2009年08月12日
【傾向分析】第44回北九州記念（G3）
過去5年北九州記念の傾向を探りたいのですが、該当データは2006〜2008年の過去3年分のみ。よって、過去3年北九州記念の傾向を探ります。
北九州記念（G3）過去3年成績（抜粋）
＜第44回北九州記念（G3）の傾向＞
以下「500万下以上のデータ」とは、2004年1月〜2009年6月1週の小倉芝1200m戦のうち、500万下以上全620頭のデータのこと。6月2週目以降についてはデータ更新していませんので、各自補足してご利用ください。
【前走】1000万組も通用可能
過去3年複勝圏9頭の前走別内訳は、次のとおり。
・CBC賞（G2）組 2頭
・アイビスSD（G3）組 1頭
・北九州短距離（OP、1600万［2007年から］）組 3頭
・1000万特別組 3頭
前走クラスはそれほど気にする必要はなく、1000万を勝ったばかりの格上挑戦でも、複勝圏なら十分通用する。
格よりも勢いを大切にしたい。
北九州記念（G3）過去3年成績（抜粋）
＜第44回北九州記念（G3）の傾向＞
以下「500万下以上のデータ」とは、2004年1月〜2009年6月1週の小倉芝1200m戦のうち、500万下以上全620頭のデータのこと。6月2週目以降についてはデータ更新していませんので、各自補足してご利用ください。
【前走】1000万組も通用可能
過去3年複勝圏9頭の前走別内訳は、次のとおり。
・CBC賞（G2）組 2頭
・アイビスSD（G3）組 1頭
・北九州短距離（OP、1600万［2007年から］）組 3頭
・1000万特別組 3頭
前走クラスはそれほど気にする必要はなく、1000万を勝ったばかりの格上挑戦でも、複勝圏なら十分通用する。
格よりも勢いを大切にしたい。
【枠順】決めてかからない方が･･･
過去3年複勝圏9頭の枠順別内訳は、あえて取り上げるならば、連対馬6頭中4頭が2,3枠ということくらい。データ数が限られており、これ以外に特筆すべき傾向はない。
また、500万下以上のデータによる枠順別複勝圏割合は、6〜8枠の合計が48％（296／620頭）で、内枠よりは外枠有利の傾向。
【人気】人気馬の過信禁物
過去3年複勝圏9頭の人気別内訳は、複勝圏9頭中1番人気は昨年優勝したスリープレスナイトただ1頭。データ数が限られるとは言え、良績とは言いがたい。
一方、2006、2007年は二桁人気が優勝しており、昨年こそ人気上位で決着したが、まだまだ波乱含みと考えて狙いたい。
過去3年の平均配当は、馬連1万7,000円弱、馬単4万7,000円強、3連複6万2,000円弱、3連単57万円強。これは2007年の大波乱が平均値を大きく押し上げており、あまり参考にはならないが、当面は「荒れる短距離重賞」という認識で良いのではないだろうか？
また、500万下以上のデータによる人気別複勝圏割合をみると、二桁人気が12％（73／620頭）で、短距離戦としては特筆するほどではないが、やや波乱含みの傾向。
【性別・年齢】4歳勢中心
過去3年複勝圏9頭の性別別内訳は、牝馬4頭、牡馬5頭で互角。
過去3年複勝圏9頭の年齢別内訳は、4歳7頭、6歳2頭、これ以外は0頭。完全に4歳馬が中心で、6歳馬2頭はいずれも連対を果たしている。
【脚質】先行・差し中心
過去3年複勝圏9頭の脚質別内訳（逃げ−先行−差し−追込）は、0−4−4−1。平坦小回りと言えども、スピードだけで逃げ切るのは至難の業。4角中団からで十分差し届く計算。
また、500万下以上のデータによる脚質別複勝圏割合は、逃げ14％（88頭）、先行44％（273頭）、差し33％（206頭）、追込8％（52頭）で、やはり先行・差しが圧倒的中心勢力。
【ラップ・適性】必至の消耗戦
過去3年のラスト4ハロンのレースラップは、概ね「10秒後半−11秒前半−11秒中盤−11秒後半から12秒中盤」の経過をたどる。
2歳戦や下級条件に時折見られるようなラップ短縮（加速）はなく、いわゆる消耗戦の要素が強い。
直線の瞬発力だけで勝ち負けするのは苦しいが、上記レースラップを差し切る（勝ち負けする）馬自身は、コーナーから直線にかけて多少のラップ短縮（加速）があるはず。消耗戦で好走歴のある馬を探そう。
【血統】Halo系＞MP系、ND系
過去3年複勝圏9頭の血統別内訳は、SSを含むHalo系が4頭、ND系とミスプロ系がそれぞれ2頭。小倉芝1200mで多くの勝利を挙げるナスルーラ系のサクラバクシンオーは僅か1頭。
また、500万下以上のデータによる血統別複勝圏割合をみると、サクラバクシンオーは500万下、1000万下など下級条件や2歳戦に好走が集中。
古馬の1600万以上、OPとなれば、タイキシャトルなどSSを含むHalo系の方が好走の確率は高い。
ミスプロ系ならマイネルラヴがかなりやれるし、ND系ならやはりフレンチデピュティ。Halo系なら瞬発力タイプの多いSSやタキオンは、人気薄を狙った方が妙味あり。
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過去3年複勝圏9頭の枠順別内訳は、あえて取り上げるならば、連対馬6頭中4頭が2,3枠ということくらい。データ数が限られており、これ以外に特筆すべき傾向はない。
また、500万下以上のデータによる枠順別複勝圏割合は、6〜8枠の合計が48％（296／620頭）で、内枠よりは外枠有利の傾向。
【人気】人気馬の過信禁物
過去3年複勝圏9頭の人気別内訳は、複勝圏9頭中1番人気は昨年優勝したスリープレスナイトただ1頭。データ数が限られるとは言え、良績とは言いがたい。
一方、2006、2007年は二桁人気が優勝しており、昨年こそ人気上位で決着したが、まだまだ波乱含みと考えて狙いたい。
過去3年の平均配当は、馬連1万7,000円弱、馬単4万7,000円強、3連複6万2,000円弱、3連単57万円強。これは2007年の大波乱が平均値を大きく押し上げており、あまり参考にはならないが、当面は「荒れる短距離重賞」という認識で良いのではないだろうか？
また、500万下以上のデータによる人気別複勝圏割合をみると、二桁人気が12％（73／620頭）で、短距離戦としては特筆するほどではないが、やや波乱含みの傾向。
【性別・年齢】4歳勢中心
過去3年複勝圏9頭の性別別内訳は、牝馬4頭、牡馬5頭で互角。
過去3年複勝圏9頭の年齢別内訳は、4歳7頭、6歳2頭、これ以外は0頭。完全に4歳馬が中心で、6歳馬2頭はいずれも連対を果たしている。
【脚質】先行・差し中心
過去3年複勝圏9頭の脚質別内訳（逃げ−先行−差し−追込）は、0−4−4−1。平坦小回りと言えども、スピードだけで逃げ切るのは至難の業。4角中団からで十分差し届く計算。
また、500万下以上のデータによる脚質別複勝圏割合は、逃げ14％（88頭）、先行44％（273頭）、差し33％（206頭）、追込8％（52頭）で、やはり先行・差しが圧倒的中心勢力。
【ラップ・適性】必至の消耗戦
過去3年のラスト4ハロンのレースラップは、概ね「10秒後半−11秒前半−11秒中盤−11秒後半から12秒中盤」の経過をたどる。
2歳戦や下級条件に時折見られるようなラップ短縮（加速）はなく、いわゆる消耗戦の要素が強い。
直線の瞬発力だけで勝ち負けするのは苦しいが、上記レースラップを差し切る（勝ち負けする）馬自身は、コーナーから直線にかけて多少のラップ短縮（加速）があるはず。消耗戦で好走歴のある馬を探そう。
【血統】Halo系＞MP系、ND系
過去3年複勝圏9頭の血統別内訳は、SSを含むHalo系が4頭、ND系とミスプロ系がそれぞれ2頭。小倉芝1200mで多くの勝利を挙げるナスルーラ系のサクラバクシンオーは僅か1頭。
また、500万下以上のデータによる血統別複勝圏割合をみると、サクラバクシンオーは500万下、1000万下など下級条件や2歳戦に好走が集中。
古馬の1600万以上、OPとなれば、タイキシャトルなどSSを含むHalo系の方が好走の確率は高い。
ミスプロ系ならマイネルラヴがかなりやれるし、ND系ならやはりフレンチデピュティ。Halo系なら瞬発力タイプの多いSSやタキオンは、人気薄を狙った方が妙味あり。
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4. 北九州記念(09年)展望その2 [ 血統適性blog ] 2009年08月14日 13:42
【北九州記念】展望その2
展望その1はこちら
過去3年の北九州記念の血統データです。
『北九州記念の血統傾向』
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過去3年の成績から傾向を復習します。
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