経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: 危機

 9月になりました。秋がくーれば思い出す‥9月になーれば思い出す、そうなのです、9月は、9.11
が起きた9月であり、関東大震災が起きた9月でもあるのです。

 防災訓練が本日行われているようです。そして、アメリカの方では、9.11に関する話題が盛んにな
っているようです。

  考えてみたら、今年で丁度10年目。今でも、あれは本当に起きた事件なのであろうかと思うこと
があるのです。そういえば、今年の3.11の津波もあれが本当に起きたことなのか、と。だって、あん
な映像は、今まで映画などでしか見ることがなかったからです。

 ところで、皆さまは、9.11陰謀説について、どう思うでしょうか?

 普通の人なら、そんなのはデマに違いないと思うでしょう。でも、世の中にはいるのです、アメリカ
側は事前に予測していたと主張する人々が。そして、彼らの主張を聞いているとなるほどと思うこと
もあるのです。

 しかし、9.11はやらせであったなどと報じられることは決してありません。もとい、かつてタケシさん
の出演するテレビで面白おかしく、米国側は知っていたとする番組を報じたことがありました。
でも、
所詮娯楽番組ですから‥皆、ほう、そんな説もあるのか、という程度で。

 ただ、私としては、納得がいかないところもあるのです。何故かと言えば、米国側が事前に知って
いたとする証拠に対して、米国政府自身が真っ向から答えてはいないからなのです。全然相手にせ
ず、それで終わり。

 ただ、だからといって、果たしてテロを事前に察知していて、それを見逃すことがあり得るのか、と
も思う訳です。

 しかし‥ペンタゴンに突っ込んだ飛行機の残骸が何もないと言われています。そして、それに搭乗
していた人々の遺体も一つもない、と。

 それから、グランドXのそばに所在していたゴールドマンサックスのビルまで倒壊した訳ですが、果
たしてそんなことが起きるのだろうか、とも言われているのです。


 何故、米国政府は、そのような質問に直接答えないのでしょう? 何故、アメリカの国民は、そうし
た質問をアメリカ政府にぶつけることをしないのでしょう。

 そんな質問をすると、如何にもテロリストの味方をしているように見られ、厭なのですよね。そし
て、それはメディアも同じ。しかも世界中のメディアも。つまり、アメリカに気を使って率直な質問がで
きないできた。

 その一方、あのテロのせいで、米国は世界中の通信内容を傍受できるようにしてしまった。そうな
ると、一層メディアは米国政府に気を使わざるを得なくなる訳です。

 話は飛びます。

 関東大震災が起きたとき、同じ都内でも、震度に大きな違いがあったというのです。大変接近した
地域にありながら、揺れが大きく異なった、と。

 何故? お分かりになるでしょうか?

 
 江戸時代にはこの辺が海岸だったというような地域が各地にある訳ですが‥例えば、汐見町など
という地名がついたところがあると思うのですが‥変だと思いませんか?

 というのも、江戸時代よりも海岸線が海の方に広がっているということは、海面が低下しているよ
うに思えるからであるのです。地球温暖化が進行しているのであれば、むしろ、かつては陸地だっ
たところが今は海に沈んでいなければ、話が合わないからなのです。

 今、ニヤッとした貴方は、地球温暖化を否定する人ですね、あの武田氏のように‥

 でも、何故海岸線がかつての沖に当たる場所にまで離れて行ったかと言えば‥それは、海面が
低下しているからではないのです。そうではなく、単に人間が海を埋め立てたからなのです。

 そして、そうやって海を埋め立てて、人が住むようになったところが、関東大震災で、近所と比べて
遥かに酷く揺れた地域であるのです。
つまり、自然災害といっても、人が招いた部分も一部にはあ
るということです。埋め立てるようなことをしていなかったなら、揺れはもう少し小さなもので済んだ
のです。

 アメリカの9.11。もちろん悪いのはテロを起こした方に決まっている訳ですが、しかし、それでもな
おアメリカ自身が何かの種を撒いたということも事実であるのです。
だって、昔は、あのビンラディン
一家とアメリカの元大統領は仲良く付き合っていたというではありませんか。

 しかし、あるときからアメリカは態度を変えた。その方が自分たちにとって得になるから。その根本
の原因をもう少し考えなければ、いつまでたっても安心して暮らせる世の中にはならない訳なので
す。


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  まあ、政治家なんて、こんなレベルかなんて思った訳です。何故かといえば、野田
財務相が、本日午前の参院決算委員会で、東日本大震災の復興財源に外為特会
の財源を転用することを否定した、という記事を目にしたからです。

 誰がそんなことを質問したのかとみると、社民党の又一議員だとか。皆さん、誤解
しないで下さいよ。私が、失望したというのは、外為特会の財源転用を否定した方
にではなく、そんなことを質問した方に対してです。 

 ただ、私も誤解していました。というのも、質問者は、1兆ドル以上もある外貨準備
を取り崩してそれを復興資金につかったらどうか、と質問したと早とちりしたからです。

 でも、よく見るとそうではなく、外為特会の積立金を利用できないのかと聞いたという
ことなのです。まあ、そうした意見なら、従来からも言われていた訳です。それも一種
の埋蔵金で利用可能ではないのか、と。
 ただ、ご承知かどうかしれませんが、現時点では、外為特会では為替差損の関係
で、15兆円の評価損が発生しているのだ、とか。だから、全く不可能な話なのだ、と。

 で、本日、私が言いたいのは、外為特会の積立金の利用についてなのかといえば、
そうではなく、大本の方の1兆ドルを上回る準備金を利用できないのかというアイデア
についてなのです。

 いるのですよね、そんなことを考えている人々が‥

 でも、まあ、一般の国民が、そうしたことを考えるのであれば、分からないではありま
せん。だって、外貨準備といえば、まさかのときの貯えであるから、こんなときに利用し
ないで何時利用するのだろう? なんていう疑問が湧くかもしれないからです。

 で、そうした質問に対して、専門家ぶってこう答える人がいるわけです。そんなことを
アメリカが承知する訳がない、と。

 でも、この問題にとっては、アメリカが承知するかどうかということは、本質的なことで
はないのです。もちろん、そんなことをすれば、アメリカが嫌がるのはそのとおりです。
それを私が否定しようというのではありません。そうではなく、日本政府自身が、そんな
ことをすることができないということなのです。

 何故、外貨準備は利用できないのか?

 その前に、そうしたアイデアを専門家と思われる人でも言っているので、ご紹介しまし
ょう。

 お一人は、北浜流一郎氏。こんなこと言っています。

 「外貨準備という特に用途のない資金を積み立てても意味はありません。復興資金に
使うべきです。 90兆円の半分を使えば釣りが来るでしょう。 それを考えもせず、まず
増税なんてどうかしています。私は復興国債の発行に賛成です。しかし外貨準備を崩
せばそれすら必要ないのです」

 この人、外為特会の仕組みが分かっているのだろうか?
 
 でも、もっと驚いたのは、ミラーマンこと、植草一秀氏。あの秀才の植草氏がですよ、
「1兆ドルもある外貨準備を日本円に換金して、大規模な経済復旧・復興経済対策を
策定するべきである」

 お二人に言いたい!

 外為特会を大大大債務超過にしても問題はないというのか?

 外為特会で、1兆ドル強の資産を保有しているのは、そのとおりです。そして、それ
を売り払って現金化すれば、復興財源に利用することができるのもそのとおりです。

 「だったら、そうしたら?」

 しかし、その1兆ドルに見合う債務が存在しているのです。つまり、他方で、1兆ドル
に相当する円建ての借金がある、と。具体的に言えば、政府短期証券の残高が存在
しているのです。

 つまり、仮に資産の方を全部使ったとしたら、残るのは借金だけ。しかも、その借金、
つまり、政府短期証券の方は、短期というだけあって3カ月したら償還する必要のある
証券なのです。

 その償還財源をどうするというのでしょう?

 それが支払えなければ、政府はデフォルトを起こさなくてはなりません。要するに、国
庫は破綻する、と。


 だから、外為準備を利用することはできないのです。



 植草氏は何故そんなことを言うのだろう、と思った方、クリックをお願い致します。
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1.節約と経済学

 

 昔は、節約が美徳とされたものです。でも、今は、そんなことを聞くのは

大変珍しくなったのではないでしょうか。もし、聞くことがあるとすれば、

社会人になった人が、親などから「貯金をしなさいよ」と。その程度だと思

います。まあ、一般的には、日本人がお金を使わないようになったから、消

費が伸びず、デフレから脱却できないのだ、と。お金を使わないことが大変

悪いことのように言われる訳です。

 

 確かに、商売をやっている人からみれば、お客さんがお金を使えば使うほ

ど有難い、と。その気持ちはよく分かります。では、肝心の商売をやってい

る人はどうなのでしょうか? 湯水の如くお金を使う人が多いのでしょうか。

 

 そんなことはありません。商売をやるような人こそが1円を大切にする訳

です。その反対に、公務員やサラリーマンの家庭は、割とお金の使い方に無

頓着であることが多いように思います。

 

 では、何故、そんな傾向が起きるのか?

 

 簡単なことです。商売人は、お金の有難さを身にしみて感じているからで

す。もし、手形が落とせなくなったら倒産してしまう‥、と。いつも資金繰

りのことを気にしていなければなりません。それに対し、公務員や大企業の

サラリーマンについては、就職するまでは大変かもしれませんが、あとは仕

事の中身は別として、少なくてもお金に苦労することは殆どないでしょう。

まあ、公務員のなかには、薄給だと嘆く人がいるとは言っても、です。

 

 いずれにしても、消費者にもっとお金を使って欲しいと思っている張本人

の商売人がお金を使いたがらない訳ですから、まあ、我が国の消費がイマイ

チ盛り上がらないと言っても、誰に文句を言うこともできないのです。それ

に考えてみたら、これだけ少子高齢化が進んでいる訳ですから。私の住んで

いる近所の小学校も、今まで3つあった小学校が1つになってしまいました。

つまり、生徒の数が減って学校の中がガラガラになっているので、3つの小学

校にしておくのは非効率だ、と。だから1校にまとめてしまったという訳で

す。まあ、そのうちの一つの小学校は、ノリピーも通った小学校だと言われ

ていますが‥

 

 話が脱線してしまいましたが、要するに、消費が盛り上がりに欠ける、と。

そこで、経済学者が知恵をつける訳です。節約は美徳だといっても、合成の

誤謬ということがある、と。

 

 合成の誤謬なんて言うと、なんかインテリっぽいですね。だからこそ、こ

の言葉を覚えると、どうしても使ってみたくなる訳です。

 

 「社会人になって、貯蓄に励むことは大変重要なことだが、ただ、皆が一

斉にそうした行動を取ると、モノの売行きが落ち、不況になってしまう。そ

して、不況になればリストラが始まり、また、そうならなくても、給料は上

がらずボーナスは当然カットされる。つまり、貯金を増やそうとした行為が、

却って社会全体としたら、貯金を減らしてしまう結果を招くことがある。こ

れが、合成の誤謬というものだ」

 

 まあ、大の大人だったら、そんな理屈は耳タコものでしょうが、案外若い

人のなかには、知らない人が多いかもしれません。

 

 「合成の誤謬ですか? そんなことどうして知っているのですか?」なん

て。

 

 でまあ、「経済ニュースゼミ」などというネーミングの有料メルマガを出

すからには、当然そんなこと言うことが予想される訳なのです。テレビに

登場する経済評論家も、圧倒的多数の方はそういった話をするでしょ?

 

 一人ひとりが財布のひもを縛っているから悪い‥なんて。政府や日銀は、

国民がお金を使うように仕向けなければいけない、なんて。

 

 

2.消費に走るべきか?

 

 だったら、我々一人ひとりがもっともっと消費に走ればいいのか?

 

 でも、全員が消費を活発化させ、それによって景気がよくなったとして、

その後、永久に経済発展を続けることができるかと言えば、これははなは

だ疑問である訳です。

 

 まあ、言えることは、確かに、国民の殆どの方がお金をどんどん使えば、

景気はよくなるでしょう。そこまでは言える。しかし、その後もずっと経

済成長が続くなんてことは決して保証できないのです。

 

 何故か?

 

 それは簡単。早い話、国民の多くが、今は景気を盛り上げることが大事

だとばかり、貯金を使い果たすまで、休暇でもとって旅行をしたり、遊び

まわったりするとしましょう。どうなります?

 

 もちろん、景気はよくなります。でも、そうやって、皆遊びまわってい

ると、誰が働くのでしょう? まあ、そこまで極端なことを言わなくても、

誰かが働いてくれないと、我々が生活していく上で必要なモノが確保され

なくなってしまうでしょう。つまり、徐々にモノ不足が起きるようになる、

と。これまでのデフレの日本とは様変わりです。しかし、喜んでばかりは

いられません、モノが不足気味になるということは、今度はデフレではな

く、インフレになるということです。で、インフレが酷くなると、当然、

日本銀行は引き締めに走る、と。或いは、そうしなくても、モノが不足す

ると、困るのは国民自身である訳です。

 

 で、そうなると、政府は言う訳です。

 

 買いだめは止めましょう。今買おうとしているのは、本当に必要なもの

ですか? エーシー‥、だなんて。

 

 で、モノ不足になると、当然、企業は生産力を高めて、それに応じよう

とする、と。これ、大変結構な話のように聞こえる訳ですが‥、しかし、

生産力を上げるために設備投資をしようにも、肝心のお金がない、と。お

金がないなら、銀行から借りるしかない、と。しかし、国民が貯金を使い

果たしているから、銀行の方にもお金の余裕がなくなっている、と。だっ

たら、市中銀行は日本銀行からお金を借りるしかなくなるのですが、そう

やって、市中銀行が日銀からお金を調達し、そして、希望する企業に融資

することが可能になっても、そもそもモノ不足のために機械や建物の建設

コストが上がってしまい、設備の増強もままならない状態になる訳です。

 

 つまり、皆がどんどんお金を使ってくれれば短期的に景気が良くなるの

は確かなのですが、長期的には経済の成長性に歯止めをかけてしまうこと

も事実であるのです。

 

 だ、か、ら‥ほどほどのところが望まれるということなのです。

 

 決して、消費が美徳という訳ではないのです。でも、そのことを十分認

識している人がどれだけいるか? 今回の災害の影響を受け、品不足の状

態が起きても、消費を活発化させることが必要だ、と。皆そればかり言っ

ている訳なのです。

 

 もちろん、消費は大いに結構。しかし、国民が、昔と違いお金を余りに

も簡単に借りることのできる世の中になったからこそ、サラ金地獄が起き

た訳です。

 

 お自動さん‥なんてネーミングで、顔を見せなくてもお金を借りるよう

なシステムまで作ってしまって社会問題を引き起こした訳です。で、そう

やって、一方では、問題を作っておいて、他方では、金利の払い過ぎだか

ら、金利を返してもらいなさい‥だなんて。

 

 いずれにしても、幾ら社会の風潮が、お金を借りて当たり前だ、なんて

いうことになっても、個人としては、よくよく考えた上でないと借金はし

ないようにした方がいい訳です。

 

 

 

3.今回の事態

 

 日本は、消費性向が低過ぎだ! 貯金をすることしか知らないのか!

 

 まあ、そんなことをアメリカからさんざん聞かされてきた訳です。他人

のことをとやかく言うな! そう言いたい。

 

 では、何故、そんなことをアメリカが言うのか?

 

 それは、アメリカの貿易収支が赤字で、日本が反対に黒字の状態が長く

続いているから言う訳です。もっとも、最近では、それを言う相手は中国

に移ってきてはいる訳ですが‥

 

 アメリカの言いたいのは、要するに、もう少しアメリカの製品を買って

くれ、と。アメリカの貿易赤字が小さくなるように、もう少しアメリカの

製品を買ってくれと言いたいだけなのです。

 

 で、知らず知らずに日本人の多くが洗脳されてしまって、と。それに先

ほどの「合成の誤謬」という格好いい言葉の存在もある訳です。

 

 「やっぱ、消費を盛り上げないとね」と。

 

 で、私は、今回の災害の影響を考える訳です。もし、日本人の多くが節

約よりも消費を美徳とするような国民であったら、どうなっていただろう、

と。

 

 恐らく買占めが今以上に起こったのではないか、と思うのです。つまり、

オイルショック後のトイレットペーパーがなくなったときのような騒ぎが。

 

 はっきり言って、私の近所のスーパーでも、ところどころに何も乗って

いない棚が出現している訳です。そんな光景など今まで一度も見たことは

ありません。まあ、ミネラルウォーターが東京で品不足になるのは分から

ないでもありませんが、それ以外の商品でも、在庫切れになっているもの

が多く出現している訳です。ただ、それでもまだ、我々の生活にはそれほ

どの影響を与えている訳ではないのです。

 

 これが、消費を美徳とする国民であったら? そして、手当たり次第に

買うことを何とも思わなかったら?

 

 もう、パニックに近い状態が日本中で起きているのではないか、と思う

のです。

 

 だから、節約の心が失われていなかったことが幸いしていると言えるの

です。関東圏の電力不足にしても、関係住民の皆さんが、電力を節約しよ

うという気持ちがあるから、停電を起こすことも少なくて済んでいる訳な

のです。

 

 消費も、節約も、ほどほどに。それが、経済学の教えではないでしょう

か。


以上


(本日、配信した有料メルマガから抜粋したものです)


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 3月の貿易統計が発表になりました。3月の貿易黒字は、なんと約8割も減少したとか。

 どう思いますか? やっぱり今回の地震の津波とそれから‥の影響は、甚大なものがある
のだな、と思いますか?

 3月の貿易収支ですが、正確にいえば、前年同月と比べて貿易黒字額が78.9%の減少に
なった、と。

 私、このニュースを聞いて、これは凄いと思ったのですが、次の瞬間なんだと思ったので
す。どうしてでしょう?

 貿易黒字額が約8割も落ちたいうのですが、では、輸出額はどれほど落ちたというのでしょ
う? 貿易収支というのは、輸出から輸入を引いたもので、その貿易収支が悪化したといえ
ば、輸出が減ったり、輸入が増えたりするから起きる訳ですが‥

 一体、輸出は、どれほど減っているのでしょうか?

 実は、3月の輸出額は5兆8660億円で、前年同月と比べれば、たったの2.2%しか減少し
ていないのだ、とか。

 ということは、地震や津波などの被害は、貿易面にはそれほど影響を与えていないというこ
となのでしょうか? でも、海外から伝わってくるところによれば、日本からの部品の調達がで
きずに、海外での生産に支障が出ているなど‥と。

 これ、多分4月以降に大きな影響が出るのでしょうね。つまり、生産と輸出の間には、時間
差があるわけですから。例えば、3月に輸出されたモノの多くは、震災の前に生産されていた
ものが多かった、と。だから、幾ら3月の輸出の落ち込みが小さなものに留まったとしても、4
月以降のことは分からないのです。

 因みに、輸出が大きく減少した品目としては、自動車(前年比27.8%減)、半導体等電子
部品(同6.9%減)、電算機類の部分品(同15.8%減)、自動車の部分品(同4.9%減)、船
舶(同10.0%減)が挙げられています。

 いずれにしても、では、何故貿易黒字は大きく減少したのか?

 それは、輸入が急増したからだ、と。3月の輸入は、5兆6995億円で、前年同月と比べれ
ば11.9%伸びた、と。で、そうした伸びた主な理由はといえば、原油や鉄鉱石など、資源価
格の伸びが影響している、と。

 どう思います? 意外に輸入の伸び率が小さいでしょ?

 でも、貿易収支の数字は、そうしたものなのです。

 一つ例を示しましょう。

 ある年1年間の輸出が10兆円、輸入が9.9兆円だったとしましょう。そうすると貿易黒字は
1千億になるのですが、その翌年、輸出が10%伸びて11兆円になったのに、輸入は伸びが
ゼロで9.9兆円のままだとしたら、貿易黒字は1兆1千億円の黒字となり、黒字額の伸びは、
1000%の伸びになるのです。

 或いは、ある年1年間の輸出が10兆円、輸入が9兆円だったのが、次の年に、輸出が9%
落ちて9兆1千億円になり、その一方で、輸入が変わらずに9兆のままであった場合には、貿
易黒字額は、1兆円から1千億円に減り、その減少率は90%になるのです。

 ということで、貿易収支、つまり黒字額や赤字額の変動率に気を取られ過ぎるとミスリーディ
ングになることを忘れないで下さい。これ、会社の決算についても同じようなことが言える訳
です。つまり、黒字額が何パーセント伸びたとか減ったとかに気を取られ過ぎてはいけない、
と。

 では、何に注意すべきか? ずばり、絶対額に注目すべきでしょう。

 いずれにしても、4月以降の貿易動向にも注意が必要ですね。

 

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 私、テレビで「ふっこうさいせいさい」と言っているのを聞いて、何? と思いました。皆さんも
そう思うでしょう? ふっこうさいせいさい?

 で、よく聞くと、「復興再生債」なのだとか。つまり、震災国債の名前を変えたもの。

 私が、「震災○○」なんて、ネーミングだけでもまっぴらごめんです、と言ったからでもないでし
ょうが、名前を替えてまた言っている訳です。
中身は同じ。

 ・東日本大震災の復興の財源として「復興再生債」を発行!
 
 ・従来の国債とは区別して管理!

 ・使途を復興目的に限定!

 ・償還までの資金の流れを透明化!

 
 でも、償還までの資金の流れを透明化する、と言ってもですね‥償還の財源をどこからもっ
てくるのか、ということが決っていないのですよね。

 要するに、この復興再生債構想というのは、お金の返済の当てはないけど、また、借金をさ
せていただけませんか?と言っているみたいなものなのです。

「あのう、また、ローンをお願いしたいのですが‥」

「使い道は?」

「実は、地震と津波で家が壊れたので、修繕というか、建て替えというか‥」

「それはお困りですね」

「貸して頂けますか?」

「検討はさせて頂きますが、貴方には、まだ返済して頂いていないローンがありましたよね」

「あれとは別でお考え頂けませんか?」

「はあ‥」

「ちゃんと返済財源を検討しているところですから」

「担保はありますか?」

「担保はありませんが、今回のローンに関しては、確実に、しかも早期に返済したいと思いま
すので‥」

 仮に、このまま、復興再生債でつっ走るとしても、その返済財源を明確にした上でないと、
全く相手にされない可能性すらあります。つまり、増税で対応するのであれば、その具体的
内容を明確にする必要があるということです。

 しかし、現実の対応ぶりをみていると、借金の返済財源については、お金を借りた後でゆっ
くりと考えます、と言われているようなものなのです。

 返済のために、消費税を3%、3年間ほど引き上げるという案も聞こえてきますが、そもそも
の借金の方の返済は、どうするの? と言われそうな気がします。

「では、従来のローンの返済の方は如何になるのでしょうか?」

「そっちの方は、もう少し待って頂けますか?」


 従来の借金と今回の借金をはっきりと区別し、今回の借金については、必ず早く返すからと
言われても、従来の借金の方もちゃんと返済の目処が立っていないと、なかなか協力しづら
い訳でもあるのです。

 それにしても、そもそもの特例公債法の成立は、まだなのでしょうか?


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 いきなりですが、震災国債って、どう思いますか? 

 本当に、政治家って愚かですよね。何で、こうも格好ばかり付けたがるのか?

 私は、何も復興財源を確保するために国債の増発をするべきではない、と言うのではない
のです。何故、わざわざ「震災国債」などという特別なものを作る必要があるのか、と思う訳
です。それに、そもそもまだ、本年度の特例公債法案も成立していないのに‥

 「それは、地震と津波が起きて大変な被害を受け、復興事業のために莫大な資金が必要に
なるからでしょ?」

 そうだとしても、何故通常の国債の発行ではいけないのか、ということです。

 「よく分からないけど、今までの建設国債や赤字国債と違い、特別の勘定で管理し、特別の
用途にだけ使用し、そして、数年後に増税をして、なるだけ早くその借金を返済するようにす
るとか‥」

 なるだけ早くとは?

 「普通の国債は、60年で償還するのが原則であるところ、それより早く‥」

 では、お聞きしましょう。通常の国債が60年で償還されるということは、借金を60年かけて
返済するということで、そのためには借金の残高が毎年減っていなければおかしい訳です
が、現実は、借金残高は減るどころか、どんどん増えている訳です。


 なのに、この震災国債だけ、何故、60年以内に返済できると言えるのでしょうか。仮に、そ
れが実現できたとしても、そのときには、震災国債に見合う分だけ、通常の国債の残高が増
えているだけの話ではないのでしょうか。

 本日の長期金利、つまり、10年物国債の流通利回りは1.26%程度のようですが、こうした
長期金利の推移から言えることは、マーケットには、まだ国債の消化能力があると言うことな
のです。何も、震災国債など発行しなくてもいいのです。

 で、もし、今後、国債の消化が難しくなることが懸念されているとすれば、そのときには、例
えば、個人向け国債の商品性をもう少し魅力的なものにするとか‥、そういう工夫をすれば
いいだけの話なのです。復興財源を確保するために発行した国債を早く償還したいというの
であれば、それでも、単に増税をすればいいだけの話です。

 今回の震災国債のアイデアは、早期に償還することを目指すためと格好の良いことを言っ
ているようですが‥、そんなことが簡単に実現できるのであれば、苦労はない訳です。

 関東大震災後に、震災手形というのが発行されましたが、それが後々尾を引いて、昭和恐
慌に突入して行ったのを政治家は知らないのでしょうか?

 「震災○○」なんて、ネーミングだけでも、まっぴらごめんです。

 

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 この国の一大事のときに、国会で論争などやっているときなのか、という思いがしないわけ
でもありませんが、重要な法案を一刻も早く成立させる必要があり、そのためには国会を開く
必要があるわけです。それに、福島原発の件も聞いてみたいし‥

 で、本日、国会が開かれるというので、どんな厳しい質問が総理に浴びせられるのだろうと
思っていると、何とNHKは本日、国会中継はないのだ、と。

 今が一番大切なときに、何故国会中継をしないのか? 高校野球は、最優先で放送するの
に‥。それに、NHKは、総合の他、教育もあり、衛星放送も2つ手段を持っている訳なので
す。

 でも、ひょっとしたらインターネットでやっているかも‥、と思って見てみると、ちゃんと中継を
やっていまいした。

 ということで、政府としては、国民に対し最低限度の知る権利を確保しているということで、
大いに結構なことなのですが‥、声ははっきりしているのですが、映像がイマイチなのですよ
ね。

 でも、声ははっきりしているので、よしとしましょう。

 画面に映っている先生たちが、皆作業着を着て、質疑応答をしています。総理はいつもと違
い低姿勢です。

 こうやって、政府はインターネットで国会中継を行うことができるのですから、福島原発の現
場も、同じようにリアルタイムで中継したら如何でしょう?


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 先ほどテレビを見ていたら、ボランティアで被災地の人たちにラーメンを振舞うラーメン義援
隊のことを報じていました。

 で、被災地の人々に振舞われるのは、トンコツの博多ラーメンなのだとか。

 これまで冷たいものしか食べていなかった人も多いようで、暖かいラーメンに大人も子供も
大喜びのようでした。

 でも、ラーメンの味って、九州と東北では相当の差があるのですよね。

 東北のラーメンといえば、私などはやっぱり会津ラーメンを思い出してしまいます。

 で、そんなこともあってかどうか知りませんが、ラーメン義援隊の面々は、お年寄りにも食べ
やすいようにと、ラーメンのスープを割とあっさりとしたものにし、面も少し柔らかくしたといい
ます。

 ちょっと話が逸れますが、最近、猫も杓子も「固麺、とかバリ固!」なんて注文する人が多い
のをあれれ‥と思っていた私でした。

 いずれにしても、本当に皆さんよろこんでいたようでした。

 野球やサッカーの試合をやって被災地の人々を励まそうという動きもあるようですが、流石
にこのラーメン義援隊にはかなわないでしょう。

 花より団子! 野球よりラーメンです。


 感動しました!


 尊い活動だと思います。
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 1000万倍だと報道されたのが、10万倍だった、と。これ喜んでいいのやらどうやら‥10万
倍だって、とんでもない濃度だからです。

 いずれにしても、私、昨日ニュースを聞いていて思ったのです。1000万倍の濃度ですとア
ナウンサーが何の感情も込めずに淡々と報じる姿をみて、何これ!?と。

 ここで驚かなくて、どこで驚くのか!と。ただ、結果としては、過度な反応をせずによかった
ということでしょうが、もし、1000万倍というのが正しかったとすれば、それを淡々と伝えたア
ナウンサーの行動は適格だったのでしょうか?

 それはそれとして‥、とくダネ!を見ていると、小倉さんが、今日からスタジオが明るくなり
ました、と言っていました。その理由はいいません。ただ、明るくなった、と。確かに見ている
と、スタジオの中がいつもより明るい‥、つまり画面が白っぽく感じる訳です。

 そう言えば、最近、やたらとスタジオを明るくしているテレビ局がありますよね。あれ、何故
なのでしょうか? 地デジの関係なのでしょうか?

 私には、全然その理由が分かりません。だって、大変見辛く感じるからなのです。もし、どう
しても明るくして欲しいという人がいるとすれば、顔のしわが見えなくなることを望んでいる出
演者だけでしょう。

 いずれにしても、この電力不足のなかでみんなが節電に努めているときに、何故テレビ局
は節電に協力しないのだ、何故、スタジオを明るくしているのだ、という批判が出ています。

 何故、こんなときにとくダネ!は、スタジオを明るくしたのでしょう?

 で、私、節電のことを考えていて‥、思ったのです。アダムスミスの復活だな、と。

 「アダムスミス?」

 はい、アダムスミスです。国富論で有名な‥

 「見えざる手の?」

 そうです。

 「だけど、それおかしいじゃん。アダムスミスっていうのは、政府はなるだけ民間の経済活動
に口出ししない方がいいと言った人でしょ?」

 そのとおり。私が、アダムスミスの復活と言ったのは、その意味ではないのです。こういう異
常事態になれば、いつもより遥かに政府の役割が大きくなる訳ですから。私が、言いたいの
は、GDPの中身が問われているということなのです。

 「GDPの中身?」

 そうです。GDPの中身です。GDPとは、ある国が一定期間に生みだした付加価値の合計
のことを言う訳です。で、その付加価値にはいろいろなものが含まれています。お米、野菜、
魚、お肉、牛乳、車、テレビ、パソコン、衣類、家屋等といった形のあるものだけではなく、理
髪店が提供するサービス、お笑い芸人が見せるお笑い芸というサービス、お医者さんによる
医療行為、公務員が提供する様々なサービス、野球選手たちが見せてくれるゲームというサ
ービス。

 で、我々は、通常であればそのGDPの中身について議論することは殆どない訳です。そう
ではなく、GDPの伸び率、或いは大きさばかりに目が行く訳です。我が国のGDPの潜在成長
率は幾ら位だ、とか。或いは、マイナス成長になってしまった、とか。或いは、名目GDPが、こ
の10年間ほど増えていないではないか、と。

 「で、それがどうしたの?」

 でも、我々は、今回の大災害が起こって以降は、中身に注目をし始めているのです。

 「そうなの?」

 殆どの人は気が付いていないと思います。でも、気が付いていなくても、貴重な電力の使い
方について大いに注文をつける訳です。皆で節電しているのだから、パチンコ屋は営業を自
粛しろ、だとか、或いはナイターは自粛しろ、とか。

 「それが?」

 つまり、パチンコ屋さんにしろプロ野球関係者にしろ、彼らも付加価値を生産しているという
ことなのです。だから、彼らが営業を自粛すれば、その分、我が国のGDPを押し下げる力が
働く訳なのです。

 「だけど、電力が不足してるのだし‥みんな我慢しているのだから、それで仮にGDPが増
えないにしてもしようがないのでは?」

 そうなのですよね。それが常識というものでしょう。幾らGDPの数値が低下することになっ
たとしても、その方が賢明というものでしょう。そして、アダムスミスも同じようなことを考えた
ということなのです。これ、どういうことかといえば、例えば、コメの消費について考えた場合、
そのコメを消費するのが、コメや野菜を生産する農夫であったり、或いは魚を獲る漁師であれ
ば、そのコメの消費が更なる食料の生産をもたらしてくれるが、これがもし、なにも形のあるも
のを生みださない、例えば、歌やお笑いなど人々を楽しませることが職業の人たちによって
消費される場合には、更なる食料の生産をもたらすものではなく、国家の富が増大すること
には何も貢献しない、とアダムスミスは考えたということなのです。

 つまり、今多くの国民の考え方が、このアダムスミスの考え方に似てきているということなの
です。食料が十分ではないときには、社会はお笑い芸人を養う力が小さくなる訳だから、今
回のように電力が不足するときには、同じようにナイターなど見ている余裕などないのだ、
と。

 いずれにしても、アダムスミスのいう国の富というのは、現在のGDPとは中身が違うことが
理解していただけると思います。アダムスミスの言う富というのは、食料や衣類や住まいや
製造品や、或いはそれらを生産及び流通するのに必要なサービスまでしか含まなかったとい
うことなのです。同じサービスであっても、そして、そのサービスが、例えば、警察官のサービ
スや消防士のサービスや裁判官のサービスなどのようにどんなに社会的に必要であるサー
ビスであっても、そうしたサービスを国の富にカウントすることはできない、とアダムスミスは
考えたのです。

 まあ、ここまで分かると、如何に現代人の生活には、本来ならなくても直ぐには支障が出る
ことのない贅沢品や贅沢なサービスが満ち満ちているかということが分かるのです。本来
は、そんなものなくても生きていけない訳ではない、と。でも、我々のGDPの大半は、そうした
贅沢品や贅沢なサービスで構成されているとも言える訳なのです。ですから、もし、我々が贅
沢は敵だとばかりに、そうした贅沢と思われるモノやサービスの消費をを一斉に止めてしまう
と直ちに大量の失業者を生んでしまうことも事実であるのです。

 今、エーシーが、我々に今できることは‥という公共CMを流していますが、本当に皆が今
無駄な消費を100%止めてしまえば、日本中は大量の失業者で溢れてしまう訳です。でも、
その一方、関東圏の人々が大幅な節電をしないと、電力不足は何時までも解消せず、人々
の不便はいつまでも続くことになるのです。


 贅沢も節約もほどほどに、しかも、状況に応じて柔軟に対応することが肝要であると言える
でしょう。


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 与謝野氏が、昨日、電力料金の値上げを示唆したところ、ネット上では大変な反発を呼んで
いるようです。

 与謝野氏は何と言ったのでしょう?

 「大事なのは生産拠点に連続して電力を供給することだ。そのためには一般家庭などの節
電をお願いする。もう一段の節電には、電気料金の体系を変えるべきではないか」

 そうした意見に対し、国民新党の下地氏は、「市民が困っている時に値上げの話をするの
はおかしい」 
 
 また、海江田大臣は、「使用者の立場からすると不便な思いをしているのだから、何事かと
いう意見もある。そうした感情を踏まえながら考えなければいけない」

 皆さんは誰の意見を支持するでしょうか?

 皆さんが、どんなお考えかは大体は想像がつきます。そうです、圧倒的多数の方は、値上
げなんかとんでもないと思っているでしょう。それは、そうなのです。値上げを歓迎する消費
者なんているはずがないのですから。もし、いたとしたら、それは賃上げを歓迎する経営者の
ようなものなのです。

 ですから、私は、皆さんに、どうこう言うつもりありません。

 しかし、皆さんにとっては、値上げを阻止することよりもっと大切はことがあるはずです。次
のようなことが起こったら貴方はどう思いますか

 ・エレベーターに乗っていたら急に停まってしまい、何時間もエレベーターに閉じ込められた。

 ・電車が急に停まってしまい、蒸し風呂みたいな車内に閉じ込められた。

 ・街に呑み括り出したら、一斉に停電して真っ暗になった。

 まあ、そんなことになったら、街中がパニックになり、場合によっては犯罪を誘発しないとも
限らないのです。

 もし、電力不足に対して何も手を打たないとすれば、そんなことになりかねません。ですから
今、次善の策として、人々に迷惑がかかるのは分かっているが、計画停電というのをやって
いる訳です。

 計画停電であれば、予め予想されたものですから、パニックを起こすことはない訳です。で
も、計画停電を実施されてしまうと、それなりの不便が生じる訳なのです。
まあ、そんな不便
も1カ月間だけですから‥なんて言われれば、我慢するしかないか、と。

 しかし、ずっつずっと続くと言われている訳です。

 だったら、ここらで抜本的なことを考えるのが責任ある政治家のやるべきことではないので
しょうか?

 ということで、与謝野氏の意見を100%支持するかどうかは別として、少なくても与謝野氏
が一石を投じて、関東圏の人々の関心をそこに向けさせたことに大きな意味があると思うの
です。

 まあ、そんなことを言えば、消費者の反発を買うのは当然予想されることなのです。だか
ら、敢えてそういうことを言う政治家は殆どいない。しかし、与謝野氏は言った、と。

 別に電気料金を値上げでなくてもいい訳です。とにかく、突然の停電と、そして、計画停電
をなくすことができれば。しかも、多くの人が納得のいくようなやり方で。

 しかし、誰か、そんな提案している政治家がいますか?

 皆無です。そんななかで与謝野氏は敢えて口火を切った。だから、最近疑問符の付く行動
が多かった与謝野氏なのですが、今回は少しばかり支持したい気になっているのです。

 ただ、問題がないこともないのです。

 果たして、企業の生産活動を維持するために、消費者により重い負担を求めることが適当
なのか? 逆に、大口電力の使用者に重い負担を負ってもらうこともあり得るわけです。で
も、そうなれば、法人税の引き上げの議論と同じく、企業が海外に脱出してしまう、なんて脅
かしがかかることが直ぐ予想されるのです。

 では、企業も家計も一律に値上げ分を負担すべきなのか?

 まあ、そうなると、海江田大臣などがいうように、庶民の感情ということも考えざるを得なくな
るかもしれないのです。だとすれば、1か月の電力使用量が200kWhまでは、料金を据え置
くような配慮をするか?

 ただ、そうしたアイデアも、そういう例外を広げると、なかなか節電の効果が期待できない
という面があるというのも事実のようです。

 いずれにしても、人々のなかには、思い切った節電をしなければいけないということは分か
りつつも、それでも、何故料金を値上げして、その値上げ分が東京電力の懐に入らなければ
いけないのか、と思う人が多いことも容易に想像がつく訳です。仮に値上げしても、その値上
げ分は、全部国が吸い取ってしまえ、と。

 だったら、料金の値上げということではなくて、電力の消費量に対して、例えば30%の税金
を課すというようなやり方ではどうでしょうか? そういうやり方だと、電力会社が儲けることも
ない訳です。

 「でも、やっぱり貧しい人が‥」

 では、最低限度の使用量に対しては、課税されないような仕組みにしては如何でしょう?

 


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