与党と野党の総裁選を巡る動きが活発化しているようですが、まあ、どうしてこうも節操がない状態になってしまうのでしょうか? また、いつか見た長老たちが跋扈し‥
ただ、総裁選は前から予定されていたことでもあり、やりたいのならお好きに‥という気もするのですが、それにしてもどうして特例公債法を通さないのでしょうか?
本来特例公債法を通さないのであれば、公務員の給与や議員の歳費の支払いがままならない訳ですから、特例公債法に反対するというのであれば、政治家は先ず自分たちの歳費の受け取りを辞退すべきではないのでしょうか?
それはそれとして‥また、民主党がマニフェストを作るのだとか。
そして、その素案ができたというのですが‥
失敗から学ばないというか、反省がないというか‥常識というものがないのでしょうか?
国民に夢を与える、或いは、国民の生活を楽にしてあげたい‥そうした気持ちを政治家が持つことを否定するのではないのです。でも、この3年間の社会実験で、自分たちが掲げたマニフェストが如何に中身の乏しいものであったか、もっと言えば、期待だけさせて結局国民の期待を裏切っただけだということに気が付かないのでしょうか?
何故かと言えば、子ども手当を始めとする大盤振る舞いの措置と、消費税増税は全く逆の方向を向いた政策であるからです。
もちろん、政党が大きな政策目標を掲げることが遺憾というのではないのです。何をやりたいか、それをはっきりさせることは重要。しかし、実際には、子ども手当に代表されるように、選挙目当てのばら撒きに過ぎなかった要素が大きいではないですか?
どうしてもマニフェストを作るというのであれば、この3年間の徹底的な総括を行った上でのことでしょう。そうした反省もなしにどうしたら新しいマニフェストなどできるのでしょう。
それに、私的な好き嫌いを言うのであれば‥そもそもマニフェストなどという呼び名が日本人にはしっくりこないのではないでしょうか?
選挙公約という言い方が如何に陳腐化したとは言え、マニフェストなんて言い方をしなくても。だからといって、どこかの党のようにアジェンダなんて言っても同じです。
普通に政党の「政策目標」と言えば十分なのではないでしょうか。それを、英語を使って格好を付けたがる、と。
百歩譲って、またマニフェストと作るにしても、その内容が堅実なものであれば少しは話も違うのでしょうが‥中身をみると、児童手当の増額とか、日銀による外国債の購入だとか‥
児童手当って、それはそもそも野党の政策でしょ?
それに、日銀による外国債の購入だなんて言っても、取り敢えず日銀や法律上、ある程度の独立性が確保されている訳で‥つまり、民主党は自分の権限のないことに口を挟んでいるのです。その前に、政府与党としてやるべきことが山のようにあるではないのか、と。
ここでもさらに百歩譲って、日銀の外国債の購入の適否を考えるとしても‥そんなことしなくても政府が外為特別会計を通して山のように米国債を始め海外の国債を保有しているではないですか?
なのに何故そんなことが必要なのか? そうでなくても、中国や韓国の国債を保有することに強い国民の反発が起きているのに。
改めて言いますが、これだけの反対を押し切ってでも増税をするのは、政府がこれ以上借金を重ねてはいけないからという反省からきたものであるのに、そしてそうやって国民に大きな負担を負わせてまで国債の発行を抑えようというのに、その一方で海外の国債を買うのですか?
いずれにしても、私はマニフェストの作成に釈然としない。
マニフェストの作成に拘る政治家には、次の英文を示すこととしたい。
It's manifest to all of us that they can not keep their manifesto.
It is a manifest lie.
a manifest lie は、「マニフェストの嘘」ではなく、「明らかな嘘」ということですので、念のため。
政治家は反省が足りないと思う方、クリックをお願い致します。
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ただ、総裁選は前から予定されていたことでもあり、やりたいのならお好きに‥という気もするのですが、それにしてもどうして特例公債法を通さないのでしょうか?
本来特例公債法を通さないのであれば、公務員の給与や議員の歳費の支払いがままならない訳ですから、特例公債法に反対するというのであれば、政治家は先ず自分たちの歳費の受け取りを辞退すべきではないのでしょうか?
それはそれとして‥また、民主党がマニフェストを作るのだとか。
そして、その素案ができたというのですが‥
失敗から学ばないというか、反省がないというか‥常識というものがないのでしょうか?
国民に夢を与える、或いは、国民の生活を楽にしてあげたい‥そうした気持ちを政治家が持つことを否定するのではないのです。でも、この3年間の社会実験で、自分たちが掲げたマニフェストが如何に中身の乏しいものであったか、もっと言えば、期待だけさせて結局国民の期待を裏切っただけだということに気が付かないのでしょうか?
何故かと言えば、子ども手当を始めとする大盤振る舞いの措置と、消費税増税は全く逆の方向を向いた政策であるからです。
もちろん、政党が大きな政策目標を掲げることが遺憾というのではないのです。何をやりたいか、それをはっきりさせることは重要。しかし、実際には、子ども手当に代表されるように、選挙目当てのばら撒きに過ぎなかった要素が大きいではないですか?
どうしてもマニフェストを作るというのであれば、この3年間の徹底的な総括を行った上でのことでしょう。そうした反省もなしにどうしたら新しいマニフェストなどできるのでしょう。
それに、私的な好き嫌いを言うのであれば‥そもそもマニフェストなどという呼び名が日本人にはしっくりこないのではないでしょうか?
選挙公約という言い方が如何に陳腐化したとは言え、マニフェストなんて言い方をしなくても。だからといって、どこかの党のようにアジェンダなんて言っても同じです。
普通に政党の「政策目標」と言えば十分なのではないでしょうか。それを、英語を使って格好を付けたがる、と。
百歩譲って、またマニフェストと作るにしても、その内容が堅実なものであれば少しは話も違うのでしょうが‥中身をみると、児童手当の増額とか、日銀による外国債の購入だとか‥
児童手当って、それはそもそも野党の政策でしょ?
それに、日銀による外国債の購入だなんて言っても、取り敢えず日銀や法律上、ある程度の独立性が確保されている訳で‥つまり、民主党は自分の権限のないことに口を挟んでいるのです。その前に、政府与党としてやるべきことが山のようにあるではないのか、と。
ここでもさらに百歩譲って、日銀の外国債の購入の適否を考えるとしても‥そんなことしなくても政府が外為特別会計を通して山のように米国債を始め海外の国債を保有しているではないですか?
なのに何故そんなことが必要なのか? そうでなくても、中国や韓国の国債を保有することに強い国民の反発が起きているのに。
改めて言いますが、これだけの反対を押し切ってでも増税をするのは、政府がこれ以上借金を重ねてはいけないからという反省からきたものであるのに、そしてそうやって国民に大きな負担を負わせてまで国債の発行を抑えようというのに、その一方で海外の国債を買うのですか?
いずれにしても、私はマニフェストの作成に釈然としない。
マニフェストの作成に拘る政治家には、次の英文を示すこととしたい。
It's manifest to all of us that they can not keep their manifesto.
It is a manifest lie.
a manifest lie は、「マニフェストの嘘」ではなく、「明らかな嘘」ということですので、念のため。
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