あなた方は一体何のために政治家になったのか、と。

 まあ、でも私が理想論ばかりいっても殆ど聞く耳を持たないでしょう。

 いろいろ考え過ぎるよりも、ここは塞翁が馬と思って、ケセラセラと行動しては如何でしょう?

 どっちに転んだところで、大したことはないのですから。

 また、党に留まろうと離れようと、再選される人は再選されるし‥そうでない人は‥

 お気楽にどうぞ。



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 民主党が割れようとしています。

 それに対する私の感想は、あの黄門様の言うとおり、そうなればすっきりしていい!

 ただ、誤解のないように言っておきますが、それは、総理の意見が正しいのか小沢氏の意見が正しいのかは別にして、そこまで意見が違うのであれば同じ党にいること自体がおかしいので、割れた方がいいと思うのです。

 では、何故民主党が今割れようとしているかと言えば‥増税に賛成するかどうかで意見が分かれているからなのですが‥では、どちらの言う方が正しいのでしょう?

 どう思います?

 まあ、人々の声は、こんな時に増税は認められないという意見もあれば、増税はいずれ避けられないのだろうから‥という意見まで様々。そして、政治家の意見も、それを反映するかのように様々。

 ただ、いずれにしても私は、信念を持って意見をいう政治家にはシンパシーを感じるのです。その反対に、本当は確たる意見はないにも拘わらず、受け狙いや計算で増税反対と大声を出すような政治家や、また、ただ総理に従うという政治家は、如何なものかと思ってしまうのです。

 いずれにしても、全然議論が足りない。というか、論点が全然煮詰まっていない。だから、国民は、何がどうなっているのか分からない。

 国民の立場からして、増税に賛成するかと言われれば、対GDP比で200%を超えるほどの長期債務残高を抱える日本としては、もう待ったなしではないかと思う反面、増税されれば生活が苦しくなるのは必至であり、できれば避けてもたいたい、と。

 ただ、だからと言って、このまま借金を増やし続けていいのかと言えば、やっぱりそれはよろしくないであろう、と。

 だったら、どうすべきなのか?

 国民は、だから優れた政治家に登場してもらい、誰もが納得する話を聞きたいと思っているのです。

 しかし、肝心の総理は、「不退転の決意で‥」などと抽象的なことを言うばかりで、何故今増税なのか、今後増税はどれほど必要になるのか、そもそも今増税をしないとどういう不都合があるのかについて、具体的な話はしないのです。ただ、増税なしでは社会保障制度が持たないだろう、と。

 では、小沢氏などが言っているように、今は増税をすべきではないのか?

 でもだからと言って、小沢氏を支持したいと思う国民は、彼の特定の支持者を除けばそれほどいないと思うのです。そもそも小沢氏は、あの細川元総理に福祉税構想をぶち上げさせた張本人ではないですか?

 つまり、小沢氏は、かつては財務省(大蔵省)と緊密な連携を保って、増税を実現しようとしてきた張本人である、と。で、その張本人が、最近では反対のことを言っている訳なのです。

 もちろん小沢氏の言うとおり、民主党はマニフェストでは増税をするなんて一言も言っておらず、また、野田総理自身、3年前までは、増税が必要であるというどころか、その前にシロアリ退治が必要だなんていっていたくせに、総理になったら急に増税が必要だなんて言いだしているのです。

 その意味でも野田総理は、とても説明責任を尽くしているとは言えないのです。

 国債、つまり国の借金が増えることは何故いけないのか?

 そんなこと、敢て問う必要もないくらいなのですが、それでも基礎に立ち戻って改めて考えてみることも有意義なのではないのでしょうか?

 何故ならば、その答え如何によって、野田総理が今実現しようとしている増税に対する考え方が整理されるからです。

 何故、借金が増えることはいけないのか?

 まあ、常識的に考えれば、そんことをしていると、いつかは破綻してしまうからだ、と。

 では、日本国政府の借金がどれほどのレベルに達すると、ギリシャのように財政破綻の現実味が帯びてくると言えるのか?

 私は、そうしたことに野田総理がしっかり答えるべきだと思うのです。もう大変に危機的ラインに迫っているのか? それとも後5〜6年は大丈夫だと言えるのか、と。

 そして、逆に今増税など必要でないし、むしろ増税は悪影響があると言う人々は、借金はあとどの程度続けることができるのかについて納得のいく説明をすべきだと思うのです。

 しかし、小沢氏を含め増税に反対する政治家の殆どは、将来のことなど何も言及することなく、先ずは経済回復が先決だ、なんて恐らく実現しそうもないことを言っているだけなのです。

 何故、皆、このことについて議論を煮詰めることをしないのでしょう。

 そう言えば、新聞社の論説も、このままでは財政は持たないという極めて抽象的な意見ばかりで、そのことについて言及する社はないのです。

 それから、一番責任があると思われるのは、財務省。

 財務省は、財政赤字が増える最大の弊害を何と言っているのか(「日本の財政関係資料」による)と言えば、

 (1)利払い負担が増える

 (2)金利が高騰する

 (3)世代間の不公平を生じる

 と言っているのです。以前だったら、借金ばかりしていると、インフレになることが必至だから‥なんて議論が専らだったのが‥最近では、インフレの議論は吹っ飛んでいるのです。これ、デフレが長く続いているから、インフレになるといっても、余り説得力をもたなくなったということでしょうか?

 では、利払い負担が増えるという主張はどうなのでしょうか?

 ご承知のように、その意見は一般論としてはそのとおりなのですが、しかし、昨今のように日本の国債の利回りが低下するような状況が続くと、その主張もそれほど説得力はないのです。

 それから、将来の世代に借金返済の義務を押し付けることになると言う議論については、将来の世代には国債の保有者、つまり債権者の地位も譲る訳だから‥と言われると、これまたそれほど説得力はない、と。

 要するに、財務省が挙げている財政赤字の弊害の理由には、一番大事なものが抜けてしまっているのです。

 つまり、一番怖いのは、このまま借金を続けていると、いつかは誰も日本国債を引き受ける人がいなくなり、そうなると日本政府が破綻してしまう、と。

 だったら、何故そのことについて政府はもっと説明しようとしないのでしょうか?

 そのことについて十分議論をすることなくして、増税に賛成か反対か、或いはどの程度の増税が必要かという結論が出てくることはないのです。


 
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 テレビをつけると、あの田崎とかいう政治評論家の話を毎日聞かされる訳なのですが‥はっきりいって、今の民主党を巡るごたごたは本当につまらない!

 一体、政治家は何をしているのか、と。

 それに、完全にダメ出しをされたあの鳩山元総理が、もっともらしいことを言っているのを聞くと、貴方は表舞台に出る資格はあるのか、などと思ってしまうのです。

 あれだけ沖縄の人々の期待を裏切り、信頼を失墜しておきながら何のかんばせあって‥なんて思うのです。

 いずれにしても、この先暫くは、民主党が割れるか割れないのかが最大の焦点となるでしょう。否、もはや割れることは既定路線であるのかもしれません。むしろ関心は、どのようにして割れ、割れた後どのような再編劇が起きるのか、と。

 まあ、これだけ増税に対する考え方が違う訳ですから、増税がいい悪いの議論は別にして、私は、小沢氏一派は民主党を去るのが筋だと思うのです。それに、民主党以外でも増税に反対する議員は結構いるので、そのような議員がまとまって新しい党を立ち上げれば、それはそれで一つの考えだと思うのです。

 何故、早くそうしないのでしょう?

 でも、理屈ではそうであっても、与党を離れるということになれば‥何かと不安になるのでしょう。

 だから、なかなか決断はできない、と。さればとて、野田総理の増税案に賛成して、次の選挙が戦えるのかという思いがあり、この際は増税に反対しておいた方が都合がいいのではないか、と。

 まあ、はっきり言って、小沢氏を取り巻く議員の多くは、議員として生き残ることを最優先していろいろなことを考えているということではないのでしょうか?

 私は、でもね‥と言いたい。あなた方は何のために政治家になったのか、と。

 そして、私たちは、何のために民主党を選んだのか、と。

 しかし、そうした民主党議員のなかでも最もクレームを付けたいのは、鳩山元総理であるのです。

 彼は、こんなことを言っているのです。

 「私は、こんな民主党を育ててきたはずじゃなかった。国民の皆さんにもっともっと頑張ってるね、民主党は国民の皆さんに寄り添いながら仕事をしているね、胸襟を開いてそういって頂けるような、そんな毎日を送りたいと思って民主党を作り、今日までやってまいりました」

 要するに、この人は、民主党がいつまでも存続することだけを考えてるのです。民主党がどんなことをするか、ということではなく、民主党の存続こそ目的であるような。

 だから、鳩山元総理の考えに従えば、増税だって、或いは増税に反対だってどうでもいいということなのでしょう。何せ「最低限県外」と言っていたのにも拘わらず、「学べば学ぶにつけ、海兵隊のみならず沖縄の米軍が連携して抑止力を維持していると分かった」と言った人ですから。

 では、何故そこまで鳩山氏は民主党の存続に強く拘るのか、と言えば、それは自分が民主党のスポンサーというかオーナーだという意識があるからでしょう。

 はっきり言って、国民の生活がどうなるかということよりも、民主党のオーナーとしての地位を維持したい、と。

 で、そこまで露骨ではないにしても、あの輿石氏も、似たような考えでいるのです。つまり、この人も、党の存続が第一だ、と。というのも、輿石氏はご承知のとおり、野田総理と小沢氏の間に入って、党が割れないことに全力を尽くしているからです。

 輿石氏は、「野田首相も入った2回の会談で『党を割らない』『今、選挙をやれる状況ではない』と確認している」と、言っているのです。

 今の民主党に言いたい。

 私も含めて多くの国民が民主党に投票したと思うのですが、でも、我々は民主党の発展のために1票を投じたのではないのです。そうではなく、長年自民党による政治に辟易して、なんとか現状を打破してくれる党はないものなのかと、期待を込めて1票を投じた訳なのです。

 政権を取る以前にも不安に感じたことはあったのです。

 鳩山氏と菅氏と小沢氏の三人が手を取り合って船に乗っている姿がテレビで放映されたのを見て、どうして菅氏が小沢氏と手を結ぶのか、と。それほど考え方が近いとは思えないのに、と。

 結局、政権の座につきたいばっかしに‥そして大臣のポストが欲しいばっかしに手を握って、そして政権だけは手に入れることができたものの‥なのです。

 しかし、何をやりたいかがはっきりしない人々の集まりですから‥そして、大臣になることだけが目的のような人々の集まりですから‥なかなか成果を上げることができなかったのです。


 このような政治状況が出現しているのは、我々選挙民の責任でもあるのですが、少なくても私たちは、国民より民主党の存続が第一だなんて考えの人々を支持したつもりはないのです。

 いろいろ文句を言われることもある小泉元総理ですが、彼は少なくても、そんなにダメな自民党なら俺がぶっ壊す、と言って、国民の支持を勝ち得たのです。

 翻って民主党は、これほど支持されることがなくなった今でも、民主党を割らないことが第一だ、なんてことを言っているのですから、だから国民から愛想を尽かされてしまうのです。

 こんな民主党はぶっ壊してやる、と野田総理が言うのか、それとも小沢氏が言うのか?

 恐らく、二人ともそれは言えないと思うのです。今でも本音としては、民主党が存続してくれることを切望していると思うのです。



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