経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: オリンピック

 読売新聞が報じています。

 「地球温暖化が進行する中、真夏に開催される2020年の東京五輪・パラリンピックに対応し、環境省は選手や観客の熱中症予防や、ヒートアイランド現象の抑制に乗り出す方針を固めた。保水性の高い舗装工事を施すなどの構想を石原環境相が5日、記者会見で発表する」

 確かに真夏に開催されるオリンピックでは、選手たちもさぞかし過酷な目に遭うことが予想されるのです。早い話、マラソンではぶっ倒れる選手が続出するかもしれません。

 では、どうすべきか?

 おかしいのですよね、真夏にオリンピックを開催するなんて。

 私などは、夏のオリンピックは止めにして、また昔の東京オリンピックのように秋に開催すればいいものをと考えてしまうのですが、どうも秋のオリンピック開催にはアメリカや欧州が承知しないのだとか。

 何故アメリカなどはオリンピックを秋に開催することに反対なのか?

 私、思わずなーんでかフラメンコを歌いたくなってしまいました。

 なーんでか、なーんでか…

 どうしてアメリカはオリンピックを秋に開催することに反対なのか?

 それはね、9月になるとアメリカではプロフットボールのNFLが開幕するし、また、欧州ではサッカーの欧州チャンピオンリーグが本格化するので、それらとの競合を避けたいからなのだとか。

 なんとバカバカしい理由であることか!

 そうでしょう?フットボールは、アメリカ一国の事情ではないですか。一方で、オリンピックは世界の行事です。どちを優先すべきかは、分かりそうなものなのです。それに、フットボールは毎年恒常的に行われているのに、オリンピックは4年に1度しかないのですから。

 いずれにても、そんな理由で真夏にマラソン選手を走らせるなんて、正気の沙汰とは思えない。

 要するに、オリンピック関係者は、金儲けしか考えていないということなのです。

 いずれにしても、もはや夏のオリンピックは避けられない事態になっているのですが…では、主催国としての日本はどうすべきなのか?

 2020年の夏が今年のように雨ばかり降ってくれると、マラソンレースでぶっ倒れる選手が出なくて済む訳ですが…

 そこで、環境省は構想を練ったのです。

・マラソンや自転車ロードレースなど屋外の道路を利用した競技の熱中症対策として、人工的に発生させた霧を沿道の観客やコース上の選手に吹きかけるミスト噴霧器の設置(を検討する)。

・雨水を吸収して大気中に水蒸気を放出する「保水性舗装」や、地下に水を循環しやすくする「透水性舗装」を施し、地表面などを冷却。

 確かにそこまで気遣いしてくれるのであれば、選手も少しは喜んでくれるかもしれません。

 しかし、それでも本当のおもてなしの心を示したいというのであれば、やっぱり秋に開催するのがベストです。

 それにですね…仮に環境省が考えたような措置を施すとしても、それは一体環境省がやるべき仕事なのでしょうか? 違うでしょう?

 国としてやるとすれば、文部科学省か国土交通省などがやるべき仕事ではありませんか。

 一体、石原環境大臣は環境省の仕事を何と心得ているのでしょうか。

 志の高い職員が環境省にいるとすれば、このような仕事をやれと大臣から命令され、戸惑いを感じているでしょう。

 環境省がもっと本気でエネルギーを注ぐべき仕事はあるのです。東北地方の放射能汚染の影響をもっと正確に把握、分析すること。或いは、農薬のせいで自然の生態系がどのような悪影響を受けているかをこれまた、正確に把握、分析すること。他にもまだまだあるのです。

 でも、そのような仕事は、問題を引き起こしている側に対する配慮からむしろ抑制されてしまっているのですよね。

 地球温暖化の防止の話も、今や政治家は誰も口にしない、と。

 そうしたなかで、夏に開催されるオリンピックのためにミストの噴射器を設置するなんてことを環境省が言い出しているのです。

 そんなことにまで環境省が口を出す必要はないのです。




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 舛添知事が東京五輪会場の計画見直しを表明したところ、様々なリアクションが起きているようです。ただ、そうはいっても大部分はブーイングに属するものであって、見直しを歓迎するというのは少数派なのです。

<ネット上の反応=下品なものは除いています>
 ・そう言えば舛添さんて、自民党時代から困った人だったね。なんでこの人を東京の知事にしてしまったんだろう。

 ・森おじさんが絡むと昔からよくない

 ・舛添は静かにしてろ!

 ・誘致の際の「公約」を反故にすると、国際的信用が失墜することを忘れるなよ。

日本オリンピック委員会の竹田恒和会長>
 ・
具体的なことは全く聞いていないし、情報はない

<文部省幹部>
 ・
急に連絡があって、朝から振り回された
 ・
今から別の施設はありえない。公約しているわけだから、大騒ぎになる

 如何ですか? 本当はもっと辛辣というか口にするのが憚られるようなことも言われているのですが、この程度に留めておきたいと思います。いずれにしても、舛添都知事って、こんなにも人気がないのかとしみじみと思い知らされました。

 では、舛添都知事は本当に国民や都民を怒らせるようなことを言ったのか? 

 舛添都知事が10日に都議会で述べた内容です。

 「顕在化してきた建設資材や人件費の上昇など整備コストの高騰への懸念にも対応していかなければなりません。今後、こうした視点から早急に見直しを行い、大会準備に支障を来さないよう、改めるべき点は適切かつ速やかに改めて参ります」

 確かに最近は、人手不足で人件費が高騰し、そして建設資材の価格が上がっているとも言われるのですが、見直しが必要なほど状況が変化しているのでしょうか?

 実は、東京都は6年後のオリンピックとパラリンピックのために、バレーボールや競泳が行われる10の競技施設を整備する計画なのですが、そのための費用が当初1500億円ほどかかると思っていたのが、な、な、なんと2倍以上の3800億円余りに膨れ上がっているのです。

 ということで、皆さんに言いたい! とりわけ舛添都知事に良からぬ印象を抱いている人はよく聞いて欲しい。

 舛添都知事は、当初の整備計画をケチろうとしているのではないのです。当初1500億円であったのを1200億円とか1000億円に絞り込みたいというのであれば‥それならブーイングが起きても仕方がないでしょう。

 現実はそうではないのです。当初1500億円程度でできると思っていた工事が精査したところ3800億円ほどにもなるというので、それは見直す必要があるだろうと言っているのに過ぎないのです。それのどこがおかしいのか!

 むしろ見直さないという方がおかしいのではないのか!
 
 東京オリンピックは、東京都だけの問題ではなく国全体の問題だからという意見もあるようです。確かにそれはそうでしょうが、舛添都知事が言っているのは東京都が整備する10の施設に限った話なのです。

 森元総理と話し合って意見が一致したと言うことに関しても批判の対象になっているようです。しかし、森元総理と話をしたのは、組織委員会が整備を担当する仮説の競技場に関することであるので都知事が組織委員会の森会長と話をするのは当然のことなのです。

 要するに、今回の舛添都知事の言動には、格別批判されるようなことはないのです。

 でも‥繰り返しになりますが、舛添都知事を批判するブーイングや止まない、と。

 どうしてなのでしょうね?

 舛添氏の人徳のせいとでも言うべきなのでしょうか?

 しかし‥それもありますが、それだけではないのです。つまり見直すと折角の儲け話が吹っ飛んでしまう関係者がいるということなのです。

 いずれにしても、冷静になって競技施設の見直しをすることがどうしてそれほど責められなければいけないのでしょうか?

 これで飯が食えると思っていた業界関係者には気の毒でしょうが‥しかし、最終的には都民や国民が負担する話なので、皆が納得できるような方向で見直しをしたからって当然ではないのでしょうか。

 そうではなくても、最近異常気象のせいで自然災害が増える一方です。つまり、今後そうした復旧事業にどれだけお金がかかるかもしれないので、少しでも節約しておくことが必要なのです。

 舛添都知事に支持が集まらないのは本人のこれまでの言動のせいだと思う方、クリックをお願い致します。
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