2022年10月31日
重賞回顧10/29(土)【G3アルテミスS2022】6番人気☆6番アリスヴェリテが逃げ粘るも3着惜敗
プロ野球日本シリーズ。
追込まれかけたオリックスが、その後4連勝で逆転し26年ぶりの日本一。実にドラマティックな試合が続き見応えたっぷり。ホームタウン札幌のファイターズファンな筆者だが、いち野球ファンとしてメチャクチャ面白かった。
来季2023年はファイターズが新球場エスコンフィールドで新たな船出。やっぱ野球は面白いぜ！
さて、話を競馬に戻そう。
秋のG１シーズン真っ只中。
まずは、2022年2歳牝馬重賞アルテミスS(G3)を振り返っておこう。
2022年10月29日（土曜） 4回東京8日11R
2歳OP牝 芝1,600m［晴・良］
アルテミスS（G3）☆結果
◎10番ラヴェル 1着(3番人気)
〇5番デインバランス 4着(2番人気)
▲3番リバティアイランド 2着(1番人気)
☆6番アリスヴェリテ 3着(6番人気)
△7番ミシシッピテソーロ 9着(5番人気)
【3連単� �6，10 ⇒6，10 ⇒3，5，7
（1，2着固定2頭軸6点）はずれ
【3連単�◆�3，5，7 ⇒6，10 ⇒6，10
（2，3着固定2頭軸6点）はずれ
【馬連】6 −3，5，10
（1頭軸流し3点）はずれ
事前の予想記事はありません、あしからず。
【ポイント】東京芝千六
��G3流れは平均的／SP持続力と瞬発力
近5年をみると、シェーングランツが優勝した2018年を除けば、千m通過は59〜60秒台が相場。NHKマイルカップなどのG1戦とは異なり、中間ラップが緩み概ねミドルスローペースの後傾ラップで、上がり3ハロンの瞬発力勝負になる傾向にある。
あとは、強力な逃げ馬がいるか？少頭数か多頭数か？など、道中のペースに及ぼす因子の判断は難しいが、G1ではなくとも2歳と言えども重賞は重賞。それなりにスピードの持続力が求められたうえに、上がりの脚も必要であることに違いはない。
��注目血統
SPの持続力に長けた、米国型ミスプロ系やノーザンD系の血が活性。NHKマイルカップなどの「タフな流れでより強調すべき」だが、G3でも展開次第では十分に実用的。緩い流れの上がり勝負ならDI産駒も得意だが、もうそれは…。
(1)カナロア産駒
米国型ミスプロ系：(複回収値100超)
(2)父または母父クロフネ・フレンチDなど
米国型ノーザンD系ViceRegentの血
(3)Danzig・デインヒルなど
米国型ノーザンD系の血(スピード持続)
【セレクション】
◎10番ラヴェル
キタサンB産駒でありながら切れる脚を持つ。母父は2歳戦に強いメジャーで、母母父フレンチD。新馬はゲートで出遅れ後方追走からコーナーで大外回す不利を跳ね返して差し切り勝ち。ゲートをまともに出れば突き抜ける力あり。ここでの活躍がクラシック戦へのステップである現状から、タフな流れが必至の将来を見据えると、少々タフな流れにも対応できる血統的な守備範囲の広さも魅力。新馬では決して仕上げない矢作厩舎が、主戦の愛弟子・坂井瑠星を配して臨むのだから上積み間違いなしで◎印。
〇5番デインバランス
近年アルテミスSで好走多数のエピファ産駒。母父はスピードの持続力に長けたFrankel。少頭数でスローペース濃厚だが、少しでも締まった流れになれば効いてくる。内包するSadler'sのクロスとデインヒルのクロスがどう作用するか？はこの先も非常に興味深い。新馬は好発から直線で長く良い脚を使い、新潟の瞬発力勝負に対応したのでココもこなせる。
▲3番リバティアイランド
新馬のパフォーマンスで化け物扱いされているドゥラメンテ産駒。2歳戦に強い中内田厩舎✕川田騎手のタッグで、ノーザンF・サンデーRとなれば鬼に金棒。圧倒的1番人気もうなづける。その新馬は、�…鏡笋淵好蹇璽據璽后椨∩宛緘�38.2-32.0秒でギャップ6.2秒＋��上がり10秒台3連発の31.4秒で、なかなかお目にかかれない数字。
しかし、冷静に見ると2〜5着馬の上がりも全て32秒台で馬場が異質というべきか。�，い�に少頭数と言えども同じ激ゆるの流れにはならないだろう事や、�⊇嵌�力に秀でた父であるものの個人的には血統的な魅力をそれほど感じない事を踏まえ、ココは疑ってかかる。圧倒的人気だからこそ配当妙味も考慮して、差し届かないシーンを想定した馬券で勝負！本当に化け物だったら圧勝まであると覚悟して印は▲。
☆6番アリスヴェリテ
筆者の馬券の肝。逃げ切りの難しい重賞で勝てないだろう事は理解しつつ、競馬の重心が後ろなだけに2着に粘り込むシーンを狙いたい。
ディープ系のキズナ産駒。母父Cozzeneで、母母系にはDanzigとFappianoを持ち、スピードの持続力は保証済み。デビューからの2戦は川田騎手でココの乗り替わりは痛いが、東京マイルに定評ある田辺騎手なら割引きは不要。
差し馬場の東京を考えるうえで、前走野路菊S(OP)2着の「逃げ」も影響してか？、10頭中6番人気とは随分とバカにされたものだ。前後半36.3-33.8秒でギャップ2.5秒の後傾ラップ、タフな中京を逃げて2着に敗れるも3着馬を6馬身突き放している。ココでも通用する力は十分でむしろ馬券妙味大。連絡みが叶えば、化け物が馬券に絡んでも配当は十分に見込める。よって惑星☆印を打ち、◎10番ラヴェルとの2頭軸で攻める。
●netkeiba.comのレース結果・払戻
◎10番ラヴェルは新馬に続きゲートで出遅れ後方から。〇5番デインバランスは抜群のスタートも控えて好位。☆6番アリスヴェリテは発馬まずまずも、二の足で無理なくハナへ出てマイペースの逃げ。▲3番リバティアイランドはこれらの直後から馬群の中団を追走。
千m通過60.0秒フラット、ほぼ標準的な平均ペース。前後半35.8-33.8秒でギャップ2.0秒の後傾ラップ。コーナー部残り600辺りから各馬が始動。逃げる☆6番アリスヴェリテは追い出しを待って直線を向いてから徐々に促す。残り400過ぎ、▲3番リバティアイランドは馬群を捌けず追い出しに手間取る中、後方にいた◎10番ラヴェルが外から一気に加速。残り200で、逃げ粘る☆6番アリスヴェリテを射程に入れ、狙い通り◎☆2頭の追い比べ。
「そのままぁ！そのまま来ーい！」
「瑠星、田辺、そのまま来い」
このまま2頭が雪崩れ込めば、馬連＆3連単のダブル的中でウハウハ確定。必然大音量の激アツSHOUT発動！
「川田来るな！来るな！来るなーっ！！！」
「田辺残せ！残せ！残せ！残せーっ！！！」
しかしG前、無情にも川田騎乗の化け物にクビ差交わされ、☆6番アリスヴェリテ田辺は健闘虚しく3着。
「あ゛あ゛…、要らん事すんなや川田！」
「マジ、引くわ！！」
うまく乗ったんだから仕方なしも、トホホが過ぎる。この瞬間、筆者厳選のクリーンヒット候補だった馬券は紙くずと化した。2頭軸マルチ3連単の抜け目で決まるオチ。1，3着付けは購入を見送り、惑星☆6番からの馬連流しに振り向けたので持ち合わせていないのだ。もちろん馬連も消失。オリックスに微笑んだ神様、俺には居なかった。
事後報告だけに言い訳じみてしまうが、ファーストインプレッションの前日予想はシンプル。△7番ミシシッピなんて見向きもせず。
◎10番 ⇒〇5番，▲3番，☆6番の3連単1着固定6点のみ。これが正解だったかぁ、ん〜考えすぎた。
ポール際の大飛球(ファール)は打てるが、今週もまたまた「惜しい！」止まり。
悔しい闘いが続き鬱憤が溜まる秋のG１シーズン。
かなり良いセン行っているんだけどなぁ。。。
オリックスのような逆襲の連勝を・・・信じるのみ！精進
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追込まれかけたオリックスが、その後4連勝で逆転し26年ぶりの日本一。実にドラマティックな試合が続き見応えたっぷり。ホームタウン札幌のファイターズファンな筆者だが、いち野球ファンとしてメチャクチャ面白かった。
来季2023年はファイターズが新球場エスコンフィールドで新たな船出。やっぱ野球は面白いぜ！
さて、話を競馬に戻そう。
秋のG１シーズン真っ只中。
まずは、2022年2歳牝馬重賞アルテミスS(G3)を振り返っておこう。
2022年10月29日（土曜） 4回東京8日11R
2歳OP牝 芝1,600m［晴・良］
アルテミスS（G3）☆結果
◎10番ラヴェル 1着(3番人気)
〇5番デインバランス 4着(2番人気)
▲3番リバティアイランド 2着(1番人気)
☆6番アリスヴェリテ 3着(6番人気)
△7番ミシシッピテソーロ 9着(5番人気)
【3連単� �6，10 ⇒6，10 ⇒3，5，7
（1，2着固定2頭軸6点）はずれ
【3連単�◆�3，5，7 ⇒6，10 ⇒6，10
（2，3着固定2頭軸6点）はずれ
【馬連】6 −3，5，10
（1頭軸流し3点）はずれ
事前の予想記事はありません、あしからず。
【ポイント】東京芝千六
��G3流れは平均的／SP持続力と瞬発力
近5年をみると、シェーングランツが優勝した2018年を除けば、千m通過は59〜60秒台が相場。NHKマイルカップなどのG1戦とは異なり、中間ラップが緩み概ねミドルスローペースの後傾ラップで、上がり3ハロンの瞬発力勝負になる傾向にある。
あとは、強力な逃げ馬がいるか？少頭数か多頭数か？など、道中のペースに及ぼす因子の判断は難しいが、G1ではなくとも2歳と言えども重賞は重賞。それなりにスピードの持続力が求められたうえに、上がりの脚も必要であることに違いはない。
��注目血統
SPの持続力に長けた、米国型ミスプロ系やノーザンD系の血が活性。NHKマイルカップなどの「タフな流れでより強調すべき」だが、G3でも展開次第では十分に実用的。緩い流れの上がり勝負ならDI産駒も得意だが、もうそれは…。
(1)カナロア産駒
米国型ミスプロ系：(複回収値100超)
(2)父または母父クロフネ・フレンチDなど
米国型ノーザンD系ViceRegentの血
(3)Danzig・デインヒルなど
米国型ノーザンD系の血(スピード持続)
【セレクション】
◎10番ラヴェル
キタサンB産駒でありながら切れる脚を持つ。母父は2歳戦に強いメジャーで、母母父フレンチD。新馬はゲートで出遅れ後方追走からコーナーで大外回す不利を跳ね返して差し切り勝ち。ゲートをまともに出れば突き抜ける力あり。ここでの活躍がクラシック戦へのステップである現状から、タフな流れが必至の将来を見据えると、少々タフな流れにも対応できる血統的な守備範囲の広さも魅力。新馬では決して仕上げない矢作厩舎が、主戦の愛弟子・坂井瑠星を配して臨むのだから上積み間違いなしで◎印。
〇5番デインバランス
近年アルテミスSで好走多数のエピファ産駒。母父はスピードの持続力に長けたFrankel。少頭数でスローペース濃厚だが、少しでも締まった流れになれば効いてくる。内包するSadler'sのクロスとデインヒルのクロスがどう作用するか？はこの先も非常に興味深い。新馬は好発から直線で長く良い脚を使い、新潟の瞬発力勝負に対応したのでココもこなせる。
▲3番リバティアイランド
新馬のパフォーマンスで化け物扱いされているドゥラメンテ産駒。2歳戦に強い中内田厩舎✕川田騎手のタッグで、ノーザンF・サンデーRとなれば鬼に金棒。圧倒的1番人気もうなづける。その新馬は、�…鏡笋淵好蹇璽據璽后椨∩宛緘�38.2-32.0秒でギャップ6.2秒＋��上がり10秒台3連発の31.4秒で、なかなかお目にかかれない数字。
しかし、冷静に見ると2〜5着馬の上がりも全て32秒台で馬場が異質というべきか。�，い�に少頭数と言えども同じ激ゆるの流れにはならないだろう事や、�⊇嵌�力に秀でた父であるものの個人的には血統的な魅力をそれほど感じない事を踏まえ、ココは疑ってかかる。圧倒的人気だからこそ配当妙味も考慮して、差し届かないシーンを想定した馬券で勝負！本当に化け物だったら圧勝まであると覚悟して印は▲。
☆6番アリスヴェリテ
筆者の馬券の肝。逃げ切りの難しい重賞で勝てないだろう事は理解しつつ、競馬の重心が後ろなだけに2着に粘り込むシーンを狙いたい。
ディープ系のキズナ産駒。母父Cozzeneで、母母系にはDanzigとFappianoを持ち、スピードの持続力は保証済み。デビューからの2戦は川田騎手でココの乗り替わりは痛いが、東京マイルに定評ある田辺騎手なら割引きは不要。
差し馬場の東京を考えるうえで、前走野路菊S(OP)2着の「逃げ」も影響してか？、10頭中6番人気とは随分とバカにされたものだ。前後半36.3-33.8秒でギャップ2.5秒の後傾ラップ、タフな中京を逃げて2着に敗れるも3着馬を6馬身突き放している。ココでも通用する力は十分でむしろ馬券妙味大。連絡みが叶えば、化け物が馬券に絡んでも配当は十分に見込める。よって惑星☆印を打ち、◎10番ラヴェルとの2頭軸で攻める。
●netkeiba.comのレース結果・払戻
◎10番ラヴェルは新馬に続きゲートで出遅れ後方から。〇5番デインバランスは抜群のスタートも控えて好位。☆6番アリスヴェリテは発馬まずまずも、二の足で無理なくハナへ出てマイペースの逃げ。▲3番リバティアイランドはこれらの直後から馬群の中団を追走。
千m通過60.0秒フラット、ほぼ標準的な平均ペース。前後半35.8-33.8秒でギャップ2.0秒の後傾ラップ。コーナー部残り600辺りから各馬が始動。逃げる☆6番アリスヴェリテは追い出しを待って直線を向いてから徐々に促す。残り400過ぎ、▲3番リバティアイランドは馬群を捌けず追い出しに手間取る中、後方にいた◎10番ラヴェルが外から一気に加速。残り200で、逃げ粘る☆6番アリスヴェリテを射程に入れ、狙い通り◎☆2頭の追い比べ。
「そのままぁ！そのまま来ーい！」
「瑠星、田辺、そのまま来い」
このまま2頭が雪崩れ込めば、馬連＆3連単のダブル的中でウハウハ確定。必然大音量の激アツSHOUT発動！
「川田来るな！来るな！来るなーっ！！！」
「田辺残せ！残せ！残せ！残せーっ！！！」
しかしG前、無情にも川田騎乗の化け物にクビ差交わされ、☆6番アリスヴェリテ田辺は健闘虚しく3着。
「あ゛あ゛…、要らん事すんなや川田！」
「マジ、引くわ！！」
うまく乗ったんだから仕方なしも、トホホが過ぎる。この瞬間、筆者厳選のクリーンヒット候補だった馬券は紙くずと化した。2頭軸マルチ3連単の抜け目で決まるオチ。1，3着付けは購入を見送り、惑星☆6番からの馬連流しに振り向けたので持ち合わせていないのだ。もちろん馬連も消失。オリックスに微笑んだ神様、俺には居なかった。
事後報告だけに言い訳じみてしまうが、ファーストインプレッションの前日予想はシンプル。△7番ミシシッピなんて見向きもせず。
◎10番 ⇒〇5番，▲3番，☆6番の3連単1着固定6点のみ。これが正解だったかぁ、ん〜考えすぎた。
ポール際の大飛球(ファール)は打てるが、今週もまたまた「惜しい！」止まり。
悔しい闘いが続き鬱憤が溜まる秋のG１シーズン。
かなり良いセン行っているんだけどなぁ。。。
オリックスのような逆襲の連勝を・・・信じるのみ！精進
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