経済ニュースゼミ

小笠原誠治の、経済ニュースを通して世の中の動きを考察するブログです。地球温暖化阻止のために石油・石炭産出権取引を提唱します。産出権取引は排出権取引とは違います。みんな勘違いするのです。

カテゴリ: トランプ

 トランプ大統領が、イランとは戦争をしないと明言したことついては既にご紹介しましたが…

 その会見の模様はいつもとは全く違った雰囲気だったですよね。

 トランプ節が少しも窺われず、誰かに指示されたとおりにプロンプターを読んでいるだけだったかのよう。

 誤解のないように言っておきますが…


 戦争に突入しなかったことは本当に良いことです。

 でも、最初からトランプは、口では強がりを言っても、戦争をする気は少しもなかったのか?

 確かに、戦争屋と呼ばれるボルトンなどと比べれば、戦争には消極的なトランプであることは確かでしょうが…

 しかし、私には、全て計算済みの行動だとはとても思えません。

 強がりを言って…強がりというか、アメリカが如何に偉大で強力な国かを誇示することで自分の支持率アップを狙い…

 それに、弾劾から目を逸らすために、ソレイマニ司令官の殺害を指示し…

 しかし、その結果起きた反応の余りの大きさに周りも含めて圧倒され…

 私は、トランプの周辺の人間が自制するようにトランプに迫ったと見ています。

 プラス、単にトランプに自制を求めても、トランプがおとなしくそうした意見を聞くかどうか分からなかったので…戦争をしないと明言することで株価は回復し、それが政権の支持率アップにつながる、と言った、と。


 トランプの会見の前、特に東京市場では株価が急落…

 そうした状況にあったでしょう?

 だから、トランプは、株価の急落をどうしても防ぎたかった、と。

 逆に、そうしていつものトランプらしくないことを言っても、それで戦争を回避でき、株価が上がるならば、トランプを支持するものは逆に増える筈だ、と。


 但し、そうしたシナリオを頭で理解することができたとしても、実際にはなかなか受け入れることができなかったかもしれません。

 そこで、誰かがトランプに精神安定剤を飲ませた、と。


 だから、あのような不自然な話しぶりになっているのだと思うのです。




  
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 米国のトランプ大統領は休みなしで、次から次へとニュースを送り出しています。

 もちろん、酷ーい話ばかり。

 本日は3つ紹介します。

 一つ目

 笑えない話です。

 以下、全て東京新聞の記事です。

 米軍、限定核使用の新指針 放射線下の地上戦も言及

 米軍が先月、戦闘中の限定的な核兵器使用を想定した新指針をまとめていたことが分かった。核爆発後の放射線環境下で地上戦をどう継続するかなどの課題にも言及している。オバマ前政権は核の先制不使用も一時検討するなど「核の役割低減」を目指したが、逆行する内容核弾頭の小型化を進めるトランプ政権下で、通常戦力の延長線上に核戦力を位置付ける傾向もうかがえる。

 米シンクタンク全米科学者連盟の核専門家ハンス・クリステンセン氏は、広島型原爆の三分の一程度となる爆発力数キロトンの「小型核」開発の動きを念頭に「『より使いやすい核』の導入に合わせて限定的な核戦闘の議論を活発化させており、心配な動きだ」と指摘。核使用のハードル低下を懸念する声が複数の米専門家から上がっている。

 新指針は米統合参謀本部が六月十一日付でまとめた内部文書「核作戦」。

 ホームページで一度公開した後、非公開にした。公開されたものを全米科学者連盟が保存し開示している。

 文書は「敵対者は自身の利益を守るため核への依存を深めている」とし、ロシアや中国の核戦力増強に注意を促した上で「米核戦力は『力による平和』という米国の国家目標に資する」と指摘。

 さらに「核使用やその脅しは地上作戦に重大な影響を与え得る。核使用は戦闘領域を根本から変え、司令官が紛争でどう勝利するかを左右する状況をつくり出す」とし、限定核使用の効用を力説している。

 また核戦力を通常兵力と共同運用する重要性に触れ「陸上部隊や特殊作戦部隊は核爆発後の放射線環境下でも、全ての作戦を遂行する能力を保持しなければならない」とし、核戦争下での部隊能力の強化を訴えている。

 統合参謀本部は取材に「文書作成は定期的な指針策定の一環で政策変更ではない。あいまいな点がないよう見直し、再公表したい」としている。

 米国は冷戦後、抑止力を核の主要な役割とみなし、オバマ前大統領は三年前の広島訪問後、相手の核攻撃まで核を使わない先制不使用を検討した。

 8月がすぐ来ます。

 8月になると、広島、長崎で核でなくなった方の慰霊祭が開かれ、そして終戦記念日を迎えます。

 長崎県に住む私は、当然のことながら核の廃絶を強く求めるものですが…

 しかし、現実はそれとは反対の方に進んでいる、と。

 核を廃止するどころか、部分的とはいえ、核戦争を想定する米国。

 恐ろしいことではありませんか?

 ここで日本が反対しないでどうする!

 アベシンゾウはトランプに何というのでしょう。

 二つ目

 トランプの人種差別発言がこのところ酷くなっていますが、また、ですよ。

 トランプ氏、また差別的攻撃「ネズミはびこる場所」 黒人下院議員の選挙区を酷評

 トランプ米大統領は二十七日のツイッターで、野党民主党の黒人下院議員カミングス監視・政府改革委員長を攻撃し、東部メリーランド州ボルティモアの地元選挙区を「ネズミがはびこり、吐き気がするめちゃくちゃなところだ」などと酷評した。政権の移民政策などが批判されたためだが、民主党や地元市長から「人種差別的だ」などと非難の声が上がっている。

 トランプ氏は「カミングス氏は南部国境の警備隊やその状況について叫んできたが、彼の選挙区の方が実際ははるかに危険でひどい。米国で最悪とみられている」などと批判。「なぜ多くの資金が投入されたのに米国で最も危険なのか。あそこに住みたい人間はいない」などと書き連ねた。

 幾ら野党の黒人議員を送り出している選挙区だとはいえ、ネズミがはびこり、吐き気がするだなんてよく言えたものです。

 トランプには常識のかけらもありません。

 そして、そのトランプを支持する国民がいるという現実。

 このような大統領と仲がいいことがどうして自慢になるのかとアベシンゾウに言いたい!

 三つ目

 トランプ政権は、閣僚が次から次に辞めていくのですが…

 コーツ米国家情報長官を交代へ トランプ氏と意見対立

 トランプ米大統領は28日、中央情報局(CIA)などの情報機関を統括するコーツ国家情報長官が8月15日付で辞任するとツイッターで発表した。コーツ氏は、北朝鮮やロシアの情勢分析で、融和的な姿勢のトランプ氏との意見対立が表面化、更迭説が取り沙汰されていた。後任にはトランプ氏と関係が近い共和党のラットクリフ下院議員を指名する。

 トランプ氏はこれまで、自身が勝利した2016年の大統領選へのロシア介入を捜査する情報機関への不満を繰り返し表明。「親トランプ派」のラットクリフ氏を米情報機関トップに登用することで、政権基盤を固める狙いがあるとみられる。

 またか、という感じですね。

 それにしても、下院のペロシ議長は、どうしてトランプ大統領の弾劾に踏み切らないのでしょうね。

 上院で否決されるのが分かっているとはしても…

 何か裏取引でもあるのでしょうか?


 こんなトランプを日本は令和になって最初の国賓として招いたのですよね。

 



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 それにしても、ツイッターで会いたいと言って、直ぐに米朝首脳会談が実現するなんて、驚いてしまいますね。

 ただ、朝日によれば水面下で打診がなされていた可能性があるとも。

 「昨日の朝、トランプ大統領が(会いたいとの)意向を示し、とても驚いた」

 板門店の韓国側施設「自由の家」で開かれた米朝首脳会談の冒頭、正恩氏はこう語った。北朝鮮の非核化をめぐる米朝の協議は、今年2月にベトナム・ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以来、停滞が続いていた。3回目となる今回の首脳会談は電撃的に開催されたが、実は伏線はあった。

 2018年6月のシンガポールで初の首脳会談が開かれてから1年を迎えるころ、正恩氏がトランプ氏に親書を送り、これに対してトランプ氏が返信した。

 このやりとりは、通常とは違うルートで行われた。北朝鮮内部の事情に詳しい複数の関係者によると、北朝鮮は米国務省ではなく、大統領に助言する米国家安全保障会議(NSC)に接触を図った。一方、トランプ氏の返信はニューヨークの北朝鮮国連代表部を通じてではなく、米政府高官がわざわざ平壌を訪れて届けた。親書の交換を通じて、高いレベルの接触が水面下で行われた可能性がある。

 正恩氏はトランプ氏の返信に、「興味深い内容について慎重に考えてみる」と述べた。韓国の北朝鮮専門家は「どちらが先かは分からないが、以前から板門店会談について米朝間でやりとりがあった可能性もある」とみる。

 トランプ氏は今回、現職の米大…


 水面下での打診があろうと、なかろうと、金正恩が会談に応じたのは、それが自分にとってプラスになると考えたからなのでしょう。

 そして、会談を申し出たトランプとしても、これを一つの成果として世間に訴えたかった、と。

 し、し、しかし…

 だからといって、何かが変わるのか?

 北朝鮮が核を放棄するなんてことは考えられません。

 その一方で、米国としても、核を放棄しない以上、経済制裁を緩和する可能性は極めて小さい。

 そうでしょう?

 今回の首脳会談は大統領選に有利に働くとの解説がありますが…

 だからといって、経済制裁を緩めると、むしとトランプ批判が高まる恐れもあるのです。

 思いつきの会談ではなく、もう少し建設的な議論ができないものなのでしょうか?

 いずれにしても、どれだけミサイルを飛ばしても、米国に届かないものなら問題ないと言い切るトランプのいい加減さは、なんと言ったらいいのでしょう。

 そして、そのような発言に対し何も言えないシンゾウアベ。

 


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 トランプの追加の制裁関税が実施されるかどうかに関心が集まっていますが、誰が今一番痛手を受けていると思いますか?

 (1)中国
 (2)米国の消費者
 (3)米国の輸入業者
 (4)米国の農家
 (5)米国の金属製品産業


 分かりやすいPBS解説がありましたので、紹介します。

 英語の嫌いな方は、仮訳だけお読みになって下さい。

Who would pay for Trump’s tariff hike?

 「誰がトランプの追加制裁関税を支払うのか?」

If the Trump administration follows through with its plan to hike tariffs on $200 billion worth of Chinese imports at midnight Friday, it would likely hurt not only China’s economy but American consumers and businesses, too.

 「もし、トランプの2000億ドル相当分の中国製品に対する追加制裁関税が実行されることになれば、中国だけでなく、米国の企業や消費者も痛手を受けることになろう」

Multiple studies show the tariffs the U.S. imposed last year on $250 billion worth of Chinese goods, plus the retaliatory tariffs China has put on $101 billion worth of U.S. goods, have led to price increases, reduced the availability of some products and forced businesses to seek alternative suppliers.

 「米国が昨年開始した2500億ドル相当の中国製品に対する制裁関税と、それに対する中国の1010億ドル相当の米国製品に対する報復関税によって価格の上昇が起き、さらに、入手が困難になったため代替輸入先を探さざるを得ない事態になっていることが多くの調査の結果分かった」

President Donald Trump is threatening now to increase existing tariffs on goods ranging from seafood to handbags from 10 percent to 25 percent if China does not agree to its demands during trade talks Thursday in Washington.

Trump said Thursday his administration is also starting the paperwork to impose tariffs on an additional $325,000 worth of Chinese products.

The idea: leverage more pressure on China to agree to a deal that the two countries have been negotiating for months.

“We’re the piggy bank that everyone steals from,” Trump said at a news conference on his efforts to reduce prescription drug prices Thursday, claiming that under his presidency, “we’re going to be taking in more money than we’ve ever taken in.”

 「我々はブタの貯金箱のようなもので、皆が簡単にお金を盗むことができる、とトランプ大統領は木曜日、記者会見で述べた。しかし、自分が大統領でいる限り、私たちのところに入ってくるお金が、出ていくお金より上回るであろう、とも」

But any increased revenue is not likely to come from China if current trends continue. Instead, it’s more likely to come from U.S. customers and companies, economists say. And any retaliatory tariffs China imposes could have larger ripple effects throughout the U.S. and global economy.

 「しかし国の税収が増えていても、それは中国から来ているようではなさそうだ。そうではなく、米国の企業や消費者が負担しているとエコノミストたちは言う。そして、中国が報復関税に踏み切れば、米国や世界経済にも影響を及ぼすであろう」

How tariffs affect prices and supply chains

 「関税は、どのように価格に影響を与え、どのようにサプライチェーンに影響を与えるのか?」

When the U.S. puts tariffs on Chinese imports, the theory is that Chinese firms will reduce the price of their products to stay competitive. But so far, that has not happened, possibly because international orders are placed months in advance and the tariffs haven’t been in place long enough to renegotiate prices.

 「米国が中国製品に関税を課せば、理論的には、もし中国がそれまでの地位を維持しようとするならば価格を低下させることとなろう。しかし、これまでのところ、そのようなことは起きていない。価格の交渉には時間がかかるし、まだ、制裁関税が課せられてからそれほど時間が経っていないからだ」

Plus, businesses might be waiting to see if the trade dispute is resolved before they make any major adjustments to their models, said Oleg Itskhoki, an economics and international affairs professor at Princeton University.

 「それに、企業としては、価格調整をする前に米中間の貿易戦争が終わるのではないかとみる向きがあるからだとプリンストン大学の教授は言う」

That leaves U.S. retailers to decide between three options: absorb the cost of the tax, pass it along to consumers, or search for an alternative supplier from a country other than China.

 「こうした結果、米国の小売業者が取る行動としては3つが考えられる。関税分を負担する。一旦負担した関税を消費者に転嫁する。中国以外の輸入先を見つけ出す」

The last option could hurt China’s economy as U.S. companies take their business elsewhere, but it also comes with higher costs for American firms because it is not cheap to find new suppliers, plus domestic producers, as well as those from other countries, often raise their prices because they know customers have few other options.

 「最後の選択肢を選ぶと、中国経済は打撃を受ける。しかし、そうなると中国ほど価格が安いところはないから、価格が上昇するであろう」

Recent studies indicate businesses are not absorbing the cost.

“In the short run, American consumers bear the cost of the tariffs,” Itskhoki said.

 「短期的には、米国の消費者が関税引き上げのコストを負担するということだ、プリンストン大学の教授は言う」

But American businesses are still being hit in another way — by the retaliatory tariffs China has put on U.S. exports.

 「しかし、米国の企業は、中国が報復措置を取るので、その意味で痛手を被る」

Because of the tariffs, some Chinese importers are not buying U.S. products and are instead doing business with suppliers from other nations, as they have with soybeans. That means U.S. producers are losing out on valuable income, especially if they cannot find other buyers for their goods.

 「米国の大豆を中国が輸入しなくなったのがその例だ。中国以外の買い手を見つけることができない限り、米国の輸出業者は、痛手を被る」

U.S. farmers and other manufacturers could reduce prices to try to compete with other nations, but many of them are already operating on thin profit margins. If they reduced prices further, they could go out of business.

 「米国の農家や製造業者は、価格を引き下げて競争力を保とうとすることがあり得るが、実際には、儲けがギリギリの状態であるので、値下げは難しい。それでも値下げすると倒産してしまうだろう」

What do we know about how much existing tariffs have cost?

 「関税がどれほどの犠牲を伴うものか分かっているのか?」

Trump’s tariff increase would generate an estimated $30 billion worth of taxes on Chinese goods a year.

 「トランプの関税引き上げで、中国製品にかかる関税が300億ドルほど増えると見込まれている」

It’s one of the reasons Trump has claimed tariffs are boosting the U.S. economy, but the Tax Foundation, a Washington-based think tank, estimates the current tariffs on Chinese goods will reduce U.S. GDP long-term by $30 billion. Additional tariffs as proposed by Trump could drop GDP by at least another $15 billion, according to the group’s analysis.

 「そのことが、トランプが、関税は米国経済を活気づけていると主張する一つの理由である。しかし、そのせいでGDPは300億ドルほど減少すると見込まれている。また、更に予定されている関税引き上げで150億ドルGDPは減少すると込まれている」

That doesn’t include other tariffs the Trump administration has imposed on other countries as a negotiating tactic, including an across-the-board tariffs on steel and aluminum. This week, the Trump administration announced it would impose a 17.5 percent tariff on imported Mexican tomatoes because it says Mexico is conducting unfair trade practices.

Some specific industries, such as aluminum manufacturers, have benefited from the tariffs. But that has come at a cost to U.S. customers who have to pay higher prices.

By October and November 2018, tariffs on China and other countries cost U.S. consumers and businesses $4.4 billion a month, according to a recent study by researchers from the Federal Reserve Bank of New York, Princeton University and Columbia University. Of that, the federal government recouped about $3 billion in import taxes.

 「2018年の10月−11月までの間に、中国製品等への関税引き上げのために、米国の消費者と企業は、毎月440億ドルを負担することになったことが明らかになった。そして、そのうち300億ドルが米国政府の収入となった」

But about $1.4 billion was lost entirely because tariffs make the economy less efficient–consumers might be buying fewer goods, for example, but they are paying more overall because of the price hike. The $1.4 billion loss amounts to an annual cost of about $133 per household, according to the researchers.

 「しかし、差し引きの140億ドルは完全に失われてしまった。というのは、関税のせいで経済が非効率になり、消費者がより高い製品を買わざるを得なくなってしまったからだ

Looking at the Consumer Price Index, which measures the cost of consumer goods such as food and clothing, the researchers found the prices on products subject to the tariffs increased between 10 percent and 30 percent after the tariffs were implemented. If tariffs rise further, as Trump has proposed, consumers are likely to see prices increase again.

 「消費者物価指数をみてみると、追加関税が課せられた商品は、10%から30%ほど価格が上がっていることが分かっている。このため、トランプの提案のとおり、さらに関税の引き上げが行われれば、さらに価格は上がるであろう」

Much of that price increase comes from tariffs the U.S. puts on goods from China, which make up the heftiest tariffs, as opposed to the retaliatory tariffs China has imposed on U.S. goods.

Who suffers the most?

 「誰が一番痛手を被るのか?」

Areas with high concentrations of agriculture and metal production are most at risk of feeling the negative effects of tariffs. Those industries have been singled out in the tariffs Trump imposed on steel and aluminum, as well as by China, which imports a large amount of U.S. agricultural products.

 「農業と金属製品の産業が集中している地域がこの制裁関税の悪影響を最も受けている。鉄鋼とアルミニウム、そして、農家関係者たちだ

By sheer number, regional metropolitan centers such as Chicago and Dallas export the most products that are affected by tariffs, but in rural areas a larger share of the economy is affected, according to a study published in October 2018 by the Brookings Institution, a Washington-based think tank.

Counties that voted for Trump in 2016 are twice as likely to be affected by the trade battle with China than those that voted for Hillary Clinton, the research also finds. That’s because Trump won a number of rural counties whose economies depend heavily on certain goods, such as agricultural products, that are included in China’s retaliatory tariffs

 「2016年の大統領選でトランプに投票したような地域は、米中貿易戦争のせいで、ヒラリークリントンに投票したような地域の2倍ほど悪影響を受けているとみられる。というのも、トランプは、農業が主たる産業となっている地域で選挙を勝ち抜き、そして、そうした農業が中国の報復の対象になっているからだ」

That observation is backed up by a study conducted by four academic researchers and released earlier this year. They found workers in “heavily Republican counties were the most negatively affected by the trade war.”

Trump’s base seems to be sticking by him when it comes to his stance toward China, but the views held by all Americans are more complex.

In September, only 42 percent of Americans said they thought the trade war with China was good for jobs, according to an Axios poll. But the percent of Americans’ who have a favorable view of China has also dropped significantly since the tariffs went into place.

Fear of the unknown

 「未知の恐怖」

In addition to the more immediate effects, a trade battle injects unpredictability into the economy that can cause many businesses to rethink their long-term investments.

 「短期的な悪影響に加えて、こうした貿易戦争は、経済の不透明性を増すことになるので、企業が長期的な投資に慎重になってしまうという影響がある」

“If these tariffs go into effect, that makes you uncertain,” said Gary Hufbauer, a senior fellow at the Peterson Institute for International Economics. “And if you’re a firm considering enlarging your relations with China, you could put that on ice for the time being.”

 「こうした関税が長く続くのであれば、不安となり、そして、貴方が中国との関係を拡大したいと考えている企業だったとしたら、計画を凍結するでしょう、とピーターソン国際経済研究所の研究員は言う」

If enough companies pull back on their expansion, that can make a dent in the growth of both U.S. businesses and China’s economy.

 「多くの企業が設備投資を思いとどまればで、米国及び中国の経済の成長率を押し下げてしまう」

That’s exactly what investors fear, said Hufbauer, a former deputy assistant secretary for international trade and investment policy at the U.S. Treasury Department.

The day after Trump announced his new tariffs threat, stocks plummeted. If Trump makes good on that threat, it’s likely Wall Street will see yet another sell-off.

On the other hand, other countries are benefiting from the U.S.-China trade dispute. Brazil has boosted its soybean production to make up for the soybeans China is not buying from the U.S. Other nations, such as Thailand and Malaysia, could also benefit if U.S. companies decide to purchase from them instead of China.

But so far, those larger effects are still hard to measure. No one is sure exactly how long the tariffs will be in place and are cautious about making any rash decisions that would be difficult to reverse.
   

 トランプを支持する一定数の国民がいることは承知しています。

 トランプが中国製品に対する関税を引き上げることを歓迎している訳です。

 でも、そのような人々が一番被害を受けているというのですから、哀れなものですね。




 アベシンゾウがトランプを支持しているというのであれば、アベシンゾウも関税を引き上げて、税収を増やせばいいのにと、皮肉の一つも言いたくなるという方、
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 米国が制裁関税を現在の10%から25%へ引き上げることを正式に通知したそうですね。

 では、中国はどのように応じるのか?

 日経の記事です。

 米通商代表部(USTR)は8日、2千億ドル(約22兆円)分の中国製品に対する制裁関税を10日に現在の10%から25%に引き上げると官報で正式に通知した。今後は通知を修正しない限り、家具や家電など約6千品目の輸入品を対象とした追加関税が上がる。これに対し、中国も対抗措置を取る方針を表明した。9日からの閣僚級協議に向け、米中の最終攻防が激しさを増している。

 米国側は米税関・国境取締局(CBP)が徴収する追加関税を、10日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)以降に10%から25%に引き上げると明記した。トランプ大統領が5日に表明したものを行政府として正式に実行に移した。

 米中は9〜10日の日程でワシントンで閣僚級協議を開く。米国の対中関税上げの対象は2018年9月に「第3弾」として発動した2千億ドル分への制裁関税。家電や家具など生活に身近な消費財が多く、経済に与える打撃は大きい。

一方 、中国商務省は8日夜に「もし米国が追加関税の措置を取るならば、中国は必要な反撃措置を取らざるを得ない」との声明を発表した。米国が関税を引き上げた場合、中国も米国製品600億ドル分への追加関税を引き上げるとみられる。


 トランプ大統領のシナリオはどうなっているのでしょうか?

 こうして中国が報復措置を取るかもしれないということを織り込んでいたのでしょうか?

 いずれにしても、トランプ流のやり方としては、ガツンと一発食らわせて交渉を有利に進めようということではないのでしょうか?

 それに、そうした作戦が巧くいかなくても、とにかく強い態度を相手国だけではなく、国民にも見せつけることによって、俺は頑張っているぞと示すことができ、そうなると支持率が上がる、と。

 でも…

 そうはいっても、さらに貿易戦争が激化すれば、輸入品の価格が上がることによって国民の生活は苦しくなってしまいますし、中国向けの輸出も大きく減少するので農家を含む輸出業者も困る、と。

 でしょう?

 但し、何度も言うように、ロシア疑惑などへの関心を薄める意味もあってこうした行動を取っている面もあるので、今後も強気の姿勢は続くとみておいた方がいいのではないでしょうか?

 そして、中国側も貿易戦争を激化させたくはないものの…

 トランプが強硬な措置を取るので反撃をしない訳にはいかない、と。



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 毎日新聞の記事です。

 米世論調査会社ギャラップは7日までに、トランプ大統領の支持率が46%となり、ギャラップによる大統領就任以来の調査で最高を記録したと発表した。調査期間は4月17〜30日。ロシア疑惑捜査報告書の公表を受けたトランプ政権による「勝利宣言」や、好調な経済が影響しているとみられる。

 共和党支持者の支持率は91%で、2018年11月の92%に次ぐ高さ。民主党支持者も過去最高だった17年4月と同じ12%が支持すると答えた。無党派層の支持率は37%。

 無党派層の支持率は37%。全米の成人1024人を対象に調査した。(共同)

 どう思います?

 アメリカ人の知的レベルの低さが表れている?

 それとも…

 私の第一印象としては、「信じられない!」「残念だ!」「どうなっとるんじゃ!」

 アベシンゾウの支持率が下がらないことに対する感想と大変似ています。

 いずれにしても、トランプ大統領の支持率が過去最高の46%にまで高まってきていることの解釈の仕方には注意が必要であると思います。

 というのは、46%という支持率は、トランプ大統領としては過去最高になった訳ですが、歴代の大統領と比べたらそれほど高いとは言えないからです。

 というよりも、支持率が50%を超えたことのないのはトランプ大統領だけなのだ、と。



 でも、ロシア疑惑の関係で議会で厳しい追及を受けているのにも拘わらず支持率が上がっているのが腑に落ちませんよね。

 米国の人々は、ロシア疑惑やトランプの嘘を何とも思わないのか、と。

 いずれにしても、トランプ大統領の支持率が上昇している最大の理由は、米国の景気がよくなっているからだと言われているのです。

 先日発表された4月の失業率3.6%というのは、49年ぶりの低さなのだ、と。

 日本と同じように、人手不足の状況になっているのだ、と。

 そして、実質経済成長率も3%を超え、さらに実質賃金が上昇している、と

 でも、それが事実だとすれば、今後景気が悪くなれば当然のことながらトランプの人気も落ちる筈。

 ということは、今噂されているように10日から中国製品の関税が25%に引き上げられるようなことになれば、やはり景気にブレーキをかけることは避けられないでしょう。

 株価も反応していますよね?

 つまり、トランプが強引なことをすればするほど景気に悪影響を与えて、トランプの支持率が落ちていく、と。

 それにしても…

 

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 原油価格が上がっていますが…

 何故だか分かりますか?

 米国がイラン産原油禁輸の猶予措置を撤廃すると発表したからですよね。

 中国、インド、トルコ、日本、韓国などは、例外的にイランから原油を輸入することが認められていた訳ですが、その例外措置を撤廃するのだ、と。

 日経によれば、「日本などは特例の継続を求めていたが、ポンペオ米国務長官は22日、5月2日に特例を打ち切ると発表。産油国ベネズエラも米国の経済制裁や停電で生産が急減しており、市場で供給不安が強まった」と報じています。

 ところで、米国とイランの関係ですが、先日、イランの精鋭部隊である革命防衛隊(IRGC)を国際テロ組織に指定したことをご存知でしょうか? アメリカが他国の軍隊をテロ組織に指定したのは初めてだと言われています。

 トランプ大統領が、イラン核合意離脱を昨年強行したのはご存知かと思うのですが、イランに対して次々と強硬な態度を取っていると言っていいでしょう。

 何故そこまでのことをするのか?

 朝日中高生新聞は、次のような解説記事を掲載しています(2018年6月24日)

 イラン核合意はオバマ前大統領が主導した最大のレガシー(政治的遺産)だ。イランが核開発を大幅に制限する見返りに、米欧が経済制裁を緩和する内容になっていた。イランが核兵器を手にすることを妨げた歴史的な外交成果とされる。
 トランプ氏は大統領選中からこの合意を「米国史上最悪のディール(取引)」と批判を繰り返してきた。
 オバマ氏のレガシーを全否定したい思いも透けて見える。また、トランプ氏の強硬姿勢の背景にはイランと敵対するイスラエルへの配慮もある。トランプ氏の支持者にイスラエル寄りの人々が多いためだ。
 トランプ氏がやり玉に挙げているのは、合意に▽イランの弾道ミサイル開発の規制が含まれていない▽核開発規制に最長15年の期限が設けられている▽中東地域での「悪行」を規制対象に入れていない、などだ。
 トランプ氏はこの点を合意の「欠陥」とし、修正した新たな合意を要求してきた。だが、新合意は簡単ではなく、トランプ氏は英仏などの説得にもかかわらず、「時間切れ」で離脱を決めた。トランプ氏にとっては、離脱によってイランに圧力をかけることで譲歩を引き出したい考えだ。
 だが、イランが核合意を守ってきたというのが国際的な共通認識だ。国際原子力機関(IAEA)も度々確認している。


 どうもトランプ大統領の対イラン政策は、相当選挙を意識したものだとしか思えないのです。

 欧州諸国などもイランの対応に厳しい批判の目を向けているのであればともかく、米国だけ突っ走っているとしか思えないのです。喜ぶのはイスラエルくらいなものではないでしょうか?

 それに、余りにもイランを追い詰めると、イランだって強硬な態度に出ないとも限らない。

 米国がイランの革命防衛隊をテロ組織として指定したことに対抗して、イランも米軍をテロ組織に指定したのです。

 テロ行為、テロ組織に対して、一般の人々は敏感に反応します。

 テロはどんなことがあっても許されないという思いがあるからです。

 ということは、トランプがイランの革命防衛隊を絶対の悪だ決めつけ、その上で、その絶対の悪を懲らしめるために米国がどのような行動に出ようともそれは許される、という理窟にしたいのではないでしょうか?

 いずれにしても、余りにもイランを追い詰めると戦争の可能性が大きくなってしまいます。

 むしろ、戦争が起きても構わないとすら考えているのではないかと、勘ぐりたくなってしまいます。


 愚かなことですよね。

 

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 突然ですが、以前、トランプ大統領が5月26日に国賓として日本を訪れ、我が国としては新天皇の即位後、最初に迎える国賓となるということが報じられていましたよね?

 2月22日の朝日の記事です。

 政府関係者によると、日米両政府はトランプ氏の来日日程を5月26〜28日で調整している。その1〜2カ月前に国賓として招待することを閣議決定する見通しだ。今年は中国の習近平(シーチンピン)国家主席を国賓として招待することも検討しているが、新天皇と会見する最初の国賓にはトランプ氏を招待することで米国重視を打ち出した。

 トランプ氏は新天皇との会見のほか、宮中晩餐(ばんさん)会にも臨む。日本政府は、首相とのゴルフや大相撲観戦なども検討している。

 首相のトランプ氏への厚遇ぶりは際立っている。

 
 で、私言いたいのですが…

 本当に国賓として招くの?

 もし、そうだとしたらバカじゃないのと言いたい!

 今、米国の政界がどのような状態になっているかを知らないのか、と。

 トランプは、嘘に嘘を重ね…

 余りにも嘘ばっかりだから、国民は少しも驚かない、と。

 最近の嘘はと言えば…

 冷酷な国土安全保障長官とみられていたニールセンに、親子引き離しの措置を強要したと
噂されていることに対し、そんなことはないと言ったり…

 それに、難民が米国にやってこないようにするためには法律違反など気にするなと部下たちに言っていたというではありませんか?

 で、本日は…

 毎日の記事です。

 「トランプ米大統領は11日、アサンジ容疑者が創設した内部告発サイト「ウィキリークス」を今でも好きかと記者団に問われ「ウィキリークスについて何も知らない。私は関係ない」と答えた。2016年大統領選中、民主党クリントン陣営のメールを暴露したウィキリークスを「大好きだ」と選挙集会などで公言していたが、手のひらを返した。

 トランプ氏は大統領選中にウィキリークスのメール暴露計画を事前に知っていた疑いが指摘されており、」


 こんな男を国賓として招くなんて、信じられません。

 トランプは、三権分立の考えを否定し、つまり、司法の判断など糞くらえという態度を取り、さらに部下たちには嘘を強要するだけでなく、違法なことまでしろと命じているのです。

 冷酷と言われたニールセン長官をクビにした理由は、ニールセンのやり方が生ぬるいとのトランプが感じたからなのです。

 先日も触れましたが、幾ら難民とはいえ平気で親子を引き離すトランプに、アベシンゾウは拉致された人が再び家族と会えるようにと頼んでいるのです。

 なんというブラックユーモア。

 まあ、トランプの方に来日する余裕がないかもしれませんが、国賓で招くなどという愚かなことはやってはいけません。


  トランプを今、国賓で招くなど、日本の恥だと思う方、怒りを込めてクリックをお願い致します。
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 米国のニールセン国土安全保障長官をご存知でしょうか?

 米国にやってくる中米の難民を食い止めるためトランプの手足として働いてきた女性です。

 日経の記事です。

 トランプ米大統領は7日、ニールセン国土安全保障長官が辞任するとツイッターで発表した。ニールセン氏は政権の最重要課題の一つである不法移民対策の指揮を執ってきたが、メキシコを経由した不法移民は減らず、トランプ氏による解任説が度々取り沙汰されてきた。トランプ氏は人事刷新を機に不法移民対策を強化するとみられる。

 (中略)

 ニールセン氏は7日夕、トランプ氏とホワイトハウスで面会した。米メディアによると、不法移民対策を議論する目的で面会したがトランプ氏から辞任を迫られたといい、事実上の解任との見方が出ている。一方で国土安保省内の人事をめぐり両氏が対立し、ニールセン氏が辞任を申し出たとの報道もある。

 
 次は、BBCの記事。

 ドナルド・トランプ米大統領が掲げるメキシコ国境対策の遂行を担ってきたキルステン・ニールセン国土安全保障長官が7日、辞任したことが明らかになった。

 ニールセン長官は、国土安全保障省での任務は「一生でも特に名誉」なことだったと述べた。

 トランプ大統領は7日にツイッターで、代行長官には税関・国境警備局のケヴィン・マカリーナン局長を指名する意向を表明した。

 ニールセン氏はこれまで、メキシコ国境の壁建設や移民の親と子どもを引き離して収容するなどの、国境対策強化の遂行を担ってきた。

(中略)

 ニールセン氏は、移民の子どもを金網で区切られた区画に収容するなど、民主党議員からの激しい非難や追及に直面しているトランプ大統領の強硬な国境政策を擁護していた。


 確かにトランプ大統領は、ニールセンの仕事ぶりに不満を持っていたのは事実のようです。

 しかし、ニールセンは可能な限りトランプ大統領の意向に沿うように努めた。

 決してニールセンがトランプのやり方に反発して辞任したようではないのです。

 では、ニールセンは何故トランプ大統領を満足させることができなかったのか?

 それは、トランプ大統領が、難民の流入を食い止めるためなら何でもしろ、違法なことであっても構わないと言うのに対して、ニールセンは、どんな冷酷なことでもするが法律を犯すことはできないと
いう立場であったからだと思うのです。

 具体的に言うと、トランプは、難民に立場に理解を示す裁判官に対して、そのような裁判官は不要だとまで公言し、そしてまた、難民の流入を食い止めるためには親子を引き離す措置を復活させろとまで言っていたと報じられています。

 私、その話を聞いて、あることを思い出してしまいました。

 北朝鮮に拉致された人々を連れ戻すためにトランプ大統領にお願いを繰り返す安倍総理のことです。

 拉致家族の人々をトランプ大統領に会わせたりもしました。

 しかし、そのトランプは、難民の流入を防ぐためとは言え、親子を引き離すような措置を平気で行ってきた男なのです。

 しかも、未だに再開ができない親子が多数存在し、再会を実現するためにあと2年ほどの時間が必要だとされています。

 トランプに拉致された人々の帰還をお願いするというのは、ブラックユーモアというか、本当にピントはずれなことだと思ってしまいました。

 そうではありませんか?


 安倍総理は、2回目の米朝首脳会談の後、「次は私自身が金正恩朝鮮労働党委員長と向き合わなければならない」と言ったものの、何もやっていないではないかと思う方、怒りを込めてクリックをお願い致します。
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 米朝首脳会談が決裂に終わり、日本でもアメリカでも、いや韓国や中国でも何故そうなったかに関心が集まっています。

 どう思いますか?

 その答えは、トランプ大統領が、何が何でも話し合いをまとめようという気持ちがなかったからだと思います。

 そう言うと、では、何故首脳会談(サミット)を開催したのか、おかしいのではないかとの反論があろうかと思います。わざわざベトナムにまで忙しい大統領が足を運ぶことはなかっただろう、と。何らかの合意を得て、そしてそれを文書にして調印する光景を世界に誇示するために大統領はベトナムまででかけたのではないか、と。

 確かに、最初はそうした目論見だったと思うのです。但し、それは真に朝鮮半島の非核化を進めることが目的であるというよりも、別の理由からと考えるべきなのです。

 もちろん、北朝鮮が譲歩して非核化が大きく前進する見込みがあったならば、それならそれで歓迎したでしょうが、そうでなくてもとにかく米朝首脳会談を実施し、それが世界的に大きく報じられればそれでよかったのです。

 つまり、そうなるとコーエン氏の議会証言のニュースが相対的に小さく扱われることになり、自分にとって都合がよい、と。

 しかし、トランプ大統領が思った以上に、米朝首脳会談のニュースよりもコーエン氏の議会証言のニュースが大きな関心を呼び…というか、トランプ大統領自身がそのニュースにくぎ付けになっていたと言っていいでしょう。

 そのニュースの影響を打ち消すためにはどうしたらいいのか?

 そこで、誰も予想しかなった結末を演出することが必要になったのです。

 記者団は、何らかの合意がなされ調印式が催されると予想していました。

 しかし、調印式どころか昼食までキャンセルされたものだから、皆、びっくりしゃっくり。

 これが大きなニュースにならない筈がありません。

 それに、そもそもボルトンやポンペーオなどは北朝鮮との合意に冷淡であったために、トランプ大統領にブレーキをかける役割を果たしたと思われます。

 こんないい加減な核施設廃棄の話に乗ってしまうと、米国内で批判に晒されるのは目に見えている、と。

 大統領の立場はさらに苦しくなってしまう、と。

 それに、そもそもトランプにとって北朝鮮の問題は大きな関心事ではなかったのです。

 メキシコとの国境に壁を建設するのは、選挙公約でもあり、またトランプの支持者も壁の建設を支持している訳ですが、北朝鮮と仲良くすることをどれだけの米国民が望んでいるか、と。

 米国民の多くにとっては、北朝鮮は依然として信じることができない存在なのです。

 そんな北朝鮮と仲良くするより、もっと厳しく対峙する大統領であって欲しい、と。

 つまり、一言で言うと、トランプのシナリオが狂った、と。

 そして、そもそも北朝鮮の言葉を全く信じていないボルトンたちにトランプが説得されただけだ、と。

 翻って我が国の政治情勢を考えてみると、安倍政権が一定の支持率を保っているのは、北朝鮮、韓国、中国がおかしな行動を取ればこそなのです。

 でしょう?

 北朝鮮がミサイルの発射をして、一番得をしたのは安倍政権だと考えられてきました。

 安倍総理の近辺で疑惑問題が発生したとき、また、北朝鮮にミサイル発射を要請したのではないかとまで言われていました。

 北朝鮮と米国の話し合いが決裂しても、安倍政権は痛くもかゆくもないどころか、その方が都合がいい面があるのです。
 
 コーエン氏は議会で、トランプという男は国のことなど少しも考えていない、全て自分の事業の発展にどれだけ役にたつかということだけだと言っていましたが、そうした観点で今回の米朝首脳会談についても考えてみることが肝要だと思うのです。

 

North Korea

北朝鮮

When President Obama left office, he warned Donald Trump that Kim Jong-un's nuclear threat would be his biggest challenge. Well, that and learning to read. But mostly the nuclear challenge.

オバマ大統領が政権の座を去るとき、金正恩の核の脅威がトランプ大統領の一番の難題になると警告した。しかし、多くの場合、核兵器というのは問題なのだ。

And after Trump's second summit with the North Korean snowman, it turns out Obama may have been right.

そして、北朝鮮の雪だるま男との2度目のサミットの後、オバマが言ったことが正しかったと判明する。

Breaking news. No deal. President Trump's high stakes nuclear talks with Kim Jong-un suddenly break down overnight. President Trump beginning an 8,000-mile journy home from Hanoi, empty-handed.

ニュース速報です。合意はなりませんでした。トランプ大統領の最大の関心事であった金正恩との核の話し合いが一夜にして突然決裂しました。トランプ大統領は8000マイルの岐路に手ぶらでついています。

Sometimes you have to walk, and this was just one of those times. 

ときには退席しなければならない場合もある。今がそのときだ。

No concessions, no deal, no final phto op. A closing ceremony scheduled to celebrate an agreement scrapped.

譲歩はなく、合意もなし。記念の撮影もなし。合意を祝う調印式もおじゃん。

Even lunch was canceled with the table already set.

準備されていた昼食会さえ、キャンセルになった。

Wow. You know something must have gone wrong when these two turn down lunch.

ひゃー、この二人が昼食を断るのは、なにか拙いことがあったに違いない。

Wow. Although, I bet after they left the room, Kim Jong-un came back, and he was like, "Uh, can I get this lunch to go, please?" "Tere's a lot of hungry people in my country, and  want to eat this in front of them, Yeah?"

ひゃー、しかし、金正恩は部屋を出るときこう言っただろう。このランチを持って帰ってもいいかい。国には多くのひもじい思いをしている人々がいる。そいつらの前でこれを食べるんだ。いいかい?

But yes, after months of anticipation, nuclear talks between the U.S. and North Korea have completely broken down. 

何か月もの間期待されていたものの、米国と北朝鮮の非核化の話し合いは完全におじゃんになった。

And I don't know about you, but I was shocked, because my boy Trump has been telling us that he and Kim Jon-un are good. And Imean.like, real good. 

そして、貴方がどう思っているかは知らないが、私はすごくショックだ。というのも、トランプは、彼と金正恩のなかは良好だと言っていたからだ。

I mean, we have a good chemistry together.Kim Jong-un. We have a great  Chairman Kim, we have a great chemistry. I like him. He likes me. The relationship is good. We go back and forth, and then we fell in love, okay? No,really. He wrotte me beautiful letters. And they're great letters. We fell in love.

金正恩とは本当に馬が合う。大変良い関係なのだ。彼のことが好きだし、彼も私のことが好きだ。関係は良好だ。行ったり来たりしている間に恋に落ちた。彼は私に手紙を書いてくれた。恋に落ちてしまった。

You see? You see? Trump and Kim fell in love. And I know that sounds weird, but when you think about it,Kim Jong-un is totally Donald Trump's type, right?

分かります?トランプとキムは恋に落ちただ。奇妙に聞こえるだろうが、金正恩はトランプのタイプなのだ

All of Trump's best relationships are with people who are half his age and don't speak English. It works.That's when the relationship be best.That's what I'm saying. And I'll be honest. I'll be honest. 

トランプと仲良く行くのは、年齢が彼の半分くらいで英語を喋らない人。それが巧く行くのだ。そのようなときに関係は最善となる。私は嘘は言わない。

When this summit started, it seemed like love was still in the air. 

今回のサミットがスタートしたとき、恋はまだまっさかりのように見えた。

The day started with the promise of a deal to get rid of the regime's nuclear weapons.

北朝鮮の核兵器を除去するということから話し合いが始まった。

President Trump and Kim Jong-un are really enjoing their alone time. The two leaders took a walk around the pool at the historic Metropole hotel.

トランプ大統領と金正恩は、彼らだけの時間を本当に楽しんでいた。二人は、歴史に残るホテルのプールの周りを散策した。

Kim, for the first time, took questions from the Western press.

キムは、初めて西側の記者からの質問に答えた。

Chairman Kim, are you ready to denuclearize?

金議長、非核化の用意があるのですか?

If I'm not willing to do that, I won't be here right now.

もし、その気がないのならば、ここに来ていないよ。

Oh, wow. That's right. Things were going so well that for the first time ever, Kim Jong-un took a question from the Western press. 

凄い。このようなことは初めてだ。金正恩が西側記者の質問に答えたのだ。

And he answered with swag. You heard him? Like, "Do you plan to do it?" He's like, " If I was's planning to doit, I wouldn't be here."

少し威張って答えた。聞きました? その計画があるのですか?もしそうでなければここにいない、と。

Yeah. That's amazing. That's progress. 'Cause, I mean, in North Korea when a reporter asks him a question, his response is usually, "Great question. "Feed him to the lion! "And then feed the lions to me. They wouldn't give me that lunch to go."

本当に凄い。大変な進歩。というのも、北朝鮮では記者が彼に質問すると、彼は普通、「良い質問だ、そいつをライオンに食わせろ」というのだから。そして、「そのライオンを自分の食事に出せ。持ち帰りはさせないだろうが」と。

So, if everything started out great, what turned their love affair sour?

つまり、全て順調に進んでいたが、何かがこの恋愛劇を冷え込ませた、と。

Well, it's the same thing that turns most relationships sour. They both just wanted different things.

まあ、普通の恋愛関係をダメにするものと同じことなのだ。両者が求めていたものが違っていた、と。

The U.S. was hoping for more concrete steps from Pyongyang towards a deal that is verifiable and enforceable. There was a fundamental disagreement. Kim Jong-un wants the crushing sanctions on his country lifted before dismantling his nuclear program. 

米国はもっと具体的な内容を望んだ、検証可能で実効性があるものを、と。つまり、根本的な意見の相違があった。金正恩は核開発を止める前に経済制裁の廃止を求めた。

Basially, they wanted the sanctions lifted in  their entirety, and we couldn't do that. They were willing to denuke a large portion of the areas that we wanted, but we couldn't give up all of the sanctions for that. 

基本的に彼らは制裁の全面的な撤回を求めたのだが、我々はそれに応じることはできなかった。彼らは我々が求めた地域にある施設の大部分の非核化には応じようとしたものの、我々は全面的な制裁の解除はできなかった。

Oh, man. So that's what happened. Kim wanted trump to give everything up, but before he did, Trump wanted gurantees in exchange.Classic relationship dilemma.

そうだったのだ!キムは自分が手放す前にトランプが全てを手放すことを望んだ。しかし、トランプは代りに保証を求めた、と。昔からある恋愛関係のジレンマだ。

Yeah. Trump was like, "Kim, if I'm gonna open my trade to you, then we need to make this official."

トランプがこう言う。キム、私の持っているものをあげるけど、その前に約束してくれ、と。

Kim was like, "Official? "Why we got to put labels on this, baby? "Huh? We have fun. Isn't that all that matters? Remember our trip to Singapore? Come on, man," 

そうするとキムが言う。約束?どうして? 私たち、楽しかったじゃないの?それだけで十分じゃないの? シンガポールへの旅を忘れたの、どうしたのよ、一体。

Donald was like," I know, " but It's just that people are saying "you're taking advangate of me. I'm always flying to you. You're never flying to me."

ドナルドが言う。皆が言うんだ。君が僕を騙している、と。僕はいつでも君のところに飛んでいっているけど、君から来ることはない。

He's like, "Donny, Donny,baby, I told you, man. "Once my economy takes off, I'll be flying to you all the time, man." 

だから、商売が順調にいくようになったら、自分の方からも飛んでいくから。

He's like, "I just don't understand why you won't let me check your nuclear sites."  

どうして君が核施設を見せないのか理解できないんだ。

He's like, "Oh, you don't trust me, man? "You don't trust me, Donny?  "I say there's no nukes, there's no nukes, man. You want check my sites? Fine, check the sites!"

私のことを信じてないのね。核施設などないと言ったでしょう?それでも見たいの?だったら見ればいいわ。

And Donald was like, "Okay. Thank..." 

分かってくれたんだね、ありがとう。

"No, you're not gonna check the sites! "There's no love without trust, Donny. That was a test. China was right about you.I'm out!"

ダメ、見ることはできないの。相手のことを信じることができななんて、愛がないわ。あれはテストだったの。中国が言ったことは正しかったわ。もう帰る。

And Donald was like, "No, Kim, wait."Kim! Kim! I need to build a wall around my heart."

キム、待ってくれ、キム、キム。私は心のなかに壁を建設する必要がある。

That's how it all went down. 

そうやって決裂したのだ。

And, now, even though Kim Jong-un made Trump fly to the other side of the world for nothing, Trump still believes that they can work thigs out.

そして、金正恩はトランプを地球の裏側まで手ぶらで戻らせた訳だが、トランプは、まだ合意を成功させることができると信じているのだ。

When we walked away, it was a...very friendly walk.We shook hands. We, uh... You know, there's a-- there's a warmth that we have. Now, I hope that stays. I think it will. I want to keep the relationship. We will keep the relationship.Uh, we'll see what happens over the next perid of time.

Aw, shame, Donald. This is so tough to watch, man. 'cause we've all--we've all been 
there. We really have all been there. You told your friends this was gonana work out.

And, despite the warnings, you still carried on.And now you're trying to save face, because you think everyone's judging you, which we totally are. But instead of dragging this out, Donald,I think it's time to accept that maybe, just maybe, Kim is just not that into you.



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